上6番、根管治療後の痛みの原因の判明方法
相談者:
ドニャさん (38歳:女性)
投稿日時:2015-02-01 22:59:58
歯内療法の指導医の先生の予約が、だいぶ先なので、それまでに勉強をしております。
引き続きお世話になります、よろしくお願い申し上げます。
根管治療の専門医に、マイクロスコープとラバーダムを使用して、根管治療をしていただきましたが、2〜3ヶ月経った今でも痛みが治まらず、歯ブラシでもピリッと痛み、食べ物は柔らかい物をそっと噛む以外は痛い状態が続いています。
上の6番で、仮歯です。
原因として考えられるのは、
1、破折
2、感染
3、第四根管の取り残し(第四は無かったと言われました)
かと思います。
原因が判明したときの治療方法は明確だと思いますが、原因を判明させる方法をご教示いただけると幸いです。
仮歯とファイバーコアを取り除き、再根管治療をやるしか、判明させる手段はないでしょうか?
レントゲン、CTなど、歯をいじらなくてもわかる方法はありますか?
歯内療法の指導医だと、どういう方法をとってくださるかわかりませんが、予め勉強しておきたいので、教えてください、よろしくお願い申し上げます。
引き続きお世話になります、よろしくお願い申し上げます。
根管治療の専門医に、マイクロスコープとラバーダムを使用して、根管治療をしていただきましたが、2〜3ヶ月経った今でも痛みが治まらず、歯ブラシでもピリッと痛み、食べ物は柔らかい物をそっと噛む以外は痛い状態が続いています。
上の6番で、仮歯です。
原因として考えられるのは、
1、破折
2、感染
3、第四根管の取り残し(第四は無かったと言われました)
かと思います。
原因が判明したときの治療方法は明確だと思いますが、原因を判明させる方法をご教示いただけると幸いです。
仮歯とファイバーコアを取り除き、再根管治療をやるしか、判明させる手段はないでしょうか?
レントゲン、CTなど、歯をいじらなくてもわかる方法はありますか?
歯内療法の指導医だと、どういう方法をとってくださるかわかりませんが、予め勉強しておきたいので、教えてください、よろしくお願い申し上げます。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2015-02-02 02:47:03
こんばんは。
根管治療をしても痛みが続いているようですね。
>1、破折
まず考えられません。
>2、感染
可能性としては一番高いでしょう。
>3、第四根管の取り残し(第四は無かったと言われました)
可能性としては低いと思います。
可能性として一番高そうなのは根管形成の不備です、この際ラバーダムは関係ないでしょう。
>再根管治療をやるしか、判明させる手段はないでしょうか?
たぶんそうだとは思いますが、もし根管形成の不備なら主治医はわかっていると思います。
>レントゲン、CTなど、歯をいじらなくてもわかる方法はありますか?
原因によると思いますが、再治療の原因のほとんどは根管形成の不備です。
根管治療難症例 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=160
根管治療をしても痛みが続いているようですね。
>1、破折
まず考えられません。
>2、感染
可能性としては一番高いでしょう。
>3、第四根管の取り残し(第四は無かったと言われました)
可能性としては低いと思います。
可能性として一番高そうなのは根管形成の不備です、この際ラバーダムは関係ないでしょう。
>再根管治療をやるしか、判明させる手段はないでしょうか?
たぶんそうだとは思いますが、もし根管形成の不備なら主治医はわかっていると思います。
>レントゲン、CTなど、歯をいじらなくてもわかる方法はありますか?
原因によると思いますが、再治療の原因のほとんどは根管形成の不備です。
根管治療難症例 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=160
回答2
水川歯科医院(荒川区東日暮里)の水川です。
回答日時:2015-02-02 12:31:17
ドニャ さんこんにちは
>レントゲン、CTなど、歯をいじらなくてもわかる方法はありますか?
まずは、レントゲンを撮影されるのではないでしょうか?
