レジンも金パラも脱離しやすい上顎7番。ゴールドなら持ちがよくなる?
相談者:
あもさんさん (34歳:女性)
投稿日時:2015-06-16 13:56:26
いつも歯チャンネルで勉強させていただいております。
歯のことで悩んでいるので相談させていただきます。
5月上旬に奥歯(左上7番)に自費でダイレクトボンディングをしてもらいました。
ダイレクトボンディングをしてくれた歯科医とはあまり相性が良くありませんでした。
他にも心配な歯があり、6月上旬に別の歯科医に診てもらったところ、5月上旬に治療したばかりの左上7番にひびが入っていると言われ、やり直したほうが良いと言われてしまいました。
そこで次回の予約を取り本日レジンを取ってもらったのですが、噛み合わせの関係で奥歯に力が加わりやすいため、メタルインレーのほうが良いのではないかと言われました。
実はダイレクトボンディング以前、その歯に保険のパラジウム合金のインレーをつけており、そのインレーが1年ごとに脱離し2回ほど再セットしてもらった経緯があります。
結局2年8か月しか持ちませんでした。
(脱離はフロスした際が多いです。この時も歯科医に噛み合わせで奥歯に力が加わりやすいのでどうしても取れやすいと言われました。)
こんなに割れたり(レジン)脱離したり(パラジウム合金のインレー)しやすい左上7番の奥歯、もしゴールドのインレーにしたら少しは持ちが良くなるのでしょうか。
今通っていて今後も通おうと思っている歯科(きちんと説明をしてくれて、拡大鏡も使ってもらえます)のメタルの選択肢は以下の3つです。
・保険のパラジウム合金
・自費のホワイトゴールド(金含有率35%)
・自費の20Kゴールド(金含有率84%)
次回までにどれにするか決めないといけないのですが、決めかねているので先生方に相談させていただきました。
ちなみに保険のインレーと自費のインレーで印象材は区別していないようです。
ゴールドは密着度があるようなので、歯にフィットして取れにくいような気もするのですが、保険のパラジウム合金と比べてどれくらいメリットがあるものでしょうか。
また金色という色に抵抗があるのでゴールド含有のものにするとしたらホワイトゴールドがいいなと思うのですが、35%では中途半端で意味がないのでしょうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ちなみに上の左右5・6・7番全て十字の保険のパラジウム合金インレーが入っています。
下も右6・7番と左7番十字の保険のパラジウム合金インレーが入っています。
左下6番のみダイレクトボンディングです。
審美的な面から、下の歯は今後保険のインレーが脱離したタイミングで白いインレー(素材は決めていません)に変えていきたいと思っています。
つまり最終的に上の奥歯はメタルインレーで、下の奥歯は白いインレーにしたいと考えています。
上下の詰め物のバランスや、ゴールドとパラジウム合金のインレー両方口の中に入ってしまうことなどのデメリットなどもアドバイスをいただけると幸いです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
もちろんインレーの素材以前に、私自身の歯のケアが最も重要なことであるとは十分承知しております。
最近歯について知識を深め、食べ方を改善し、甘いものを控え、プラークコントロールにも真剣に取り組んでおりますので、以前よりカリエスリスクは少なくなっているかと思います。
質問が長くなってしまい、分かりづらいかとも思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
歯のことで悩んでいるので相談させていただきます。
5月上旬に奥歯(左上7番)に自費でダイレクトボンディングをしてもらいました。
ダイレクトボンディングをしてくれた歯科医とはあまり相性が良くありませんでした。
他にも心配な歯があり、6月上旬に別の歯科医に診てもらったところ、5月上旬に治療したばかりの左上7番にひびが入っていると言われ、やり直したほうが良いと言われてしまいました。
そこで次回の予約を取り本日レジンを取ってもらったのですが、噛み合わせの関係で奥歯に力が加わりやすいため、メタルインレーのほうが良いのではないかと言われました。
実はダイレクトボンディング以前、その歯に保険のパラジウム合金のインレーをつけており、そのインレーが1年ごとに脱離し2回ほど再セットしてもらった経緯があります。
結局2年8か月しか持ちませんでした。
(脱離はフロスした際が多いです。この時も歯科医に噛み合わせで奥歯に力が加わりやすいのでどうしても取れやすいと言われました。)
こんなに割れたり(レジン)脱離したり(パラジウム合金のインレー)しやすい左上7番の奥歯、もしゴールドのインレーにしたら少しは持ちが良くなるのでしょうか。
