[写真あり] 根の炎症で抜歯との診断だがなるべく保存希望(タイ)
相談者:
H I R Oさん (40歳:男性)
投稿日時:2014-05-01 15:03:45
こんにちは、初めて相談を投稿させていただきます。
よろしくお願いいたします。
38番の歯が日常的に痛くなってきたのでレントゲンを撮っていただいたところ根元で炎症を起こしているので抜歯を薦められたのですがいかがでしょうか。
この炎症はどのような事が原因で考えられ治療方法等はございますでしょうか。
また、37番の歯も少し痛みがクラウンをいじっていたところ上の部分がポロリと取れました。
少しグラグラしていましたので少し以前から割れていたのではと思います。
レントゲンを撮る前は取れていなかった為か先生はこちらの歯につきましては何も言及されませんでした。
インプラントを薦められましたが可能な限り歯を残したいと思っております。
タイ在住ですので治療が可能であればしばらく日本に帰国も考えております。
先生方のご意見を賜れれば幸いです。よろしくお願いします。
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よろしくお願いいたします。
38番の歯が日常的に痛くなってきたのでレントゲンを撮っていただいたところ根元で炎症を起こしているので抜歯を薦められたのですがいかがでしょうか。
この炎症はどのような事が原因で考えられ治療方法等はございますでしょうか。
また、37番の歯も少し痛みがクラウンをいじっていたところ上の部分がポロリと取れました。
少しグラグラしていましたので少し以前から割れていたのではと思います。
レントゲンを撮る前は取れていなかった為か先生はこちらの歯につきましては何も言及されませんでした。
インプラントを薦められましたが可能な限り歯を残したいと思っております。
タイ在住ですので治療が可能であればしばらく日本に帰国も考えております。
先生方のご意見を賜れれば幸いです。よろしくお願いします。
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回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2014-05-01 15:18:09
H I R O さん、こんにちは。
>38番の歯が日常的に痛くなってきた
お困りになっているのが38番かどうかは別として、症状があるようですので、あまり悠長には出来ないようですね。
>抜歯を薦められたのですがいかがでしょうか。
>この炎症はどのような事が原因で考えられ治療方法等はございますでしょうか。
インターネット上の歯科相談掲示板では、実際の診査が出来ない為、具体的な回答が出来ません。
また、「可能な限り歯を残したいと思っております。」というお気持ちが分からなくもないですが、抜歯が相当という診断を覆すことも出来ません。
ご理解ください。
→インターネット医療相談ご利用の際の注意事項
>38番の歯が日常的に痛くなってきた
お困りになっているのが38番かどうかは別として、症状があるようですので、あまり悠長には出来ないようですね。
>抜歯を薦められたのですがいかがでしょうか。
>この炎症はどのような事が原因で考えられ治療方法等はございますでしょうか。
インターネット上の歯科相談掲示板では、実際の診査が出来ない為、具体的な回答が出来ません。
また、「可能な限り歯を残したいと思っております。」というお気持ちが分からなくもないですが、抜歯が相当という診断を覆すことも出来ません。
ご理解ください。
→インターネット医療相談ご利用の際の注意事項
回答2
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2014-05-01 20:07:30
どうして患者さんはいつもレントゲン写真1枚で診断出来るとお考えになるのでしょう?
私はそこが分かって差し上げられないんです。
レントゲン写真と言うのは所詮透かし絵です。
浮かし絵でしかないので、現状を把握することは口腔内診査、精査をすることで補えて、始めてこうじゃないんだろうかと診断が下せるのです。
タイ在住とのことですが、専門的訓練をちゃんと受けて来た先生が診断為されているのを、透かし絵のレントゲン1枚だけで覆せるものではありません。
又、時間経過と言う時間軸での考え方、診断も重要ですから、それを知っていただきたいです。
かつては日本は医療先進国であったのでしょうが、現時点では世界は縮まっており、特に欧米での専門的トレーニングを積んで帰国されている先生とかを受診されれば、世界のレベルの診断、治療がお受けになれると思います。
かえって日本は言葉の障壁とかがあって、使える材料、器材等で遅れ出しているんじゃないか、と危惧されている位なんです。
そして、患者さんは常に、大事に到られてから手遅れの状態から何とかならないか、と無理難題を言われるもので、時間を取り返せるなら幾らでもどうとでも出来るのでしょうが、それはないものねだりなんです。
年を取る、老化現象を食い止めることは誰にも出来ないんです。
幾ら医療が発達しても、人は最期には死にます。
人の死亡率は100%です。
そんな中で、どうすれば良いのか?なんです。
答えは、早期発見早期治療、予防と言うことになる、と言うことがご理解いただければ幸いです。
何故なら、歯科疾患、虫歯、歯周病は殆どの場合、日常生活習慣病だからです。
厳しい言い方をしてしまいますが、悪くしたのは他でもない患者さんご自身なんです。
歯の疾患の場合、患者さんは災難が降り掛かった、とお感じになられることが殆どで、その原因が自分自身だとは言葉では発していても心からはなかなか改心為されません。