また、必用に応じてCTを撮影することによってわからなかった事がわかる事もあります。
>原因として考えられるのは、
破折であれば、マイクロスコープである程度見つける事ができますし、第四根幹についても同様かと思います。
であれば感染が取りきれなかった、または根幹外が感染している可能性がありますね。
その場合、部位にもよりますが、歯根端切除術が必用になるかもしれませんね。
良く診ていただいてくださいね。
>レントゲン、CTなど、歯をいじらなくてもわかる方法はありますか?
まずは、レントゲンを撮影されるのではないでしょうか?
また、必用に応じてCTを撮影することによってわからなかった事がわかる事もあります。
>原因として考えられるのは、
破折であれば、マイクロスコープである程度見つける事ができますし、第四根幹についても同様かと思います。
であれば感染が取りきれなかった、または根幹外が感染している可能性がありますね。
その場合、部位にもよりますが、歯根端切除術が必用になるかもしれませんね。
良く診ていただいてくださいね。
相談者からの返信
相談者:
ドニャさん
返信日時:2015-02-02 22:09:12
山田先生、ご回答ありがとうございます。
質問に質問を重ねて申し訳ないのですが、さらにご教示いただけると幸甚です。
>>1、破折
>まず考えられません。
>>2、感染
>可能性としては一番高いでしょう。
>>3、第四根管の取り残し(第四は無かったと言われました)
>可能性としては低いと思います。
→そうお考えの根拠は何になりますか?
>>再根管治療をやるしか、判明させる手段はないでしょうか?
>たぶんそうだとは思いますがもし根管形成の不備なら主治医はわかっていると思います。
→実は、専門医は問題無いの一点張りで、痛みの治療はする気がないそうです。
>>レントゲン、CTなど、歯をいじらなくてもわかる方法はありますか?
>原因によると思いますが再治療の原因のほとんどは根管形成の不備です。
→マイクロスコープを使っても、良くならないとなると、次は、どうしたらいいのでしょうか?
宜しくお願い致します。
質問に質問を重ねて申し訳ないのですが、さらにご教示いただけると幸甚です。
>>1、破折
>まず考えられません。
>>2、感染
>可能性としては一番高いでしょう。
>>3、第四根管の取り残し(第四は無かったと言われました)
>可能性としては低いと思います。
→そうお考えの根拠は何になりますか?
>>再根管治療をやるしか、判明させる手段はないでしょうか?
>たぶんそうだとは思いますがもし根管形成の不備なら主治医はわかっていると思います。
→実は、専門医は問題無いの一点張りで、痛みの治療はする気がないそうです。
>>レントゲン、CTなど、歯をいじらなくてもわかる方法はありますか?
>原因によると思いますが再治療の原因のほとんどは根管形成の不備です。
→マイクロスコープを使っても、良くならないとなると、次は、どうしたらいいのでしょうか?
宜しくお願い致します。
相談者からの返信
相談者:
ドニャさん
返信日時:2015-02-02 22:18:15
水川先生、ご回答ありがとうございます。
>>レントゲン、CTなど、歯をいじらなくてもわかる方法はありますか?
>まずは、レントゲンを撮影されるのではないでしょうか?
>また、必用に応じてCTを撮影することによってわからなかった事がわかる事もあります。
→実は、マイクロスコープを使って治療した専門医が、その後の痛みの治療を拒否したため、近隣の一般歯科で三人の歯科医にレントゲン撮影の上、診断していただきましたが、どなたも、「専門医がやったなら信じるしかないし・・・」とのことで、原因を明確にいただくことができませんでした。
(CTをお持ちの歯科医ではありませんので、普通のレントゲンとデンタルです。)
>>原因として考えられるのは、
>破折であれば、マイクロスコープである程度見つける事ができますし、第四根幹についても同様かと思います。
>であれば感染が取りきれなかった、または根幹外が感染している可能性がありますね。
→やはりそうですかね・・・ワーキングプアの私には自費診療にはかなり勇気を出して申し込んだので、それが失敗となり、ショックが大きいです。
一般歯科でもダメ、専門医でもダメ・・・・・・
途方にくれます・・・・・・・
>>レントゲン、CTなど、歯をいじらなくてもわかる方法はありますか?
