セラミックより歯質の切削量が少ないハイブリッドセラミックが歯によい?
相談者:
むぎちゃさん (30歳:女性)
投稿日時:2014-01-18 08:58:12
保険の銀歯を入れてる場合なんですが、白いものにしようとするとき、セラミックだとハイブリットセラミックよりもさらに歯を削ると聞きました。
いくら長持ちするとか言われているセラミックであっても歯を多めに削るのであれば、少しでも歯を残せるハイブリットセラミックのほうが歯にとっては良いのではないですか?
そこまでするメリットがセラミックにはあるのかどうか、逆にそこまでしないとハイブリットセラミックでは色々問題があるという事なら、ハイブリットセラミックの存在意味は値段だけでしょうか?
いくら長持ちするとか言われているセラミックであっても歯を多めに削るのであれば、少しでも歯を残せるハイブリットセラミックのほうが歯にとっては良いのではないですか?
そこまでするメリットがセラミックにはあるのかどうか、逆にそこまでしないとハイブリットセラミックでは色々問題があるという事なら、ハイブリットセラミックの存在意味は値段だけでしょうか?
[過去のご相談]
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2014-01-18 09:39:33
回答2
M Dental Office(品川区東五反田)の三留です。
回答日時:2014-01-18 09:47:14
おはようございます。
>歯を多めに削るのであれば、少しでも歯を残せるハイブリットセラミックのほうが歯にとっては良いのではないですか?
自分は削除量にあまり差を設けていませんが、もし仮に差があったとしても即抜歯などに直結はしないと思います。
>セラミックはよく割れると言われてますけど、多く削った弊害なんじゃないですか?
歯の削除量と関連している可能性は低いと思います。
少ないクリアランスや噛み合わせ、製作上の行程に問題があることが多いと思います。
>なるべく削らないと言われている時代に逆行する治療はどうなんでしょうか?
イメージとしては必要最小限の削除量と思っていただいていいと思います。
様々な原因で失われた歯質は何らかの材料で補填した方が更なる虫歯の拡大を防いだり、清掃性を向上させることが出来ると思います。
また運悪く欠損してしまった場合にはインプラントや入れ歯などなるべく歯を削らない方法もあります。
歯を削りたくて無用に削っているわけではないですからね。
参考になさってください。
>歯を多めに削るのであれば、少しでも歯を残せるハイブリットセラミックのほうが歯にとっては良いのではないですか?
自分は削除量にあまり差を設けていませんが、もし仮に差があったとしても即抜歯などに直結はしないと思います。
>セラミックはよく割れると言われてますけど、多く削った弊害なんじゃないですか?
歯の削除量と関連している可能性は低いと思います。
少ないクリアランスや噛み合わせ、製作上の行程に問題があることが多いと思います。
>なるべく削らないと言われている時代に逆行する治療はどうなんでしょうか?
イメージとしては必要最小限の削除量と思っていただいていいと思います。
様々な原因で失われた歯質は何らかの材料で補填した方が更なる虫歯の拡大を防いだり、清掃性を向上させることが出来ると思います。
また運悪く欠損してしまった場合にはインプラントや入れ歯などなるべく歯を削らない方法もあります。
歯を削りたくて無用に削っているわけではないですからね。
参考になさってください。
回答3
水川歯科医院(荒川区東日暮里)の水川です。
回答日時:2014-01-18 10:02:12
むぎちゃ さんこんにちは
>少しでも歯を残せるハイブリットセラミックのほうが歯にとっては良いのではないですか?
歯を削る量を気にされるのであれば、金合金などで修復をすれば、削る量もセラミックなどに比べれば少なく済む可能性がありますよ。
既に、銀のものがかぶさっているというとなので部分的な詰め物(状態にもよりますが)から被せものにする場合などに比べれば今の状態からハイブリットやセラミックに変える際の削る用は少ないと思います。
>白いものにしようとするとき
こういったケースでは、削る量よりも審美的なプライオリティーが優先、または高くなりますから多少削る量が増えてしまうのは仕方の無いことかと思います。
繰り返しになりますが、削るのがいやであれば他の方法を選択されるのが良いと思います。
削らない、白い、長持ちするなど、すべての用件を満たすものはありません。
どこを優先してどこを多少犠牲にすするのかなど、修復方法の利点欠点をよく吟味されるのが良いと思います。
ご参考になれば
>少しでも歯を残せるハイブリットセラミックのほうが歯にとっては良いのではないですか?
