根管治療後コアを入れて仮歯まで2ヶ月空いた場合の細菌浸入
相談者:
りょうたろうさん (32歳:男性)
投稿日時:2015-05-08 00:27:01
こんばんは。
先日も少しご相談させていただきました件で、続きのご相談があります。
歯医者の先生と治療方針でうまくかみ合わず、不安で大変落ち込んでいます。
指示に従わず放置してしまった期間について不安になってしまいました。
■治療内容
上の歯1番と2番のことで根管治療専門医にかかっています。
2本とも20年以上前に打撲で神経を抜き、ここ10年で3回くらい痛みが出て保険診療で根管治療を受けましたが治らないでいました。
1番は薄くはなっているが2/3が自然の歯で1/3がレジンで造詣、2番はほぼ自然の歯の状態で専門医で治療を開始しました。
2月中旬に専門医で根管治療をしその場で直接法でファイバーコアを入れてもらいました。
裏側はコアが飛び出てなくてレジンで埋まっていたような感じで、外観は以前とかわらずかみ合わせは問題ありません。
治療後、早めに仮歯にしてください。と言われたのですが、以下のような経緯があって悩みこんでしまい、仮歯を入れたのが4月末で、2ヵ月半がたってしまいました。
■ご質問
コアをたてて仮歯にするまでに細菌の漏洩がある可能性がある、と言われたのですが、どれくらい影響の大きいことかわかりません。
根管治療+コアが第一バリア、クラウン(仮歯)が第二バリアといった話しは聞きますが、コアを入れて仮歯をせず自然の歯とレジン造詣が残っている状態で2ヵ月半の期間があります。
もう過ぎた事ではあるので考えても仕方ないですが、一般的にどれくらいNGな行為だったのかを知りたく存じます。
※専門医に電話相談しましたが、受付の人に
「浸入の可能性がありますがそれ以上は言えません。」
と、ごもっともなことをピシャッと言われて終わりました。
3週間後に経過観察の診察がありますが、それまで専門医に相談できずモヤモヤ感がいっぱいです。
■経緯
専門医と掛かり付け医の間でピンポン状態になってどうしたらいいかわからなくなった。というだけの話しです。
もともと保険の治療で治療を進めてきましたが治らず、大学病院で歯根端切除を案内された後、自費診療で専門医にかかりました。
専門医は根管治療をしてみてだめなら歯根端切除をしましょう。
ただ、折れる可能性があるのと、細菌浸入の可能性があるので掛かり付け医で仮歯にしてください。
といわれたので、掛かり付け医に相談したところ、折れる心配もないし自然の歯がしっかり残っているので大丈夫だ。と回答され、専門医にそのことを伝えると、掛かり付け医がそう言うなら大丈夫なので根管治療を開始しましょう。となりました。
2月中旬に2本の根管治療をし、その場で専門医にファイバーコアを入れてもらい、おそらく裏をレジンで埋めた状態になりました。
そして、前回のやりとりが無かったかのように、掛かり付け医で早めに仮歯にしてください。
3ヶ月後の診断が順調ならクラウンを入れてもらってください。
といわれ、自然の歯が残せると思っていただけに大変ショックを受けました。
仮歯にする理由を尋ねると、密閉性の話は無く、薄いので折れないようにするためです。とだけ言われました。
掛かり付け医は保険診療で長年お世話になって信頼していたのですが、自由診療の歯科医へ行っていたことが気に入らなかったようで、引き継いでの治療に否定的で話しが進まなかったので、専門医と普段から連携をとっている歯科医Aへ転院することを決めました。
ですが、自然の歯を削ることに不安だった事、前の掛かり付け医の折れないから大丈夫という言葉と、専門医も説明をあまりしてくれず途中でさらっと何事も無く方針が変わることが多いため、何を信用していいかわからなくなり、放置してしまいました。
先日、新しい掛かり付けの歯科医Aへ別の歯の相談で行ったところ、専門医から指示書がきていて、細菌の浸入を防ぐために仮歯で密閉しないといけない。
といわれ、やっぱり折れるのを防ぐためだけでなく、ファイバーをコアたててレジンで埋めただけでは密閉性に問題があると知り、すぐに仮歯にしてもらいました。
という状況です。
先日も少しご相談させていただきました件で、続きのご相談があります。
歯医者の先生と治療方針でうまくかみ合わず、不安で大変落ち込んでいます。
指示に従わず放置してしまった期間について不安になってしまいました。
■治療内容
上の歯1番と2番のことで根管治療専門医にかかっています。
2本とも20年以上前に打撲で神経を抜き、ここ10年で3回くらい痛みが出て保険診療で根管治療を受けましたが治らないでいました。
1番は薄くはなっているが2/3が自然の歯で1/3がレジンで造詣、2番はほぼ自然の歯の状態で専門医で治療を開始しました。
2月中旬に専門医で根管治療をしその場で直接法でファイバーコアを入れてもらいました。
裏側はコアが飛び出てなくてレジンで埋まっていたような感じで、外観は以前とかわらずかみ合わせは問題ありません。