>まずは、レントゲンを撮影されるのではないでしょうか?
>また、必用に応じてCTを撮影することによってわからなかった事がわかる事もあります。
→実は、マイクロスコープを使って治療した専門医が、その後の痛みの治療を拒否したため、近隣の一般歯科で三人の歯科医にレントゲン撮影の上、診断していただきましたが、どなたも、「専門医がやったなら信じるしかないし・・・」とのことで、原因を明確にいただくことができませんでした。
(CTをお持ちの歯科医ではありませんので、普通のレントゲンとデンタルです。)
>>原因として考えられるのは、
>破折であれば、マイクロスコープである程度見つける事ができますし、第四根幹についても同様かと思います。
>であれば感染が取りきれなかった、または根幹外が感染している可能性がありますね。
→やはりそうですかね・・・ワーキングプアの私には自費診療にはかなり勇気を出して申し込んだので、それが失敗となり、ショックが大きいです。
一般歯科でもダメ、専門医でもダメ・・・・・・
途方にくれます・・・・・・・
回答3
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2015-02-03 01:07:03
こんばんは。
>そうお考えの根拠は何になりますか?
歯根破折
年齢から考えると可能性は低いと思います、ましてやマイクロスコープを使っているようなので見落としの可能性は低いでしょう。
感染
再根管治療の原因のほとんどは感染根管ですつまり不十分な治療です。
第四根管の取り残し
マイクロを使えば見落とすことはまずありません。
>専門医は問題無いの一点張りで、痛みの治療はする気がないそうです。
問題がなければ治っているはずです、またやる気のないDrに身を任すのはどうかと思います。
>次は、どうしたらいいのでしょうか?
親切で腕のいいDrを探すしかありません、頑張ってください。
>そうお考えの根拠は何になりますか?
歯根破折
年齢から考えると可能性は低いと思います、ましてやマイクロスコープを使っているようなので見落としの可能性は低いでしょう。
感染
再根管治療の原因のほとんどは感染根管ですつまり不十分な治療です。
第四根管の取り残し
マイクロを使えば見落とすことはまずありません。
>専門医は問題無いの一点張りで、痛みの治療はする気がないそうです。
問題がなければ治っているはずです、またやる気のないDrに身を任すのはどうかと思います。
>次は、どうしたらいいのでしょうか?
親切で腕のいいDrを探すしかありません、頑張ってください。
相談者からの返信
相談者:
ドニャさん
返信日時:2015-02-03 21:10:48
山田先生、再びご回答をいただき恐縮です。
マイクロスコープってすごいんですね!
それなのに、感染根だなんて・・・・・・・(涙)
根幹治療の専門医に10万もかけて失敗だったとは・・・・
不運だったとしか言えないですね?
歯内療法学会の指導医である先生に、数週間後に予約を入れています。
最後の望みです。
山田先生がおっしゃるように、親切で腕がいいDrであることを期待するしかないです。
昨日、行きつけの整体に行ってきたのですが、この一連の歯の件で行かなかった間に、首の骨が曲がってしまっていました。
首の骨を正しい位置にしていただいたら、かみ合わせも顎の位置も変わり、当たって痛かった仮歯が、さらに舌に当たり、痛みが増しています。
歯は、身体のバランスを取るのに、とても重要ですね。
歯1本で、4ヶ月の間に、首を曲げて、バランスを崩してしまうのですから。こわいです。
また、質問させていただくと思いますので、今後とも宜しくお願い致します。
ありがとうございました。
マイクロスコープってすごいんですね!
