右上5番抜歯後、ブリッジかインプラントかで迷っている
相談者:
ハヨさん (41歳:女性)
投稿日時:2014-12-02 00:10:40
11/9に右上5を歯根破折のため抜歯しました。
その後インプラントにするかブリッジにするかとても悩んで決めかねています。
最初はブリッジにしようかと思いました。
理由は、
・とても心配性なので手術があり治療期間が長いインプラントは精神的に負担。
・支台歯について。
抜歯した右上5の根尖病巣?(膿の袋)の影響が右上4にも及び神経がだめになっており、これから根幹治療〜クラウンの予定。
右上6はインレー、多分有髄のままブリッジに出来そうとのこと。
4がどちみち抜髄でクラウンになるならこれを機会にブリッジでもいいかと考えた。
それがインプラントも選択肢として考え始めた理由は
ブリッジの支台歯は負担が大きく、また特に抜髄した歯は脆くなると聞き、右上4まで破折したり抜歯するはめにならないか心配になった。
46まで寿命を縮めるならインプラントで1本1本単独にしておいた方が長い目で見るとよいのか?と迷いだした。
(CTにより現状インプラントは可能とのこと)
●人にもよると思いますし、一概には言えないとは思うのですが、ブリッジの支台歯がだめになる(早期に破折や抜歯になる)可能性というのはそんなに高いものなのでしょうか?
●インプラントは自分の歯のように噛めると聞きますが、ブリッジは3本繋がっている違和感などがかなりあるものなのでしょうか?
(これも感じ方の個人差でしょうか?)
●どちらが利点が大きいと考えられるでしょうか?
ご意見を聞かせていただけると助かります。
長々すみません。
その後インプラントにするかブリッジにするかとても悩んで決めかねています。
最初はブリッジにしようかと思いました。
理由は、
・とても心配性なので手術があり治療期間が長いインプラントは精神的に負担。
・支台歯について。
抜歯した右上5の根尖病巣?(膿の袋)の影響が右上4にも及び神経がだめになっており、これから根幹治療〜クラウンの予定。
右上6はインレー、多分有髄のままブリッジに出来そうとのこと。
4がどちみち抜髄でクラウンになるならこれを機会にブリッジでもいいかと考えた。
それがインプラントも選択肢として考え始めた理由は
ブリッジの支台歯は負担が大きく、また特に抜髄した歯は脆くなると聞き、右上4まで破折したり抜歯するはめにならないか心配になった。
46まで寿命を縮めるならインプラントで1本1本単独にしておいた方が長い目で見るとよいのか?と迷いだした。
(CTにより現状インプラントは可能とのこと)
●人にもよると思いますし、一概には言えないとは思うのですが、ブリッジの支台歯がだめになる(早期に破折や抜歯になる)可能性というのはそんなに高いものなのでしょうか?
●インプラントは自分の歯のように噛めると聞きますが、ブリッジは3本繋がっている違和感などがかなりあるものなのでしょうか?
(これも感じ方の個人差でしょうか?)
●どちらが利点が大きいと考えられるでしょうか?
ご意見を聞かせていただけると助かります。
長々すみません。
回答1
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2014-12-02 08:22:15
ご相談ありがとうございます。
>●ブリッジの支台歯がだめになる(早期に破折や抜歯になる)可能性というのはそんなに高いものなのでしょうか?
いいえ、正しいブリッジは20年・30年あるいはそれ以上と長持ちします。
妥協した治療ではあっという間にダメになる事も少なくありません。
ブリッジかどうかではなく、治療目的と内容次第です。
>●インプラントは自分の歯のように噛めると聞きますが、ブリッジは3本繋がっている違和感などがかなりあるものなのでしょうか?
(これも感じ方の個人差でしょうか?)
ふつう、慣れれば気にならないほど自然に噛めます。
しかし、ブリッジは歯の根が無いために、咀嚼能率はがくんと落ちてしまいます。
また6番を大きく削る事で一気に噛み合わせが変わり、決して元通りにはなりませんから、支えの歯以外にも他の歯への負担が増えます。
>●どちらが利点が大きいと考えられるでしょうか?
目的次第、考え方次第です。
またどちらにも欠点やリスクがあり、決して抜歯前と同じではいられません。
何も入れない事が一番将来のリスクが高くなりますが、どちらを選んでもそれなりの覚悟は必要です。
私個人的には、この場合は圧倒的にインプラントのメリットが大きいと思います。
理由として、6番を削るデメリットが非常に大きい事、自然の健康な口の中は1本ずつ独立しているにもかかわらずブリッジは縛り付けてしまう事、インプラントという根のある歯はブリッジのように根が無いために他の歯に負担をかけるのとは逆に他の歯を助けられる事、等々からです。
何でもポリシーが大事ですからご担当の先生とリスク管理についてもよく相談しましょう。
>●ブリッジの支台歯がだめになる(早期に破折や抜歯になる)可能性というのはそんなに高いものなのでしょうか?
いいえ、正しいブリッジは20年・30年あるいはそれ以上と長持ちします。
妥協した治療ではあっという間にダメになる事も少なくありません。
ブリッジかどうかではなく、治療目的と内容次第です。
>●インプラントは自分の歯のように噛めると聞きますが、ブリッジは3本繋がっている違和感などがかなりあるものなのでしょうか?
(これも感じ方の個人差でしょうか?)
ふつう、慣れれば気にならないほど自然に噛めます。
しかし、ブリッジは歯の根が無いために、咀嚼能率はがくんと落ちてしまいます。
また6番を大きく削る事で一気に噛み合わせが変わり、決して元通りにはなりませんから、支えの歯以外にも他の歯への負担が増えます。
>●どちらが利点が大きいと考えられるでしょうか?
目的次第、考え方次第です。
またどちらにも欠点やリスクがあり、決して抜歯前と同じではいられません。
何も入れない事が一番将来のリスクが高くなりますが、どちらを選んでもそれなりの覚悟は必要です。
私個人的には、この場合は圧倒的にインプラントのメリットが大きいと思います。
理由として、6番を削るデメリットが非常に大きい事、自然の健康な口の中は1本ずつ独立しているにもかかわらずブリッジは縛り付けてしまう事、インプラントという根のある歯はブリッジのように根が無いために他の歯に負担をかけるのとは逆に他の歯を助けられる事、等々からです。
何でもポリシーが大事ですからご担当の先生とリスク管理についてもよく相談しましょう。
相談者からの返信
相談者:
ハヨさん
返信日時:2014-12-04 22:23:26
さがら先生、お礼が遅くなり申し訳ありません。
とても丁寧なご回答をどうもありがとうございます。
どちらを選んでもそれなりの覚悟が必要とのこと…大変身にしみて感じます。
今更ながらに自分の管理の甘さが悔まれます。
どちらを選ぶかについて主治医の先生以外のご意見も伺ってみたかったので、さがら先生のご意見を聞かせていただけてありがたかったです。
よく考えてみたいと思います。
本当にありがとうございました。
とても丁寧なご回答をどうもありがとうございます。
どちらを選んでもそれなりの覚悟が必要とのこと…大変身にしみて感じます。
今更ながらに自分の管理の甘さが悔まれます。
どちらを選ぶかについて主治医の先生以外のご意見も伺ってみたかったので、さがら先生のご意見を聞かせていただけてありがたかったです。
よく考えてみたいと思います。
本当にありがとうございました。
タイトル | 右上5番抜歯後、ブリッジかインプラントかで迷っている |
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質問者 | ハヨさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 41歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:5番(第二小臼歯) インプラント治療法 ブリッジ治療法 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。