神経に到達した虫歯を神経を抜かずに治療

相談者: わかさぎさん (23歳:女性)
投稿日時:2014-09-25 09:24:41
二年前から虫歯になり最初に行った歯医者さんでは即神経抜きましょうと言われ不信感がつのり、その場は帰りました


次にセカンドオピニオンでたまたま行った都内の歯医者さんでは虫歯で神経を抜かない治療を行ってました。

そこでは最初まだ治る余地があるから一緒に神経を抜かない治療をしようと言われました。


その治療の名前はよくわかりませんが、毎回毎回虫歯で出来た空洞の中に薬剤を入れてその後に青い光を出す照射器?を当てて固まるまで待つという治療方法でした。
保険内治療でやすかったので二年間、毎月通いました。


しかし先月に

「もう虫歯菌が神経に達しています。
完全に虫歯菌をなくすのは不可能になりました。
これからは虫歯菌を抑えながら、治療を続けていきましょう。」

これってほぼ半永久的に通い続けろってことですよね?


どうにもこうにも私はどうすればいいのかわかりません。
神経を抜くとすぐ歯がダメになると聞きますし、かと行って残すという選択肢はあまりにも大変すぎます。
半永久的に通わなくてはいけないのですから。



皆様のお考えをお聞かせください。
いっそのこと神経を抜くべきなのか、それとも別の治療法があるのか。
よろしくお願いします


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2014-09-25 10:12:32
今の主治医がどの様な治療をしているか解りませんが、2年前虫歯になったと気が付いたのは何らかの症状が有ったからでしょうか。

もし痛みなどの症状が有って気が付いたのなら一般的には神経の処置が必要だったと思います。

症状が何もなくたまたま見つかった虫歯なら神経を残せる可能性は十分に有ったとおもいます、ただ何カ月も通う必要はないように思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: わかさぎさん
返信日時:2014-09-25 11:34:11
虫歯になった箇所の歯がやけにスースーするので、歯医者に行ったところ虫歯と診断されました。


やはり神経を残すのは厳しいでしょうか。
また神経を残すこと、神経を取ることのメリット、デメリットを教えてください。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-09-25 12:07:38
経験上は、生きてる神経についてはほぼ残せる実感はありますが、自分は1〜2回の処置で行いますし、保険治療の範囲内では難しいと思いますよ。

2年かける良い方法というのはちょっと想像がつかないですね。



一般的にはどこかの時点でやはり神経は抜く判断になりますので、その場合に重要な事は、生きてる神経を抜く処置(根管治療の中の、"抜髄"とか"初回治療"と言われます)を、ラバーダム等含めて可能な限り丁寧に行なって頂くことです。

日本の保険治療の話ではありませんが、欧米の専門医がベストを尽くして抜髄をすれば成功率は90%以上確実にありますので、これが成功すればその後のデメリットというのはさほど気にしなくても大丈夫だと思いますよ。


逆に抜髄を失敗してしまった場合、というのがイコールデメリットと考えて良いと思います。

再治療("感染根管治療")は欧米の専門医でも成功率が60〜80%程度と考えられますし、日本の保険治療だと確かなデータはわかりませんが、30〜40%程度がおそらく平均だと思います。

じゃんけんをして、あいこなしで勝つぐらいの割合です。
しかも理屈的に、じゃんけんの回数は増えるほど勝てる確率は下がってしまいます。


となると、抜髄を成功すればOKですが、失敗した場合は何年かおきに感染根管治療が必要になり、それを数回繰り返したあたりで歯質が耐え切れなくなって抜歯に至る・・というのが一般的な流れになりますから、初回治療(抜髄)の重要性がご理解頂けるかと思います。


自分であれば今のこのタイミングで、根管治療專門の自費歯科医院など探して受診するかと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2014-09-25 12:35:04
私も自費治療で行う神経を残す治療というのをしていますが、1度か2度の来院でほとんどのケースが済みますから1か月ごとに青い光を当てる方法で保険診療というものを想像することが出来ませんでした。
どういう治療法なのか是非教えてもらいたいです。


2年間毎月通院した結果、「先月に「もう虫歯菌が神経に達しています。完全に虫歯菌をなくすのは不可能になりました。これからは虫歯菌を抑えながら、治療を続けていきましょう。」」では困りますね。。


何か症状があるのでしょうか?