それなのに、感染根だなんて・・・・・・・(涙)
根幹治療の専門医に10万もかけて失敗だったとは・・・・
不運だったとしか言えないですね?
歯内療法学会の指導医である先生に、数週間後に予約を入れています。
最後の望みです。
山田先生がおっしゃるように、親切で腕がいいDrであることを期待するしかないです。
昨日、行きつけの整体に行ってきたのですが、この一連の歯の件で行かなかった間に、首の骨が曲がってしまっていました。
首の骨を正しい位置にしていただいたら、かみ合わせも顎の位置も変わり、当たって痛かった仮歯が、さらに舌に当たり、痛みが増しています。
歯は、身体のバランスを取るのに、とても重要ですね。
歯1本で、4ヶ月の間に、首を曲げて、バランスを崩してしまうのですから。こわいです。
また、質問させていただくと思いますので、今後とも宜しくお願い致します。
ありがとうございました。
回答4
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2015-02-04 14:34:11
気になったので書いておきますが、
山田先生の意見は山田先生の臨床経験に基づく意見であり、科学的根拠に非常に乏しく思えます。
(現代の一般的な歯内療法の考えではありません)
>可能性として一番高そうなのは根管形成の不備です、この際ラバーダムは関係ないでしょう。
個人的には完全に「時代遅れ」の考え方だと思います。
細菌は象牙細管内に入り込み、深いものでは根管から1mmの部分まで侵入していたとの報告もあります。
つまり歯を削って細菌を除去しようと思えば2mmは削らないといけなくなるので、歯の殆どは無くなってしまいます。
根管治療の失敗の多くは細菌感染の有無です、30年前にはこの考え方に変わっています。
つまりラバーダムを始めとする菌を入れない、除去するこそが成功へのカギになるのです。
>>1、破折
>まず考えられません。
東京医科歯科大学の論文では、0.15mという非常に細いファイルを根の先端まで通した時点でマイクロクラックが起こってしまった歯があることが報告されています。
ですので、破折の可能性がゼロという部分は否定はできません。
>>3、第四根管の取り残し(第四は無かったと言われました)
>第四根管の取り残し マイクロを使えば見落とすことはまずありません。
第4根管(MB2)は文献上90%以上の歯に存在しています。
(抜いた歯での調査)
ただし、臨床上治療で第4根管が見つかる可能性は17〜65%ぐらいとかなり開きがあり、上手な先生ほどマイクロ下で発見治療をしています。
(*海外の専門医のデーターなので日本の場合発見率はこれよりかなり低いと思います)
つまり、「第4根管は見つけきれなかった」というのが正確な表現でしょう。
我々の道具の細いものは0.06mmですが、それ以上に細い神経管は治療することができません。
ただし、根の法則として「太い根管(主根管)」ほど感染しやすい
言いかえれば、第4根管のように極細の根管は感染する率は低いと言えます。
またどんなに超一流の歯内療法専門医でも第一大臼歯の神経部分の完全な掃除というものはできません。
*神経部分の35%は触れていなかったという論文もあります。
>専門医
先日の患者さんはアメリカの歯内療法専門医の歯科医院で治療を受けられたそうなのですが、根管の見落としで大きな病変ができ腫れてきていました。
結局人の行うことなので完璧な治療を期待し過ぎるのもどうかと思います。
(費用を出しているのだからという気持ちは分かります)
また、世界的に有名なブキャナン先生のセミナーを受けた際にブキャナン先生もおっしゃられていますが、
「歯内療法専門医だからといって全ての歯科医師が優れた専門医ではない」
日本では、ある一定の条件をクリアーすれば専門医ですし、ネット上「自称 歯内療法専門医」というパターンもあります。
>マイクロスコープってすごいんですね!
