歯ぎしりの治療法は?
相談者:
沙蘭さん (14歳:女性)
投稿日時:2013-12-26 08:06:57
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2013-12-26 08:15:11
>治療法としては、マウスピースしかないのでしょうか?
マウスピースでは歯ぎしりは治りません、マウスピースは歯ぎしりで起こる弊害(歯のすり減り等)を予防するために使います。
>私は、寒いときに歯を食いしばる癖があるので、それが原因かとも
普段でも何処か歯列の一部でも接触(食い縛りにならない程度の力でも)していないでしょうか。
もしそうならTCHを気にされてはどうでしょうか。
マウスピースでは歯ぎしりは治りません、マウスピースは歯ぎしりで起こる弊害(歯のすり減り等)を予防するために使います。
>私は、寒いときに歯を食いしばる癖があるので、それが原因かとも
普段でも何処か歯列の一部でも接触(食い縛りにならない程度の力でも)していないでしょうか。
もしそうならTCHを気にされてはどうでしょうか。
回答2
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2013-12-26 08:57:20
>治療法としては、マウスピースしかないのでしょうか?
精神安定剤の投与等の薬物療法もありますが、長期投与はあまり現実的ではないように思います。
それからこういった質問がでるとTCHという話が必ずと言っていいほど出てきますが、TCHを食いしばりと別個にあつかうという概念は一般的に認められているものではありません。
それを治療に応用することは保険適応外となり、現時点ではいわゆる民間療法と評価するのが妥当かと思います。
精神安定剤の投与等の薬物療法もありますが、長期投与はあまり現実的ではないように思います。
それからこういった質問がでるとTCHという話が必ずと言っていいほど出てきますが、TCHを食いしばりと別個にあつかうという概念は一般的に認められているものではありません。
それを治療に応用することは保険適応外となり、現時点ではいわゆる民間療法と評価するのが妥当かと思います。
相談者からの返信
相談者:
沙蘭さん
返信日時:2013-12-26 09:02:23
細見先生、森川先生
お忙しいなか、答えてくださりありがとうございます。
お忙しいなか、答えてくださりありがとうございます。
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2013-12-26 10:27:10
>治療法としては、マウスピースしかないのでしょうか?
細見先生と同意見です。
歯ぎしりはマウスピースでは治りません。
(とりあえず歯ぎしりによる力から歯や顎を守っているだけで、根本的な解決にはなりません)
TCHがあると歯ぎしりや食い縛りが強くなるように思えます。
とりあえずTCHを意識して生活される事をお勧めいたします。
参考:TCH、歯列接触癖
細見先生と同意見です。
歯ぎしりはマウスピースでは治りません。
(とりあえず歯ぎしりによる力から歯や顎を守っているだけで、根本的な解決にはなりません)
TCHがあると歯ぎしりや食い縛りが強くなるように思えます。
とりあえずTCHを意識して生活される事をお勧めいたします。
参考:TCH、歯列接触癖
相談者からの返信
相談者:
沙蘭さん
返信日時:2013-12-26 10:39:52
回答4
杉原歯科クリニック(杉並区・上高井戸)の杉原です。
回答日時:2013-12-26 10:52:56
>TCHと顎関節症は関係がありますか?
TCHは顎関節症治療の過程で発見された概念で、原因の一つだと考えられています。
TCHをコントロールすることで症状が改善される可能性はあると思います。
ただ、TCHをコントロールしても睡眠時のハギシリやクイシバリが完全に無くなるとは限りませんので、マウスピースを使用することもあります。
ご参考まで・・・
TCHは顎関節症治療の過程で発見された概念で、原因の一つだと考えられています。
TCHをコントロールすることで症状が改善される可能性はあると思います。
ただ、TCHをコントロールしても睡眠時のハギシリやクイシバリが完全に無くなるとは限りませんので、マウスピースを使用することもあります。
ご参考まで・・・
回答5
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2013-12-26 10:53:50
>TCHと顎関節症は関係がありますか?
TCHと言う概念を提唱されたのは東京医科歯科大学顎関節治療部の木野先生です。
(と、慈恵会医科大学の杉崎先生)
もともと顎関節治療の中で出てきた考え方なので、大いに関係があると思います。
回答3に書いた参考ページを読んでみてくださいね。
TCHと言う概念を提唱されたのは東京医科歯科大学顎関節治療部の木野先生です。
(と、慈恵会医科大学の杉崎先生)
もともと顎関節治療の中で出てきた考え方なので、大いに関係があると思います。
回答3に書いた参考ページを読んでみてくださいね。
相談者からの返信
相談者:
沙蘭さん
返信日時:2013-12-26 11:10:06
先生がたのおかげですっきりしました。
回答してくださり、ありがとうございました!
回答してくださり、ありがとうございました!
タイトル | 歯ぎしりの治療法は? |
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質問者 | 沙蘭さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 14歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 歯軋り(歯ぎしり) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。