左側8番遠心を削った後の仮詰めに段差がある

相談者: 歯科技工士志望さん (23歳:女性)
投稿日時:2014-04-06 13:38:52
こんにちは、よろしくおねがいします


4月5日に左側8番の虫歯を削り、インレーを入れることになりました
保険適用外のゴールドを入れる予定です

削られた後、歯科衛生士に仮詰め物を詰めてもらいましたが、舌や指で触ってすぐにわかるくらい歯と仮詰め物に段差があります


明日また歯科医院を尋ね、仮詰め物をとってもらい、歯を少し削り、再印象して、また仮詰め物を入れてもらったほうが良いでしょうか

段差部分が、ぬるい水にも少し沁みます

削られて露出している部分にプラークがついた後、インレーを入れて二次齲蝕になるのは嫌です


虫歯になったのが初めてで神経質になりすぎているかもしれません

よろしくお願いします


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-04-06 19:01:50
歯科技工士志望 さん、こんにちは。

>二次齲蝕になるのは嫌です

虫歯になってしまうような8番=親知らずなのでしたら、抜歯していただいてはいかがでしょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 歯科技工士志望さん
返信日時:2014-04-06 20:29:22
御回答ありがとうございます

親知らずは1年前に生え揃い、全てしっかりと噛んでいます
今回の虫歯は親知らずが生えたことで、奥まで歯磨きが徹底されなかったからだ、と考えています


今までの記事を拝読させていただき、抜歯を勧める先生方が多くいらっしゃるだろうと思いました
そのような中でこの様な悩みを投稿させていただくのは、少し勇気がいりました

それでも、私は抜歯することなく、父母から頂いたこの身体を多少なりと欠けさせたりはしたくなかったのです
歯磨きの疎かだった故に出来た虫歯部分を削るのは自業自得ですが、それでも心が割かれるような思いがしました



このような思いは先生方にとっては、非常に馬鹿馬鹿しい、とお考えになられるでしょうし、それでも理解したうえで、御相談させていただいたのです

御回答下さり、またお時間をいただきましたこと、誠にありがとうございました
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-04-06 22:42:58
ご相談ありがとうございます。


親知らずは1年前に生え揃い、全てしっかりと噛んでいます


もしそうであるとすると私ならば、すぐにピッタリの仮詰めをしてもらいます。
私ならば、全部の親知らずを必死に守ります。
かけがいが無い大事な身体だからです。

人間の身体には不要な部分などはありません。
存在する意味があります。
しかし、もし障害を起こすならば別ですが。


保険適用外のゴールドを入れる予定です


私なら、ゴールドよりも大事な物は自分の歯です。
そのためには必死にまず、用心します。

ゴールドと決めただけで安心などは全然しません。
そんな事だけで歯が守れるはずは、微塵も無いからです。
油断する事が一番危険です。

私ならば、治療を受ける目的は大事な歯を守る事であり、材料は2番目3番目です。


一生歯を守る原則は、できるだけ削らない、という考えかたです。
物質ではありません。
仮詰めのために健康な部分をさらに削る事は意味が逆になります。

大事な歯を守るためにまずしなければならない事は、歯を守れる歯科医師を選ぶ事です。

ゴールドを選んだ事で満足して、仮詰めで歯を守れない歯科医師はどうなんでしょうか?
私ならそこから考えます。




>今回の虫歯は親知らずが生えたことで、奥まで歯磨きが徹底されなかったからだ、と考えています


私ならそんな安易な素人診断で自己満足せずに、なぜむし歯になったのかを歯科医学的に突き止めてもらい、原因から変えてもう一生むし歯にならない科学的な予防医療を予防の専門家に計画してもらいます。

むし歯予防は歯磨きだ!なんて間違いとも言えるんですよ。


また親知らずはむし歯予防以外に噛み合わせが微妙に難しい歯です。
ゴールドを選んだ事で解決など決してしません。

その歯や全体を守る噛み合わせの治療はもっと高度な治療です。
本物よりも易しい仮詰めの段階でもう段差があるようでは、その先生は高度な治療やむし歯予防医療は大丈夫なんでしょうか?


