舌下型がま腫の治療方法でOK-432は一般的ではないのか?

相談者: アインさん (36歳:男性)
投稿日時:2014-03-14 18:23:51
こんにちは。

昨年5月頃より、左口腔底にがま腫が出来、通院している歯科医院にて様子を見ましょうと言われ現在に至ります。


潰れて膨らむを繰り返し、歯科医院の先生に口腔外科で見てもらいましょうとのことで、口腔外科にてMRIを撮り診察して貰いました。

ここで、OK-432注入と、摘出手術(舌下線含む)の2種類の方法があると自分なりに調べて解りました。

相談した医師によって、OK-432はがま腫の治療に向いておらず、治るどころか炎症により状態が悪くなりその後の摘出手術が困難になるからやらないという考えの医師と、OK-432を使用して治すことに特に問題はなく、OK-432で治らなかった患者さんも普通に摘出手術は可能だという医師がおり、何が本当なのか判断できなくなってしまいました。



MRIの検査の結果、ガマ腫の状態は、表面に1cm程出ており、その奥に4cm程の大きさで出来ているとのことです。
口腔外科の先生は、上記のOK-432の治療に関しては否定的で、OK-432では治らないと言いました。また、がま腫は口腔外科が専門で、摘出手術しかないと言われました。その先生は新潟大学病院の先生で、その大学病院でも摘出手術のみとのことです。

一方、OK-432の治療をしている所は、耳鼻科が多く、がま腫の治療法のひとつとして選択できるところが多く見られます。

私が相談した、山形の耳鼻科の先生も、OK-432での治療を主にしており、山形ではOK-432による治療が一般的になっていますと言われました。
(MRIなどで状態を見ないと一概には言えませんがほぼOK-432で大丈夫ともおっしゃられています)



この両極端のアドバイスにより、患者として信頼できる医師に任せたい思いがあるのですが、医師の立場から客観的に見て現状どちらが本当なのか、どちらを薦めるのか、どちらにもリスクがありケースバイケースと思いますが知りたく相談いたしました。

私は群馬県在住ですが、群馬の大学病院ではOK-432によるがま腫の治療は現在行なっていませんと派遣できている医師に言われました。


よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2014-03-14 18:50:26
ガマ腫を含めた粘液嚢胞は手術しても再発する事が多い疾患です。

ただOK-432(ピシバニール)は歯科では適応が無かったように思います、その為ではないでしょうか(耳鼻科のでは使うが口腔外科では使わない)


ただ個人的には粘液嚢胞には凍結外科がファーストチョイスだと思っています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: アインさん
返信日時:2014-03-14 19:01:01
細見先生

早速のご返事ありがとうございます。

保険適応というものが壁にあったのですか。
そういう問題もあるのですね。


凍結外科という言葉をはじめて聞きました。
それは、凍結して治すというイメージなのでしょうか?
質問で返してしまい申し訳ありません。
回答 回答2
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2014-03-14 19:11:26
そうですね原因になっている腺体ごと凍らす、つまり凍傷にさせて壊死させる方法です。

粘液嚢胞等の水分が多い物には良く効きます。

ただ設備を持っている機関が少ないのが難点です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: アインさん
返信日時:2014-03-14 20:38:17
細見先生

解りやすくありがとうございます。

凍結療法は、行なっている病院を探すのが難点なのですね。

私自身としては、手術以外の方法で治療できればと考えていますが正しい知識がなく選択材料が無く、不安になってしまっています。



タイトル 舌下型がま腫の治療方法でOK-432は一般的ではないのか?
質問者 アインさん
地域 非公開
年齢 36歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 口腔外科関連
ガマ腫(がま腫)
舌の粘液嚢胞(のう胞)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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