親知らずの根が膿んで痛み。かかりつけ歯科医院を離れるべきか迷う
相談者:
mey3さん (42歳:男性)
投稿日時:2014-06-22 00:55:12
はじめまして。
先生方、良きアドバイスお願いします。
月曜日に右下の親知らずが痛み出しました。(すでに過去に神経は取ってあります)
早速、15年以上お世話になっているかかりつけの歯医者へ行きました。
あまり年齢は関係ないかもしれませんが、その病院の先生は70歳ほどの高齢になりました。
3年ぶりにレントゲンを撮りました。
根が膿んでいるとの事でした。
昨年も2回ほど同じ場所が痛みましたが、その時は、抗生剤(セフジニル)で症状は治まりましたので、特に治療は行いませんでした。
そして、今回は抗生剤を飲み続けて5日ほどたちますが、症状は平行線のままです。
悪化もしていませんが、改善もしていません。
医師曰く、
「たいして腫れていないので、いきなり抜歯するのもなんだから、もうしばらく様子をみるので、少々の痛みは我慢してくれ」
と言う感じの回答でした。
「痛みが引かないのなら、抜歯かな・・・」と言う感じに解釈しましたが、
「もっと腫れて切開すれば楽になる」
とも仰いましたが、私にしてみれば、ガンガンに腫れてからでは何の為に早めに病院に行ったのか意味不明なだけです。
あまりにも、不可解な回答にイライラしまして、今までは絶対にやらなかったセカンドオピニオンを実行しました。
知人に評判の良さそうな歯科医院を紹介してもらい、その足で訪ねたところ、診察終了時間を少々おしてまで、快く診察してくださいました。
現在の症状とかかりつけ医があり治療中であることと、申し訳ないがセカンドでの診察希望である事、とりあえずはかかりつけ医にもどるつもりでいる事を伝えたところ、いやな顔せず診察してくださいました。
その結果、双方の見解に大きな違いがありました。
かかりつけ医は、「症状に変化がなければ抜歯」でしたが、セカンドの医師は、
「レントゲンを撮った所見では、親知らずの根の化膿や炎症は、さほどひどくは無いですが、薬が効果が無いようですし、根本的には投薬だけでは無く根の治療をしなければ完治はしません」
との事でした。
また、
「抜歯は必要ありません。
ブリッジになっているのでブリッジをはずして、親知らずは非常に複雑な構造ではありますが、根の治療は可能ですので、きちんと治療を行えば炎症は引くと思われます」
と言われました。
この回答には、非常に困りました。
長年のかかりつけ医との信頼関係が崩れた瞬間でした。
高齢なゆえに判断を間違えたのか、ただ単にもともと腕の良くない医師であったのか、よくわからなくなりました。
ただ1つ言えるのは、このかかりつけ医の方針は、「なるべく神経は取らない・歯は極力温存する」ですので、抗生剤治療でおさまれば、1年に1回くらいの痛みなら、抜歯などの治療はしないほうが良いと言っていました。
ただ、それが災いしたのか、数年前に抗生剤で炎症が引いたからと放置しておいた歯が突然痛み出したことがあり、残念ながら症状が酷くなり口腔外科にて抜歯を行い、膿で骨が溶けてしまいとんでもない事になったことがあります。
今思えば、今回セカンドで診察していただいた医師の言われるように、「根本的な治療」を行う必要があったように思います。
しかも、どうやら、レントゲンの結果では他の歯の根も化膿しているので
「痛み出すかも知れませんよ」
と言われました。
結論ですが、転院するべきなのか、セカンドでの診断結果をかかりつけ医に申し上げ(気分を害するのは覚悟の上で)治療を、かかりつけ医に行ってもらうのが良いのか、どうしたものでしょうか?
長い年数お世話になっていると、変なもので情が治療を上回ってしまって、思い切って転院する勇気がわいてきません。
またセカンドの医師の診断も正直正解か否か良くわかりません。
このような場合はどうしたら良いのでしょうか?
