歯科治療の銀の被せ物の安全性について
相談者:
ミキティさん (18歳:女性)
投稿日時:2014-02-08 14:33:11
銀のかぶせ物の銀は身体に悪い物質?があるらしく、変えたほうが良いと最近みました。
溶けて体に吸収されるみたいなことがかいてありました。
でもどこの歯科院だって今もきっと使用しているはずです。
そこで疑問なんですが、やはり変えた方がいいのでしょうか?
身体に毒なんですかね?
気になります。
良ければ回答お願いします。
あとただの質問になってしまうのですが、よろしいですか(^^;)
歯科助手は全くの未経験でも務まる仕事なんでしょうか。
こちらは答えなくてもかまいません、一応気になりましたので、載せました。
溶けて体に吸収されるみたいなことがかいてありました。
でもどこの歯科院だって今もきっと使用しているはずです。
そこで疑問なんですが、やはり変えた方がいいのでしょうか?
身体に毒なんですかね?
気になります。
良ければ回答お願いします。
あとただの質問になってしまうのですが、よろしいですか(^^;)
歯科助手は全くの未経験でも務まる仕事なんでしょうか。
こちらは答えなくてもかまいません、一応気になりましたので、載せました。
[過去のご相談]
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2014-02-08 16:02:33
他サイトですが、こちらを参考にされてみてはいかがでしょうか?
参考(パラジウムアレルギー)
http://www.icatgroup.com/allergy/006/post-22.php
参考サイトでも書かれているように
ドイツやスウェーデンでは、保健省が歯科業界に対して、「幼児及び妊婦に、銅を含有するパラジウム合金と、水銀・銀アマルガム合金を使用しない」という勧告を行ないました。
従って
>でもどこの歯科院だって今もきっと使用しているはずです。
「どこの歯科院だって」と書かれておりますが、正しくは「日本の保険医療機関では」ですね。
世界的に見れば使われない金属です。
1960年代に設置された歯科用金属規格委員会では、
「総医療費や日本の経済力からみて代用合金の使用もやむを得ないが、その際でも、金銀パラジウム合金をもって代用合金の許容限界とし、しかもできるだけ早い時期に金合金に移行すべきである。」
と報告しています。
しかし、50年以上経った現在でも日本の健康保険では金銀パラジウム合金は使用され続けています。
なので、自分の身内の治療には絶対に使用しません。
しかし、「すでに入っている銀歯を外して違うものに入れ替えるか?」と言われれば「ケースバイケース」と答えます。
銀歯を外す時に健康な歯を多かれ少なかれ削るからです。
「健康な歯を削る」と言うリスクと「入れ替えた方が良い」と言う利益のバランスを考える必要があると思います。
>歯科助手は全くの未経験でも務まる仕事なんでしょうか。
基本的には掃除や洗濯、洗いもの等から始まって、受付やアシスタント業務までを行う事になると思いますが、医院さんによって歯科助手の役割」は異なります。
器材の名称や扱い方など、半年くらいは勉強のつもりで努力されれば未経験でも充分に務まる仕事だと思います。
(違法な事をさせる歯科医院もあるようなので注意が必要ですが…)
参考(パラジウムアレルギー)
http://www.icatgroup.com/allergy/006/post-22.php
参考サイトでも書かれているように
ドイツやスウェーデンでは、保健省が歯科業界に対して、「幼児及び妊婦に、銅を含有するパラジウム合金と、水銀・銀アマルガム合金を使用しない」という勧告を行ないました。
従って
>でもどこの歯科院だって今もきっと使用しているはずです。
「どこの歯科院だって」と書かれておりますが、正しくは「日本の保険医療機関では」ですね。
世界的に見れば使われない金属です。
1960年代に設置された歯科用金属規格委員会では、
「総医療費や日本の経済力からみて代用合金の使用もやむを得ないが、その際でも、金銀パラジウム合金をもって代用合金の許容限界とし、しかもできるだけ早い時期に金合金に移行すべきである。」
と報告しています。
しかし、50年以上経った現在でも日本の健康保険では金銀パラジウム合金は使用され続けています。
なので、自分の身内の治療には絶対に使用しません。
しかし、「すでに入っている銀歯を外して違うものに入れ替えるか?」と言われれば「ケースバイケース」と答えます。
銀歯を外す時に健康な歯を多かれ少なかれ削るからです。
「健康な歯を削る」と言うリスクと「入れ替えた方が良い」と言う利益のバランスを考える必要があると思います。
>歯科助手は全くの未経験でも務まる仕事なんでしょうか。
基本的には掃除や洗濯、洗いもの等から始まって、受付やアシスタント業務までを行う事になると思いますが、医院さんによって歯科助手の役割」は異なります。
器材の名称や扱い方など、半年くらいは勉強のつもりで努力されれば未経験でも充分に務まる仕事だと思います。
(違法な事をさせる歯科医院もあるようなので注意が必要ですが…)
回答2
あらきデンタルクリニック(香川県坂出市)の荒木です。
回答日時:2014-02-08 16:08:23
考え方次第でしょうか。
例えば、ヨーロッパの方ではパラジウムは口腔内に使用する事は禁止されている国がありますが(確かあったはず・・・)、日本の保険内金属では普通に使用されております。
が、日本人の治療では保険治療として使われていますが、全員それが原因で不都合が起こっている訳ではありません。
考え方ですよね。
最近、アメリカでトランス脂肪酸の使用が禁止されましたが、日本では普通に使っていますよね。それと同じです。
個人的には使わない方がベターかなと思いますが、患者さんが保険治療を希望されれば使います。ルールですから。
