レントゲン上で歯の根元に黒い影、抜歯後の治療法 (アメリカ)

相談者: もにさん (41歳:女性)
投稿日時:2015-06-03 15:34:56
こんにちは。
初めて投稿させていただきます。

ほぼ2年前に虫歯のため右の7番(奥歯)の神経を抜きました。

その後、時々違和感を感じることもありましたので、半年後、1年後とクリーニングに行った際にレントゲンを撮ってもらいましたが、特に変化もなく、問題はないと言われていました。


1か月半ほど前にその歯の歯茎に水ぶくれのようなものを見つけて以来、水ぶくれのようなものが出たりなくなったりしています。

気になったので、先日、レントゲンを撮ってもらうと、歯の根本の周りにうっすら黒い膜のようなものができていて、

「歯と骨の相性が悪いため、抜いてインプラントしないといけない。
すぐにすれば、抜いてすぐインプラントできるが、時間がたてば、骨が治癒するのに4か月待たないといけない。
遅くなりすぎたら、インプラントすらできなくなる。」

と言われてしまいました。


正直、すぐに抜歯といわれると思っていなかったので、気が動転してしまいました。
素人なりに調べてみましたが、歯根嚢胞というものでしょうか?

その場合の質問ですが、

1.抜歯、インプラントの他に、治療の可能性はないのでしょうか?
2.インプラントすらできなくなるまで、どのくらいの時間の猶予があるものなのでしょうか?


現在アメリカ在住で、日本で他の治療方法があるのであれば、帰国まで待ちたいと思っています。

レントゲンがなしでご意見を伺うのは難しいと存じておりますが、よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-06-03 17:55:54
もにさん、こんにちは

>1.抜歯インプラントの他に、治療の可能性はないのでしょうか?


そうですね。

まずこの歯の保存がなぜ難しいのか?ということでしょう。

根管治療がうまくいっていないことが理由なら、きちんとした根管治療をすることで治すことができるかもしれません。

しかし、根が破折しているなどの理由で抜歯しなければならないということでしたら、仕方がないと思います。


そして、もし保存が難しく抜歯せざるを得ない状況なら通常はインプラントが第一選択になりますがもしどこかの親知らずがあるならば移植という方法が行える可能性もあります。

ただ、日本でも移植というのは限られた医療機関でしか行っていないので、探していただく必要があります。


>2.インプラントすらできなくなるまで、どのくらいの時間の猶予があるものなのでしょうか?

1年くらいであれば問題は無いように思いますが状況によってはそこまでの猶予はないのかもしれません。


参考になれば幸いです。

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回答 回答2
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2015-06-03 18:12:05
アメリカ在住と云う事で。

アメリカでは皆保険制度が有りませんので日本の様に根管治療をせずにすぐに抜歯インプラントと云う流れになる事が多いです。

しかしアメリカにも歯内療法専門医がいますのでそちらを紹介して貰ってはどうでしょう。

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回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2015-06-03 21:10:37
>先日、レントゲンを撮ってもらうと、歯の根本の周りにうっすら黒い膜のようなものができていて

そうですね、細見先生がおっしゃるようにインプラントの流れが多いとは思いますが、歯内療法専門医もいらっしゃいます。

歯を保存する方法としては、根の治療をする、根の問題のある部分を切除(歯根端切除術)、問題のある根だけを抜歯トライセクション)などがあります。


また、抜歯になった場合は、インプラント以外に畑田先生がおっしゃるよな歯牙移植ブリッジ義歯、経過観察などがあります。


よく相談なさってみて下さいね。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: もにさん
返信日時:2015-06-04 16:17:43
畑田先生、細見先生、加藤先生、お忙しい中ご回答ありがとうございます。

追加の質問ですが、

1.歯内療法専門医というのは、要するにルートカナルの専門医と解釈してよろしいのでしょうか?


2.歯内療法専門医に治療をお願いする場合、一般的には、ルートカナルの再治療が行われるのでしょうか?
今、クラウンが被せられていますが、クラウンを外して、穴をあけ、治療・フィリングをして、クラウンの作り直しになる可能性が高いのでしょうか?