今通っていて今後も通おうと思っている歯科(きちんと説明をしてくれて、拡大鏡も使ってもらえます)のメタルの選択肢は以下の3つです。
・保険のパラジウム合金
・自費のホワイトゴールド(金含有率35%)
・自費の20Kゴールド(金含有率84%)
次回までにどれにするか決めないといけないのですが、決めかねているので先生方に相談させていただきました。
ちなみに保険のインレーと自費のインレーで印象材は区別していないようです。
ゴールドは密着度があるようなので、歯にフィットして取れにくいような気もするのですが、保険のパラジウム合金と比べてどれくらいメリットがあるものでしょうか。
また金色という色に抵抗があるのでゴールド含有のものにするとしたらホワイトゴールドがいいなと思うのですが、35%では中途半端で意味がないのでしょうか。
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ちなみに上の左右5・6・7番全て十字の保険のパラジウム合金インレーが入っています。
下も右6・7番と左7番十字の保険のパラジウム合金インレーが入っています。
左下6番のみダイレクトボンディングです。
審美的な面から、下の歯は今後保険のインレーが脱離したタイミングで白いインレー(素材は決めていません)に変えていきたいと思っています。
つまり最終的に上の奥歯はメタルインレーで、下の奥歯は白いインレーにしたいと考えています。
上下の詰め物のバランスや、ゴールドとパラジウム合金のインレー両方口の中に入ってしまうことなどのデメリットなどもアドバイスをいただけると幸いです。
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もちろんインレーの素材以前に、私自身の歯のケアが最も重要なことであるとは十分承知しております。
最近歯について知識を深め、食べ方を改善し、甘いものを控え、プラークコントロールにも真剣に取り組んでおりますので、以前よりカリエスリスクは少なくなっているかと思います。
質問が長くなってしまい、分かりづらいかとも思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2015-06-16 16:24:03
個人的にはメタルインレーであればゴールドを勧めると思います。
そもそも金銀パラジウム合金は保険導入の際、厚労省自体が「ゴールドの代用金属」と位置付けております。
また「早期に金合金に移行するようにという条件付き」であったと言われております。
つまりは「ローコスト」というだけで他にメリットは無いと考えます。
また、ホワイトゴールドと言うものはおそらくは35%金含有のパラジウム合金を想像します(保険の金パラは12%金含有)。
個人的には使ったことはありませんが、組成から考えれば「中途半端なもの」と言うイメージです。
>もちろんインレーの素材以前に、私自身の歯のケアが最も重要なことであるとは十分承知しております。
>最近歯について知識を深め、食べ方を改善し、甘いものを控え、プラークコントロールにも真剣に取り組んでおりますので、以前よりカリエスリスクは少なくなっているかと思います。
プラークコントロールだけでなく「力のコントロール」もされた方がよろしいかと思います。
そもそも金銀パラジウム合金は保険導入の際、厚労省自体が「ゴールドの代用金属」と位置付けております。
また「早期に金合金に移行するようにという条件付き」であったと言われております。
つまりは「ローコスト」というだけで他にメリットは無いと考えます。
また、ホワイトゴールドと言うものはおそらくは35%金含有のパラジウム合金を想像します(保険の金パラは12%金含有)。
個人的には使ったことはありませんが、組成から考えれば「中途半端なもの」と言うイメージです。
>もちろんインレーの素材以前に、私自身の歯のケアが最も重要なことであるとは十分承知しております。
>最近歯について知識を深め、食べ方を改善し、甘いものを控え、プラークコントロールにも真剣に取り組んでおりますので、以前よりカリエスリスクは少なくなっているかと思います。
プラークコントロールだけでなく「力のコントロール」もされた方がよろしいかと思います。
回答2
相談者からの返信
相談者:
あもさんさん
返信日時:2015-06-16 22:53:06
櫻井先生、早速の回答ありがとうございます!
こちらのサイトでの櫻井先生の分かりやすいコメントが好きで、医院のHPも拝見していたので嬉しかったです。
やはりメタルインレーならゴールドがおすすめなのですね。
脱離も金銀パラジウム合金と比べてしにくいと理解してもよろしいのでしょうか。
それから「メタルインレーであればゴールド」とご回答下さいましたが、もしメタル以外の素材でしたら、私のような患者の場合(力の加わりやすい奥歯)どういったものをおすすめされることが多いですか?
