審美的に差し歯にしたらヒビで抜歯になった
相談者:
コーヒー豆さん (35歳:男性)
投稿日時:2013-12-04 20:08:14
回答1
杉原歯科クリニック(杉並区・上高井戸)の杉原です。
回答日時:2013-12-04 21:33:47
>差し歯にして1年も経たないうちにフィステルができ抜歯になってしまった原因は何でしょうか?
神経を取る治療をした時点で破折は始まっているとも言われています。
強い力がかからなくても、神経を取ったら破折のリスクがあると思ってください。
>前歯を強審美的に差し歯にしたのですがしない方が良かったかなと思っています。
結果論なので分かりません。
差し歯にしなくても破折は起こったかもしれません。
ご参考まで・・・
神経を取る治療をした時点で破折は始まっているとも言われています。
強い力がかからなくても、神経を取ったら破折のリスクがあると思ってください。
>前歯を強審美的に差し歯にしたのですがしない方が良かったかなと思っています。
結果論なので分かりません。
差し歯にしなくても破折は起こったかもしれません。
ご参考まで・・・
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2013-12-05 08:41:24
ご相談ありがとうございます。
>差し歯にして1年も経たないうちにフィステルができ抜歯になってしまった原因は何でしょうか?
抜歯してヒビを確認したということであれば、ヒビは原因といえます。
ではなぜヒビが入ったかといえば、強く噛まないように気を使っていても自然にヒビが入ることがあります。
それは歯の神経を取るからです。
神経の治療にはデメリットが必ずつきまといますが、いくら注意深く正しく神経を取ったとしても、神経の治療をしたその行為だけで歯の根にヒビが入ることがあるのは、神経の治療の専門では常識だからです。
さらに差し歯を作る時には、また根の中の穴を削りますが、この時は神経の治療の時よりもヒビの入るリスクは格段に高まりますし、もっと大きなダメージとなり得ます。
もし注意深くない治療であれば、ヒビやら割れ目やら起きてしまうことは避けられないはずです。
つまり差し歯を選んだ初めの時から抜歯のリスクを背負っていただけであり、きれいにする目的だけの治療でそのリスクを避ける予防の治療をしていなければ、単にいつ抜歯するかというだけの暗黙の必然的な前提であったのかもしれません。
使い方の問題もありますが、それは遥かに小さい二の次の問題です。
何しろ歯は噛むためにあるのですから、見た目だけで使わないことは健康に役立つはずがありません。
>審美的に差し歯にしたのですがしない方が良かったかなと思っています。
きれいにしたいというご希望が、差し歯で叶えらえたのであれば良かったのではないでしょうか。
次はもし抜けた後をきれいにしたければ、また人工的な歯できれいにしたいご希望が叶うかもしれません。
ただしもし今度はブリッジにするのであれば、両隣を同じ運命に引きずり込む可能性が高まります。
でも大丈夫です。
そうなれば、また両側も抜いて人工的にきれいな歯に変えることができるからです。
今の若さで既に1本失ったことは、非常に早すぎますから、同じくり返しをすれば大きな入れ歯や総入れ歯に変わる可能性も出てきます。
ただ総入れ歯になれば全体できれいになりますし、もう抜歯は終わります。
それでいいのでしょうか?
きれいになるだけがご希望でしょうか?
私個人的には、きれいになり、かつ自然な歯を一生残すほうが、長い目で見れば一番問題が出ない用心になると考えています。
でも、きれいにする、一生歯を残す、という二つの治療を同時にしなければならない面倒な手間ひまがかかります。
今回のことで何かを学び、今だけではなく、将来も少し考えてみても良いのではないでしょうか。
>差し歯にして1年も経たないうちにフィステルができ抜歯になってしまった原因は何でしょうか?
