顎関節症が原因の歯ぎしりが酷いが、インプラントの適応になるのか?
相談者:
あんずの里さん (44歳:女性)
投稿日時:2015-05-07 21:18:42
ご相談させて頂きます。
現在、上の前歯3本が無くインプラントを検討しています。
歯ぎしり、食いしばりが酷いので、スプリントは欠かさずに入れております。
しかし、歯ぎしりがあるとインプラントが脱落しやすい、という歯医者の意見もあるようで、本当にインプラントがもつのかどうか、心配しています。
3本となると、100万越えですから、それで1年もたなかったら…と思うと。。
過去の質問にも似たようなのがあって、太くて長いのを骨に埋めれば大丈夫というアドバ心配イスも読んだのですが、その方は下の奥歯のインプラントなので、上に太いのが入れられるのかな?と思い、ご相談させていただく事にしました。
歯を失った原因は、外傷、おそらく歯ぎしりと言われています。
もし、インプラントが適応にならなかった場合、他にどんな選択肢がありますか?
アドバイス宜しくお願いいたします。
現在、上の前歯3本が無くインプラントを検討しています。
歯ぎしり、食いしばりが酷いので、スプリントは欠かさずに入れております。
しかし、歯ぎしりがあるとインプラントが脱落しやすい、という歯医者の意見もあるようで、本当にインプラントがもつのかどうか、心配しています。
3本となると、100万越えですから、それで1年もたなかったら…と思うと。。
過去の質問にも似たようなのがあって、太くて長いのを骨に埋めれば大丈夫というアドバ心配イスも読んだのですが、その方は下の奥歯のインプラントなので、上に太いのが入れられるのかな?と思い、ご相談させていただく事にしました。
歯を失った原因は、外傷、おそらく歯ぎしりと言われています。
もし、インプラントが適応にならなかった場合、他にどんな選択肢がありますか?
アドバイス宜しくお願いいたします。
回答1
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2015-05-07 21:56:40
西山です
インプラントが不適応となった場合には,可撤性部分床義歯といって取り外しタイプの入れ歯ということになると思います.
これにも保険と私費があり,私費の場合には材料などが自由に選択できることから,設計のバリエーションもいくつか検討できると思います.
私も睡眠時ブラキシズムがヘビーな方の上顎インプラント(右上12345番)後のメインテナンスを行っていますが,スプリントを第一選択として負担軽減を図っています.
ただ,使用するスプリントについては下顎が動いて食いしばりや歯ぎしりが生じた際に,上顎に負荷が加わらないような咬合調整を付与しています.
ちなみに「顎関節症が原因の歯ぎしり」という表現は間違っていると思います.逆ならわかりますが・・・
インプラントが不適応となった場合には,可撤性部分床義歯といって取り外しタイプの入れ歯ということになると思います.
これにも保険と私費があり,私費の場合には材料などが自由に選択できることから,設計のバリエーションもいくつか検討できると思います.
私も睡眠時ブラキシズムがヘビーな方の上顎インプラント(右上12345番)後のメインテナンスを行っていますが,スプリントを第一選択として負担軽減を図っています.
ただ,使用するスプリントについては下顎が動いて食いしばりや歯ぎしりが生じた際に,上顎に負荷が加わらないような咬合調整を付与しています.
ちなみに「顎関節症が原因の歯ぎしり」という表現は間違っていると思います.逆ならわかりますが・・・
相談者からの返信
相談者:
あんずの里さん
返信日時:2015-05-08 23:53:11
回答2
回答3
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2015-05-10 12:47:40
「顎関節症が原因で歯ぎしり」「歯ぎしりが原因で顎関節症になる」・・・のでしょうかね?