(今の歯科では「ハイブリッドセラミックス」「E-MAX」「ジルコニア」が選択肢としてあるようです。)
最後に、インレー以外のアドバイスもありがとうございます。
「力のコントロール」とはTCHのことでしょうか。
THCは今年に入って歯科で指摘され、多分指摘されるまでは奥歯は常に当たっていたと思います。
今は意識して上下の歯を離し、噛みしめたりしないよう心掛けていますが、先日も「寝ている間に横に歯ぎしりしているんじゃないのかな?」と言われてしまいました。
こちらのサイトでの櫻井先生の分かりやすいコメントが好きで、医院のHPも拝見していたので嬉しかったです。
やはりメタルインレーならゴールドがおすすめなのですね。
脱離も金銀パラジウム合金と比べてしにくいと理解してもよろしいのでしょうか。
それから「メタルインレーであればゴールド」とご回答下さいましたが、もしメタル以外の素材でしたら、私のような患者の場合(力の加わりやすい奥歯)どういったものをおすすめされることが多いですか?
(今の歯科では「ハイブリッドセラミックス」「E-MAX」「ジルコニア」が選択肢としてあるようです。)
最後に、インレー以外のアドバイスもありがとうございます。
「力のコントロール」とはTCHのことでしょうか。
THCは今年に入って歯科で指摘され、多分指摘されるまでは奥歯は常に当たっていたと思います。
今は意識して上下の歯を離し、噛みしめたりしないよう心掛けていますが、先日も「寝ている間に横に歯ぎしりしているんじゃないのかな?」と言われてしまいました。
相談者からの返信
相談者:
あもさんさん
返信日時:2015-06-16 23:11:55
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2015-06-17 09:16:15
>私のような患者の場合(力の加わりやすい奥歯)どういったものをおすすめされることが多いですか?
ケースバイケースですね。
力のコントロールができていない人に硬い素材のものを入れると対合歯を傷めたり、顎関節を痛めたりしますので、「割れる」「欠ける」を理解してもらったうえでハイブリッドセラミックスを入れる事があります。
(リハビリ、トレーニング用という感じです)
しかし、ハイブリッドセラミックスは5〜10年程度ですり減りや変色など劣化しますので、作り替えが必要です(その頃には力のコントロールが身についていると思います)
力のコントロールがある程度出来ている人にはe.maxやゴールドなどの長期間安定している素材を勧めます。
(今、一番多いのはe.maxですね)
インレーの場合、ジルコニアは硬すぎると思うので使いません。
>今は意識して上下の歯を離し、噛みしめたりしないよう心掛けていますが、先日も「寝ている間に横に歯ぎしりしているんじゃないのかな?」と言われてしまいました。
ナイトガードの併用も必要かもしれませんね。
担当の先生と良く相談されてください。
ケースバイケースですね。
力のコントロールができていない人に硬い素材のものを入れると対合歯を傷めたり、顎関節を痛めたりしますので、「割れる」「欠ける」を理解してもらったうえでハイブリッドセラミックスを入れる事があります。
(リハビリ、トレーニング用という感じです)
しかし、ハイブリッドセラミックスは5〜10年程度ですり減りや変色など劣化しますので、作り替えが必要です(その頃には力のコントロールが身についていると思います)
力のコントロールがある程度出来ている人にはe.maxやゴールドなどの長期間安定している素材を勧めます。
(今、一番多いのはe.maxですね)
インレーの場合、ジルコニアは硬すぎると思うので使いません。
>今は意識して上下の歯を離し、噛みしめたりしないよう心掛けていますが、先日も「寝ている間に横に歯ぎしりしているんじゃないのかな?」と言われてしまいました。
ナイトガードの併用も必要かもしれませんね。
担当の先生と良く相談されてください。
回答4
回答日時:2015-06-17 09:40:11
先生方のコメントの通り、力のコントロールがまずは理想ですが、修復としては素材の選択というよりも方法を変えた方がいいのではないかと想像します。
つまりインレーやレジンよりもクラウンの方がいいと思いますが・・
かける時間や印象材等含めて同じ条件でもしも作られるとしたら、
>・保険のパラジウム合金
>・自費のホワイトゴールド(金含有率35%)
>・自費の20Kゴールド(金含有率84%)
の間で「外れやすさ」の差は基本的にはないと思います。
唯一20Kゴールドが、16%の内容にもよるのですけど「軟らかい合金」になっているとすれば「噛んでも噛んでも外れず潰れていく」感じになるかも知れませんが、それは他の残存歯質や歯に負担を逃しているだけなので、良いこととも言えない様に思います。
