右下6番、神経がある歯をクラウンにしたことを後悔

相談者: にじほさん (54歳:女性)
投稿日時:2014-09-30 21:05:16
先生の勧めにより右下6番をクラウンにしました。
神経はあります。

クラウンにした後、いろいろ調べてみると、クラウンにするのは抜髄した場合にしかたなくというケースが多いようです。

先生の話では神経を守るためにということでしたが、このような判断をされることはあるのか、他の先生方に聞いてみたいと思います。

私はクラウンにしたことによって、歯の寿命を短くしてしまったのでしょうか?

また、クラウンの下側で知覚過敏があります。
この知覚過敏は時間とともにおさまるでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2014-09-30 21:20:08
神経を残してもクラウンにする場合も有ります。

残存歯質が少ない場合など、有髄でクラウンにすることもあります。



>この知覚過敏は時間とともにおさまるでしょうか?

自発痛が無ければ、収まってくることが多いと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: にじほさん
返信日時:2014-10-01 04:55:03
細見先生、回答ありがとうございます。

再度質問させてください。
残存資質が少ない場合というのは、どの程度でしょうか。

例えば、舌側、近心側の8割以上が残っていた場合でも、クラウンにするのでしょうか?

本来仕方なくするものなのに、神経を守るという言葉を真に受けてこちらを選んだことをとても後悔して、とても苦しい思いをしています。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2014-10-01 08:44:52
ご相談ありがとうございます。

>残存資質が少ない場合というのは、どの程度でしょうか。


治療方針はいろいろな要素が絡み複雑です。
また多い少ないという主観的な判断は人によって全く違った結論になることがあります。

つまりそれだけではクラウンが間違いとも言い切れません。


>例えば、舌側、近心側の8割以上が残っていた場合でも、クラウンにするのでしょうか?


個人的に私ならばインレーアンレーができないか検討してみたい気はします。
しかし、先ほど説明したように他の状況などが何も分かりませんから、これだけでは決めかねます。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: にじほさん
返信日時:2014-10-01 11:33:09
さがら先生、ありがとうございます。

クラウンにした後、たとえば外れたりした場合、もう一度かぶせることになったとき、少し削ることになりますか?
その際、痛みが出たると抜髄することになった方の悩みをこのサイトでも読みました。

神経を守るためにしたことが結局、抜髄→抜歯インプラントへの道を進むことになったのではないかと心配しています。

そしてそうなったとき、高齢になった自分が、歯のトラブルに耐えないといけないことが予想され、大変つらくなります。

クラウンを長持ちさせて支障なく、高齢になっても使い続けていらっしゃる方はいますか?
そのような方は何に心掛けていらっしゃるのでしょうか?

ご教示いただけますようお願いいたします。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2014-10-01 13:56:25
ご返信ありがとうございます。


クラウンにした後、たとえば外れたりした場合、もう一度かぶせることになったとき、少し削ることになりますか?


ふつうはそうなります。
なぜならばクラウンが外れた原因の一つに、削り方の問題があることが多いからです。


>クラウンを長持ちさせて支障なく、高齢になっても使い続けていらっしゃる方はいますか?


きちんと治療すれば、痛みも出ず、外れることもなく、ふつうそうなります。

ちなみに当院の治療でさえも10年20年と使えることが普通ですし、最長は約40年間無事に今も使えています。

中には30年位で記録が止まってしまった方も何人もいらっしゃいました。
80才や90才にもなると、身体の寿命が先になりお迎えが来てしまったからです。


>そのような方は何に心掛けていらっしゃるのでしょうか?


まず人生のゴールまで目標を立て、クラウンも大事ですがそれよりも自分の歯を一生残す希望を持ち、口とつながる心身の健康も歯科予防で守る知識を増やし、削る前に治療内容を吟味選択してから始め、クラウンが入ったら終わりではなくそこからが人生のやり直しのスタートと思い直し、アフターケアにかよい、又クラウンになった原因を変える決意をして、残りの他の歯を一生むし歯にしない予防医療のために痛くない時から通院を始め、何も事件が起きないけれど地道に通い続けるという心がけです。

実際にお亡くなりになった後にご家族から、クラウンも自分の歯も全部の歯が残ってお喜びであったというお話も何人も伺っています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: にじほさん
返信日時:2014-10-02 16:21:54
さがら先生、ご回答ありがとうございました。

クラウンにした歯がどうしても自分の歯とは思えず、鏡を見るたびに違和感を感じておりましたが、担当医と話をして、この歯とともに年老いていこうと思うことにしました。

今回のことは苦しい経験ですが、これをきっかけに知識を増やして歯科にかかる時には適切に質問して、いろいろな選択肢の中から慎重に選択しようと思います。


さがら先生がおっしゃるように

・人生やり直しのスタートと思い
・アフターケアにも地道に通い
・残りの他の歯を虫歯にしないように予防に努めたいと思います。

大切なことをご教示いただき、とても感謝しております。

さがら先生、細見先生、前回の質問でお答えいただいた三浦先生、どうもありがとうございました。



タイトル 右下6番、神経がある歯をクラウンにしたことを後悔
質問者 にじほさん
地域 非公開
年齢 54歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯、知覚過敏の痛み
クラウン(差し歯・被せ)その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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