非常に、開業医の先生方にはお答えしづらい部分もあるでしょうが、どうか宜しくお願いします。
先生方、良きアドバイスお願いします。
月曜日に右下の親知らずが痛み出しました。(すでに過去に神経は取ってあります)
早速、15年以上お世話になっているかかりつけの歯医者へ行きました。
あまり年齢は関係ないかもしれませんが、その病院の先生は70歳ほどの高齢になりました。
3年ぶりにレントゲンを撮りました。
根が膿んでいるとの事でした。
昨年も2回ほど同じ場所が痛みましたが、その時は、抗生剤(セフジニル)で症状は治まりましたので、特に治療は行いませんでした。
そして、今回は抗生剤を飲み続けて5日ほどたちますが、症状は平行線のままです。
悪化もしていませんが、改善もしていません。
医師曰く、
「たいして腫れていないので、いきなり抜歯するのもなんだから、もうしばらく様子をみるので、少々の痛みは我慢してくれ」
と言う感じの回答でした。
「痛みが引かないのなら、抜歯かな・・・」と言う感じに解釈しましたが、
「もっと腫れて切開すれば楽になる」
とも仰いましたが、私にしてみれば、ガンガンに腫れてからでは何の為に早めに病院に行ったのか意味不明なだけです。
あまりにも、不可解な回答にイライラしまして、今までは絶対にやらなかったセカンドオピニオンを実行しました。
知人に評判の良さそうな歯科医院を紹介してもらい、その足で訪ねたところ、診察終了時間を少々おしてまで、快く診察してくださいました。
現在の症状とかかりつけ医があり治療中であることと、申し訳ないがセカンドでの診察希望である事、とりあえずはかかりつけ医にもどるつもりでいる事を伝えたところ、いやな顔せず診察してくださいました。
その結果、双方の見解に大きな違いがありました。
かかりつけ医は、「症状に変化がなければ抜歯」でしたが、セカンドの医師は、
「レントゲンを撮った所見では、親知らずの根の化膿や炎症は、さほどひどくは無いですが、薬が効果が無いようですし、根本的には投薬だけでは無く根の治療をしなければ完治はしません」
との事でした。
また、
「抜歯は必要ありません。
ブリッジになっているのでブリッジをはずして、親知らずは非常に複雑な構造ではありますが、根の治療は可能ですので、きちんと治療を行えば炎症は引くと思われます」
と言われました。
この回答には、非常に困りました。
長年のかかりつけ医との信頼関係が崩れた瞬間でした。
高齢なゆえに判断を間違えたのか、ただ単にもともと腕の良くない医師であったのか、よくわからなくなりました。
ただ1つ言えるのは、このかかりつけ医の方針は、「なるべく神経は取らない・歯は極力温存する」ですので、抗生剤治療でおさまれば、1年に1回くらいの痛みなら、抜歯などの治療はしないほうが良いと言っていました。
ただ、それが災いしたのか、数年前に抗生剤で炎症が引いたからと放置しておいた歯が突然痛み出したことがあり、残念ながら症状が酷くなり口腔外科にて抜歯を行い、膿で骨が溶けてしまいとんでもない事になったことがあります。
今思えば、今回セカンドで診察していただいた医師の言われるように、「根本的な治療」を行う必要があったように思います。
しかも、どうやら、レントゲンの結果では他の歯の根も化膿しているので
「痛み出すかも知れませんよ」
と言われました。
結論ですが、転院するべきなのか、セカンドでの診断結果をかかりつけ医に申し上げ(気分を害するのは覚悟の上で)治療を、かかりつけ医に行ってもらうのが良いのか、どうしたものでしょうか?
長い年数お世話になっていると、変なもので情が治療を上回ってしまって、思い切って転院する勇気がわいてきません。
またセカンドの医師の診断も正直正解か否か良くわかりません。
このような場合はどうしたら良いのでしょうか?