残存歯質や他の歯がどうなってもインレーが外れさえしなければ良いというテーマであれば軟らかい素材(軟らかい合金やレジン系の材料)が一番ですが、全体の噛み合わせの長期維持が目標になるなら自分であればクラウンを選択するでしょうね。
インレーは【斧】で、クラウンは【ヘルメット】、と、普段ご説明しています。
つまりインレーやレジンよりもクラウンの方がいいと思いますが・・
かける時間や印象材等含めて同じ条件でもしも作られるとしたら、
>・保険のパラジウム合金
>・自費のホワイトゴールド(金含有率35%)
>・自費の20Kゴールド(金含有率84%)
の間で「外れやすさ」の差は基本的にはないと思います。
唯一20Kゴールドが、16%の内容にもよるのですけど「軟らかい合金」になっているとすれば「噛んでも噛んでも外れず潰れていく」感じになるかも知れませんが、それは他の残存歯質や歯に負担を逃しているだけなので、良いこととも言えない様に思います。
残存歯質や他の歯がどうなってもインレーが外れさえしなければ良いというテーマであれば軟らかい素材(軟らかい合金やレジン系の材料)が一番ですが、全体の噛み合わせの長期維持が目標になるなら自分であればクラウンを選択するでしょうね。
インレーは【斧】で、クラウンは【ヘルメット】、と、普段ご説明しています。
相談者からの返信
相談者:
あもさんさん
返信日時:2015-06-17 11:28:52
櫻井先生、渡辺先生、ご回答いただき本当にありがとうございます。
櫻井先生、
メタル以外の素材について、選び方も同じ人でもそれぞれの段階によって変わってくるということが良く分かりました。
大変分かりやすい説明をして下さりありがとうございます。
少し素材のイメージが湧いてきました。
今メタルならゴールドインレーが良いと思っているのですが、20Kゴールドインレーでも、やはりシリコン印象と保険の印象では差が出てくるものなのでしょうか。
(慣れや印象材を扱う人のスキルにはもちろんよるとは思うので回答は難しいかもしれませんが、先生個人の印象で教えていただけると嬉しいです。)
今の医院で自費のゴールドインレーをシリコン印象材でやっていただけるなら、迷わずゴールドインレーだったのですが、保険と同じ印象材でというのが少し気になっています。
せっかく自費で作るならシリコン印象材で、と思ってしまうのですがいかがでしょうか。
ゴールドは柔らかめなので、歯にセットする際フィットさせやすくあまり大きな差が出なければ良いのですが。。
渡辺先生、
同じ条件下で作成した場合のインレーの外れやすさの差について、大変参考になりました。
>唯一20Kゴールドが、16%の内容にもよるのですけど「軟らかい合金」になっているとすれば「噛んでも噛んでも外れず潰れていく」感じになるかも知れませんが、それは他の残存歯質や歯に負担を逃しているだけなので、良いこととも言えない様に思います。
力に対して潰れてくれることで、歯への負担を逃してくれて良いことなのかと思っていたのですが、良いだけではないということですね。
実はもう1件、5月に自費メインの審美的な治療に力を入れている歯科でも診ていただいたのですが、その歯科医は奥歯は「セラミックのクラウンがおすすめ」とおっしゃっていました。
今後歯を長持ちさせるならインレーよりもクラウンのほうが結果的には良いのではないかと。
渡辺先生と同じ考え方なのかもしれません。
ただ診ていただいた際は取れているインレーや不具合は無く、全体のレントゲンを見ても深い虫歯は無さそうなので、(わざわざ今保険のインレーを外してまで)今すぐクラウンにする必要はないかな、また取れたり不具合が出たらいらっしゃいということでした。
私の1番のテーマは「歯を残し、年を取っても入れ歯やブリッジやインプラントではなく自分の歯で食べたいものを不具合なく食べる」ことですので、クラウンにしたほうが後々歯を残しやすいということであれば、その方法も選択肢に入れたいです。
クラウンにする場合は健康な歯質部分も削ってかぶせないといけないのでしょうか。
私の場合神経まで達していない虫歯なので神経は残したままですよね。
櫻井先生、
メタル以外の素材について、選び方も同じ人でもそれぞれの段階によって変わってくるということが良く分かりました。
大変分かりやすい説明をして下さりありがとうございます。
少し素材のイメージが湧いてきました。
今メタルならゴールドインレーが良いと思っているのですが、20Kゴールドインレーでも、やはりシリコン印象と保険の印象では差が出てくるものなのでしょうか。
