開口訓練で関節円板のズレは戻りますか?擬似関節円板とは何ですか?

相談者: ゆりママ0827さん (31歳:女性)
投稿日時:2014-10-25 06:08:22
ご質問宜しくお願い致します

両側顎関節症3型

左 復位を伴う前方転位
右 復位を伴う内側転位

時々ロックします

治療は開口訓練のみです

@開口訓練で関節円板のズレは元に戻りますか?

A擬似関節円板とは何でしょうか?

担当医が説明してくれたのですが、よく理解出来なかった為詳しく知りたいです。

宜しくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-10-25 07:52:59
西山です

質問@
転位した関節円板を確実に戻すには、手術しかないと思います。
ただ、現在ではあまり行われていないと思います。

質問A
転位した関節円板の後ろの軟組織ないに、繊維化が生じて円板のようや硬さを持った組織になった物です。
手にできるマメのイメージですね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆりママ0827さん
返信日時:2014-10-25 08:06:57
西山先生ご回答ありがとうございます。

開口訓練で完全ではなくても、ある程度は戻ると言う事でしょうか?

また、擬似関節円板と言うのが出来ると、どういった効果があるのでしょうか?

すみませんがよろしくお願いします。
回答 回答2
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2014-10-25 11:30:37
偽関節という医学用語はあるのですが、疑似関節円板という用語は日本顎関節学会用語集 初版には収録されていません。

初めて目にしました。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2014-10-25 12:29:10
西山です

顎関節学会編の「新編 顎関節症」という本には,”偽円板”という言葉で表現されているものだと思います.
力に対する耐久性が生じます.

ちなみに,転位円板は開口訓練で戻すことはできないと考えたほうがよいと思います(戻す必要もあまりないと考えますが).

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆりママ0827さん
返信日時:2014-10-25 12:36:37
松山先生、西山先生ご回答ありがとうございます。

擬似と言うのは私が聞き間違えたのかもしれません。
「偽関節」と言うのですね。

普段口は3センチ開くのにマウスピースの治療はなく、開口訓練の指導のみと言う事は、時々ロックがおきるので開口訓練によって「偽関節円板」が出来て、ロックがおこらなくなる為と言うことなのでしょうか?

ズレは開口訓練では戻せないのですね。

よろしくお願いします。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2014-10-25 15:52:59
開口訓練では、戻せないということだと思いますよ。

私はあまり詳しくないですから、他の先生の意見を聞いてください。
実は私も勉強になります。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2014-10-25 17:49:46
西山です

>擬似と言うのは私が聞き間違えたのかもしれません。
>「偽関節」と言うのですね。
>開口訓練によって「偽関節円板」が出来てロックがおこらなくなる為と言うことなのでしょうか?

「偽円板」を疑似関節と表現したのではないでしょうか.
「偽関節」とは骨折などで折れた部分に可動性が生じた状態ですので別物です.

開口訓練の目的は,転位した関節円板を下顎頭という関節の突起が乗り越えることをスムーズにさせることだと思います.
それによって間欠ロックのリスクを減らすということでしょう.

>普段口は3センチ開くのにマウスピースの治療はなく

これとマウスピース治療とは関連は低いのではないでしょうか.

ただ,間欠ロックが生じるタイミングが起床時に限定されていて,なおかつ顎関節に負担がかかり易い噛み合わせの状態である場合は,睡眠時にマウスピースを使用すると間欠ロックが生じにくくなる可能性はあります.

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆりママ0827さん
返信日時:2014-10-25 20:33:36
古舘先生、西山先生、ご回答下さりありがとうございます。

間欠ロックは起床時のみです。

つい先日まで使っていたマウスピースがあるのですが、転院先の先生に「食いしばりのある人にマウスピースは向かない」と言われたため、自己判断でつけるのは良くないかと思い、ここ数日は使用を我慢しています…。

何度もご回答下さりありがとうございました。



タイトル 開口訓練で関節円板のズレは戻りますか?擬似関節円板とは何ですか?
質問者 ゆりママ0827さん
地域 静岡
年齢 31歳
性別 女性
職業 主婦
カテゴリ 顎関節症
口腔外科関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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