噛みしめ癖が改善するまでの期間と、噛みしめでできた舌の傷について

相談者: かなさんさん (34歳:男性)
投稿日時:2015-04-27 13:00:52
以前、寝ている時などの噛み締め癖について相談させていただきました。

ナイトガードをしたり日中は意識しているので、前より幾分はましになりました。
ですが、まだ癖は抜けずにたまに舌に傷が出来てしまいます。

噛み締め癖が改善された患者さんなどはどのくらいの期間で改善したのでしょうか?
ちなみに私は癖が出てから2ヶ月ほどになります。
まだ続くと舌癌になるのではと心配になる時があります。


また、以前に舌が当たって傷になった部分がツルツルになってしまっています。
舌の細胞が回復するのに時間は要するのでしょうか?

よろしくお願い申し上げます。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-04-27 15:45:24
>噛み締め癖が改善された患者さんなどはどのくらいの期間で改善したのでしょうか?

噛み締めではなく、歯の接触についての是正指導をした場合、その改善には、1週間〜半年と幅があるように思いますが、2〜3週間という方が多いように感じています。

自己流ではなく、できれば、TCHの是正指導をしていただける大学病院歯科医院を受診してみてはいかがでしょう。

参考:TCH、歯列接触癖



回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-04-27 16:04:48
こんにちは、長崎の堀内と申します。
さて、お問い合わせの件ですが、噛みしめが治らないということと舌がツルツルになってしまったということですね。


噛みしめについてですが、横向き寝やうつ伏せ寝、頬杖、顎杖、足を組むなどをされているようであればやめて見られてはいかがでしょうか。

こういった癖によって頸椎がねじれ顎の位置が変化します。
それによって無意識のときに顎の周りの筋肉が不均等に収縮し噛みしめが起こります。

こういった癖をやめて見ても止まらないようでしたら咬みあわせが大きく変化している可能性がありますので、噛み合わせの専門医での治療をオススメします。


また、舌がツルツルになってしまうことについては、咬みあわせが低い場合に舌を使って高さを保持しようという反応が起こります。
こちらについても咬みあわせが関与しますが、ツルツルになっているということであれば、常に歯やナイトガードを舌で押して舌の表面が荒れてしまっている可能性がありますね。

これについても上記のような癖をやめてみるのがいいかもしれませんよ。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2015-04-28 08:39:43
西山です

噛み合わせが原因で噛み締めを引き起こすという根拠はありません。
また、噛み合わせを治すことによって噛み締めがおさまるという根拠もありません。

噛み合わせの治療は一度手を付けたら元に戻すことが出来ない不可逆的な治療ですので、安易に始めないよう注意してください。


極端なことを言うと、歯がある限り噛み締めは生じます。
歯が全くなくても噛み締めを引き起こすような顎の筋肉活動は生じ得ます。
歯があるとそれらがぶつかるため、噛み締めという現象が生じるわけです。

従って、噛み締めを全く無くすことは出来ません。
害が出ない程度に軽減させることを目的と考えます。



舌の状態が本当に噛み締めが原因で生じているのかを診断する必要があると思います。
口腔外科で診察は受けられましたか?

また、痛みが無いようならそのままでも良い場合もありますので、正しい診断を優先させるのが良いのではないでしょうか。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答4
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2015-04-28 14:05:28
昔、「噛み合わせの不具合が原因で夜間の歯ぎしりを起こす可能性」を提唱された大先生はいらっしゃったと思います。

そして、今でも、それを信じている歯科医師はおられるようですよ。




タイトル 噛みしめ癖が改善するまでの期間と、噛みしめでできた舌の傷について
質問者 かなさんさん
地域 非公開
年齢 34歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 噛み合わせ(咬合)治療
歯軋り(歯ぎしり)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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