治療後、早めに仮歯にしてください。と言われたのですが、以下のような経緯があって悩みこんでしまい、仮歯を入れたのが4月末で、2ヵ月半がたってしまいました。
■ご質問
コアをたてて仮歯にするまでに細菌の漏洩がある可能性がある、と言われたのですが、どれくらい影響の大きいことかわかりません。
根管治療+コアが第一バリア、クラウン(仮歯)が第二バリアといった話しは聞きますが、コアを入れて仮歯をせず自然の歯とレジン造詣が残っている状態で2ヵ月半の期間があります。
もう過ぎた事ではあるので考えても仕方ないですが、一般的にどれくらいNGな行為だったのかを知りたく存じます。
※専門医に電話相談しましたが、受付の人に
「浸入の可能性がありますがそれ以上は言えません。」
と、ごもっともなことをピシャッと言われて終わりました。
3週間後に経過観察の診察がありますが、それまで専門医に相談できずモヤモヤ感がいっぱいです。
■経緯
専門医と掛かり付け医の間でピンポン状態になってどうしたらいいかわからなくなった。というだけの話しです。
もともと保険の治療で治療を進めてきましたが治らず、大学病院で歯根端切除を案内された後、自費診療で専門医にかかりました。
専門医は根管治療をしてみてだめなら歯根端切除をしましょう。
ただ、折れる可能性があるのと、細菌浸入の可能性があるので掛かり付け医で仮歯にしてください。
といわれたので、掛かり付け医に相談したところ、折れる心配もないし自然の歯がしっかり残っているので大丈夫だ。と回答され、専門医にそのことを伝えると、掛かり付け医がそう言うなら大丈夫なので根管治療を開始しましょう。となりました。
2月中旬に2本の根管治療をし、その場で専門医にファイバーコアを入れてもらい、おそらく裏をレジンで埋めた状態になりました。
そして、前回のやりとりが無かったかのように、掛かり付け医で早めに仮歯にしてください。
3ヶ月後の診断が順調ならクラウンを入れてもらってください。
といわれ、自然の歯が残せると思っていただけに大変ショックを受けました。
仮歯にする理由を尋ねると、密閉性の話は無く、薄いので折れないようにするためです。とだけ言われました。
掛かり付け医は保険診療で長年お世話になって信頼していたのですが、自由診療の歯科医へ行っていたことが気に入らなかったようで、引き継いでの治療に否定的で話しが進まなかったので、専門医と普段から連携をとっている歯科医Aへ転院することを決めました。
ですが、自然の歯を削ることに不安だった事、前の掛かり付け医の折れないから大丈夫という言葉と、専門医も説明をあまりしてくれず途中でさらっと何事も無く方針が変わることが多いため、何を信用していいかわからなくなり、放置してしまいました。
先日、新しい掛かり付けの歯科医Aへ別の歯の相談で行ったところ、専門医から指示書がきていて、細菌の浸入を防ぐために仮歯で密閉しないといけない。
といわれ、やっぱり折れるのを防ぐためだけでなく、ファイバーをコアたててレジンで埋めただけでは密閉性に問題があると知り、すぐに仮歯にしてもらいました。
という状況です。
[過去のご相談]
回答1
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2015-05-08 08:35:10
こんにちは、
細菌が入ったから必ず根尖病変ができる訳ではありません。
口腔内という細菌まみれの所で根管内に細菌が1匹も入らないということ自体個人的には不可能だと思いますし、やり直しの感染根管であれば無菌状態にして治療を終わらせている訳ではありません。
(根管内には細菌がいる状態で治療が終わっているということです)
数か月の感染の有無を気にするより、早目に次の処置を受けられた方がいいと思いますよ。
>引き継いでの治療に否定的で話しが進まなかったので、専門医と普段から連携をとっている歯科医Aへ転院することを決めました。
1本の歯を見ても先生によって治療方針が変わることは多々あります。
どれくらいNGな行為だったのかなど気にしない方がいいと思いますよ。
おだいじに
細菌が入ったから必ず根尖病変ができる訳ではありません。
口腔内という細菌まみれの所で根管内に細菌が1匹も入らないということ自体個人的には不可能だと思いますし、やり直しの感染根管であれば無菌状態にして治療を終わらせている訳ではありません。
(根管内には細菌がいる状態で治療が終わっているということです)
数か月の感染の有無を気にするより、早目に次の処置を受けられた方がいいと思いますよ。
>引き継いでの治療に否定的で話しが進まなかったので、専門医と普段から連携をとっている歯科医Aへ転院することを決めました。
1本の歯を見ても先生によって治療方針が変わることは多々あります。
どれくらいNGな行為だったのかなど気にしない方がいいと思いますよ。
おだいじに
相談者からの返信
相談者:
