右下5.6番、嚢胞で抜歯することに抵抗があり再発も心配です
相談者:
mhmh77さん (38歳:女性)
投稿日時:2014-07-21 11:57:50
今年初めに開業医にて右下6番に大きな嚢胞(親指爪位の大きさ)があり骨を溶かしていると言われ、右下5番の根にも掛っているので右下5,6番を抜歯して膿を取り除かないといけないと言われました。
私としては年に2,3回6番の歯茎から膿は出ていたものの、歯の動揺も痛みも全くなかったので頭の中が真っ白になりました。
また地元の歯医者に毎年(20年以上も)定期健診も兼ねて通っていたのに、今まで何も言われてこなかったのて不信感が出ました(結婚し他県に移ったので今回の開業医とは別です)。
特に右下5番は見た目も綺麗なのでどうしても抜くのに抵抗があり、右下6番のみ抜歯、膿を取ってもらう事になりました。
そこで気になっているのが、抜歯している最中に歯科医が、
「本当なら歯茎を切開し、骨を少し削って洗浄した方が綺麗に取れる」
と言った言葉です。
今回私が処置して頂いたのは、抜歯した6番の穴から膿を取り除いただけだと思います。
抜歯後、開業医に「歯茎を切開し、骨を削って洗浄する」を懇願しましたが、右下5番を抜歯する前提での処置になると言われました。
抜歯して3カ月経ちましたが、歯茎の張れはだいぶ治まりました。
しかしまだ歯茎の下の方(唇との境)が盛り上がっている(膨らんでいる)箇所があり、触ると骨のように固いです。
そこにまだ膿が残っているのか、この歯茎の盛り上がりはもう治らないのか心配です。
また、もう膿を取り除いたので今となってはもうできないようですが、これだけ大きな膿(医学的に腫瘍と歯科医は言っていましたが)を実際に顕微鏡で細胞検査していないので、これが良性だったのか悪性だったのか分からず終いです。
気になり大きな総合病院へ行きましたが、再発や歯茎の腫れについては、実際その総合病院で手術を行っていないので分からないの一点張りでした。
また顕微鏡で細胞検査をしたい場合、
「右下5番を抜歯する前提で、歯茎を切開するしかない」
と言われました。
どうしても右下5番を抜歯するのに抵抗があります。
1、右下5番を抜歯せずに、歯茎を切開し細胞検査はできないのでしょうか。
2、今回歯茎を切開、骨を削って洗浄までしなかったのですが、のう胞の再発の恐れはどの位あるのでしょうか。
3、私の場合、右下5番は歯の根の一部を切る処置にならなかったのはなぜでしょうか。
長々となりましたが、ご教示よろしくお願いします。
私としては年に2,3回6番の歯茎から膿は出ていたものの、歯の動揺も痛みも全くなかったので頭の中が真っ白になりました。
また地元の歯医者に毎年(20年以上も)定期健診も兼ねて通っていたのに、今まで何も言われてこなかったのて不信感が出ました(結婚し他県に移ったので今回の開業医とは別です)。
特に右下5番は見た目も綺麗なのでどうしても抜くのに抵抗があり、右下6番のみ抜歯、膿を取ってもらう事になりました。
そこで気になっているのが、抜歯している最中に歯科医が、
「本当なら歯茎を切開し、骨を少し削って洗浄した方が綺麗に取れる」
と言った言葉です。
今回私が処置して頂いたのは、抜歯した6番の穴から膿を取り除いただけだと思います。
抜歯後、開業医に「歯茎を切開し、骨を削って洗浄する」を懇願しましたが、右下5番を抜歯する前提での処置になると言われました。
抜歯して3カ月経ちましたが、歯茎の張れはだいぶ治まりました。
しかしまだ歯茎の下の方(唇との境)が盛り上がっている(膨らんでいる)箇所があり、触ると骨のように固いです。
そこにまだ膿が残っているのか、この歯茎の盛り上がりはもう治らないのか心配です。
また、もう膿を取り除いたので今となってはもうできないようですが、これだけ大きな膿(医学的に腫瘍と歯科医は言っていましたが)を実際に顕微鏡で細胞検査していないので、これが良性だったのか悪性だったのか分からず終いです。
気になり大きな総合病院へ行きましたが、再発や歯茎の腫れについては、実際その総合病院で手術を行っていないので分からないの一点張りでした。
また顕微鏡で細胞検査をしたい場合、
「右下5番を抜歯する前提で、歯茎を切開するしかない」
と言われました。
どうしても右下5番を抜歯するのに抵抗があります。
1、右下5番を抜歯せずに、歯茎を切開し細胞検査はできないのでしょうか。
2、今回歯茎を切開、骨を削って洗浄までしなかったのですが、のう胞の再発の恐れはどの位あるのでしょうか。
3、私の場合、右下5番は歯の根の一部を切る処置にならなかったのはなぜでしょうか。
長々となりましたが、ご教示よろしくお願いします。
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2014-07-21 13:00:34
嚢胞の嚢と、膿をを混同されているように感じます。
>1、右下5番を抜歯せずに、歯茎を切開し細胞検査はできないのでしょうか。
骨を開削しなければ無理です。
頤孔という神経管の出口が近接しており、難しい意味があります。