歯を削る量を気にされるのであれば、金合金などで修復をすれば、削る量もセラミックなどに比べれば少なく済む可能性がありますよ。
既に、銀のものがかぶさっているというとなので部分的な詰め物(状態にもよりますが)から被せものにする場合などに比べれば今の状態からハイブリットやセラミックに変える際の削る用は少ないと思います。
>白いものにしようとするとき
こういったケースでは、削る量よりも審美的なプライオリティーが優先、または高くなりますから多少削る量が増えてしまうのは仕方の無いことかと思います。
繰り返しになりますが、削るのがいやであれば他の方法を選択されるのが良いと思います。
削らない、白い、長持ちするなど、すべての用件を満たすものはありません。
どこを優先してどこを多少犠牲にすするのかなど、修復方法の利点欠点をよく吟味されるのが良いと思います。
ご参考になれば
回答4
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2014-01-18 10:20:12
ご相談ありがとうございます。
銀歯の治療と言う事は、奥歯を考えておられると思います。
奥歯を白くする時に使う材料として考えると、どちらも削る量に差はそれほど無いと言われています。
特にセラミックのほうがハイブリットセラミックより多く削る必要はありません。
なお削る量は同じだとしても、奥歯は噛んでいる内にすり減りますが、ハイブリットセラミックのほうが柔らかくてとても速くすり減りますから、その分を考慮した計画ならば、ハイブリットセラミックのほうがあらかじめとてもたくさん削っておかないと下地の金属がすぐ見えてきて困る事になります。
また奥歯は噛み合わせの維持がとても重要な役目の一つですから、そんなに速くすり減る事で噛み合わせの安定が得られるかと考えると、奥歯には疑問のある材料です。
噛んでいる内にどんどんすり減ればその歯への負担は軽くなり、歯が長持ちする効果はあります。
力を受け止めなければいけない役目を逃げているから当然です。
奥歯の役目はしっかり力を受け止めて、他の歯を一生守る役目もありますから、その歯だけが逃げていく内に前歯も含めて他の歯が全部無理を被る事も知っておかれると良いと思います。
長期的には他の歯の異常が出やすい傾向があります。
>ハイブリットセラミックのほうが歯にとっては良いのではないですか?
したがって、結論は目先で比べればその歯には良いかもしれませんが、長期的にスリ減りを考慮してたくさん削るのであれば神経への影響が大きい事、他のは全部を危険にさらす事を考えると、長期的総合的にはすべてのは似よいとは言えないと個人的には考えています。
目先か、長期か、立場を決めてお決めになると良いと思います。
銀歯の治療と言う事は、奥歯を考えておられると思います。
奥歯を白くする時に使う材料として考えると、どちらも削る量に差はそれほど無いと言われています。
特にセラミックのほうがハイブリットセラミックより多く削る必要はありません。
なお削る量は同じだとしても、奥歯は噛んでいる内にすり減りますが、ハイブリットセラミックのほうが柔らかくてとても速くすり減りますから、その分を考慮した計画ならば、ハイブリットセラミックのほうがあらかじめとてもたくさん削っておかないと下地の金属がすぐ見えてきて困る事になります。
また奥歯は噛み合わせの維持がとても重要な役目の一つですから、そんなに速くすり減る事で噛み合わせの安定が得られるかと考えると、奥歯には疑問のある材料です。
噛んでいる内にどんどんすり減ればその歯への負担は軽くなり、歯が長持ちする効果はあります。
力を受け止めなければいけない役目を逃げているから当然です。
奥歯の役目はしっかり力を受け止めて、他の歯を一生守る役目もありますから、その歯だけが逃げていく内に前歯も含めて他の歯が全部無理を被る事も知っておかれると良いと思います。
長期的には他の歯の異常が出やすい傾向があります。
>ハイブリットセラミックのほうが歯にとっては良いのではないですか?
したがって、結論は目先で比べればその歯には良いかもしれませんが、長期的にスリ減りを考慮してたくさん削るのであれば神経への影響が大きい事、他のは全部を危険にさらす事を考えると、長期的総合的にはすべてのは似よいとは言えないと個人的には考えています。
目先か、長期か、立場を決めてお決めになると良いと思います。
相談者からの返信
相談者:
むぎちゃさん
返信日時:2014-01-18 12:53:59
タイトル | セラミックより歯質の切削量が少ないハイブリッドセラミックが歯によい? |
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質問者 | むぎちゃさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
ハイブリッドセラミッククラウン オールセラミック(陶器の被せ物) お勧めのクラウン(被せ物・差し歯) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。