右下567番、左上2番欠損。インプラントか部分入れ歯で迷っています

相談者: たたたぁこさん (33歳:女性)
投稿日時:2015-02-26 18:07:02
右下5,6,7番、左上2番欠損につき、インプラント部分入れ歯でまよっています。

只今、インプラント専門医院にてカウンセリング済み。
インプラントの場合→右下5,6,7に対しては5,6番にインプラントして、7番へブリッジ
左上2番は骨の再生治療後にインプラント、と期間、費用が大変かかってしまう。

部分入れ歯はまだ見当中ですが、金具バネのない、自費でのミラクルデンチャー等に興味をもっています。
これはインプラントほど値段がかからない、などの理由から、まだ自分で調べている段階です。

一番のぞむことは、残った歯を出来るだけながくもたせたい、できればもう抜きたくありません。

なので、インプラントの金具や、入れ歯の装着部分からの歯周病のリスク、噛み合わせの到達度、などを考慮しながら、どちらが良いのか、迷ってしまっています。

もちろん普段の歯磨きやケアについても正していきます。

インプラントか部分入れ歯、どちらが長い目で有効か、助言いただきたく思います。
どうかよろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-02-26 19:11:23
個人的にはミラクルデンチャーでも歯に負担はかかるので、長い目で歯に負担をかけたくないようであれば、インプラント治療が第1選択のような気がします。

しかし、入れ歯でも十分満足が得られる方も中にはいらっしゃいますので、まずは保険で入れ歯を作成してみて、不自由な部分がミラクルデンチャーで補えればミラクルデンチャーを作成、それも見込みが無いようであればインプラント治療という考え方もあると思います。

ゆっくり考えてみてくださいね。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: たたたぁこさん
返信日時:2015-02-26 23:05:23
加藤先生、ご回答くださりありがとうございます。

先生の意見をみてから、ミラクルデンチャーのデメリットについてもう一度調べてみました。
やはり歯茎への負担については否めない印象をもちましたので、それなら腕の良い先生をさがして、従来の入れ歯をつくる方法もあるのかな、ともおもいました。

只、部分入れ歯からなし崩し的に総入れ歯、というイメージがどうしてもぬぐえません。

これまでの欠損の経緯は、右下7番、膿疱放置から7,6とも駄目になり抜歯
一年後、右下5番、歯根が割れていて膿をもち抜歯。

左上2番、差し歯治療後、歯根膿疱根幹治療を試みるも膿で穴があいてしまっていた。
というものです、、
虫歯が多く、情けないですが上の歯はほとんど神経をぬいています。

また、歯周病については、ところどころ進行のある歯もあるようですが、痛みや腫れなどはありません。
只油断せずにケアしてゆこうとおもいます。

このような状態の場合、より向いている治療はどちらでしょうか。。
客観的に判断できるようなところがありましたら、指南をお願いしたいです。

いずれにしましても、これ以上の抜歯(困難かもしれませんが)を避けたいです

何度も申し訳ありません。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-02-27 00:59:01
33歳で入歯の選択は、今後のことを考えても勧めたくないです。

ただ、これからの長い人生で考えると、やはり何本かは喪失する危険性がかなり高い、ハイリスクな方だろう、と感じます。
神経の処置している歯とかが、かなり多い、と書かれているので・・・


残念ですが、神経のない歯は、どうしても割れたり、虫歯になったりして喪失する危険性が高い、と感じます。

なので、これからの人生考えると、プラークコントロール、虫歯、歯周病予防に長けている先生を探されるのがベストであろう、と思います。

その上で、インプラント治療を受ける、と言う選択を為されると良いと思います。

インプラント専門医院であっても、その後の予防、虫歯、歯周病管理とかに無関心ではいけない、と思います。

ご参考になれば幸いです。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2015-02-27 08:44:00
ご相談ありがとうございます。


>のような状態の場合、より向いている治療はどちらでしょうか。
>いずれにしましても、これ以上の抜歯(困難かもしれませんが)を避けたいです


どうやらどちらかに決める問題と、もう抜歯を避けたい問題と二つあり、後者のほうが深刻なように伝わりました。

それであれば、歯や健康を守ることを究極の目標にして、どちらかの選択を2番目に計画する優先順位が大事だと思います。

つまりどれも大事ですが、どちらのほうが歯や健康を守れるかが鍵となります。
その次の順番が見た目や食事や使い勝手、それに予算となります。

もちろんどの項目もおろそかにはできず判断が迷うこともあるでしょう。
その場合は、病気になってからの治療は決して元通りにはならず、メリットと同時にデメリットもあることも考慮に入れましょう。

デメリットをゼロにすることはできませんから、メリットの大きさの比較も大事ですが、デメリットの小ささの比較が決定要素となり得ます。

歯科医師は専門家です。
何でも相談して納得できる計画を立てることができてから実行しましょう。



さらに問題があります。
歯を守る積極的な計画が欠けているようです。


虫歯が多く、情けないですが上の歯はほとんど神経をぬいています。


神経を抜いた歯は割れ易い傾向があります。
それまでの治療内容が割れる予防に繋がりますが、特に噛み合わせの調和がとても重要です。
またむし歯予防が欠かせません。
それらの計画も必要となり得ます。



