インレーを装着しないほうが二次齲蝕を防げるのでは?

相談者: rungさん (29歳:男性)
投稿日時:2014-05-31 02:01:40
こんにちは。
内容が初歩的、稚拙で申し訳ありません。

以前、二次齲蝕を防ぐ方法について質問させていただきました。


虫歯を削ったあと、インレーを詰める理由について知りたいのですが、侵襲というか、削る量が大きい場合はそもそも咬めなくなるという理由で詰めものをする必要があるな、と思うのですが、そこまで削る量が多くない場合、二次齲蝕を防ぐという面からいえばインレーを詰めるより窩洞としてそのままにしておいた方がブラシが届いて齲蝕を防げるのではないかということを考えたのですが、そういう訳にもいかないのはなぜなのでしょうか。


よろしくおねがいいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-05-31 08:18:55
rung さん、こんにちは。

>二次齲蝕を防ぐという面からいえばインレーを詰めるより窩洞としてそのままにしておいた方がブラシが届いて齲蝕を防げるのではないかということを考えた

一つの考え方としては、面白いですね。

ただ、切削した表面に、象牙質が露出しているのでしたら、かえって二次齲蝕になってしまい易いように思います。

* 歯の構造

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-05-31 11:07:50
ご相談ありがとうございます。


いろいろ考えていますね。
なぜだろうと疑問に思う事はとても良い事です。


その理由は、歯医者に任せればきっと良くなるはずだと、考えないで歯医者に行き、あとから気がつくと後々ひどい目に遭っているという人が圧倒的に多いからです。

削る前にちょっと考え、相談する習慣をつけましょう。



>二次齲蝕を防ぐという面からいえばインレーを詰めるより窩洞としてそのままにしておいた方がブラシが届いて齲蝕を防げるのではないかということを考えた


良いところに気がつきましたね。
インレーという方法になるかどうかも含めて、窩洞の状態、感染、年齢等の総合的なリスク度合いによっては充分あり得る選択肢です。


そしてそれが示唆するところは、歯を失う最大の理由を避けるメリットをもつ選択肢となり得るからともいえます。



そもそもインレーについて説明すると、一生歯を残すためにとても役立つ治療方法です。

クラウンのように治療によるリスクを格段に増やす危険度が高い高度な治療方法よりも、むし歯噛み合わせの異常から歯を守り、一生歯を残すためには重要な治療方法です。


ところがインレーは正しく治療すると、とても複雑かつ繊細なために、クラウンよりも難しく長時間かかる事が少なくありません。

しかも、越えてはいけない微妙な極小部分を、いかに削りすぎないかという用心をする治療方法です。

したがって、なまじ下手なインレー治療を受けると削りすぎていたり等で、あっという間に歯の寿命を縮めてしまう危険をオマケとしてもらってしまう事が少なくないからです。



しかし、むし歯のリスクは歯磨きができるかできないかだけで決まるわけではなく、もっと複雑です。

また歯の形に穴などの欠損がある事は、噛み合わせに関するリスクが高まっている可能性がほとんどですから、自己診断せず必ず歯科医師の診断を受けましょう。




タイトル インレーを装着しないほうが二次齲蝕を防げるのでは?
質問者 rungさん
地域 非公開
年齢 29歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 詰め物、インレーその他
二次カリエス(2次的な虫歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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