>2、今回歯茎を切開、骨を削って洗浄までしなかったのですが、のう胞の再発の恐れはどの位あるのでしょうか。
嚢胞であったかどうかは、不明のことですから、総合病院での返答は
うなずけるものです。
>3、私の場合、右下5番は歯の根の一部を切る処置にならなかったのはなぜでしょうか
歯髄が生きている場合は、そのようなことはしません。
>1、右下5番を抜歯せずに、歯茎を切開し細胞検査はできないのでしょうか。
骨を開削しなければ無理です。
頤孔という神経管の出口が近接しており、難しい意味があります。
>2、今回歯茎を切開、骨を削って洗浄までしなかったのですが、のう胞の再発の恐れはどの位あるのでしょうか。
嚢胞であったかどうかは、不明のことですから、総合病院での返答は
うなずけるものです。
>3、私の場合、右下5番は歯の根の一部を切る処置にならなかったのはなぜでしょうか
歯髄が生きている場合は、そのようなことはしません。
相談者からの返信
相談者:
mhmh77さん
返信日時:2014-07-21 14:52:07
松山先生、早々なご返答ありがとうございます。
総合病院でセカンドオピニオンした際に、9割がたのう胞だろうと言われました。
実際顕微鏡検査していないので断定はできないのは承知しています。
処置して頂いた開業医ものう胞という判断で対応して頂いたと思いますので、信じるしかないかなと思います。
仮にのう胞だった場合、抜歯した穴からののう胞除去だけだと再発の恐れはあるのでしょうか。
歯の根が掛っていると言われた右下5番ののう胞発生も気になります。
ちなみに右下5番ですが、ブリッジを作る際に、根の治療をして貰ったので、神経はもうないと思います。
その際、開業医から「根の中はとても綺麗だった(膿はなかった)」と聞きました。
今後右下5番の処置をする場合、根の先端を除去して処置する方法はできないでしょうか。
度々でございますが、何卒ご意見よろしくお願いします。
総合病院でセカンドオピニオンした際に、9割がたのう胞だろうと言われました。
実際顕微鏡検査していないので断定はできないのは承知しています。
処置して頂いた開業医ものう胞という判断で対応して頂いたと思いますので、信じるしかないかなと思います。
仮にのう胞だった場合、抜歯した穴からののう胞除去だけだと再発の恐れはあるのでしょうか。
歯の根が掛っていると言われた右下5番ののう胞発生も気になります。
ちなみに右下5番ですが、ブリッジを作る際に、根の治療をして貰ったので、神経はもうないと思います。
その際、開業医から「根の中はとても綺麗だった(膿はなかった)」と聞きました。
今後右下5番の処置をする場合、根の先端を除去して処置する方法はできないでしょうか。
度々でございますが、何卒ご意見よろしくお願いします。
回答2
歯科医師の松山です。
回答日時:2014-07-22 09:33:47
>仮にのう胞だった場合、抜歯した穴からののう胞除去だけだと再発の恐れはあるのでしょうか。
嚢胞に到達する方法によって、再発の可能性の確率が変わるわけではありません。
普通は原因となったであろう歯を抜歯して、嚢胞を除去すれば、再発はまずおこりません。
>根の先端を除去して処置する方法
嚢胞発生の原因が、歯根にあるかどうかの診断次第です。
抜歯して根尖処置をして(嚢胞除去、大小により、歯根嚢胞かどうかなどにより可能かどうかは不明です)再植する方法もあるそうですが、私はしたことがないので、長期の予後も併せて、わかりません。
嚢胞に到達する方法によって、再発の可能性の確率が変わるわけではありません。
普通は原因となったであろう歯を抜歯して、嚢胞を除去すれば、再発はまずおこりません。
>根の先端を除去して処置する方法
嚢胞発生の原因が、歯根にあるかどうかの診断次第です。
抜歯して根尖処置をして(嚢胞除去、大小により、歯根嚢胞かどうかなどにより可能かどうかは不明です)再植する方法もあるそうですが、私はしたことがないので、長期の予後も併せて、わかりません。
相談者からの返信
相談者:
mhmh77さん
返信日時:2014-07-26 12:13:48
回答3
歯科医師の松山です。
回答日時:2014-07-26 21:18:33
前回書くのを忘れましたが、しばらく様子をみて、透過像が5番の根尖部から、離れていくようでしたら、一般的には、5番とはあまり関係がないことが多いです。
タイトル | 右下5.6番、嚢胞で抜歯することに抵抗があり再発も心配です |
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質問者 | mhmh77さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯、根の病気で抜けた・抜く予定 抜歯:5番(第二小臼歯) 抜歯:6番(第一大臼歯) 根管治療に関するトラブル 根の病気(根尖病変・根尖病巣) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。