クラウンにしてから歯間に食べ物が詰まる (海外)
相談者:
レンゲさん (38歳:女性)
投稿日時:2014-07-06 08:45:40
海外在住です。
右下6番の歯が欠けたため、クラウンを作ってもらいました。
初めにクラウンの種類などの説明はなく、メタルとセラミックを使ったクラウン (メタル・セラミック) でした。
このメタルとセラミックの境目がザラザラで舌を切ってしまったこと、物を噛むと痛むことを理由にオールセラミックのクラウンに作り直してもらったのですが、今度は歯間の隙間が大きく食べ物がゴッソリ詰まるようになりました。
初めのクラウンの時の痛みの原因が分からなかったので、様子を見るために今回は仮止めにしてもらっています。
本留めの前に食物が詰まることを歯科医に相談しましたが、
「欠けた歯を削ってから数ヶ月(4ー5ヶ月?)経ってるから、歯茎が下がったのだ。
本留めすれば歯間が小さくなってて詰まらなくなる。」
と言われました。
(治療に時間が掛かったのは、クラウンの作り直しを歯科医が渋ったためです。)
ここで相談です。
@このまま本留めをして、歯間の隙間は本当に小さくなるのでしょうか。
デンタルフロスを通すとクラウンは隣の歯と合ったっていない感じです。
歯間の隙間を目で見ただけなので、作り直しを避けるためのいいわけとしか思えなくて。
A初めのクラウンの痛みの原因が分からなかったので、今回も不安です。
2日前に痛みがあったので。
レントゲンで見る限り正常だそうです。想像出来る原因はありますか?
Bメタル・セラミック(この国ではメタルに種類はないそうです)で舌を切ったりすることは普通あるのでしょうか。
境目がザラザラなのは普通だと言われたのですが。
まだ仮留めですが、今週本留めにするそうです。
ご意見お聞かせください。お願いします。
右下6番の歯が欠けたため、クラウンを作ってもらいました。
初めにクラウンの種類などの説明はなく、メタルとセラミックを使ったクラウン (メタル・セラミック) でした。
このメタルとセラミックの境目がザラザラで舌を切ってしまったこと、物を噛むと痛むことを理由にオールセラミックのクラウンに作り直してもらったのですが、今度は歯間の隙間が大きく食べ物がゴッソリ詰まるようになりました。
初めのクラウンの時の痛みの原因が分からなかったので、様子を見るために今回は仮止めにしてもらっています。
本留めの前に食物が詰まることを歯科医に相談しましたが、
「欠けた歯を削ってから数ヶ月(4ー5ヶ月?)経ってるから、歯茎が下がったのだ。
本留めすれば歯間が小さくなってて詰まらなくなる。」
と言われました。
(治療に時間が掛かったのは、クラウンの作り直しを歯科医が渋ったためです。)
ここで相談です。
@このまま本留めをして、歯間の隙間は本当に小さくなるのでしょうか。
デンタルフロスを通すとクラウンは隣の歯と合ったっていない感じです。
歯間の隙間を目で見ただけなので、作り直しを避けるためのいいわけとしか思えなくて。
A初めのクラウンの痛みの原因が分からなかったので、今回も不安です。
2日前に痛みがあったので。
レントゲンで見る限り正常だそうです。想像出来る原因はありますか?
Bメタル・セラミック(この国ではメタルに種類はないそうです)で舌を切ったりすることは普通あるのでしょうか。
境目がザラザラなのは普通だと言われたのですが。
まだ仮留めですが、今週本留めにするそうです。
ご意見お聞かせください。お願いします。
回答1
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2014-07-06 15:13:34
@ 歯と歯の間に物が詰まる方向は二つあると思います。
一つ目は前後の歯の接触具合の大きさによるものです。
前後の歯の接触具合は教科書には0.05mm〜0.11mmの間になければならないと書いてあると思います。具体的には0.05mmの板を挿入できて0.11mmの板が挿入できないように仕上げる事だと思います。
そして0.15mmを超えると詰まると書いてあると思います。
慣れた歯科医ならフロスを入れた感覚で分かるかもしれないと思います。
もう一つは歯間乳頭部が下がってしまい、歯の接触点と歯肉の間に空間ができてしまい横から挟まるという場合があると思います。
三番目としてはクラウンの縁の形態によるものやかみ合わせが原因でおきる事もあると思います。
今主治医はこの二つ目の状況であり歯茎が上がると詰まらなくなると言われているのではないでしょうか?
