歯根端切除せず、抗生物質でしのいでそのまま落ち着くことはある?
相談者:
リハビリ中さん (47歳:女性)
投稿日時:2014-01-17 19:19:28
前回、目鼻歯(右上外せないブリッジの4番歯根に膿あり。歯茎の膿はなし)の痛み、微熱でご相談していましたがその後耳鼻科や神経内科を受診し異常なく、痛みや熱はほぼ歯からだと予想される状態です。
抗生物質とロキソニンを1週間服用で痛み(微熱以外)はだいぶ和らいでいます
さて今回お聞きしたいのは歯根切除の時期です。
膿があるから即外科手術というのでなく、今回は抗生物質でしのげるならしのぎ定期的に様子を見ていく方が、歯を一生のものと考えた立場からではよいのではないかと知人の歯科関係者から言われました。
私はブリッジをしているので、もともと負荷が高く将来的に歯を失う可能性が高いのに、急いで歯根端切除で体にも歯にも負担をかけるのは慎重にすべきということです。
現在2週間後に歯根端切除の予約は入っていますがCTやレントゲンの画像診断のみで一度も私の口の中を見ていないということ、手術に対する詳細の説明がない(アニメのみ)こと、ゆえに質問する機会がなく聞けない雰囲気であることがいかにも外科的な流れ作業的だなと不安に思うところもありましたので知人の話を聞くと悩んでしまいました。
今回の痛みは歯根のう胞の急性期だと思いますが
・抗生物質などでそのまま落ち着いてしまうということはあるのですか(月・年単位で)
・その場合は手術は急がなくても痛くなってからでよいのですか
・歯茎に膿は出ていません。
歯根のみです。
この場合は手術は歯茎に膿があるより難しくなると聞きましたが本当ですか
また、歯茎に膿がないので手術の緊急度は低い?
・のう胞を放置すると脳に回ったり、骨が溶けて怖いのでは?
よろしくお願いします
抗生物質とロキソニンを1週間服用で痛み(微熱以外)はだいぶ和らいでいます
さて今回お聞きしたいのは歯根切除の時期です。
膿があるから即外科手術というのでなく、今回は抗生物質でしのげるならしのぎ定期的に様子を見ていく方が、歯を一生のものと考えた立場からではよいのではないかと知人の歯科関係者から言われました。
私はブリッジをしているので、もともと負荷が高く将来的に歯を失う可能性が高いのに、急いで歯根端切除で体にも歯にも負担をかけるのは慎重にすべきということです。
現在2週間後に歯根端切除の予約は入っていますがCTやレントゲンの画像診断のみで一度も私の口の中を見ていないということ、手術に対する詳細の説明がない(アニメのみ)こと、ゆえに質問する機会がなく聞けない雰囲気であることがいかにも外科的な流れ作業的だなと不安に思うところもありましたので知人の話を聞くと悩んでしまいました。
今回の痛みは歯根のう胞の急性期だと思いますが
・抗生物質などでそのまま落ち着いてしまうということはあるのですか(月・年単位で)
・その場合は手術は急がなくても痛くなってからでよいのですか
・歯茎に膿は出ていません。
歯根のみです。
この場合は手術は歯茎に膿があるより難しくなると聞きましたが本当ですか
また、歯茎に膿がないので手術の緊急度は低い?
・のう胞を放置すると脳に回ったり、骨が溶けて怖いのでは?
よろしくお願いします
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2014-01-17 19:23:20
リハビリ中 さん、こんにちは。
>抗生物質などでそのまま落ち着いてしまうということはあるのですか(月・年単位で)
一時的なものかと思います。
>手術は急がなくても痛くなってからでよいのですか
痛みが発現した時は、抜歯が相当になるかと思います。
>のう胞を放置すると脳に回ったり、骨が溶けて怖いのでは?
脳に回るかどうかは別として、周囲の骨が少しずつ溶けていくかもしれませんね。
>抗生物質などでそのまま落ち着いてしまうということはあるのですか(月・年単位で)
一時的なものかと思います。
>手術は急がなくても痛くなってからでよいのですか
痛みが発現した時は、抜歯が相当になるかと思います。
>のう胞を放置すると脳に回ったり、骨が溶けて怖いのでは?
脳に回るかどうかは別として、周囲の骨が少しずつ溶けていくかもしれませんね。
回答2
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2014-01-17 19:27:39
>膿があるから即外科手術というのでなく、今回は抗生物質でしのげるならしのぎ定期的に様子を見ていく方が、歯を一生のものと考えた立場からではよいのではないかと知人の歯科関係者から言われました。
とても歯科関係者の話とは思えません。
根尖病変に対して抗生剤は対症療法です。
根治的な治療では有りません。
>抗生物質などでそのまま落ち着いてしまうということはあるのですか(月・年単位で)
根尖に感染源が残っている以上けっしてなおりません。
>その場合は手術は急がなくても痛くなってからでよいのですか
1日2日以内にと云う事は有りませんが早めの方が良いと思います。
>この場合は手術は歯茎に膿があるより難しくなると聞きましたが本当ですか
>また、歯茎に膿がないので手術の緊急度は低い?