こちらのサイトで、再治療時の成功率は約60%程度と書かれてあります。

細見先生がご指摘のように、アメリカは皆保険制度がないため、私も歯科保険に入っていませんし、前回の治療時も実費負担をしているので、成功率が低いのであれば、抜歯インプラントの選択が適切になのかと考え始めています。


よろしくお願いいたします。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2015-06-05 20:58:08
>1.歯内療法専門医というのは、要するにルートカナルの専門医と解釈してよろしいのでしょうか?

はい。そうですね。


>2.歯内療法専門医に治療をお願いする場合、一般的には、ルートカナルの再治療が行われるのでしょうか?
>今、クラウンが被せられていますが、クラウンを外して、穴をあけ、治療・フィリングをして、クラウンの作り直しになる可能性が高いのでしょうか?

そう可能性が高いとは思いますが、専門家の診断によって治療方法は変わってくるかもしれませんね。

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回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2015-06-05 23:12:12
クラウンを外すリスクが高い場合は、クラウンに穴を空けて治療を行う場合もあります。



>細見先生がご指摘のように、アメリカは皆保険制度がないため、私も歯科保険に入っていませんし、前回の治療時も実費負担をしているので、成功率が低いのであれば、抜歯インプラントの選択が適切になのかと考え始めています。

アメリカでルートカナルの専門医に依頼をすると、インプラントとあまり変わらないくらいの治療費がかかりますので、最初からインプラントが選択されることも多いようです。



>こちらのサイトで、再治療時の成功率は約60%程度と書かれてあります

専門医がいけると判断したものに関してはもっと成功率は高いと思います。(80-85%くらいでしょうか?)

ただ、日本人の歯は欧米人と比べて小さく薄く、顎も開かないため、治療難度が高くなります。
そのため、もし専門医に依頼をされる場合は、アジア人の治療を多く手がけている先生に依頼をされた方が良いかと思います。(これはインプラントに関しても同様です)

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回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2015-06-06 04:04:40
抜歯インプラントの他に考えられるとすれば再植があります。

部位的には歯根端切除術はかなり難しいと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: もにさん
返信日時:2015-06-07 14:08:43
加藤先生、田尾先生、柴田先生、お忙しい中ご回答ありがとうございます。


もう一点、お伺いしたいのですが、歯根嚢胞の進行を遅らせることはできますか?

完治のためには医療機関に行かなければならないことは承知していますが、日本への一時帰国を待つ場合に、進行を遅らせるために家庭でもできること、もしくは注意点などがあれば、ご伝授いただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2015-06-11 15:39:22
もに さん、催促ありがとうございます。

歯根嚢胞の進行を遅らせることはできますか?

安静に過ごすこと以外には、何も無いでしょう。

帰国が今週中というならともかく、来月になってしまうとかいうのであれば、どこまで歯を大事にしたいのかといった拘りにもよりますが、治療費を考えることよりも、滞在地での速やかな受診をお勧めします。

回答 回答8
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2015-06-11 16:19:54
>歯の根本の周りにうっすら黒い膜のようなものができていて

根本ですか?根尖部ではないのですか。
上7番で歯根嚢胞らしきものを見ることは少ないのですが。歯根嚢胞は素人の人が見ても判りやすい、境界明瞭でx線透過の強い(黒くはっきりした)円形に映る場合に嚢胞と推定しますが、最終的には病理診断で決定します。

嚢胞は胎生期顔面の突起の癒合部の上皮成分が関係するのではないかということからも7番の部は少ないと思います。


水を差すつもりはないのですが、原点に戻って、可能性の高い診断(治療法も含む)を立てられたうえで、手段を尽くした方が良いと思います。




タイトル レントゲン上で歯の根元に黒い影、抜歯後の治療法 (アメリカ)
質問者 もにさん
地域 非公開
年齢 41歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ インプラント治療法
アメリカ(米国)
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
回答者




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  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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