左下5・3・2・1番欠損、ブリッジの再治療の場合の設計
相談者:
cheppさん (49歳:男性)
投稿日時:2014-01-08 16:14:47
今回は下顎のブリッジのことで御相談したいことがあります。
私は22年程前の運転中の事故で顔面多発骨折をし、前方の歯を多く失っております
事故後、左下1、2、3番を失い、当初は入れ歯をしていましたが、見た目の理由等でブリッジにしました。
左5、3、2、1の4本が欠損した左6番から右3番までの長いブリッジです。
(左5番はもともと生えてこなかった)
その後、15年前くらいに一度作り直しましたが、5年程前に右3番が虫歯になり、右3番を切り離しましたので、数日前までは左6番から右2番までのブリッジになっていました。
しかし、この正月中に左6番が悪化し、これも切り離し、現在は左5番から右2番までのブリッジになっています。
(左6番は現在根幹治療中)
私の希望は、15年も作り変えていないブリッジなので自覚症状は無くとも中で傷みがあると思いますので、この際、左6番から右2番までのブリッジを新たに作り直したいです。
しかし、かかりつけの先生は
「今安定しているブリッジならできるだけ作り直さない方が良い。
左6番を切り離しても、それ以外の歯だけでも大丈夫でしょう。
もし、問題が出れば、その時にブリッジを作り直したら良い」
とのご意見です。
私としては、あまりにも少な過ぎる支柱数のブリッジで問題の出ない訳は無いと思っています。
問題が出る前に最初から左6番を含めた右2番までのブリッジに作り直した方が良いのでは無いかと思います。
(それでも支柱が少な過ぎるので右3番も支柱にしたいのはやまやまなのですが、右3番は最終的には抜歯となり、2年程前にインプラントにしました。
ブリッジを作る場合、インプラント歯と天然歯の混合では作れないと聞いたことがありますので、右3番はブリッジには使えませんよね。)
左6番から右2番までのブリッジでも支柱が足りないのは理解しており、良くないこととはわかっているのですが、左5番から右2番までのブリッジよりはマシではないかと思っています。
(左5番も無いので左5番はぶら下りでついているだけで、7本中支柱が3本しかないブリッジということになっています)
それで、かかりつけ医がしてくれないようであれば、していただける他院に転院して作り直してもらおうか悩んでいます。
歯が抜け過ぎていてとてもややこしい説明になって申し訳ありません。
整理しますと
・左下5番から右2番(失歯5、3、2、1)までの現状ブリッジのままにするか
・左下6番から右2番(失歯5、3、2、1)までのブリッジに作り直すか
どちらがベターかという質問です。
将来的にどうしようもなくなった場合はインプラントも考えていますが、金銭的な問題等で今は考えていません。
とりあえず、5年から10年間もってくれたら良いと考えています。
左6番を今のかかりつけ医で治療完成してもらい、様子を数カ月見てからブリッジの作り直しでもいいのかとも考えたのですが、そうすると完了した6番冠をまた削って外すことになり、歯の体積がまた減ってしまう等ダメージも心配です。
それとも、作り直す場合のダメージは気にする程大きくないのでしょうか?
ダメージが少ないなら、かかりつけ医で今の6番の治療を完了された方が角が立たずに他院でブリッジをつくり直せるようにも思います。
もちろん、そのままで作り直さずとも調子良ければ良いのでしょうが、調子良く数年続くことができるとは思えません。
(重要な支柱となる左4番も根幹治療済で神経ありません)
先生方、お忙しいところ申し訳ありませんが、アドバイスいただければ幸いです。
私は22年程前の運転中の事故で顔面多発骨折をし、前方の歯を多く失っております
事故後、左下1、2、3番を失い、当初は入れ歯をしていましたが、見た目の理由等でブリッジにしました。
左5、3、2、1の4本が欠損した左6番から右3番までの長いブリッジです。
(左5番はもともと生えてこなかった)
その後、15年前くらいに一度作り直しましたが、5年程前に右3番が虫歯になり、右3番を切り離しましたので、数日前までは左6番から右2番までのブリッジになっていました。
しかし、この正月中に左6番が悪化し、これも切り離し、現在は左5番から右2番までのブリッジになっています。
(左6番は現在根幹治療中)
私の希望は、15年も作り変えていないブリッジなので自覚症状は無くとも中で傷みがあると思いますので、この際、左6番から右2番までのブリッジを新たに作り直したいです。
しかし、かかりつけの先生は
「今安定しているブリッジならできるだけ作り直さない方が良い。
左6番を切り離しても、それ以外の歯だけでも大丈夫でしょう。
もし、問題が出れば、その時にブリッジを作り直したら良い」
とのご意見です。
