[写真あり] 下顎骨髄炎の治療とその後のインプラント
相談者:
みさ33さん (49歳:女性)
投稿日時:2014-11-14 20:04:08
メンテナンスに行った際、左下7番のぐらつきみつかり 念のためレントゲンを撮ってもらったら、膿がみつかり下顎骨髄炎と診断されました。
膿は左下7番の歯根と6番の歯根の片側をすっぽり囲んでいる袋と、6番のもう片方の歯根の先にあります。
左下67の抜歯を薦められました。
膿は歯槽骨まで溶かしてしまっているので、その後骨移植をしてインプラント。
骨移植は出来るだけ大きい骨が良いので、自骨なら腰から、人工骨という方法もあります。と説明を受けました。
私は怖くなってしまい、もともとインプラントに抵抗があったものですから…
出来るだけ自分の歯は残したいとも思いましたし。
それで結果
左下7番全部と6番の分割抜歯を行い膿袋を取る事になりました。
もう片方の6番の膿は根管治療で様子を見る事になりました。
その後、幸いにも生えている左下8番(親不知)但し、半分しか顔を出していませんが…これを矯正して出来るだけ半分残っている6番に近づけブリッジをする。
これが今、私と主治医の考える最善の方法ですが、もし、残している6番の根管治療が上手くいかなかった場合この残りの6番も抜歯しなければなりません。
また8番の矯正が上手くいかなければブリッジが難しくなります。
そうなれば結局、骨移植にインプラントです。
もう、この際67両方抜歯してしまった方が良いのでしょうか?
他にもっと良い方法はないのでしょうか?
どうかご意見お聞かせください。
1週間後、分割抜歯の為、先に歯を半分に切断する処置を予定しています。
膿は左下7番の歯根と6番の歯根の片側をすっぽり囲んでいる袋と、6番のもう片方の歯根の先にあります。
左下67の抜歯を薦められました。
膿は歯槽骨まで溶かしてしまっているので、その後骨移植をしてインプラント。
骨移植は出来るだけ大きい骨が良いので、自骨なら腰から、人工骨という方法もあります。と説明を受けました。
私は怖くなってしまい、もともとインプラントに抵抗があったものですから…
出来るだけ自分の歯は残したいとも思いましたし。
それで結果
左下7番全部と6番の分割抜歯を行い膿袋を取る事になりました。
もう片方の6番の膿は根管治療で様子を見る事になりました。
その後、幸いにも生えている左下8番(親不知)但し、半分しか顔を出していませんが…これを矯正して出来るだけ半分残っている6番に近づけブリッジをする。
これが今、私と主治医の考える最善の方法ですが、もし、残している6番の根管治療が上手くいかなかった場合この残りの6番も抜歯しなければなりません。
また8番の矯正が上手くいかなければブリッジが難しくなります。
そうなれば結局、骨移植にインプラントです。
もう、この際67両方抜歯してしまった方が良いのでしょうか?
他にもっと良い方法はないのでしょうか?
どうかご意見お聞かせください。
1週間後、分割抜歯の為、先に歯を半分に切断する処置を予定しています。
回答1
相談者からの返信
相談者:
みさ33さん
返信日時:2014-11-15 10:14:18
回答2
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2014-11-15 16:37:56
自家骨移植が腰から?と言われたんですか?
チョット現在のインプラント治療レベルからは考え難い選択肢です。
私はしない方が良いと思います。
他の方法、もっと侵襲の少ない方法がある筈ですから。
8番、親知らずがあるなら、それを移植する方法から、6、7番2本インプラントにする方法まで、色々治療方法が考えられるので、色々と相談に行かれることをお勧めします。
これ以上辛い思いをされないよう、最大限配慮して下さる先生と巡り合えると良いですね。
失礼しました。
チョット現在のインプラント治療レベルからは考え難い選択肢です。
私はしない方が良いと思います。
他の方法、もっと侵襲の少ない方法がある筈ですから。
8番、親知らずがあるなら、それを移植する方法から、6、7番2本インプラントにする方法まで、色々治療方法が考えられるので、色々と相談に行かれることをお勧めします。
これ以上辛い思いをされないよう、最大限配慮して下さる先生と巡り合えると良いですね。
失礼しました。
回答3
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2014-11-15 17:56:49
ご相談ありがとうございます。
骨髄炎、腰骨の移植、とても大病の名前で、しかも大がかりな入院治療で、びっくりしますね。
奥歯にぐらつきがあり膿が溜まる病気はちっとも珍しくありません。
ふつうは神経を取った治療の経過が良くないか、歯周病か、その両方が良くあるパターンです。
>膿は左下7番の歯根と6番の歯根の片側をすっぽり囲んでいる袋と、6番のもう片方の歯根の先にあります。
それがふつうのパターンであり、ふつうは根の治療か歯周病の治療をする根拠の一つとなります。
ふつううまくいけば、膿が止まりレントゲンの影も小さくなり、歯が残せるからです。
