持ちのよい自費ブリッジを勧められたが再び歯根嚢胞になったらと不安

相談者: まるごろうさん (39歳:女性)
投稿日時:2015-04-03 22:05:54
少し前に左前歯2番を抜歯しました。
抜歯になった経緯は歯根嚢胞を繰り返したあげく、コアが折れてしまったからです。

今回1番3番を削りブリッジにします。
現在は仮歯中です。

歯科医からは1番3番を残す為にも自費セラミックで作成した方が今後虫歯になりにくいと言われました。
金額はブリッジ3本で30万円です。

体質的なのか他の歯もたまには膿む事もあり、今回高額な治療をしてブリッジを作成してもそこがまた歯根嚢胞になった時に壊さないといけないのかと思うと躊躇して悩んでます。

保険と自費では他の歯のもちはそんなに違うのでしょうか?
また30万円は高いのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-04-04 00:31:48
 保険ブリッジをつくるとなると、代用合金を用いたレジン前装冠というものになります。


 代用合金については以下のような経緯があります

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1960年頃、戦後の厳しい経済情勢下のわが国の歯科界では、低廉な「銅亜鉛合金」を代用金属として保険診療にも採用しようとする動きが出てきた。金属の腐食の点から見ると、きわめて過酷な環境の口腔内に使用する金属は、化学的、生物学的に安定した金、ないしは貴金属合金でなければならない。日本補綴歯科医学会は銅亜鉛合金が歯科用として採用されることを阻止する為に、「歯科用金属規格委員会」を設置し、歯科用合金の規格とテスト法ならびに各種合金の評価を行った。こうした学会の活動によって、銅亜鉛合金の歯科臨床への導入は避けることができた。また、同委員会は、歯科用合金としては金合金を使用するのが本筋で、総医療費や日本の経済力から見て代用合金の使用もやむを得ないが、その際でも、金銀パラジウム合金をもって代用合金の許容限界とし、しかもできるだけ早い時期に金合金に移行すべきであることを、委員会報告書で発表した。
(出典:「GPのための金属アレルギー臨床)
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 レジン前装冠は上記の金属を使い、表面に吸水性、変色性のあるレジンをはりつけたものですからと自費セラミックの方が物的には優れていると思います。
 
 ただし、むし歯になりやすいかどうかは」物性だけでなく術者の技術による物が大きいとおもわれます。

 納得のいく治療が出来ると良いですね、おだいじに。

回答 回答2
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2015-04-04 00:32:50
保険自費では他の歯のもちはそんなに違うのでしょうか?

細かい事を言えば違うかもしれません。

例えばジルコニアプラークが付き難いです。
プラークが付き易い保険の金属よりは虫歯になりにくいかもしれません。

高いランニングシューズを買えば100mが10.0秒なのが9.9秒になるかもしれません、その程度の差だとお考えください。

しかし虫歯になるならないは上記の事等よりメンテナンス等他のファクターの方がはるかに大きいです。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2015-04-04 08:50:55
三浦先生のご回答に追加ですが、虫歯になりやすいか、なりにくいかは、個人の口の中の環境がとても影響を与えます。

どんなに歯科医師が精度のよいものを作っても、口の中が虫歯になりやすい環境であれば、それは砂上の楼閣になってしまいます。

自費ブリッジが虫歯になりにくいと説明すると同時に、その点を指摘できる歯科医師であれば、問題ないでしょう。

ご参考までに。

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タイトル 持ちのよい自費ブリッジを勧められたが再び歯根嚢胞になったらと不安
質問者 まるごろうさん
地域 非公開
年齢 39歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ ブリッジその他
根の病気・異常その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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