上顎456欠損、なぜサイナスリフトは必要ないと言われたのでしょうか?

相談者: ゆーままさん (50歳:女性)
投稿日時:2014-05-26 11:21:14
予後が辛いと聞いたので、サイナスリフトに不安があるのですが、今まで診て頂いた箇所ではすべて、サイナスが必要と言われました。

しかし、、最後に伺った規模のやや大き目のインプラントセンターでは、必要ないと言われて、初めてだったので驚きました。


これは、どういうことでそうなるのでしょうか?
ちなみに上顎456欠損箇所です。

よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-05-26 11:46:52
実際にどのような状況での診査だったのか解らないので、判断のしようが無いのですが…。

考えられる事として

@ 前医はパノラマで、後医はCTで診査診断をした
A 前医と後医で経験が違う

などではないでしょうか?

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-05-26 11:48:57
ゆーままさん、今日は。

インプラント治療でのサイナンスリフトの必要性に、歯科医師の意見が分かれていることで疑問をもたれているのですね。

インプラント治療計画では、先生によって、自分の得意不得意や、持っている治療技術によって色々な治療計画が提案あされることはよくあります。

実際に診ていないので、一般的なことしかいえませんが、サイナンスリフトをしなくても良い方法があるのではないでしょうか。


ちょうど私が今治療をしている患者さんの例ですが。

上顎の4567欠損で、一般的に考えれば、サイナンスリフトを行う症例ですが、患者さんは以前に反対側で上顎洞炎を煩っており(インプラントとは関係なく)、耳鼻科で手術をしておられます。

耳鼻科での手術がかなり苦痛を伴うものだったので、今回のインプラント治療では、サイナンスリフトを行わない治療計画としました。
サイナンスリフトをした方が、より簡単で確実だと思いましたが、患者さんのお気持ちを酌んでの治療計画となりました。


「規模のやや大き目」「インプラントセンター」この辺りの条件は、あまりあてにならないこともありますので、よくお話を伺って下さい。
サイナンスリフトを行うことができるのか、サイナンスリフトを行った場合と行わなかった場合の、それぞれの利点欠点など、詳しくお聞きになられた方がよいでしょう。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆーままさん
返信日時:2014-05-26 12:49:10
両先生、ありがとうございます。 


まず、私が見て頂いた先生はお二方とも、パノラマとCT両方ご覧になった上での、診断でした。
実は、それ以前に歯科大でも見て頂いていましたが、都合で通えなくなり、そこでも上顎骨が3oとか4oとかで、サイナスは絶対必要といわれていました。

今回「サイナス?必要ないよ」と軽くおっしゃられたので驚き、なにぶん、それまでの経緯から当然やるものと思っていましたので、そのまま直ぐにお願いする気になれず、再度他で見てもらうと、そこでは又、必要と言われ、わからなくなってしまいました。

ちなみに、必要なしとの診断された先生は、物凄い症例数のインプラントオペをされている方でした。
あと、金額も違いました。

サイナス無しの所は、埋入本数(他箇所含めて)6本で全部込みで300万円に対し、必要有りの所は、本数2本多い8本にサイナス代含めて同額の300万円でした。 
両方ともノーベルバイオケア社使用でしたが、補綴セラミック(サイナス無しの方)とMB(サイナス有り)の違いが1本につき7万差がありました。

(本数の違いは、サイナス無しの先生は最も奥の歯は左右とも不要との事で6本だそうです) 

ところで、サイナスリフトやるとやらないの違いで、術後の痛みだけに限定した場合、やはりサイナスリフト有りの方がしんどいものでしょうか? 

また、それ以外の理由で、サイナスした方が、確実というのは、どういうことでしょうか?
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2014-05-26 13:48:18
ご相談ありがとうございます。


>ところで、サイナスリフトやるとやらないの違いで、術後の痛みだけに限定した場合、やはりサイナスリフト有りの方がしんどいものでしょうか? 


両方とも正しい治療であれば、ほとんど痛みは出ない、ので違いはありません。

サイナスリフト有りの方が顔が数日腫れるというデメリットがあります。
また治療時間がその分長くなります。


無しのほうでも、状況によっては腫れることがあります。
腫れる割合は、有りのほうが多いと言えます。

無しのほうは縫合しないですむことも多く、必ず縫合しなければならない有りのほうは糸がチクチク触ることも稀に有り、それが辛いという人には辛いかもしれません。



>また、それ以外の理由で、サイナスした方が、確実というのは、どういうことでしょうか?