たしかに両者が同時に認められるケースもありますが、それが必ずしも、直接の因果関係を持つことを意味するとは限らないように思いますよ。(個人的意見)
あまり役に立ちそうもないコメントで申し訳ないです。
たしかに両者が同時に認められるケースもありますが、それが必ずしも、直接の因果関係を持つことを意味するとは限らないように思いますよ。(個人的意見)
あまり役に立ちそうもないコメントで申し訳ないです。
相談者からの返信
相談者:
あんずの里さん
返信日時:2015-05-10 13:37:32
回答4
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2015-05-10 18:00:13
>しかし、ゆっくり検討したいのに、抜歯後3ヶ月で骨が吸収される?から、もしインプラントなら早く結論を出さないといけなくて。。
個人的には通常、3ヶ月から半年くらいかけて骨が正常な状態に戻り、1〜2年で安定し、負荷なければ、そこから吸収してくように思います。
(僕の記憶が正しければ教科書的にも)
>せめて、抜歯後半年位、考える時間があれば。。
なので、僕は「インプラントにするかどうかは3ヶ月以上、2年以内に」と患者さんには伝えます。
個人的には通常、3ヶ月から半年くらいかけて骨が正常な状態に戻り、1〜2年で安定し、負荷なければ、そこから吸収してくように思います。
(僕の記憶が正しければ教科書的にも)
>せめて、抜歯後半年位、考える時間があれば。。
なので、僕は「インプラントにするかどうかは3ヶ月以上、2年以内に」と患者さんには伝えます。
相談者からの返信
相談者:
あんずの里さん
返信日時:2015-05-10 18:18:53
回答5
歯医者/歯科情報の歯チャンネル運営者の田尾です。
回答日時:2015-05-11 01:55:05
インプラントを早く埋入しても骨吸収は防ぐことはできません。
むしろ、抜歯後数週間は急速に骨吸収が進むことがあるため、それが落ち着いてからインプラントを行うというのが一般的です。
抜歯即時といって歯を抜いてすぐにインプラントを行う方法もありますが、これはすぐに歯が入るというメリットがある一方、予想外に骨吸収が進んでしまった際に審美性が悪くなってしまったり、十分に炎症が治まらないうちにインプラントを入れてしまう恐れがあるなどのリスクもあります。
抜歯即時もケースを選べば決して悪い方法ではないと思いますが、最近は歯科業界でもインプラント患者の取り合いをしている風潮があり、優位性・独自性を強調するためになんでもかんでも抜歯即時を謳っている医院も目立ってきているように感じます。
もちろん、歯が早く入るということは患者さんにとって大きなメリットですので、信頼できる先生が抜歯即時を提案されているのであれば良い選択肢である可能性もあります。
ただ、安全性・将来性を最優先で考えるのであれば、通常の方法(抜歯後数ヶ月経ってからインプラントを行う)のほうが有利かと思います。
むしろ、抜歯後数週間は急速に骨吸収が進むことがあるため、それが落ち着いてからインプラントを行うというのが一般的です。
抜歯即時といって歯を抜いてすぐにインプラントを行う方法もありますが、これはすぐに歯が入るというメリットがある一方、予想外に骨吸収が進んでしまった際に審美性が悪くなってしまったり、十分に炎症が治まらないうちにインプラントを入れてしまう恐れがあるなどのリスクもあります。
抜歯即時もケースを選べば決して悪い方法ではないと思いますが、最近は歯科業界でもインプラント患者の取り合いをしている風潮があり、優位性・独自性を強調するためになんでもかんでも抜歯即時を謳っている医院も目立ってきているように感じます。
もちろん、歯が早く入るということは患者さんにとって大きなメリットですので、信頼できる先生が抜歯即時を提案されているのであれば良い選択肢である可能性もあります。
ただ、安全性・将来性を最優先で考えるのであれば、通常の方法(抜歯後数ヶ月経ってからインプラントを行う)のほうが有利かと思います。
回答6
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2015-05-11 08:44:41
ご相談ありがとうございます。
骨の吸収には個人差もあります。
また年齢からは骨密度のピークを越えていますから、個人差により特別有利な顎の骨でない限りは相当吸収されてしまうことがふつうです。
そうなるとインプラントが適切かどうか、インプラントができても自然な歯並びにできる顎の骨かどうかの診察が必要となります。
また歯ぎしりがあるならば、歯を作ってからのマウスピースも有効ですが、作る前にいかに安定的な位置に設計するかの検討も欠かせません。
場合によっては奥歯全部を見直す必要も出てきます。
よく相談しましょう。
骨の吸収には個人差もあります。
また年齢からは骨密度のピークを越えていますから、個人差により特別有利な顎の骨でない限りは相当吸収されてしまうことがふつうです。
そうなるとインプラントが適切かどうか、インプラントができても自然な歯並びにできる顎の骨かどうかの診察が必要となります。
また歯ぎしりがあるならば、歯を作ってからのマウスピースも有効ですが、作る前にいかに安定的な位置に設計するかの検討も欠かせません。
場合によっては奥歯全部を見直す必要も出てきます。
よく相談しましょう。
相談者からの返信
相談者:
あんずの里さん
返信日時:2015-05-11 19:27:04
回答7
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2015-05-11 19:44:46
>一般的には私の年齢以上の人はインプラントの適応にはならない…と考えていいのでしょうか?
年齢だけで判断するのは如何なものかとは思いますが、少なくとも私のクリニックでは、20歳〜70歳台の方までにインプラントの埋入をした実績があります。
年齢だけで判断するのは如何なものかとは思いますが、少なくとも私のクリニックでは、20歳〜70歳台の方までにインプラントの埋入をした実績があります。
相談者からの返信
相談者:
あんずの里さん
返信日時:2015-05-11 19:55:27
タイトル | 顎関節症が原因の歯ぎしりが酷いが、インプラントの適応になるのか? |
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質問者 | あんずの里さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 44歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
インプラント治療法 歯軋り(歯ぎしり) 顎関節症 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。