非常に、開業医の先生方にはお答えしづらい部分もあるでしょうが、どうか宜しくお願いします。
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2014-06-22 07:46:08
mey3 さん、おはようございます。
>セカンドの医師の診断も正直正解か否か良くわかりません。
そうですね、診断に該当しますので具体的には書けませんし、また、実際の状況が判りませんが、私だったら、お二人の先生方と違う考え方をお話するかもしれません。
通院が大変かもしれませんが、歯学部の付属病院などで、更なるご相談をなさってみるのも一法かもしれません。
参考⇒セカンドオピニオンを求める
>セカンドの医師の診断も正直正解か否か良くわかりません。
そうですね、診断に該当しますので具体的には書けませんし、また、実際の状況が判りませんが、私だったら、お二人の先生方と違う考え方をお話するかもしれません。
通院が大変かもしれませんが、歯学部の付属病院などで、更なるご相談をなさってみるのも一法かもしれません。
参考⇒セカンドオピニオンを求める
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2014-06-22 09:01:41
そうですね…。
実際に拝見していないので何とも言えませんが、
>親知らずは非常に複雑な構造ではありますが、根の治療は可能ですので、きちんと治療を行えば炎症は引くと思われます
この発言をされると言うのは、「根管治療にかなり自信を持っている」か「無鉄砲」のどちらかのような気がします。
もし、僕が親知らずの根管治療を依頼されたら「かなり難しいので、あまり期待はしないでくださいね」くらいの表現になるような気がします。
判断に迷うようであれば、サードオピニオンを求めるしかなさそうです。
その中で「相性が良い」と思われる歯科医にかかるのが一番良いと思われます。
(小林先生の書かれているように大学病院と言うのも一考かと思います)
実際に拝見していないので何とも言えませんが、
>親知らずは非常に複雑な構造ではありますが、根の治療は可能ですので、きちんと治療を行えば炎症は引くと思われます
この発言をされると言うのは、「根管治療にかなり自信を持っている」か「無鉄砲」のどちらかのような気がします。
もし、僕が親知らずの根管治療を依頼されたら「かなり難しいので、あまり期待はしないでくださいね」くらいの表現になるような気がします。
判断に迷うようであれば、サードオピニオンを求めるしかなさそうです。
その中で「相性が良い」と思われる歯科医にかかるのが一番良いと思われます。
(小林先生の書かれているように大学病院と言うのも一考かと思います)
回答3
水川歯科医院(荒川区東日暮里)の水川です。
回答日時:2014-06-22 12:39:59
mey3さん、こんにちは
>親知らずは非常に複雑な構造ではありますが、根の治療は可能ですので、きちんと治療を行えば炎症は引くと思われます
診断が合っているとすればもっともなお話ですが、櫻井先生のおっしゃるように、親知らずは曲がってはえていたり、根の慶形態が複雑だったり、なにしろ器具がはいらなかったりラバーダムがかからなかったりお口が開かなかったりして私の技術では納得のいく治療が出来ないので個人的な意見にはなりますが抜く事が多いです。
条件が良ければ治療しますがケースとしてはきわめて少数です。
もし治療をしていただけてきちんと治癒すれば良いとは思いますよ。
>「なるべく神経は取らない・歯は極力温存する」ですので、抗生剤治療でおさまれば、1年に1回くらいの痛みなら、抜歯などの治療はしないほうが良いと言っていました。
基本的な、考えには同意しますが、抗生剤でというのはあくまでも対処療法にすぎません。
歯科の場合、必ず何かしらかの問題があり、通常は問題を取り除かなければ治癒しないですから何でもかんでも経過観察というのにはあまり賛成できませんね。
>レントゲンの結果では他の歯の根も化膿しているので
>「痛み出すかも知れませんよ」
>と言われました。
もしかしたら、根管治療の得意な先生か歯内療法の専門医に相談されるのも良いかと思います。
ご参考になれば
>親知らずは非常に複雑な構造ではありますが、根の治療は可能ですので、きちんと治療を行えば炎症は引くと思われます