自分の口に使うか、と言われれば使いません。金合金が第一選択になります(私は、ですが)
歯科助手は未経験でも募集はあると思いますよ。
ただ、仕事をしながら覚えなければならない事は多々あります。
これはどんな仕事でも同じかと思われますが・・・。
ご参考になれば。
例えば、ヨーロッパの方ではパラジウムは口腔内に使用する事は禁止されている国がありますが(確かあったはず・・・)、日本の保険内金属では普通に使用されております。
が、日本人の治療では保険治療として使われていますが、全員それが原因で不都合が起こっている訳ではありません。
考え方ですよね。
最近、アメリカでトランス脂肪酸の使用が禁止されましたが、日本では普通に使っていますよね。それと同じです。
個人的には使わない方がベターかなと思いますが、患者さんが保険治療を希望されれば使います。ルールですから。
自分の口に使うか、と言われれば使いません。金合金が第一選択になります(私は、ですが)
歯科助手は未経験でも募集はあると思いますよ。
ただ、仕事をしながら覚えなければならない事は多々あります。
これはどんな仕事でも同じかと思われますが・・・。
ご参考になれば。
回答3
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2014-02-08 19:21:24
ドイツの話出てますが、ドイツの基準だと推薦されているのがコバルトクロムとチタンみたいですよ。
それでいいんでしょうかね?
しかもパラジウム禁止の根拠、はっきりしたものないみたいです。
http://blog.livedoor.jp/wink2011w/archives/50826070.html
あとパラジウムは、日本以外でも多くの国で使用されてます。(日本の消費が多いのは事実ですが)
http://www.tocom.or.jp/jp/nyumon/textbook/preciousmetals/preciousmetals4.html
保険治療でもパラジウムがいやなら、銀合金にすればドイツの基準もクリアします。
http://www.ishifuku.co.jp/dental/palladium/details.html
ちなみにこんなこと書いてる人もいます。
http://ameblo.jp/nippys-fancy/entry-11600969003.html
最後に、私の場合も荒木先生と同様に金合金を勧めます。
それは単純に適合精度がよく、経験的にもむし歯の再発が圧倒的に少ないから。
それでいいんでしょうかね?
しかもパラジウム禁止の根拠、はっきりしたものないみたいです。
http://blog.livedoor.jp/wink2011w/archives/50826070.html
あとパラジウムは、日本以外でも多くの国で使用されてます。(日本の消費が多いのは事実ですが)
http://www.tocom.or.jp/jp/nyumon/textbook/preciousmetals/preciousmetals4.html
保険治療でもパラジウムがいやなら、銀合金にすればドイツの基準もクリアします。
http://www.ishifuku.co.jp/dental/palladium/details.html
ちなみにこんなこと書いてる人もいます。
http://ameblo.jp/nippys-fancy/entry-11600969003.html
最後に、私の場合も荒木先生と同様に金合金を勧めます。
それは単純に適合精度がよく、経験的にもむし歯の再発が圧倒的に少ないから。
回答4
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2014-02-09 12:06:52
ご相談ありがとうございます。
歯の治療で金属などを入れる事が当たり前のように行われています。
それに疑問を持つ事はとてもすばらしい着想です。
人間の身体には微量な金属も含まれていますが、歯の治療で巨大な塊を入れる事は自然とは言えません。
金属と病気の関係もはっきりしていない事もあります。
また身体の法も体質が変わって、それまで平気脱兎ことにも過敏に反応してしまう事もあります。
自然な歯が最も良くできていて安心です。
余分な金属を口の中に入れない用心が安心です。
ですから歯医者で金属を詰めに行くという習慣から、痛くない時に予防に通って、一生削らない治療を受けるという習慣に変えるきっかけとなるとさらにすばらしいと思います。
歯の治療で金属などを入れる事が当たり前のように行われています。
それに疑問を持つ事はとてもすばらしい着想です。
人間の身体には微量な金属も含まれていますが、歯の治療で巨大な塊を入れる事は自然とは言えません。
金属と病気の関係もはっきりしていない事もあります。
また身体の法も体質が変わって、それまで平気脱兎ことにも過敏に反応してしまう事もあります。
自然な歯が最も良くできていて安心です。
余分な金属を口の中に入れない用心が安心です。
ですから歯医者で金属を詰めに行くという習慣から、痛くない時に予防に通って、一生削らない治療を受けるという習慣に変えるきっかけとなるとさらにすばらしいと思います。
タイトル | 歯科治療の銀の被せ物の安全性について |
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質問者 | ミキティさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 18歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
保険のクラウン(奥歯:銀歯) 専門的な質問その他 歯科助手関連 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。