診断が一気に下顎骨髄炎となった根拠が分かりませんが、いきなり2本抜歯という計画もとても急いでいるような印象も受けます。
骨髄炎の診断は珍しく治療方法も重要です。
単純に抜歯するだけではなく、炎症をどう治療するのか、残った炎症細胞をどう確認するのかを説明して頂くと良いと思います。
>骨移植は出来るだけ大きい骨が良いので、自骨なら腰から、人工骨という方法もあります。
>私は怖くなってしまい、
それは怖くなりますよね。
でも松元先生も回答しているとおり、そのような場合に腰骨の移植は普通しませんが、ご担当の先生が提案されたのであれば相当自信があるのではないでしょうか。
その場所への腰骨移植の大きな手術であれば貴重な症例といえます。
成功のイメージが湧いてくるように、今までのその先生のご実績が何症例あるか、そして治療症例の術前術後の写真があるはずなので、教えて頂くと良いと思います。
なお、ご年齢からはふつう重症化している歯周病があってもおかしくありませんから、歯周病の診断が出なかったことは、その分だけとてもラッキーな状態といえます。
ただ、なぜいきなり大ごとなお話から始まったのかが分かりませんが、一般的に言っても歯を残すことは大切ですから、細見先生も回答しているとおり、歯を残す治療に力を入れている歯科医師に一度相談してみてはいかがでしょうか。
あるいは骨髄炎の診断名で大学病院などへ紹介状を書いて頂く方法もありそうです。
骨髄炎、腰骨の移植、とても大病の名前で、しかも大がかりな入院治療で、びっくりしますね。
奥歯にぐらつきがあり膿が溜まる病気はちっとも珍しくありません。
ふつうは神経を取った治療の経過が良くないか、歯周病か、その両方が良くあるパターンです。
>膿は左下7番の歯根と6番の歯根の片側をすっぽり囲んでいる袋と、6番のもう片方の歯根の先にあります。
それがふつうのパターンであり、ふつうは根の治療か歯周病の治療をする根拠の一つとなります。
ふつううまくいけば、膿が止まりレントゲンの影も小さくなり、歯が残せるからです。
診断が一気に下顎骨髄炎となった根拠が分かりませんが、いきなり2本抜歯という計画もとても急いでいるような印象も受けます。
骨髄炎の診断は珍しく治療方法も重要です。
単純に抜歯するだけではなく、炎症をどう治療するのか、残った炎症細胞をどう確認するのかを説明して頂くと良いと思います。
>骨移植は出来るだけ大きい骨が良いので、自骨なら腰から、人工骨という方法もあります。
>私は怖くなってしまい、
それは怖くなりますよね。
でも松元先生も回答しているとおり、そのような場合に腰骨の移植は普通しませんが、ご担当の先生が提案されたのであれば相当自信があるのではないでしょうか。
その場所への腰骨移植の大きな手術であれば貴重な症例といえます。
成功のイメージが湧いてくるように、今までのその先生のご実績が何症例あるか、そして治療症例の術前術後の写真があるはずなので、教えて頂くと良いと思います。
なお、ご年齢からはふつう重症化している歯周病があってもおかしくありませんから、歯周病の診断が出なかったことは、その分だけとてもラッキーな状態といえます。
ただ、なぜいきなり大ごとなお話から始まったのかが分かりませんが、一般的に言っても歯を残すことは大切ですから、細見先生も回答しているとおり、歯を残す治療に力を入れている歯科医師に一度相談してみてはいかがでしょうか。
あるいは骨髄炎の診断名で大学病院などへ紹介状を書いて頂く方法もありそうです。
相談者からの返信
相談者:
みさ33さん
返信日時:2014-11-16 10:22:15
相談者からの返信
相談者:
みさ33さん
返信日時:2014-11-16 11:54:27
さがら先生 様
お忙しい中、ご返答ありがとうございます。
詳しく説明いただき、ありがとうございます
いきなり抜歯となった理由ですが、
・膿の袋が相当大きいため
・膿が神経の近く0.8oまで来ていること(左下7番)
・リンパ節による頭痛がある事
と説明をうけました。
抜歯は市立病院で、主治医の立会いの下 市立病院の部長先生に執刀していただく事になっております。
主治医のクリニックでCT撮影をして、その日のうちに市立病院へ
次の日には抜歯が決定しました。
あっという間の選択でとまどうばかりです。
左下6番の分割抜歯のため、歯を半分に切る処置の日が4日後に迫っています。
写真を添付しますので、一度見て頂けたら有難いです。
どうかよろしくお願いいたします。
画像2 左下7番です
画像1 画像2
お忙しい中、ご返答ありがとうございます。
詳しく説明いただき、ありがとうございます
いきなり抜歯となった理由ですが、
・膿の袋が相当大きいため
・膿が神経の近く0.8oまで来ていること(左下7番)
・リンパ節による頭痛がある事
と説明をうけました。
抜歯は市立病院で、主治医の立会いの下 市立病院の部長先生に執刀していただく事になっております。
主治医のクリニックでCT撮影をして、その日のうちに市立病院へ
次の日には抜歯が決定しました。
あっという間の選択でとまどうばかりです。
左下6番の分割抜歯のため、歯を半分に切る処置の日が4日後に迫っています。
