歯根破折、放置期間が長いと治療に差が出ますか?
相談者:
放浪者さん (46歳:女性)
投稿日時:2014-03-16 11:24:28
こんにちは。
歯の噛み合わせが問題で起きたと言われていた、右下の一番奥とその隣の歯の間に10ミリのポケットがありました。
噛みあわせの問題と言われ、詳細な検査もなくそのままでした。
数ヵ月後、不信感から別の歯科医院で見て頂きましたら同じことを言われ、また別の歯科医院では歯槽膿漏と言われ、更に別の歯科医院では歯槽膿漏ではないが恐らく縦に亀裂が入っているのでは?とレントゲンでもハッキリ見えないのですがそう指摘されました。
更に別の歯科医院でも縦に折れているのではと言われました。
痛みも腫れも全くありませんが、た〜まに体調によってか臭いの強い液体がにじみ出ているのを感じる事がある程度です。
ただ、どこの歯科医院でもレントゲンでこの部分に亀裂がという箇所の説明はありません。
亀裂が小さい場合は抜いてみないと分からないものでしょうか。
歯槽骨という言葉を先ほど初めてネットで知りましたが、そういった可能性もあると知りましたが皆さん言う事がバラバラなので抜歯へ気持ちがどうしても動きません。
ただレントゲンを見ると、最初の診断から既に2年過ぎて根っこの歯の溶ける状態が進行しているように想います。
一番奥の歯ということもあり、
入れ歯は難しいのでしょうか?
親知らずも無く、インプラントか抜歯放置しかないと、ある歯科医院では言われましたが生活苦でインプラントには手が出ません。
アドバイス宜しくお願い致します。
歯の噛み合わせが問題で起きたと言われていた、右下の一番奥とその隣の歯の間に10ミリのポケットがありました。
噛みあわせの問題と言われ、詳細な検査もなくそのままでした。
数ヵ月後、不信感から別の歯科医院で見て頂きましたら同じことを言われ、また別の歯科医院では歯槽膿漏と言われ、更に別の歯科医院では歯槽膿漏ではないが恐らく縦に亀裂が入っているのでは?とレントゲンでもハッキリ見えないのですがそう指摘されました。
更に別の歯科医院でも縦に折れているのではと言われました。
痛みも腫れも全くありませんが、た〜まに体調によってか臭いの強い液体がにじみ出ているのを感じる事がある程度です。
ただ、どこの歯科医院でもレントゲンでこの部分に亀裂がという箇所の説明はありません。
亀裂が小さい場合は抜いてみないと分からないものでしょうか。
歯槽骨という言葉を先ほど初めてネットで知りましたが、そういった可能性もあると知りましたが皆さん言う事がバラバラなので抜歯へ気持ちがどうしても動きません。
ただレントゲンを見ると、最初の診断から既に2年過ぎて根っこの歯の溶ける状態が進行しているように想います。
一番奥の歯ということもあり、
入れ歯は難しいのでしょうか?
親知らずも無く、インプラントか抜歯放置しかないと、ある歯科医院では言われましたが生活苦でインプラントには手が出ません。
アドバイス宜しくお願い致します。
[過去のご相談]
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2014-03-16 12:26:52
レントゲンは診査方法の一つであり、決して万能という訳でもありませんから、分からないこともありますね。
>生活苦でインプラントには手が出ません。
差し当たり、義歯で対応なさってみてはいかがでしょう。
>金属冠を外したままで数か月です。
あまり良い状態だとは思えませんね。
>生活苦でインプラントには手が出ません。
差し当たり、義歯で対応なさってみてはいかがでしょう。
>金属冠を外したままで数か月です。
あまり良い状態だとは思えませんね。
回答2
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2014-03-16 21:44:37
経過が長いとその分骨吸収が進めばやはり予後が難しくなることは考えられます。
また亀裂が止まらずにさらに長くなることも考えられます。
>亀裂が小さい場合は抜いてみないと分からないものでしょうか。
レントゲン上で亀裂を診断するには直接証拠と間接証拠とに別れると思います。
明らかな亀裂線がレントゲンに写っている場合は前者にあたります。
歯根膜腔の拡大は後者にあたると思います。
前者は数が少なく、後者は亀裂が入ってから多少時間経過してからレントゲン上に表れてきます。
歯周ポケットが深くなる症状もやはり時間経過してから表れてくると思います。
診査方法としては目視がありますが、マイクロスコープで拡大しても亀裂の部位によってはよくわからない事もあります。
肉眼では大変難しい診査になると思います。
レントゲンで分かる場合もありますし、疑わしいレントゲンもあると思います。
よく言われるのはレントゲンは見る物ではなくて読む物なので術者のレベルによって読み取れる情報が変わってくると思います。
>入れ歯は難しいのでしょうか?