>また、歯周病については、ところどころ進行のある歯もあるようですが、痛みや腫れなどはありません。


歯周病についての正確な知識が不足しているようです。
歯周病とは痛くないけれど、進行していれば、歯が抜ける病気です。

知識を増やし、痛くなくても通院して、早めに治してもらえる歯科医師を選びましょう。
また歯周病は治った後も再発し易い病気です。
再発予防も受けましょう。



>只油断せずにケアしてゆこうとおもいます。


これはとても危険な考えです。
恐らくそんなにたくさん神経を抜き、くり返し抜歯するたびに、そう思ったはずです。

きっと、今度こそケアしてゆこう! と。
でもまた問題がくりかえし起きて来たことでしょう。

その泥沼から抜け出すことが、歯を残す道へと繋がります。
つまり今までの延長線上で、お一人でケアをもっと頑張っても、今までの延長線上から抜けられずまたきっとくり返すでしょう。

思いきり考えや行動を変えてしまうことが将来を変えます。
一生歯を残すことに実績を上げている歯科医院を選びましょう。

そこでむし歯根絶の予防医療を継続的に受けましょう。
そこで歯周病を治し、再発を予防する治療を継続的に受けましょう。

病気になってからでは必ず不利となります。
痛くない時に、病気にしない・健康を目指す予防医療を受けましょう。

そこで噛み合わせの安定を計画しましょう。
そこで歯を残すための治療を受けましょう。

神経を抜かなければならない歯には、中に穴をあけない・腫れない・割れない方針を立てましょう。
歯が無くなれば他の歯への負担が急激に高まりますから、歯を入れると同時に他の歯を守れる治療計画を立ててもらいましょう。

いろいろ大変ですが、結局全て結果に繋がります。
一生を終る時に良かったと思えるには、それを全部、総合的に計画実行できるとチャンスが増えます。

今は大事ながんばり所かもしれません。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: たたたぁこさん
返信日時:2015-02-27 14:09:50
松元先生、さがら先生、お忙しいなかご返信いただきありがとうございました。


松元先生、入れ歯はあまりおすすめでないと明確にいっていただきスッキリした気がいたします。
費用はかかりますが、やはり今はインプラントの方を選択していこうか、とおもいました。


さがら先生、私の状態を手に取るようにわかってきただき、また厳しい現実をはっきり教えていただきまして、ショックでもありながら最後の、今ががんばりどころ、というお言葉に深く感謝しました。
私自身、歯磨き、食生活をかえながら、また専門の先生にみていただくようにしていこうとおもいます。


ここ数年たてつづけに歯を失い、相当なショックで、遅ながらそれからようやく歯について調べるようになりまだまだ勉強不足でした。


今後については、現在カウンセリングをうけているインプラント専門医のところで話しを進めながら(右下5,6番、噛み合わせの観点から早めにいれた方がいいといわれました)

さらに歯周病、噛み合わせ、予防歯科については、院長が歯周病専門医、噛み合わせ認定医などをされている別の医院がありましたので、(今のインプラント専門医院より格段に力を入れている印象です)なので、そちらにうかがってみたいとおもうのですが、インプラントを他医院でうけながら、並行していくのはあまり良くないでしょうか。。
→こちらの歯科ではインプラントはあまりすすめていないようです


何度もすみません。。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2015-03-02 08:14:08
ご返信ありがとうございます。


インプラントを他医院でうけながら、並行していくのはあまり良くないでしょうか


できれば両方の治療を同時に行える医院が理想的です。
なぜならばそれぞれが密接に関連があり、影響し合うから、総合的に高いレベルに合わせる必要があるからです。

前歯は美しく歯を入れるには、インプラントには高度な技術が必要です。
長持ちさせたければ、高度な歯周治療が必要です。

歯の治療とは一部分のレベルが高くても、結果は他の低いレベルに引っ張られます。

たとえば木の板を組み合わせた桶に水を溜める場合、全体の木が高くても、1枚だけ低い木が混じっていれば、水は低いところまでしか溜めることはできませんね。

できれば歯周治療とインプラント治療は同じ高度なレベルにそろえたいところです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: たたたぁこさん
返信日時:2015-03-04 00:25:38
さがら先生、お忙しいなかお返事いただきありがとうございました!


わかりやすくご指導いただき、迷ってばかりいましたか、これからの太い指針となりました。

大変感謝しております。


ありがとうございました。



タイトル 右下567番、左上2番欠損。インプラントか部分入れ歯で迷っています
質問者 たたたぁこさん
地域 非公開
年齢 33歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:2番(側切歯)
抜歯:複数の歯(臼歯部)
インプラント治療法
部分入れ歯 その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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