写真を添付しますので、一度見て頂けたら有難いです。
どうかよろしくお願いいたします。
画像2 左下7番です
画像1 画像2
回答4
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2014-11-16 12:37:50
ご返信ありがとうございます。
ここで診断を行うことはできません。
>・膿の袋が相当大きいため
>・膿が神経の近く0.8oまで来ていること(左下7番)
これは写真からも肯定できそうです。
また長期的な病変であり、7番には深いむし歯もありそうですし、しかも5番にも絡んでいるので6番だけで良いのかどうか、難しいことには間違いがなさそうにも見えます。
ただ写真だけでははっきり言えませんが、今まで巨大な病変をみたことはたくさんありますし、そうとう深いむし歯も残せましたから、個人的には根管治療にとっては、とりわけ大きいとも言いにくいかもしれません。
やはり根管治療の専門医に、保険はききませんが、歯の保存の可能性を相談してみる価値はあるのではないかとも思えます。
>・リンパ節による頭痛がある事
これは科学的な説明とはいえませんから、聞き間違いではないでょうか。
市立病院でも骨髄炎の診断が出たのであればその診断書もお持ちになると良いと思います。
やはり抜歯が適切となるかもしれません。
ここで診断を行うことはできません。
>・膿の袋が相当大きいため
>・膿が神経の近く0.8oまで来ていること(左下7番)
これは写真からも肯定できそうです。
また長期的な病変であり、7番には深いむし歯もありそうですし、しかも5番にも絡んでいるので6番だけで良いのかどうか、難しいことには間違いがなさそうにも見えます。
ただ写真だけでははっきり言えませんが、今まで巨大な病変をみたことはたくさんありますし、そうとう深いむし歯も残せましたから、個人的には根管治療にとっては、とりわけ大きいとも言いにくいかもしれません。
やはり根管治療の専門医に、保険はききませんが、歯の保存の可能性を相談してみる価値はあるのではないかとも思えます。
>・リンパ節による頭痛がある事
これは科学的な説明とはいえませんから、聞き間違いではないでょうか。
市立病院でも骨髄炎の診断が出たのであればその診断書もお持ちになると良いと思います。
やはり抜歯が適切となるかもしれません。
相談者からの返信
相談者:
みさ33さん
返信日時:2014-11-16 13:06:51
回答5
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2014-11-18 09:48:23
CTレントゲン写真はともすれば薄い骨は写りませんので、今の状態でも歯茎が下がっていないで、歯根の露出とかも少ないようなら、実際には薄い骨の壁は周囲に残っていて、抜歯して病巣を丁寧に除去して差し上げて、コラーゲンとか骨材とか人工的な骨の元になるようなものを充填すれば、かなり再生することも良くあることです。
重要なことは、抜歯してそのままにするのではなく、歯茎とかの高さ、横幅のボリュームを失わないように保持、維持することです。
それによって、かなりの量の骨が再生しますから、そう言う治療方法に精通しているDRをお探しになられることをお勧めします。
根管治療も否定はしませんが、何か歯根表面がざらざらしている感じにも見えますので、そうなると根管治療だけでは難しかもしれないなー、と個人的には感じます。
いずれにしましても、現在腰骨まで削って移植する、と言う方法では侵襲がかなり大きくなりますので、他の方法を探されるようにお願いします。
失礼しました。
重要なことは、抜歯してそのままにするのではなく、歯茎とかの高さ、横幅のボリュームを失わないように保持、維持することです。
それによって、かなりの量の骨が再生しますから、そう言う治療方法に精通しているDRをお探しになられることをお勧めします。
根管治療も否定はしませんが、何か歯根表面がざらざらしている感じにも見えますので、そうなると根管治療だけでは難しかもしれないなー、と個人的には感じます。
いずれにしましても、現在腰骨まで削って移植する、と言う方法では侵襲がかなり大きくなりますので、他の方法を探されるようにお願いします。
失礼しました。
相談者からの返信
相談者:
みさ33さん
返信日時:2014-11-24 12:40:15
タイトル | [写真あり] 下顎骨髄炎の治療とその後のインプラント |
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質問者 | みさ33さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 49歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
インプラント治療法 その他(歯科治療関連) その他(写真あり) 根の病気(根尖病変・根尖病巣) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。