初耳です。
>のう胞を放置すると脳に回ったり、骨が溶けて怖いのでは?
脳に回る事は極稀ですが、骨は少しずつ溶けると思います。
とても歯科関係者の話とは思えません。
根尖病変に対して抗生剤は対症療法です。
根治的な治療では有りません。
>抗生物質などでそのまま落ち着いてしまうということはあるのですか(月・年単位で)
根尖に感染源が残っている以上けっしてなおりません。
>その場合は手術は急がなくても痛くなってからでよいのですか
1日2日以内にと云う事は有りませんが早めの方が良いと思います。
>この場合は手術は歯茎に膿があるより難しくなると聞きましたが本当ですか
>また、歯茎に膿がないので手術の緊急度は低い?
初耳です。
>のう胞を放置すると脳に回ったり、骨が溶けて怖いのでは?
脳に回る事は極稀ですが、骨は少しずつ溶けると思います。
回答3
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2014-01-17 19:32:56
こんにちは、
>今回は抗生物質でしのげるならしのぎ定期的に様子を見ていく方が、歯を一生のものと考えた立場からではよいのではないかと知人の歯科関係者から言われました。
それも1つの方法ですが、抗生剤には耐性菌というリスクがあり、歯1本の為に体に耐性菌が生まれてしまうと、もし大きな手術になった際などに抗生剤が使えず大変なことになるリスクは知って置かれたほうがいいですよ。
ただ、抗生剤には何系統か種類があるので系統を変えてその時には対応する方法もありますが、症状が出る度に抗生剤というのはあまりオススメできませんね^^;
>今回の痛みは歯根のう胞の急性期だと思いますが
小さな突っこみをしますが^^;
今の状態は嚢胞ではなく病変ですからね。
嚢胞と言うのは病理所見をして初めてその病名が付きます。
今のような状態のものであれば病変と表現します。
>抗生物質などでそのまま落ち着いてしまうということはあるのですか(月・年単位で)
一度腫れてもその後月単位で落ち着いているケースは多くありますが、原因の除去を行わない限りはいつかは同じようになります。
>・その場合は手術は急がなくても痛くなってからでよいのですか
痛みがあるような急性期には手術はできませんので、痛みが再発したらまた抗生剤などで落ち着ける必要があります。
>この場合は手術は歯茎に膿があるより難しくなると聞きましたが本当ですか
個人的には特に大きく難易度が変わるとは思っていませんが、この辺りのことは先生によって感覚が違うかもしれませんね。
>また、歯茎に膿がないので手術の緊急度は低い?
ガンではないので、そんなに急ぐ必要はありませんよ。
ただもし病変が本当にあれば、いつ同じようになるか分からない爆弾を抱えていることには変わりありません。
>・のう胞を放置すると脳に回ったり、骨が溶けて怖いのでは?
これはないですから安心してください。
手術になると先生毎に判断の時期は多少異なりますので担当の先生とよく話し合ってみてください。
おだいじに
>今回は抗生物質でしのげるならしのぎ定期的に様子を見ていく方が、歯を一生のものと考えた立場からではよいのではないかと知人の歯科関係者から言われました。
それも1つの方法ですが、抗生剤には耐性菌というリスクがあり、歯1本の為に体に耐性菌が生まれてしまうと、もし大きな手術になった際などに抗生剤が使えず大変なことになるリスクは知って置かれたほうがいいですよ。
ただ、抗生剤には何系統か種類があるので系統を変えてその時には対応する方法もありますが、症状が出る度に抗生剤というのはあまりオススメできませんね^^;
>今回の痛みは歯根のう胞の急性期だと思いますが
小さな突っこみをしますが^^;
今の状態は嚢胞ではなく病変ですからね。
嚢胞と言うのは病理所見をして初めてその病名が付きます。
今のような状態のものであれば病変と表現します。
>抗生物質などでそのまま落ち着いてしまうということはあるのですか(月・年単位で)
一度腫れてもその後月単位で落ち着いているケースは多くありますが、原因の除去を行わない限りはいつかは同じようになります。
>・その場合は手術は急がなくても痛くなってからでよいのですか
痛みがあるような急性期には手術はできませんので、痛みが再発したらまた抗生剤などで落ち着ける必要があります。
>この場合は手術は歯茎に膿があるより難しくなると聞きましたが本当ですか
個人的には特に大きく難易度が変わるとは思っていませんが、この辺りのことは先生によって感覚が違うかもしれませんね。
>また、歯茎に膿がないので手術の緊急度は低い?
ガンではないので、そんなに急ぐ必要はありませんよ。
ただもし病変が本当にあれば、いつ同じようになるか分からない爆弾を抱えていることには変わりありません。
>・のう胞を放置すると脳に回ったり、骨が溶けて怖いのでは?
これはないですから安心してください。
手術になると先生毎に判断の時期は多少異なりますので担当の先生とよく話し合ってみてください。
おだいじに
タイトル | 歯根端切除せず、抗生物質でしのいでそのまま落ち着くことはある? |
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質問者 | リハビリ中さん |
地域 | 兵庫 |
年齢 | 47歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 主婦 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 歯根端切除術 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。