(慣れや印象材を扱う人のスキルにはもちろんよるとは思うので回答は難しいかもしれませんが、先生個人の印象で教えていただけると嬉しいです。)
今の医院で自費のゴールドインレーをシリコン印象材でやっていただけるなら、迷わずゴールドインレーだったのですが、保険と同じ印象材でというのが少し気になっています。
せっかく自費で作るならシリコン印象材で、と思ってしまうのですがいかがでしょうか。
ゴールドは柔らかめなので、歯にセットする際フィットさせやすくあまり大きな差が出なければ良いのですが。。
渡辺先生、
同じ条件下で作成した場合のインレーの外れやすさの差について、大変参考になりました。
>唯一20Kゴールドが、16%の内容にもよるのですけど「軟らかい合金」になっているとすれば「噛んでも噛んでも外れず潰れていく」感じになるかも知れませんが、それは他の残存歯質や歯に負担を逃しているだけなので、良いこととも言えない様に思います。
力に対して潰れてくれることで、歯への負担を逃してくれて良いことなのかと思っていたのですが、良いだけではないということですね。
実はもう1件、5月に自費メインの審美的な治療に力を入れている歯科でも診ていただいたのですが、その歯科医は奥歯は「セラミックのクラウンがおすすめ」とおっしゃっていました。
今後歯を長持ちさせるならインレーよりもクラウンのほうが結果的には良いのではないかと。
渡辺先生と同じ考え方なのかもしれません。
ただ診ていただいた際は取れているインレーや不具合は無く、全体のレントゲンを見ても深い虫歯は無さそうなので、(わざわざ今保険のインレーを外してまで)今すぐクラウンにする必要はないかな、また取れたり不具合が出たらいらっしゃいということでした。
私の1番のテーマは「歯を残し、年を取っても入れ歯やブリッジやインプラントではなく自分の歯で食べたいものを不具合なく食べる」ことですので、クラウンにしたほうが後々歯を残しやすいということであれば、その方法も選択肢に入れたいです。
クラウンにする場合は健康な歯質部分も削ってかぶせないといけないのでしょうか。
私の場合神経まで達していない虫歯なので神経は残したままですよね。
回答5
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2015-06-17 11:47:50
>せっかく自費で作るならシリコン印象材で、と思ってしまうのですがいかがでしょうか。
僕の記憶が正しければ「寒天+アルジネート」も「シリコンラバー」も印象の精度は変わらなかったように思います。
ただし「寒天+アルジネート」は経時変化が大きいので、印象採得後は速やかに石膏を注ぐ必要があります。
また、石膏操作においてもきちんとした計量がなされている事が重要です。
当院ではインレー窩洞には全てレジンコーティングを行いますので「寒天+アルジネート」で行う事が多いですが、シリコン印象時と比べ、技工物のフィットが極端に悪くなった事は一度もありません。
僕の記憶が正しければ「寒天+アルジネート」も「シリコンラバー」も印象の精度は変わらなかったように思います。
ただし「寒天+アルジネート」は経時変化が大きいので、印象採得後は速やかに石膏を注ぐ必要があります。
また、石膏操作においてもきちんとした計量がなされている事が重要です。
当院ではインレー窩洞には全てレジンコーティングを行いますので「寒天+アルジネート」で行う事が多いですが、シリコン印象時と比べ、技工物のフィットが極端に悪くなった事は一度もありません。
回答6
天神デンタルクリニック(福岡市中央区)の児玉です。
回答日時:2015-06-17 23:45:40
>希望を伝えることで改善する可能性がある
1個人の臨床家としての感想ですが、睡眠中の歯ぎしり等は対応不可能なものではないと感じています。
ただ保険歯科医療の範疇を超えている為、対応してくださる人と巡り合えるのが難しい様です。
相談者からの返信
相談者:
あもさんさん
返信日時:2015-06-24 18:26:55
タイトル | レジンも金パラも脱離しやすい上顎7番。ゴールドなら持ちがよくなる? |
---|---|
質問者 | あもさんさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 34歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
レジン(白いプラスチック) 保険のインレー(銀・金属) ゴールドインレー(金の詰め物) 詰め物、インレーが取れた・外れた 詰め物、インレーが割れた・欠けた お勧めの詰め物・インレー |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。