銀歯をコンポジットレジンに交換希望だが、歯質を削ることに抵抗感あり
相談者：
えーちゃんさん (39歳：男性)
投稿日時：2014-08-19 20:41:49
銀の詰め物（上部にかぶさっている状態）を、コンポジットレジンへ代えたいです。
特に虫歯がひどくなったとかではないのですが、金属を使用しない歯にしようと思います。
麻酔を使用するようなことを聞きました。
現状をキープしつつ、銀の詰め物をはずし、レジンに置き換えるというようなことはできないのでしょうか？
ある程度、歯を削らないといけないのでしょうか？
特に虫歯がひどくなったとかではないのですが、金属を使用しない歯にしようと思います。
麻酔を使用するようなことを聞きました。
現状をキープしつつ、銀の詰め物をはずし、レジンに置き換えるというようなことはできないのでしょうか？
ある程度、歯を削らないといけないのでしょうか？
[過去のご相談]
回答1
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時：2014-08-19 21:00:49
まず 詰め物をはずすときに歯を削りますから、痛みを伴います。
なので麻酔は必要でしょう。
そのまま置き換えるようなわけにはいかず、歯の表層を一層削ってそこに接着剤を塗って、そしてレジンを添加していきます。
なので麻酔は必要でしょう。
そのまま置き換えるようなわけにはいかず、歯の表層を一層削ってそこに接着剤を塗って、そしてレジンを添加していきます。
相談者からの返信相談者：
えーちゃんさん
返信日時：2014-08-20 00:04:54
歯の上方にかぶさっているだけ状態です。
他の歯で、自然に何度か外れたことがあります。
L字型の器具があれば、簡単に外れそうな感じがします。
歯を削るのは、抵抗があります。
どの程度、削るのでしょうか？
というのは、予想以上に削られるような気がするからです。
痛みを伴うほどの歯の表層とは、何ミリ程度ですか？
仮に、削らずに金属が外れれば、そのままの状態でレジン可能なのでしょうか？
他の歯で、自然に何度か外れたことがあります。
L字型の器具があれば、簡単に外れそうな感じがします。
歯を削るのは、抵抗があります。
どの程度、削るのでしょうか？
というのは、予想以上に削られるような気がするからです。
痛みを伴うほどの歯の表層とは、何ミリ程度ですか？
仮に、削らずに金属が外れれば、そのままの状態でレジン可能なのでしょうか？
回答2
細見歯科医院の細見です。
回答日時：2014-08-20 00:49:21
タカタ先生が仰ってる通りです。
金属だけを外すことは出来ません、少なからず御自身の歯を削ることになります。
ただ拡大視野で（拡大鏡やマイクロスコープを使って）処置をすれば削られる量を少なく出来ると思います。
審美治療なので当然保険給付にはなりません。
金属だけを外すことは出来ません、少なからず御自身の歯を削ることになります。
ただ拡大視野で（拡大鏡やマイクロスコープを使って）処置をすれば削られる量を少なく出来ると思います。
審美治療なので当然保険給付にはなりません。
回答3高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時：2014-08-20 07:58:02
>削らずに金属が外れれば、そのままの状態でレジン可能なのでしょうか？
つめることは可能ですが、『外れないように詰める』のは無理です。
金属が外れても、歯の表面にはセメントが残っています
それを削り取ってあげないとレジンを接着させることが不可能だからです。
つめることは可能ですが、『外れないように詰める』のは無理です。
金属が外れても、歯の表面にはセメントが残っています
それを削り取ってあげないとレジンを接着させることが不可能だからです。
回答4
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時：2014-08-20 08:17:53
ご相談ありがとうございます。
＞歯の上方にかぶさっているだけ状態です。
＞他の歯で、自然に何度か外れたことがあります。
＞L字型の器具があれば、簡単に外れそうな感じがします。
そのような道具で簡単に外せる可能性はあります。
しかし、もし正しい治療で金属が詰めてあれば、自然に外れることは滅多に無いことです。
何度も同じ詰め物が外れることなど、正しい治療では考えられません。
もし正しい治療の金属であれば、そのような器具で外すと、歯が割れたり欠けたりするでしょう。
＞歯を削るのは、抵抗があります。どの程度、削るのでしょうか？
＞というのは、予想以上に削られるような気がするからです。
そのご心配は大事です。
削られる量は、歯科医師の考えと腕前にかかってきます。
健康を目指しているならば、自然の歯はできるだけ削らないことに配慮するでしょう。
しかしピアスの悪魔の辞典に皮肉られているような、歯の治療とは口の中に物を入れることだ、という考えの歯医者ならば詰め物が大事で、歯のことは眼中に無いでしょう。
＞痛みを伴うほどの歯の表層とは、何ミリ程度ですか？
治療を受ける人の感受性によって全く違います。
除去する時に触らないことは避けられませんが、全く削らないけれど、触っただけで痛いと感じる人は少なくありません。
一方、ざっくり削っても平気な人もいます。
＞仮に、削らずに金属が外れれば、そのままの状態でレジン可能なのでしょうか？
可能です。
しかし正しい方法ではないために、確かな接着は得られません。
接着が不完全なところは、目に見えないスキマとなり、将来バイ菌を吸い込んでむし歯になり、前よりも大きく削ることになるか、神経を失うことになります。
先ほど書いた考え方の問題です。
今の痛みの大小だけが大事で、歯を大事にしたくなければ、そうしてほしいとお願いすればなかにはしてもらえる歯科医師もいるかもしれません。
大事なことは、何が大切かという順番を付けることです。
治療前に良く相談しましょう。
＞歯の上方にかぶさっているだけ状態です。
＞他の歯で、自然に何度か外れたことがあります。
＞L字型の器具があれば、簡単に外れそうな感じがします。