私としては、あまりにも少な過ぎる支柱数のブリッジで問題の出ない訳は無いと思っています。
問題が出る前に最初から左6番を含めた右2番までのブリッジに作り直した方が良いのでは無いかと思います。
(それでも支柱が少な過ぎるので右3番も支柱にしたいのはやまやまなのですが、右3番は最終的には抜歯となり、2年程前にインプラントにしました。
ブリッジを作る場合、インプラント歯と天然歯の混合では作れないと聞いたことがありますので、右3番はブリッジには使えませんよね。)
左6番から右2番までのブリッジでも支柱が足りないのは理解しており、良くないこととはわかっているのですが、左5番から右2番までのブリッジよりはマシではないかと思っています。
(左5番も無いので左5番はぶら下りでついているだけで、7本中支柱が3本しかないブリッジということになっています)
それで、かかりつけ医がしてくれないようであれば、していただける他院に転院して作り直してもらおうか悩んでいます。
歯が抜け過ぎていてとてもややこしい説明になって申し訳ありません。
整理しますと
・左下5番から右2番(失歯5、3、2、1)までの現状ブリッジのままにするか
・左下6番から右2番(失歯5、3、2、1)までのブリッジに作り直すか
どちらがベターかという質問です。
将来的にどうしようもなくなった場合はインプラントも考えていますが、金銭的な問題等で今は考えていません。
とりあえず、5年から10年間もってくれたら良いと考えています。
左6番を今のかかりつけ医で治療完成してもらい、様子を数カ月見てからブリッジの作り直しでもいいのかとも考えたのですが、そうすると完了した6番冠をまた削って外すことになり、歯の体積がまた減ってしまう等ダメージも心配です。
それとも、作り直す場合のダメージは気にする程大きくないのでしょうか?
ダメージが少ないなら、かかりつけ医で今の6番の治療を完了された方が角が立たずに他院でブリッジをつくり直せるようにも思います。
もちろん、そのままで作り直さずとも調子良ければ良いのでしょうが、調子良く数年続くことができるとは思えません。
(重要な支柱となる左4番も根幹治療済で神経ありません)
先生方、お忙しいところ申し訳ありませんが、アドバイスいただければ幸いです。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2014-01-08 17:11:35
元々下顎のBA@123C5Eブリッジのトラブルと云う事でしょうか。
ブリッジを御希望の様ですが、本来この設計には無理が有ります。
本来なら取り外し式の義歯、固定性の補綴を御希望ならインプラントしか有りません。
御参考になさってください。
ブリッジを御希望の様ですが、本来この設計には無理が有ります。
本来なら取り外し式の義歯、固定性の補綴を御希望ならインプラントしか有りません。
御参考になさってください。
相談者からの返信
相談者:
cheppさん
返信日時:2014-01-08 22:02:29
細見先生、早速の御回答あがとうございます。
元々は「下顎のBA@123C5E」のブリッジです。
こういう書き方があったのですね。
こう書くとわかりやすかったですね。
本来このようなブリッジにしないことを承知の上で、どちらがまだましか知りたいのですが・・・。
それと、今後のためにも知っておきたいのですが、基本的には、安定しているブリッジは何年経っていたとしても外して作り直しはしない方がいいのでしょうか?
そっとしておいた方が良いのでしょうか?
元々は「下顎のBA@123C5E」のブリッジです。
こういう書き方があったのですね。
こう書くとわかりやすかったですね。
本来このようなブリッジにしないことを承知の上で、どちらがまだましか知りたいのですが・・・。
それと、今後のためにも知っておきたいのですが、基本的には、安定しているブリッジは何年経っていたとしても外して作り直しはしない方がいいのでしょうか?
そっとしておいた方が良いのでしょうか?
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2014-01-09 00:30:15
>基本的には、安定しているブリッジは何年経っていたとしても外して作り直しはしない方がいいのでしょうか?
>そっとしておいた方が良いのでしょうか?
状況によりますが診察してみないことには判断いたしかねます。
>そっとしておいた方が良いのでしょうか?
状況によりますが診察してみないことには判断いたしかねます。
回答3
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2014-01-09 11:02:05
cheppさん、今日は。
まず、現在の治療は保険治療でしょうか、自費治療でしょうか?