作製が難しいわけではなくて患者さんが受け入れる事が多少難しいかもしれないということだと思います。
また亀裂が止まらずにさらに長くなることも考えられます。
>亀裂が小さい場合は抜いてみないと分からないものでしょうか。
レントゲン上で亀裂を診断するには直接証拠と間接証拠とに別れると思います。
明らかな亀裂線がレントゲンに写っている場合は前者にあたります。
歯根膜腔の拡大は後者にあたると思います。
前者は数が少なく、後者は亀裂が入ってから多少時間経過してからレントゲン上に表れてきます。
歯周ポケットが深くなる症状もやはり時間経過してから表れてくると思います。
診査方法としては目視がありますが、マイクロスコープで拡大しても亀裂の部位によってはよくわからない事もあります。
肉眼では大変難しい診査になると思います。
レントゲンで分かる場合もありますし、疑わしいレントゲンもあると思います。
よく言われるのはレントゲンは見る物ではなくて読む物なので術者のレベルによって読み取れる情報が変わってくると思います。
>入れ歯は難しいのでしょうか?
作製が難しいわけではなくて患者さんが受け入れる事が多少難しいかもしれないということだと思います。
相談者からの返信
相談者:
放浪者さん
返信日時:2014-03-20 23:30:10
相談者からの返信
相談者:
放浪者さん
返信日時:2014-03-20 23:37:56
柴田先生。
お返事ありがとうございます!
マイクロスコープ、と言えば、万能なような気がしていました。
私の住む県内では、まだ数台しか導入されていないとの話もある位ですから、とても高額なのは察しますがだからこそ期待も大きかったのですが。。。
>レントゲンは見る物ではなくて読む物なので術者のレベルによって読み取れる情報が変わってくると思います。
この差によって治療も大きく変わってしまうのだと思うと、やはり経験の豊かな先生に巡り合えるのが一番なのかなって想いました。
そして入れ歯は、、、
その通りです。
私も心理的に受け入れがたい、というのが一番です。
まだ40代という年齢的に抵抗が大きいのです。
最近やっとフッ素入りの歯磨き粉を使うようになりました。
今更ですが少しでも長く多くの自分の歯で噛めることを大切にしたいと想いました。
ありがとうございます!
お返事ありがとうございます!
マイクロスコープ、と言えば、万能なような気がしていました。
私の住む県内では、まだ数台しか導入されていないとの話もある位ですから、とても高額なのは察しますがだからこそ期待も大きかったのですが。。。
>レントゲンは見る物ではなくて読む物なので術者のレベルによって読み取れる情報が変わってくると思います。
この差によって治療も大きく変わってしまうのだと思うと、やはり経験の豊かな先生に巡り合えるのが一番なのかなって想いました。
そして入れ歯は、、、
その通りです。
私も心理的に受け入れがたい、というのが一番です。
まだ40代という年齢的に抵抗が大きいのです。
最近やっとフッ素入りの歯磨き粉を使うようになりました。
今更ですが少しでも長く多くの自分の歯で噛めることを大切にしたいと想いました。
ありがとうございます!
タイトル | 歯根破折、放置期間が長いと治療に差が出ますか? |
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質問者 | 放浪者さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 46歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 歯根破折 |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。