診断が合っているとすればもっともなお話ですが、櫻井先生のおっしゃるように、親知らずは曲がってはえていたり、根の慶形態が複雑だったり、なにしろ器具がはいらなかったりラバーダムがかからなかったりお口が開かなかったりして私の技術では納得のいく治療が出来ないので個人的な意見にはなりますが抜く事が多いです。
条件が良ければ治療しますがケースとしてはきわめて少数です。
もし治療をしていただけてきちんと治癒すれば良いとは思いますよ。
>「なるべく神経は取らない・歯は極力温存する」ですので、抗生剤治療でおさまれば、1年に1回くらいの痛みなら、抜歯などの治療はしないほうが良いと言っていました。
基本的な、考えには同意しますが、抗生剤でというのはあくまでも対処療法にすぎません。
歯科の場合、必ず何かしらかの問題があり、通常は問題を取り除かなければ治癒しないですから何でもかんでも経過観察というのにはあまり賛成できませんね。
>レントゲンの結果では他の歯の根も化膿しているので
>「痛み出すかも知れませんよ」
>と言われました。
もしかしたら、根管治療の得意な先生か歯内療法の専門医に相談されるのも良いかと思います。
ご参考になれば
相談者からの返信
相談者:
mey3さん
返信日時:2014-06-23 17:18:29
お世話になります。
先生方、お忙しい中のアドバイスありがとうございました。
現在も、親知らずの状態は平行線のままです。
いっその事思い切って、抜歯したほうがスッキリして良いような気もしましたが、やはり抜歯は最終手段と思っておりますので、出来ることなら温存したいと言う思いが強いです。
それに、下顎の親知らずの抜歯は、根の近くに太い血管や神経があって、危険が伴うような事も耳にしました。
幸い私の親知らずは、ほぼ真っ直ぐに伸びているようではありますので、「やってみないと分からないが、多分抜歯しやすい」と医師は申しておりました。
それにしても、ブリッジの土台に使っている歯でもありますので、最後まで極力頑張ってみようかと思います。
このたびは、アドバイスありがとうございました。
また、何かありましたら、宜しくお願いします。
先生方、お忙しい中のアドバイスありがとうございました。
現在も、親知らずの状態は平行線のままです。
いっその事思い切って、抜歯したほうがスッキリして良いような気もしましたが、やはり抜歯は最終手段と思っておりますので、出来ることなら温存したいと言う思いが強いです。
それに、下顎の親知らずの抜歯は、根の近くに太い血管や神経があって、危険が伴うような事も耳にしました。
幸い私の親知らずは、ほぼ真っ直ぐに伸びているようではありますので、「やってみないと分からないが、多分抜歯しやすい」と医師は申しておりました。
それにしても、ブリッジの土台に使っている歯でもありますので、最後まで極力頑張ってみようかと思います。
このたびは、アドバイスありがとうございました。
また、何かありましたら、宜しくお願いします。
回答4
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2014-06-23 18:38:47
セカンドオピニオンの先生は、おそらく素晴らしい技術をお持ちなのだと思いますよ。
私も、手前に移植した親知らずの根菅治療はしばしば行います。
私にとっては難しいケースが多いです。
そして、今年、一例、(移植でない)親知らずの根菅治療を必死の思いで行ないました。
私も、手前に移植した親知らずの根菅治療はしばしば行います。
私にとっては難しいケースが多いです。
そして、今年、一例、(移植でない)親知らずの根菅治療を必死の思いで行ないました。
タイトル | 親知らずの根が膿んで痛み。かかりつけ歯科医院を離れるべきか迷う |
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質問者 | mey3さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 42歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
親知らずの痛み 親知らずの痛み 根の病気(根尖病変・根尖病巣) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。