そのような道具で簡単に外せる可能性はあります。
しかし、もし正しい治療で金属が詰めてあれば、自然に外れることは滅多に無いことです。
何度も同じ詰め物が外れることなど、正しい治療では考えられません。
もし正しい治療の金属であれば、そのような器具で外すと、歯が割れたり欠けたりするでしょう。
＞歯を削るのは、抵抗があります。どの程度、削るのでしょうか？
＞というのは、予想以上に削られるような気がするからです。
そのご心配は大事です。
削られる量は、歯科医師の考えと腕前にかかってきます。
健康を目指しているならば、自然の歯はできるだけ削らないことに配慮するでしょう。
しかしピアスの悪魔の辞典に皮肉られているような、歯の治療とは口の中に物を入れることだ、という考えの歯医者ならば詰め物が大事で、歯のことは眼中に無いでしょう。
＞痛みを伴うほどの歯の表層とは、何ミリ程度ですか？
治療を受ける人の感受性によって全く違います。
除去する時に触らないことは避けられませんが、全く削らないけれど、触っただけで痛いと感じる人は少なくありません。
一方、ざっくり削っても平気な人もいます。
＞仮に、削らずに金属が外れれば、そのままの状態でレジン可能なのでしょうか？
可能です。
しかし正しい方法ではないために、確かな接着は得られません。
接着が不完全なところは、目に見えないスキマとなり、将来バイ菌を吸い込んでむし歯になり、前よりも大きく削ることになるか、神経を失うことになります。
先ほど書いた考え方の問題です。
今の痛みの大小だけが大事で、歯を大事にしたくなければ、そうしてほしいとお願いすればなかにはしてもらえる歯科医師もいるかもしれません。
大事なことは、何が大切かという順番を付けることです。
治療前に良く相談しましょう。
相談者からの返信相談者：
えーちゃんさん
返信日時：2014-08-20 08:55:15
回答5
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時：2014-08-20 11:05:36
＞歯を削るのは、抵抗があります。どの程度、削るのでしょうか？
＞というのは、予想以上に削られるような気がするからです。
マイクロスコープなどを用いて、治療動画を見せてもらえれば「どの程度削る必要があるのか」が患者さん自身が解ります。
金属を外し、染め出しをした状態で一度、ご自身の歯の状態を見せてもらえれば「必要な削る量」を御理解できるかと思います。
＞ 痛みを伴うほどの歯の表層とは、何ミリ程度ですか？
解りません。
歯髄から近ければ近いほど痛みを感じやすくなりますが、近いか、遠いかは歯によってそれぞれ違います。
従って、細見先生が書かれているように「拡大視野での処置」が重要になるわけです。
また、相良先生の書かれているように「痛みに対する感受性」も個人差があります。
なので「やってみなければ解らない」のです。
「無麻酔で削ってみて、痛みが出なければラッキー」な治療を受けたいか「しっかり麻酔を効かせた無痛治療」を受けたいかだと思います。
（選択権は患者さんにありますから）
＞ 仮に、削らずに金属が外れれば、そのままの状態でレジン可能なのでしょうか？
自然に外れた場合でも一層は削ります。
１ セメントなどが残っていると上手く接着できない
２ 外れた理由が二次カリエスであれば削る必要がある
３ 外れた瞬間に歯面が汚染されている
が主な理由です。
＞何年か後にレジンが限界になったとき、もう一度歯を削ることになるのでしょうか？
基本的にはそうなりますね。
＞限界が近づいたとき、レジンに目に見えた変化があるのでしょうか？
表面性状や咬み合わせに変化が出ると思います。
＞というのは、予想以上に削られるような気がするからです。
マイクロスコープなどを用いて、治療動画を見せてもらえれば「どの程度削る必要があるのか」が患者さん自身が解ります。
金属を外し、染め出しをした状態で一度、ご自身の歯の状態を見せてもらえれば「必要な削る量」を御理解できるかと思います。
＞ 痛みを伴うほどの歯の表層とは、何ミリ程度ですか？
解りません。
歯髄から近ければ近いほど痛みを感じやすくなりますが、近いか、遠いかは歯によってそれぞれ違います。
従って、細見先生が書かれているように「拡大視野での処置」が重要になるわけです。
また、相良先生の書かれているように「痛みに対する感受性」も個人差があります。
なので「やってみなければ解らない」のです。
「無麻酔で削ってみて、痛みが出なければラッキー」な治療を受けたいか「しっかり麻酔を効かせた無痛治療」を受けたいかだと思います。
（選択権は患者さんにありますから）
＞ 仮に、削らずに金属が外れれば、そのままの状態でレジン可能なのでしょうか？
自然に外れた場合でも一層は削ります。
１ セメントなどが残っていると上手く接着できない
２ 外れた理由が二次カリエスであれば削る必要がある
３ 外れた瞬間に歯面が汚染されている
が主な理由です。
＞何年か後にレジンが限界になったとき、もう一度歯を削ることになるのでしょうか？
基本的にはそうなりますね。
＞限界が近づいたとき、レジンに目に見えた変化があるのでしょうか？
表面性状や咬み合わせに変化が出ると思います。
相談者からの返信相談者：
えーちゃんさん
返信日時：2014-08-20 16:28:20
ありがとうございました。
とても理解ができ、今後の治療の参考にしたいと思います。
とても理解ができ、今後の治療の参考にしたいと思います。
| タイトル | 銀歯をコンポジットレジンに交換希望だが、歯質を削ることに抵抗感あり |
|---|---|
| 質問者 | えーちゃんさん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 39歳 |
| 性別 | 男性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
レジン(白いプラスチック) 詰め物、インレーその他 |
| 回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