虫眼鏡みたいな拡大するものです。
ただ、根管治療においては顕微鏡はあった方がいいでしょう。
ただし、先にも書いたように失敗に終わる歯の多くは細菌感染によるもので、3μm(0.003mm)しかない細菌は歯科用顕微鏡を用いても見ることはできません。
根管治療とは必ず治る、必ず歯が残せる治療ではありません。
また、自費治療にすれば必ず結果がいいというものでもありません。
結果が悪ければ抜歯というのも立派な治療選択の1つです。
正しい情報なのか判断出来ない方がネットでの一方的な情報を鵜呑みにしない方がいいですよ。
(その先生の意見を受け入れるのであれば、その先生の歯科医院にかかり治療すべきだと思います)
個人的には、自分の患者さんには「歯チャンネルはあまり見ないように」と話しています。
害にしかなっていない場合もあります。
ここに書いたことも今の私の知る範囲の1つの意見で、10年後、20年後は過去の意見・考え方になっているでしょう。
>歯内療法学会の指導医である先生に、数週間後に予約を入れています。最後の望みです。
ここでの情報は一度忘れられて、先生の話を聞いてみてください。
何とか歯が残るといいですね^^
おだいじに
あ〜、長々書いていたら昼休み時間が無くなった。。。
山田先生の意見は山田先生の臨床経験に基づく意見であり、科学的根拠に非常に乏しく思えます。
(現代の一般的な歯内療法の考えではありません)
>可能性として一番高そうなのは根管形成の不備です、この際ラバーダムは関係ないでしょう。
個人的には完全に「時代遅れ」の考え方だと思います。
細菌は象牙細管内に入り込み、深いものでは根管から1mmの部分まで侵入していたとの報告もあります。
つまり歯を削って細菌を除去しようと思えば2mmは削らないといけなくなるので、歯の殆どは無くなってしまいます。
根管治療の失敗の多くは細菌感染の有無です、30年前にはこの考え方に変わっています。
つまりラバーダムを始めとする菌を入れない、除去するこそが成功へのカギになるのです。
>>1、破折
>まず考えられません。
東京医科歯科大学の論文では、0.15mという非常に細いファイルを根の先端まで通した時点でマイクロクラックが起こってしまった歯があることが報告されています。
ですので、破折の可能性がゼロという部分は否定はできません。
>>3、第四根管の取り残し(第四は無かったと言われました)
>第四根管の取り残し マイクロを使えば見落とすことはまずありません。
第4根管(MB2)は文献上90%以上の歯に存在しています。
(抜いた歯での調査)
ただし、臨床上治療で第4根管が見つかる可能性は17〜65%ぐらいとかなり開きがあり、上手な先生ほどマイクロ下で発見治療をしています。
(*海外の専門医のデーターなので日本の場合発見率はこれよりかなり低いと思います)
つまり、「第4根管は見つけきれなかった」というのが正確な表現でしょう。
我々の道具の細いものは0.06mmですが、それ以上に細い神経管は治療することができません。
ただし、根の法則として「太い根管(主根管)」ほど感染しやすい
言いかえれば、第4根管のように極細の根管は感染する率は低いと言えます。
またどんなに超一流の歯内療法専門医でも第一大臼歯の神経部分の完全な掃除というものはできません。
*神経部分の35%は触れていなかったという論文もあります。
>専門医
先日の患者さんはアメリカの歯内療法専門医の歯科医院で治療を受けられたそうなのですが、根管の見落としで大きな病変ができ腫れてきていました。
結局人の行うことなので完璧な治療を期待し過ぎるのもどうかと思います。
(費用を出しているのだからという気持ちは分かります)
また、世界的に有名なブキャナン先生のセミナーを受けた際にブキャナン先生もおっしゃられていますが、
「歯内療法専門医だからといって全ての歯科医師が優れた専門医ではない」
日本では、ある一定の条件をクリアーすれば専門医ですし、ネット上「自称 歯内療法専門医」というパターンもあります。
>マイクロスコープってすごいんですね!
