歯周病(重度と思われる)治療について

相談者: nansyuさん (46歳:男性)
投稿日時:2013-11-21 12:49:46
こんにちは。

以前も質問させていただいたものですが、現在歯周病治療(重度と思われる)をしております。

ほとんどの歯が動揺しており、下は右1.2.3、左1.2.3.4の7本、右5.6.7の3本、左4.5.6.7の4本、上は右の1、左の1-4までの5本、ワイヤーで固定し、何とか硬いもの以外で食事ができる状態です。

病院での今後の治療として、咬合調整をし仮歯を入れる(約30万円)
その後、上下共3ブロックに分けてつなぎのクラウンなどで固定する予定です。(セラミック保険適用の物によって金額は違います。)

選択肢として、この咬合調整をせずにクラウンなどで固定する方法と、骨の量をみて何本か抜歯し、インプラントを何本か入れていく方法があるとのことですが、年齢的にまだインプラントをしないほうがいいのではとのことでした。(今後骨の形状が変わっていく可能性があるとのこと)

この咬合調整をしたほうがいいとのことなのですが、金額もかかるため本当にしたほうがいいのかお伺いしたく、相談させていただきました。

よろしくお願いします。 


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2013-11-21 13:03:08
歯周病の原因は、プラーク内の細菌です。

プラークコントロール無しにどんな歯周病治療も成功しません。

固定や咬合調整は治療の本筋では有りません。

オーソドックスな治療を受けられた方が良いと思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-11-21 13:15:55
nansyu さん、今日は。

クラウンを連結して固定する場合、まず、歯周病が治っていることが前提です。

歯周病が治らずに、あるいは、治っていないから連結すると言うような治療をすると、将来もっと大きな問題を起こすことにもなりかねません。

まずは、歯周病がちゃんと治っているのかを確認された方が良いでしょう。


歯周病が治っているという前提で、クラウンをかぶせて連結する場合、出来るだけ神経はとらない方が良いでしょう。
ただし神経をとらないで、連結固定を行おうとすると、多少の審美性を損なうかもしれません。


>その後上下共3ブロックに分けてつなぎのクラウンなどで固定する予定です。

症例にもよりますが、すべてをつなげた方が予後が良いこともあります。(特に上の歯では)
ただしすべてをつなげると、治療の難易度が相当高くなるので、先生や歯科技工士の相当高い技術レベルが必要になります。


>(セラミック保険適用の物によって金額は違います。)

動揺のある歯に行う連結固定は、永久固定と言って保険適用にはなりません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: nansyuさん
返信日時:2013-11-21 13:35:18
細見先生、小牧先生、さっそくお返事いただきありがとうございます。

書き損じており申し訳ございませんが、歯周病治療歯石取りは何度か行っています。)、歯茎のはれもだいぶ引いてきているのですが、完全に歯周病が治っているかは確認していません。

歯石をとって歯茎が引き締まったうえで、咬合調整をしてからクラウンなどをしたほうがよろしいでしょうか?

何度も同じ質問で申し訳ございません。

よろしくお願いします。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-11-21 21:52:04
nansyu さん、こんばんは。

歯茎のはれもだいぶ引いてきているのですが、完全に歯周病が治っているかは確認していません。

全ての修復処置に先立ち、この辺りを最優先させることをお勧めします。

ご自身で判断なさらず、徹底的な改善をしていただいてください。

もちろん、再発防止の為、定期的に診続けていただいてくださいね。


咬合調整をしてからクラウンなどをしたほうがよろしいでしょうか?

咬合調整と称して安易に歯を削るのは、出来れば避けた方が良いかと思います。

日々、TCHを意識した生活を送ってみませんか。

参考⇒TCH、歯列接触癖




タイトル 歯周病(重度と思われる)治療について
質問者 nansyuさん
地域 非公開
年齢 46歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯がグラグラする
歯周病(歯槽膿漏)治療
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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