確かに補綴物をセット後歯肉が上がる事もあります。
一番目であれば何かを盛り足して接触具合を強くするか、再制作をしないとなかなか詰まらない様にはならないと思います。
ですから診断によって対応が変わると思います。
一つ目は前後の歯の接触具合の大きさによるものです。
前後の歯の接触具合は教科書には0.05mm〜0.11mmの間になければならないと書いてあると思います。具体的には0.05mmの板を挿入できて0.11mmの板が挿入できないように仕上げる事だと思います。
そして0.15mmを超えると詰まると書いてあると思います。
慣れた歯科医ならフロスを入れた感覚で分かるかもしれないと思います。
もう一つは歯間乳頭部が下がってしまい、歯の接触点と歯肉の間に空間ができてしまい横から挟まるという場合があると思います。
三番目としてはクラウンの縁の形態によるものやかみ合わせが原因でおきる事もあると思います。
今主治医はこの二つ目の状況であり歯茎が上がると詰まらなくなると言われているのではないでしょうか?
確かに補綴物をセット後歯肉が上がる事もあります。
一番目であれば何かを盛り足して接触具合を強くするか、再制作をしないとなかなか詰まらない様にはならないと思います。
ですから診断によって対応が変わると思います。
回答2
水川歯科医院(荒川区東日暮里)の水川です。
回答日時:2014-07-06 22:20:00
レンゲ さんこんばんは
>デンタルフロスを通すとクラウンは隣の歯と合ったっていない感じです
柴田先生のご説明のあった1つ目の歯と歯の接触具合が緩いようにおもわれます。
であれば新たにつくり直す必要があります。
そういった場合、ものがつまることで歯と歯の間の骨が吸収してしまう事がありそうなると歯茎は戻ってこない可能性が高いです。
>境目がザラザラなのは普通だと言われたのですが。
普通ではありません、研磨がうまくいってないのか適合が悪いのかわかりませんが、汚れもつきやすくなりますし、好ましい状態ではありません。
ご参考になれば
>デンタルフロスを通すとクラウンは隣の歯と合ったっていない感じです
柴田先生のご説明のあった1つ目の歯と歯の接触具合が緩いようにおもわれます。
であれば新たにつくり直す必要があります。
そういった場合、ものがつまることで歯と歯の間の骨が吸収してしまう事がありそうなると歯茎は戻ってこない可能性が高いです。
>境目がザラザラなのは普通だと言われたのですが。
普通ではありません、研磨がうまくいってないのか適合が悪いのかわかりませんが、汚れもつきやすくなりますし、好ましい状態ではありません。
ご参考になれば
相談者からの返信
相談者:
レンゲさん
返信日時:2014-07-07 06:41:55
先生方、お返事ありがとうございます。
とても参考になります。
クラウン装着後に起こるようになった噛む時に起こる痛みの原因を予想できる先生がいらっしゃれば教えてください。
(レントゲンでは異常なしだそうです)
柴田先生、
とても分かり易く詳細まで説明いただいてありがとうございます。
2つ目の歯の接触点と歯肉の間の空間に詰まっているのではないように思えますので、主治医に話してみます。
水川先生、
お返事ありがとうございます。
>ものがつまることで歯と歯の間の骨が吸収してしまう事があり
の意味がよく分からなかったのですが、どういうことでしょうか。
メタル・セラミックの境目のザラザラなのはやはり普通ではなかったのですね。
知れて良かったです。
とても参考になります。
クラウン装着後に起こるようになった噛む時に起こる痛みの原因を予想できる先生がいらっしゃれば教えてください。
(レントゲンでは異常なしだそうです)
柴田先生、
とても分かり易く詳細まで説明いただいてありがとうございます。
2つ目の歯の接触点と歯肉の間の空間に詰まっているのではないように思えますので、主治医に話してみます。
水川先生、
お返事ありがとうございます。
>ものがつまることで歯と歯の間の骨が吸収してしまう事があり
の意味がよく分からなかったのですが、どういうことでしょうか。
メタル・セラミックの境目のザラザラなのはやはり普通ではなかったのですね。
知れて良かったです。
タイトル | クラウンにしてから歯間に食べ物が詰まる (海外) |
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質問者 | レンゲさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
クラウン(差し歯・被せ)のトラブル 海外その他 クラウン(被せ物)の形・形態 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。