虫眼鏡みたいな拡大するものです。
ただ、根管治療においては顕微鏡はあった方がいいでしょう。
ただし、先にも書いたように失敗に終わる歯の多くは細菌感染によるもので、3μm(0.003mm)しかない細菌は歯科用顕微鏡を用いても見ることはできません。
根管治療とは必ず治る、必ず歯が残せる治療ではありません。
また、自費治療にすれば必ず結果がいいというものでもありません。
結果が悪ければ抜歯というのも立派な治療選択の1つです。
正しい情報なのか判断出来ない方がネットでの一方的な情報を鵜呑みにしない方がいいですよ。
(その先生の意見を受け入れるのであれば、その先生の歯科医院にかかり治療すべきだと思います)
個人的には、自分の患者さんには「歯チャンネルはあまり見ないように」と話しています。
害にしかなっていない場合もあります。
ここに書いたことも今の私の知る範囲の1つの意見で、10年後、20年後は過去の意見・考え方になっているでしょう。
>歯内療法学会の指導医である先生に、数週間後に予約を入れています。最後の望みです。
ここでの情報は一度忘れられて、先生の話を聞いてみてください。
何とか歯が残るといいですね^^
おだいじに
あ〜、長々書いていたら昼休み時間が無くなった。。。
相談者からの返信
相談者:
ドニャさん
返信日時:2015-02-04 19:46:14
井野先生!
私なんかのために、貴重なお昼休みを潰してしまい、申し訳ありません!
ですが、心身ともに、9月から疲弊しきってしまった私には、救われた思いがし、感動しました。
信じやすい私の思いを修正してくださったことに感謝申し上げます。ありがとうございます。
自分では、この歯、破折していると、思ってきました。
最悪、抜歯かな・・・っと。
そう思っていたのは理由があります。
実は・・・
自称・専門医にマイクロスコープで治療をしていただく直前に、虫歯で、一般歯科の医師に根管治療をしていただいています。
根の治療も痛かったのですが、土台を立てる際、力いっぱいギュウギュウと押されて、土台が立てられた瞬間から、舌がふわっと触れるだけで激痛でした。
歯の動揺も感じました。
その場でも出血してましたし、「痛い」と医師に伝えましたが、頷くだけで無反応で・・・。
諦めて帰宅し、息も絶え絶え、ネットで探した自称・専門医に、「必要であれば再治療を」とお願いしたのです。
状況も話しましたが、根管治療がやりたくて仕方ない風で、歯茎が真っ赤に腫れていようと、歯がぐらついていると言おうと無視で、(再?)根管治療となりました。
マイクロスコープで折れているのに気づいても、ストップせずに、最後までやり遂げたのではないか?という、すごく失礼なんですが、そんな思いもあったりします・・・。
(歯科医への不信感が払拭できなくなってしまったのです。)
私も散々調べましたが、ラバーダムでの除菌の大切さを目の当たりにしていました。
井野先生も同じ考えでいらっしゃって、これが現在の王道だと納得しました。
【東京医科歯科大学の論文では0.15mという非常に細いファイルを根の先端まで通した時点でマイクロクラックが起こってしまった歯があることが報告されています。】
(自称・専門医は、高齢ですが、この大学がご出身です。)
これかもな・・・・と、思ってしまいます。
最初の一般歯科での医師は、ファイルを入れているとき、「痛いです」と言っても「ですよね〜」と言いながら、グイグイ入れることが多かったので、土台を立てる以前に、これでマイクロクラックが起こったかもしれませんね・・・・・・・・・・
【ですので、破折の可能性がゼロという部分は否定はできません。】
納得です。
【第4根管(MB2)は文献上90%以上の歯に存在しています。
ただし、臨床上治療で第4根管が見つかる可能性は17〜65%ぐらいとかなり開きがあり、上手な先生ほどマイクロ下で発見治療をしています。
つまり、「第4根管は見つけきれなかった」というのが正確な表現でしょう。】
【我々の道具の細いものは0.06mmですが、それ以上に細い神経管は治療することができません。】
見つけきれなかった、ですか。
私を治療した自称・専門医は、どうだったのでしょうか。
ご高齢なので目は心配ですが、マイクロも使っていますし、かなりの数の根管治療をされているので・・・と言っても、今が今の状態なので、「上手な先生」かどうか疑問ですね。
【ただし、根の法則として「太い根管(主根管)」ほど感染しやすい
言いかえれば、第4根管のように極細の根管は感染する率は低いと言えます。】
これは初めて聞きました!なるほどですね!