抜歯してヒビを確認したということであれば、ヒビは原因といえます。
ではなぜヒビが入ったかといえば、強く噛まないように気を使っていても自然にヒビが入ることがあります。
それは歯の神経を取るからです。
神経の治療にはデメリットが必ずつきまといますが、いくら注意深く正しく神経を取ったとしても、神経の治療をしたその行為だけで歯の根にヒビが入ることがあるのは、神経の治療の専門では常識だからです。
さらに差し歯を作る時には、また根の中の穴を削りますが、この時は神経の治療の時よりもヒビの入るリスクは格段に高まりますし、もっと大きなダメージとなり得ます。
もし注意深くない治療であれば、ヒビやら割れ目やら起きてしまうことは避けられないはずです。
つまり差し歯を選んだ初めの時から抜歯のリスクを背負っていただけであり、きれいにする目的だけの治療でそのリスクを避ける予防の治療をしていなければ、単にいつ抜歯するかというだけの暗黙の必然的な前提であったのかもしれません。
使い方の問題もありますが、それは遥かに小さい二の次の問題です。
何しろ歯は噛むためにあるのですから、見た目だけで使わないことは健康に役立つはずがありません。
>審美的に差し歯にしたのですがしない方が良かったかなと思っています。
きれいにしたいというご希望が、差し歯で叶えらえたのであれば良かったのではないでしょうか。
次はもし抜けた後をきれいにしたければ、また人工的な歯できれいにしたいご希望が叶うかもしれません。
ただしもし今度はブリッジにするのであれば、両隣を同じ運命に引きずり込む可能性が高まります。
でも大丈夫です。
そうなれば、また両側も抜いて人工的にきれいな歯に変えることができるからです。
今の若さで既に1本失ったことは、非常に早すぎますから、同じくり返しをすれば大きな入れ歯や総入れ歯に変わる可能性も出てきます。
ただ総入れ歯になれば全体できれいになりますし、もう抜歯は終わります。
それでいいのでしょうか?
きれいになるだけがご希望でしょうか?
私個人的には、きれいになり、かつ自然な歯を一生残すほうが、長い目で見れば一番問題が出ない用心になると考えています。
でも、きれいにする、一生歯を残す、という二つの治療を同時にしなければならない面倒な手間ひまがかかります。
今回のことで何かを学び、今だけではなく、将来も少し考えてみても良いのではないでしょうか。
相談者からの返信
相談者:
コーヒー豆さん
返信日時:2013-12-05 21:39:44
杉原先生 さがら先生
ありがとうございます。差し歯にする時にもう少し知識があればよかったなと後悔しております。
同じ繰り返しをしないように今後は慎重に考えます。
インプラントにしようかと思いますが、もう少し年齢的に経ってからの方が良いかなと思います。
歯並びが悪かったので差し歯にしましたが、もう後戻りできないのでどうするか悩んでおります。
まずブリッジにしてそれでダメならインプラントが良いかなと思います。
>きれいになり、かつ自然な歯を一生残すほうが、長い目で見れば一番問題が出ない用心になると考えています。
自然な歯を残すにはやはりブリッジの方が良いのでしょうか?
失敗しないためにどうするか考えています。
ありがとうございます。差し歯にする時にもう少し知識があればよかったなと後悔しております。
同じ繰り返しをしないように今後は慎重に考えます。
インプラントにしようかと思いますが、もう少し年齢的に経ってからの方が良いかなと思います。
歯並びが悪かったので差し歯にしましたが、もう後戻りできないのでどうするか悩んでおります。
まずブリッジにしてそれでダメならインプラントが良いかなと思います。
>きれいになり、かつ自然な歯を一生残すほうが、長い目で見れば一番問題が出ない用心になると考えています。
自然な歯を残すにはやはりブリッジの方が良いのでしょうか?
失敗しないためにどうするか考えています。
回答3
タイトル | 審美的に差し歯にしたらヒビで抜歯になった |
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質問者 | コーヒー豆さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 35歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯のひび割れ、破折で抜く予定 クラウン(差し歯・被せ)その他 審美歯科治療(人工の歯) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。