いろいろありますが、たとえばお話のように有りのほうが奥まで全部歯を入れることが確実にできます。


ちなみに両方の先生に方針に私は違和感ありません。
両方とも実際に私は何度もしているからです。

ある意味で、多くの歯科医師がした方が良いと判断した症例に、無しでインプラント治療をする場合はやや高度な治療となり、それなりに治療費が少々高くなることも理解できます。

もっとも両方の費用とも相場の範囲と思われます。
結局は方法というよりも歯科医師選びとなりそうです。

設備も経験も問題ないようですから、後は今までの似たような実績を写真など見せて頂いて、長期的な見通しなどよく相談されれば良いと思います。

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回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2014-05-26 13:58:36
サイナスリフトは必要ない』
には いろんな解釈があります。


まず、

●サイナスリフトを”インプラント治療とは別に行う手術”と位置づけている場合:

インプラントの前準備としてのサイナスリフトを行うのではなく、インプラントを植えるときに同時にサイナスリフトを行う医院の場合、『サイナスリフトは必要ない』という表現になる場合があります。


次に、

●使うインプラントのサイズで対応する場合:
インプラントメーカーによっては、かなり短いインプラントを奥歯用に出しているメーカーがあります。 
他のメーカーではサイナスリフトが必要なケースでも、このインプラントを選べば『サイナスリフトは必要ない』となる場合があります。


ま、いろいろ やり方や解釈はあるということです

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回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2014-05-26 21:23:20
3〜4o程度の骨の厚みしかない、と言うことでサイナスリフトを要すると説明を受けられた、ところが最後に行かれた所では要らないで出来る、と言われて迷われている、と言うことですね。

多分、私もそれだけの厚みがあれば、第一選択はサイナスリフトなしでインプラント同時に垂直的に骨造成する方法で手術すると思います。
ソケットリフトとかソケットエレベーションとか言いますが、今ある骨をそのまま上に上げるようにして骨造成しながらインプラントを植立する方法です。

術後の痛みとかの出かたに関しては、当然大きな手術をするサイナスリフトの方が出易いし、腫れ易い、と思います。

因みに、ノーベル使われるとのことですが、個人的にはストローマンSLActive が最も骨との生着が早く良く、形態的にもサイナスの中に落としてしまうと言う事故も少ないと感じているので、そちらの方をお勧めします。

失礼しました。

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回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2014-05-27 19:24:04
おそらくサイナスリフトをして、その後インプラントをするのではなく、ソケットリフトをしてインプラントを同時埋入するのではないかと思います。

経験者などがればソケットリフトで行えるかもしれないですね。
手術回数は減りますし、治療のゴールまでの期間も短縮化されるメリットもありますね。

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回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2014-05-27 21:49:07
斜めに入れれば骨がある、とかなら骨造成なしで傾斜埋入も考えられますし、骨幅が5mm程度あるならショートインプラントというのも考えられそうですが、文面からすると私もソケットリフトのことを指していそうな気がしますね。。

少し用語がごちゃごちゃしていまして、サイナスリフトという言葉の中にラテラルウインドウテクニック(※おそらくゆーままさんが想像されているサイナスリフト)とソケットリフトを含む場合と、サイナスリフト=ラテラルウインドウテクニック と言う場合もあると思います。

おそらく後者で、最後の先生はサイナスリフト(ラテラルウインドウテクニック)はしないけどソケットリフトはするよ? という意味なのかな・・という気がしないでもないですが。。

仮にソケットリフトはするという意味でしたら、個人的には好きです。
(※ただ教科書的には骨の厚みが5mm程度は必要、ということにはなってますが、私の師匠などは1mm未満からでも出来ますので腕次第だと思います)



最後の先生に、もう一度詳しくお尋ねになった方が早いと思いますよ?

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆーままさん
返信日時:2014-05-28 15:06:16
沢山のご返信頂きありがとうございます。 

しかし、一般患者にはどんどん専門的なお話になっていって、どうすべきか難しいです。

ただ、ひとつわかるのは、サイナスリフトが必要ないと言われた先生は、ソケットリフトにされるわけでもなく、普通にできるとおっしゃられたので、驚いたのです。 
私が聞き間違えたかと思って、もう一度見積書を見ましたが、やはり、サイナスリフトの欄もソケットリフ欄も金額は0円です。

それに対して、必要と言われた方では、サイナスリフト2側それぞれ2値段が上がっています。(欠損は上顎、左右4567ですので)

上顎2側のサイナスリフトが必要と言われた症例が、技術によってはサイナスもソケットもせずにできるという事もありうるのかと、、、

術後の腫れや痛みが怖くて、できればしたくないというのが本音だけれど、本当に大丈夫なのかと、素人としてはシンプルにわからず、困っている次第です。
回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2014-05-29 11:03:44
ゆーままさん、今日は。

よけいに混乱させてしまっているようですね。

まず、サイナンスリフトが必要ないとおっしゃられて先生に、近接した上顎洞(サイナンス)を避けるのにどのような方法をとるのかをお聞き下さい。
ソケットリフトか、傾斜埋入か、ショートインプラントか、増骨か、あるいはそれらを組み合わせるのか。

次に、サイナンスリフと比べての、利点欠点をお聞き下さい。


さらに、すべての先生に、使用するインプラント体の直径と長さ、本数をお尋ねになられて見て下さい。


これだけの情報が得られれば素人の方でもある程度は比較できると思います。

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タイトル 上顎456欠損、なぜサイナスリフトは必要ないと言われたのでしょうか?
質問者 ゆーままさん
地域 非公開
年齢 50歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:4番(第一小臼歯)
抜歯:5番(第二小臼歯)
抜歯:6番(第一大臼歯)
インプラント治療法
回答者




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