担当の先生にどうしてそうなったのか?尋ねてみられてはいかがでしょう?



>神経を残すこと、神経を取ることのメリット、デメリットを教えてください。

神経を残すことが出来れば、歯は周囲の組織と組織液のやり取りを続けられますから生きた状態で保てるので経年的に加わるストレスから歯自身が補強され結果的に長持ちします。

神経をとると周囲の組織とのやり取りがなくなり死んだ状態になるので経年的な補強を行うことが出来ませんから結果として割れたり、折れやすくなります。


ただ、わかさぎさんが神経に達するような虫歯を作ってしまったという経緯を考えれば無理に神経を残す治療を行っても予後は期待するほどよくないかもしれません。

出来れば、神経を保存する治療を行うことをきっかけに歯磨き法を見直したり、食生活の見直しを行うことが出来れば、とてもよい治療法を選択されたということにつながるでしょう。



今材料も技術もかなり進歩していますから、抜髄し人工物で補強し、虫歯のリスクを判断した上で冠や修復物で修復し、適当な時期に噛みあわせを調整して力のコントロールを行うことで抜髄した歯の保存性はかなり上がっていると思います。

担当の先生のお考えをしっかり確認されたうえで、ご自身で選択されるしかないでしょう。
(症状が出ているならば抜髄し早期に修復したほうが感染源になるリスクが少なくなるかもしれません)

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: わかさぎさん
返信日時:2014-09-25 12:35:22
ではやはり神経はとってしまったほうがいいということでしょうか。

そしてやはり保険内じゃ良い初回治療を受けられないのですね。
3mix法というんですかね。
今調べたところそれが近いと思います。


また、生きている神経とはどうゆうことでしょうか

自分は歯がスースーする→冷たいもの、暑いものを食べるとしみる→病院にて3mix法に近い治療→しみる事が消えて普通に噛んだりできる→毎月通い、二年間→今に至る。です。

治療を終えるとしみる事は全くなく、治療前は冷たいもの暑いものがしみるというくらいでした。
神経はどうなっているのでしょうか


冷たいものや暑いものがしみる。という時点でもう手遅れなんでしょうか?
回答 回答4
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2014-09-25 12:49:24
神経が生きているか?死んでいるかは、歯科医院で調べてもらえますから診断してもらい説明を聞いてください。

歯髄症状がなくなるには、神経が死んで無くなった場合と、2次象牙質が出来て歯髄に刺激が伝わりにくくなった結果の場合と2通りあります。


ご質問の内容では前者のような印象を受けますが、担当歯科医はご存知だと思いますので教えてもらってください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: わかさぎさん
返信日時:2014-09-25 13:41:15
というか3人のお医者様が治療法がわからないなんて、なんか本当にちゃんとした治療受けてたのか心配になってきました(笑)

先生が言うには毎月毎月薬で虫歯菌を減らしてる。
しかし神経に取り付いてしまったらもうどうしようもない。とのことです。


最初の治療方針としては、毎月毎月薬で虫歯菌を減らして、2次象牙質ができるまで待とうだったのですが、多分2次象牙質が出来なかったんだと思います。

もう神経に虫歯菌がいるんでしょうけども、薬で虫歯菌を減らして、痛みがない状態にしているんじゃないでしょうか。


ちょっと下品な話になってしまい申し訳ないのですが、保険外治療で神経を残す治療、もしくは渡辺先生が言ってくださった丁寧な抜髄処置というのはいくら位かかるものなのでしょうか。



タイトル 神経に到達した虫歯を神経を抜かずに治療
質問者 わかさぎさん
地域 非公開
年齢 23歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
根の病気・異常その他
覆髄・覆罩(覆ずい・覆とう)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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