1番から3番まで3本欠損のブリッジは、健康保険の対象にはなりません。
自費治療となります。
最初のブリッジを装着してから、7年で作り替えになってしまった(理由はわかりませんが)。
次のブリッジも、cheppさんは、15年持ったといわれますが、10年で虫歯の為に3番を再治療したということは、ブリッジとしては10年しか持たなかった。
さらに虫歯の進行には数年かかりますので、進行の始まりを考えますと、2回目のブリッジも、治療としては5年程度で失敗したということになります。
このような大きなブリッジは難易度が高く、高いレベルの技術が必要になります。
レベルの高い治療を行わないと、今回のようにたった10数年で、虫歯や再治療で、大きく歯の質を失うことになってしまいます。
現在おかかりの先生が、再治療を勧められない理由を、私なりに推測してみると、いくつかの可能性があります。
1)残っているブリッジを外す際に、余分に歯質を削ってしまい、再治療するメリットがない。
2)既に他の歯も中で悪くなっている可能性があり、外してみたら、再度ブリッジで、治療することが不可能の可能性が僅かでもある。
3)前のブリッジも10年もたたないうちに悪くなってしまい、さらに以前より条件が悪くなった状態でブリッジをやり直しても、持ちはさらに短くなってしまい、責任が負えないから。
4)技術的に難しく、ご自身では満足のいく治療が出来ないと判断されたから。
5)その他
色々な理由が予測されますが、ブリッジを治療しなおさないで、3本の支台歯で7本を支えるにしても、ブリッジを治療歯にしても、かなり無理があるように思います。
おそらく確実にどちらが良いのかを、性格に判断することは不可能でしょう。
最終的には、ご自身の判断となるでしょう。
余談ですが、6番をひとまずかぶせて、他院でブリッジにする場合、6番のかぶせものが自費でご自身が費用を負担した上で、外してブリッジにされるのならかまわないのですが、保険治療で、6番をかぶせて、その後外すと、保健医療費の無駄遣いになりますので、おやめ下さい。
それに、治療した歯を、悪くもないのにすぐに他院で外すのは、治療していただいた先生に大変失礼ではないかと思います(わからなければ良いというような問題ではないと思います)。
もし仮に、ブリッジの再生をご希望されるのなら、今おかかりの先生に相談され、今の先生にしていただけないようなら、6番をかぶせる前に、転院されることをお勧めします。
まず、現在の治療は保険治療でしょうか、自費治療でしょうか?
1番から3番まで3本欠損のブリッジは、健康保険の対象にはなりません。
自費治療となります。
最初のブリッジを装着してから、7年で作り替えになってしまった(理由はわかりませんが)。
次のブリッジも、cheppさんは、15年持ったといわれますが、10年で虫歯の為に3番を再治療したということは、ブリッジとしては10年しか持たなかった。
さらに虫歯の進行には数年かかりますので、進行の始まりを考えますと、2回目のブリッジも、治療としては5年程度で失敗したということになります。
このような大きなブリッジは難易度が高く、高いレベルの技術が必要になります。
レベルの高い治療を行わないと、今回のようにたった10数年で、虫歯や再治療で、大きく歯の質を失うことになってしまいます。
現在おかかりの先生が、再治療を勧められない理由を、私なりに推測してみると、いくつかの可能性があります。
1)残っているブリッジを外す際に、余分に歯質を削ってしまい、再治療するメリットがない。
2)既に他の歯も中で悪くなっている可能性があり、外してみたら、再度ブリッジで、治療することが不可能の可能性が僅かでもある。
3)前のブリッジも10年もたたないうちに悪くなってしまい、さらに以前より条件が悪くなった状態でブリッジをやり直しても、持ちはさらに短くなってしまい、責任が負えないから。
4)技術的に難しく、ご自身では満足のいく治療が出来ないと判断されたから。
5)その他
色々な理由が予測されますが、ブリッジを治療しなおさないで、3本の支台歯で7本を支えるにしても、ブリッジを治療歯にしても、かなり無理があるように思います。
おそらく確実にどちらが良いのかを、性格に判断することは不可能でしょう。
最終的には、ご自身の判断となるでしょう。
余談ですが、6番をひとまずかぶせて、他院でブリッジにする場合、6番のかぶせものが自費でご自身が費用を負担した上で、外してブリッジにされるのならかまわないのですが、保険治療で、6番をかぶせて、その後外すと、保健医療費の無駄遣いになりますので、おやめ下さい。
それに、治療した歯を、悪くもないのにすぐに他院で外すのは、治療していただいた先生に大変失礼ではないかと思います(わからなければ良いというような問題ではないと思います)。
もし仮に、ブリッジの再生をご希望されるのなら、今おかかりの先生に相談され、今の先生にしていただけないようなら、6番をかぶせる前に、転院されることをお勧めします。
タイトル | 左下5・3・2・1番欠損、ブリッジの再治療の場合の設計 |
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質問者 | cheppさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 49歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | ブリッジ治療法 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。