りょうたろうさん
返信日時:2015-05-08 12:58:03
井野先生
お返事ありがとうございました。
これまでのたくさんのご助言を拝見し、気持ちが落ち着いたりしています。
現在は3か月間の経過観察で、3週間後にレントゲンをとって病巣が小さくなっているか確認し、だめなら歯根端切除、OKなら掛かりつけ医でクラウンをしてさらに経過観察。となっており、ちゃんと通います。
前向きに考えるよう努力します。
知りたいと思ったのは、自然の歯がある程度残っている(レジンで形作られている)歯にコアをたててレジンで埋め、かみ合わせに問題ない状態で、仮歯or本番クラウンにするまでの期間は、
「遅くても○週間以内にはしたほうがいいんじゃないか?」
とか、
「コアたててレジンで埋めているならそのままという選択肢もあるんじゃない?」
といった目安を知りたく存じます。
よく、レジンで埋めてお終い。という話も聞きますので、コアは立てているもののレジンで埋まっている状態なら、そこそこにはバリアができているのではないかと思っています。
ただ、コアを立てているのだし、どうせ仮歯にするのだったら早い方がいい。というのは重々承知しています。
例えば、根管充填だけでは密閉性は不十分なのでコアをたてる(レジンで埋める)まで遅くても1週間以内くらい。
1か月たったら根管治療やり直したほうがいい。
という感じの話はよく聞くので、それに相当する目安があるのかな。
と思った次第です。
お返事ありがとうございました。
これまでのたくさんのご助言を拝見し、気持ちが落ち着いたりしています。
現在は3か月間の経過観察で、3週間後にレントゲンをとって病巣が小さくなっているか確認し、だめなら歯根端切除、OKなら掛かりつけ医でクラウンをしてさらに経過観察。となっており、ちゃんと通います。
前向きに考えるよう努力します。
知りたいと思ったのは、自然の歯がある程度残っている(レジンで形作られている)歯にコアをたててレジンで埋め、かみ合わせに問題ない状態で、仮歯or本番クラウンにするまでの期間は、
「遅くても○週間以内にはしたほうがいいんじゃないか?」
とか、
「コアたててレジンで埋めているならそのままという選択肢もあるんじゃない?」
といった目安を知りたく存じます。
よく、レジンで埋めてお終い。という話も聞きますので、コアは立てているもののレジンで埋まっている状態なら、そこそこにはバリアができているのではないかと思っています。
ただ、コアを立てているのだし、どうせ仮歯にするのだったら早い方がいい。というのは重々承知しています。
例えば、根管充填だけでは密閉性は不十分なのでコアをたてる(レジンで埋める)まで遅くても1週間以内くらい。
1か月たったら根管治療やり直したほうがいい。
という感じの話はよく聞くので、それに相当する目安があるのかな。
と思った次第です。
回答2
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2015-05-08 13:35:21
>例えば、根管充填だけでは密閉性は不十分なのでコアをたてる(レジンで埋める)まで遅くても1週間以内くらい。
>1か月たったら根管治療やり直したほうがいい。
>という感じの話はよく聞くので、それに相当する目安があるのかな。
どこでよく聞く話か知りませんが、気になるのであれば治療した専門医の先生に聞くべきでしょうね。
専門的なことをいえば、同じ水硬性のセメントでもメーカーによる封鎖性の差はありますし、レジンでもどんな接着操作をしたのか、収縮量がどの程度のレジンを使用したのかにもよるでしょう。
心配でしょうが、今の不安は治療した先生に相談された方がいいでしょうね。
おだいじに
>1か月たったら根管治療やり直したほうがいい。
>という感じの話はよく聞くので、それに相当する目安があるのかな。
どこでよく聞く話か知りませんが、気になるのであれば治療した専門医の先生に聞くべきでしょうね。
専門的なことをいえば、同じ水硬性のセメントでもメーカーによる封鎖性の差はありますし、レジンでもどんな接着操作をしたのか、収縮量がどの程度のレジンを使用したのかにもよるでしょう。
心配でしょうが、今の不安は治療した先生に相談された方がいいでしょうね。
おだいじに
タイトル | 根管治療後コアを入れて仮歯まで2ヶ月空いた場合の細菌浸入 |
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質問者 | りょうたろうさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 32歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 根管治療の治療法 |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。