右上1番、歯根端切除術について

相談者: earth13さん (28歳:男性)
投稿日時:2015-03-01 19:21:06
現在、右上1番の根管治療中で再発してしまいました。

担当医からは、手術(歯根端切除)を受けるか抜歯するかの選択を勧められています。

抜歯は是非避けたいので手術にかけてみようと思うのですが、担当医の説明によれば、

・手術をしても治る可能性はあまり高くない(自費でCT、マイクロスコープあり)。
おそらく50%ぐらい?

・現在の歯根は16mmほどあるが、病巣が大きい為5mmぐらいは切除することになるだろう。
術後は歯根がかなり短くなるので、治っても噛む力に耐えられずに、すぐ割れたりぐらついたりする可能性がある。

とのことでした。

現在診ていただいている先生は根管治療には力を入れている方ではありますが、歯内療法の専門医ではありません。

手術をするなら歯内療法専門医の先生に一度診ていただいた方が、完治の可能性や予後の良さは高まるでしょうか?
また、前歯の場合、残った歯根の長さが10mmほどあれば支障はないとも聞きますがいかがでしょうか?

ぜひ、ご意見をいただければと思います。

よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-03-01 20:00:45
earth13 さん、こんにちは。

>手術をするなら歯内療法専門医の先生に一度診ていただいた方が、完治の可能性や予後の良さは高まるでしょうか?

統計的にみれば、少しでもその可能性は高まるかとは思います。

ただ、最終的には、技術を含む「人」ではないでしょうか。


前歯の場合、残った歯根の長さが10mmほどあれば支障はないとも聞きますがいかがでしょうか?

他の歯の状態だけでなく、食生活や、プラークコントロールに至るまで、色々なことを勘案しなければならないように思いますので、一概には言えません。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-03-01 22:07:07
earth13 さんこんばんは

>手術をするなら歯内療法専門医の先生に一度診ていただいた方が、完治の可能性や予後の良さは高まるでしょうか?

はい、その通りです。
CTとマイクロスコープを併用する事により、成功率は9割以上になります。


>・手術をしても治る可能性はあまり高くない(自費でCT、マイクロスコープあり)。おそらく50%ぐらい?

あまり軽系んが無いのかもしれません。
歯内療法の専門医で慣れている先生であれば、そのような数字にはならないと思います。


>病巣が大きい為5mmぐらいは切除することになるだろう。
>術後は歯根がかなり短くなる

実際に拝見していないのでハッキリとは言えませんが、必用最低限の切除で十分なので何ともいえませんね。
出来るだけ切除する長さを短くしようと努力されるので、5ミリよりも短くなる可能性もあるとおもいます。
しかし、逆に長くなる可能性もありますが。

お話を聞く限りではありますが、歯内療法の専門医を紹介して頂くのが良いと思います。

場合によっては、再び根幹治療をすることで改善する可能性もあるとおもいます。

ご参考になれば

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: earth13さん
返信日時:2015-03-02 08:24:50
〉小林先生

ご回答ありがとうございます。
歯根の長さが10mm程残れば大丈夫という訳ではないのですね。
もし歯を残すことができましたら、できるだけ長く使えるように努力したいと思います。


〉水川先生

ご回答ありがとうございます。
歯内療法専門の先生であれば自分の歯を残せる可能性がありそうだとわかり、少し希望が持てました。

ただ、いろいろ調べておりますと歯根端切除の切除範囲は3mmぐらいまでとよく見かけますが、5mmぐらい切除するのは稀なのでしょうか?
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2015-03-02 10:37:03
歯根端切除の切除範囲は3mmぐらいまでとよく見かけますが、5mmぐらい切除するのは稀なのでしょうか?

ケースバイケースだと思います。

通常、根端3mmを目安に切除すると言うのは「根端側3mmまでに側枝が集中している」と言うデータがあるからです。

しかし、例外的に5mmの所に側枝がある場合もありますし、病変をしっかり除去しようとすると5mm切らなければならないと言う事もあり得るかもしれません。

まずはCTデータを元にしっかりとしたカウンセリングを受けられる事をお勧めいたします。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: earth13さん
返信日時:2015-03-02 18:12:07
〉櫻井先生

ご回答ありがとうございます。
やはり5mm切除することもあり得るのですね。
歯根端切除は最後の手段だと思うので、できれば歯内療法専門の先生にお願いしたいと考えています。

現在の先生もとても親切で丁寧な治療をして下さるのですが、これまでの先生とのコミュニケーションをしてきた中で感じたのは、どちらかというと手術よりも根管治療を主に得意とされているのかなということです。
ホームページに載せられている実症例も根管治療はかなりたくさんありますが、根切については1件のみです。
あくまで憶測なので大変失礼なのですが。

私の住んでいる地域には歯内療法専門医で手術も得意とする先生がいらっしゃるのですが、現在の先生に紹介状を書いていただいてそちらで手術を受けたいと自分から申し出るのは、やはり非常に失礼にあたるでしょうか?

正直、今まで長い間お世話になってきた先生なので、ここにきて他院で受けたいということに心苦しさもあります。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2015-03-03 11:08:26
根管治療はかなりたくさんありますが、根切については1件のみです。

オペはあくまでも最終手段ですから、根管治療で治るのであればそれに越したことは無い(むしろ症例数として少ない方が根管治療に自信があると言う事)ではないでしょうか。


>現在の先生に紹介状を書いていただいてそちらで手術を受けたいと自分から申し出るのは、やはり非常に失礼にあたるでしょうか?

担当の先生のキャラ次第だと思いますよ。

僕は患者さんから「専門医を紹介して欲しい」と言われれば紹介します。
特に失礼とは感じませんね(僕が専門医で無いと言うのは事実ですからね)。

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回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2015-03-03 13:40:32
平成26年四月の保険改正によりCT(自院撮影が条件)とマイクロスコープ併用による歯根端切除術が保険収載されました。
ですから一応保険でできるのですが、MTAなどの保険外の材料を使うと保険ではできないルールのように思います。


>現在診ていただいている先生は根管治療には力を入れている方ではありますが、歯内療法の専門医ではありません。

専門医は学会の認定するものですから、歯科医自身が専門医になろうと努力しないとなれません。
専門医でなくても上手な歯科医はいると思います。

http://www.jea.gr.jp/ippan/index-6.shtml

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: earth13さん
返信日時:2015-03-03 20:31:59
〉櫻井先生

ご回答ありがとうございます。

紹介状を依頼することを失礼と感じるかどうかは、その先生次第ということなんですね。
現在の担当していただいている先生も櫻井先生と同じような考えの方だと良いのですが…。
これが最終手段ということで、かなり慎重になってしまいます。


〉柴田先生

ご回答ありがとうございます。

現在治療していただいている医院は自費治療専門のところでマイクロスコープ使用なのですが、オペにMTAを使用しているかは不明なので、一度確認してみたいと思います。
もし自費治療にもかかわらずMTAを使用していないようであれば、専門医を紹介してもらうことも考えてみます。



タイトル 右上1番、歯根端切除術について
質問者 earth13さん
地域 非公開
年齢 28歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の専門医
根管治療に関するトラブル
歯根端切除術
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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