【またどんなに超一流の歯内療法専門医でも第一大臼歯の神経部分の完全な掃除というものはできません。
*神経部分の35%は触れていなかったという論文もあります。】
これは衝撃です!
それだけ難しい治療ということですよね・・・。
【結局人の行うことなので完璧な治療を期待し過ぎるのもどうかと思います。】
おっしゃるとおりです。
運が左右するということかもしれません。(人生もそうですから・・・。)
【結果が悪ければ抜歯というのも立派な治療選択の1つです。】
それも、覚悟をし始めています・・・・・・・
【正しい情報なのか判断出来ない方がネットでの一方的な情報を鵜呑みにしない方がいいですよ。
(その先生の意見を受け入れるのであれば、その先生の歯科医院にかかり治療すべきだと思います)】
おっしゃるとおりですね。
井野先生のクリニックが近ければ是非伺いたいです・・・(私は東京なので難しいですが)
【>歯内療法学会の指導医である先生に、数週間後に予約を入れています。最後の望みです。
ここでの情報は一度忘れられて、先生の話を聞いてみてください。】
そうですね。
自称ではない指導医ですので、幸運が巡ってくることを祈ります。
素直に聞いてしまうタイプなので、色々お伺いしてきたいと思います。
【何とか歯が残るといいですね^^】
本当にありがとうございました。
私は救われた気持ちでいます。
もう、回答がつかないと思っていたのもありますが、レントゲンにも病巣は映らないし、抗生剤も飲んだけど、痛みの状況は何一つ変わってないのに、「感染の可能性が高いのかぁ」と、納得もできないような気持ちだったので、破折、第四根の可能性もあるわけですし、覚悟をして、次の医師に任せたいと思います。
本当に、歯が残せたら・・・よいのですが!
本当にありがとうございました。
また、是非、宜しくお願いします!!!!!!!!!
私なんかのために、貴重なお昼休みを潰してしまい、申し訳ありません!
ですが、心身ともに、9月から疲弊しきってしまった私には、救われた思いがし、感動しました。
信じやすい私の思いを修正してくださったことに感謝申し上げます。ありがとうございます。
自分では、この歯、破折していると、思ってきました。
最悪、抜歯かな・・・っと。
そう思っていたのは理由があります。
実は・・・
自称・専門医にマイクロスコープで治療をしていただく直前に、虫歯で、一般歯科の医師に根管治療をしていただいています。
根の治療も痛かったのですが、土台を立てる際、力いっぱいギュウギュウと押されて、土台が立てられた瞬間から、舌がふわっと触れるだけで激痛でした。
歯の動揺も感じました。
その場でも出血してましたし、「痛い」と医師に伝えましたが、頷くだけで無反応で・・・。
諦めて帰宅し、息も絶え絶え、ネットで探した自称・専門医に、「必要であれば再治療を」とお願いしたのです。
状況も話しましたが、根管治療がやりたくて仕方ない風で、歯茎が真っ赤に腫れていようと、歯がぐらついていると言おうと無視で、(再?)根管治療となりました。
マイクロスコープで折れているのに気づいても、ストップせずに、最後までやり遂げたのではないか?という、すごく失礼なんですが、そんな思いもあったりします・・・。
(歯科医への不信感が払拭できなくなってしまったのです。)
私も散々調べましたが、ラバーダムでの除菌の大切さを目の当たりにしていました。
井野先生も同じ考えでいらっしゃって、これが現在の王道だと納得しました。
【東京医科歯科大学の論文では0.15mという非常に細いファイルを根の先端まで通した時点でマイクロクラックが起こってしまった歯があることが報告されています。】
(自称・専門医は、高齢ですが、この大学がご出身です。)