そして、歯の病気は自分自身で見えない、分からない所なので、どんな治療受けても疑心が抜け切れないと言う状態で抜歯に到ることが殆どで、それ故に私は患者さんご自身に抜歯した歯をしっかりと見ていただいて、これ抜かないで欲しいと言われていた歯ですが、何でしたら戻しますか?と質問をします。
そうすると抜歯に到った、菌に侵された薄汚れた歯を実際に目の前で見ると、患者さんはいやいや冗談でしょ!と100%手を振って拒否されます。
そんなもんなんです。
現実の本当のお話です。
冷静に客観的に理性的に判断することが出来ないのが人です。
何か今あるものを失うのが勿体無い、怖い、次に進むのが嫌だ、と言う感情を一時的に抱くものです。
かく言う私も全く同じです。
もしかしたら、抜歯再植で何とかなるのでは、と言うお考えとかを抱かれているのかも知れませんが、個人的には一時凌ぎにしか過ぎない、と思います。
今後の人生40年で考えるなら、何を大事にするのか、歯を大事にして骨、歯茎を失うのか、歯を犠牲にして骨、歯茎を守るのか、の決断を下さないといけないだと思います。
残念ですが、両方を取れる状況ではない、と思います。
意思疎通の問題とかで不安である、と言うことをキチンと担当の先生にお話して、その上でどうしても帰国して治療したい、と言うことでしたらそれもありだとは思います。
だからと言って、希望通りの治療が受けられるかと言うと、それも又別のお話だと思います。
今後のことを長い目で見ていただき、ご決断下さい。
失礼しました。
私はそこが分かって差し上げられないんです。
レントゲン写真と言うのは所詮透かし絵です。
浮かし絵でしかないので、現状を把握することは口腔内診査、精査をすることで補えて、始めてこうじゃないんだろうかと診断が下せるのです。
タイ在住とのことですが、専門的訓練をちゃんと受けて来た先生が診断為されているのを、透かし絵のレントゲン1枚だけで覆せるものではありません。
又、時間経過と言う時間軸での考え方、診断も重要ですから、それを知っていただきたいです。
かつては日本は医療先進国であったのでしょうが、現時点では世界は縮まっており、特に欧米での専門的トレーニングを積んで帰国されている先生とかを受診されれば、世界のレベルの診断、治療がお受けになれると思います。
かえって日本は言葉の障壁とかがあって、使える材料、器材等で遅れ出しているんじゃないか、と危惧されている位なんです。
そして、患者さんは常に、大事に到られてから手遅れの状態から何とかならないか、と無理難題を言われるもので、時間を取り返せるなら幾らでもどうとでも出来るのでしょうが、それはないものねだりなんです。
年を取る、老化現象を食い止めることは誰にも出来ないんです。
幾ら医療が発達しても、人は最期には死にます。
人の死亡率は100%です。
そんな中で、どうすれば良いのか?なんです。
答えは、早期発見早期治療、予防と言うことになる、と言うことがご理解いただければ幸いです。
何故なら、歯科疾患、虫歯、歯周病は殆どの場合、日常生活習慣病だからです。
厳しい言い方をしてしまいますが、悪くしたのは他でもない患者さんご自身なんです。
歯の疾患の場合、患者さんは災難が降り掛かった、とお感じになられることが殆どで、その原因が自分自身だとは言葉では発していても心からはなかなか改心為されません。
そして、歯の病気は自分自身で見えない、分からない所なので、どんな治療受けても疑心が抜け切れないと言う状態で抜歯に到ることが殆どで、それ故に私は患者さんご自身に抜歯した歯をしっかりと見ていただいて、これ抜かないで欲しいと言われていた歯ですが、何でしたら戻しますか?と質問をします。
そうすると抜歯に到った、菌に侵された薄汚れた歯を実際に目の前で見ると、患者さんはいやいや冗談でしょ!と100%手を振って拒否されます。
そんなもんなんです。
現実の本当のお話です。
冷静に客観的に理性的に判断することが出来ないのが人です。
何か今あるものを失うのが勿体無い、怖い、次に進むのが嫌だ、と言う感情を一時的に抱くものです。
かく言う私も全く同じです。
もしかしたら、抜歯再植で何とかなるのでは、と言うお考えとかを抱かれているのかも知れませんが、個人的には一時凌ぎにしか過ぎない、と思います。
今後の人生40年で考えるなら、何を大事にするのか、歯を大事にして骨、歯茎を失うのか、歯を犠牲にして骨、歯茎を守るのか、の決断を下さないといけないだと思います。
残念ですが、両方を取れる状況ではない、と思います。
意思疎通の問題とかで不安である、と言うことをキチンと担当の先生にお話して、その上でどうしても帰国して治療したい、と言うことでしたらそれもありだとは思います。
だからと言って、希望通りの治療が受けられるかと言うと、それも又別のお話だと思います。
今後のことを長い目で見ていただき、ご決断下さい。
失礼しました。
タイトル | [写真あり] 根の炎症で抜歯との診断だがなるべく保存希望(タイ) |
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質問者 | H I R Oさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 40歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯、根の病気で抜けた・抜く予定 根管治療その他 その他(写真あり) タイ 根の病気(根尖病変・根尖病巣) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。