ちなみに、今日たまたま、ある技工士さんの講演を聴いてきました。
もう何回目でしょうか・・・

その技工士さんは技工物のフィットに非常に厳しいし、噛み合わせの調整にも身を削るように精魂を注いでいます。

仮の治療にもとても慎重ですよ。


いつもその技工士さんは歯を守る事に命がけですから、当然歯科医師にも厳しい注文を容赦なく突きつけます。

そんな削り方で良いんですか?
そんな型どりで良いんですか?
そんな噛み合わせの調整で良いんですか?
そんな仮歯で良いんですか?
さらに、そんな予防で良いんですか?ってね。

だから商売相手の歯医者さまに嫌われますよね?

それなのに、なぜ歯医者なんかの私がその技工士(なんかの、とか、の分際でとか、いう歯科医師も巷にはいるんですが)さんの講演を何回も聴きに行くのでしょうか?


じつは、私たちの仲間は歯科医師のとても良いパートナーだと思い尊敬しているからです。

いつもなぜ?と好奇心が強くて、いつも自己にも厳しく、決して緩む事無く真実を追究する姿勢を崩さず、しかも誰にもできなかった世界一の研究を残しているからです。
(その成果は今でも世界中の人たちが恩恵を受けています。)

皆、その高潔な人間性のために恩師とも慕っているからです。
その技工士さんと一緒にいるだけで皆幸福になれるからです。

ある時は、医師だけが千人近く集まった「歯科のそれも技工士の分際で何を言うか!」という目の医科の先生方にも、心身の健康に関わる歯科の大切さを正々堂々と講演し、医科の無責任もはっきりと指摘してしまいました。
完全にアウェーに乗り込んで、そして最後には、すっかり味方に引き込んでしまいました。


世界中を研究や講演で回っていて、いつも日本の歯科のトップレベルは世界一だよ!と激励して頂いています。

そしてその技工士さんは、「歯科医療の道を通じて世界人類の健康に貢献しよう」、といつもお話ししていただいています。

その技工士さんは日本人ですが、仕事もお人柄も世界中から尊敬されていて、技工士さん向けの講習会でも歯科医師がいつもたくさん割り込んで押しかけています。

それも日本人だけでは無く、世界中からです。
アメリカスウェーデンイタリアイギリスロシア、アジア・・・。


フィット、歯の削り方、等々とても高度な内容を歯科医師にも講義して頂いています。
仮詰め、仮歯、その講義もありますが、その段階から命を削るほどの治療が始まっています。

いつもなぜ?と考えて、初めからきちんとした治療を選びましょう。

そしてそんな世界を明るく照らす世界一の技工士さんになってください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 歯科技工士志望さん
返信日時:2014-04-07 23:45:51
御回答、本当にありがとうございます。


今日、歯科医院に行き、仮詰め物を入れなおしてもらいました。
土曜・日曜に入っていた仮詰め物は舌を、口腔内を刺激し続け、水に沁みたりしましたが、それらの悩みが解消しました。

忙しそうで、余り処置等に関するお話は聞けませんでしたが・・。
これから、自分で少しでも調べていこうと思います。




私は今まで、親知らずを出来るだけ抜かずに残したいと思っていました。
けれど、歯を守るための理解がいかに乏しく、歯に対する姿勢や誠意が低く、また視野が狭いかを知ることができました。

これから技工士として、先生の考え方、教えを胸に精一杯努力し、考え続けます。


本当に、本当に、ありがとうございました



タイトル 左側8番遠心を削った後の仮詰めに段差がある
質問者 歯科技工士志望さん
地域 非公開
年齢 23歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯予防
ゴールドインレー(金の詰め物)
詰め物、インレーのトラブル
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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