これかもな・・・・と、思ってしまいます。
最初の一般歯科での医師は、ファイルを入れているとき、「痛いです」と言っても「ですよね〜」と言いながら、グイグイ入れることが多かったので、土台を立てる以前に、これでマイクロクラックが起こったかもしれませんね・・・・・・・・・・
【ですので、破折の可能性がゼロという部分は否定はできません。】
納得です。
【第4根管(MB2)は文献上90%以上の歯に存在しています。
ただし、臨床上治療で第4根管が見つかる可能性は17〜65%ぐらいとかなり開きがあり、上手な先生ほどマイクロ下で発見治療をしています。
つまり、「第4根管は見つけきれなかった」というのが正確な表現でしょう。】
【我々の道具の細いものは0.06mmですが、それ以上に細い神経管は治療することができません。】
見つけきれなかった、ですか。
私を治療した自称・専門医は、どうだったのでしょうか。
ご高齢なので目は心配ですが、マイクロも使っていますし、かなりの数の根管治療をされているので・・・と言っても、今が今の状態なので、「上手な先生」かどうか疑問ですね。
【ただし、根の法則として「太い根管(主根管)」ほど感染しやすい
言いかえれば、第4根管のように極細の根管は感染する率は低いと言えます。】
これは初めて聞きました!なるほどですね!
【またどんなに超一流の歯内療法専門医でも第一大臼歯の神経部分の完全な掃除というものはできません。
*神経部分の35%は触れていなかったという論文もあります。】
これは衝撃です!
それだけ難しい治療ということですよね・・・。
【結局人の行うことなので完璧な治療を期待し過ぎるのもどうかと思います。】
おっしゃるとおりです。
運が左右するということかもしれません。(人生もそうですから・・・。)
【結果が悪ければ抜歯というのも立派な治療選択の1つです。】
それも、覚悟をし始めています・・・・・・・
【正しい情報なのか判断出来ない方がネットでの一方的な情報を鵜呑みにしない方がいいですよ。
(その先生の意見を受け入れるのであれば、その先生の歯科医院にかかり治療すべきだと思います)】
おっしゃるとおりですね。
井野先生のクリニックが近ければ是非伺いたいです・・・(私は東京なので難しいですが)
【>歯内療法学会の指導医である先生に、数週間後に予約を入れています。最後の望みです。
ここでの情報は一度忘れられて、先生の話を聞いてみてください。】
そうですね。
自称ではない指導医ですので、幸運が巡ってくることを祈ります。
素直に聞いてしまうタイプなので、色々お伺いしてきたいと思います。
【何とか歯が残るといいですね^^】
本当にありがとうございました。
私は救われた気持ちでいます。
もう、回答がつかないと思っていたのもありますが、レントゲンにも病巣は映らないし、抗生剤も飲んだけど、痛みの状況は何一つ変わってないのに、「感染の可能性が高いのかぁ」と、納得もできないような気持ちだったので、破折、第四根の可能性もあるわけですし、覚悟をして、次の医師に任せたいと思います。
本当に、歯が残せたら・・・よいのですが!
本当にありがとうございました。
また、是非、宜しくお願いします!!!!!!!!!
タイトル | 上6番、根管治療後の痛みの原因の判明方法 |
---|---|
質問者 | ドニャさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
神経の無い(神経を取った)歯の痛み 歯科治療後の歯の痛み 根管治療の専門医 根管治療後の痛み 根管治療に関するトラブル |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。