2歳半、下前歯に全く隙間が無い。フッ素の危険性について
相談者:
ネーブルさん (35歳:女性)
投稿日時:2015-07-03 03:39:58
2歳半の子供の歯並びですが、下の歯の前歯に隙間が全くありません。
臼歯と臼歯の間には少し隙間があります。
1歳半の歯科健診で質問したところ、今はどうすることもできないので、生えかわりの時期になったら考えましょうと言われました。
もし、今、親としてできる事があるのでしたら、何でも構いませんので教えていただけますでしょうか。
硬いものを食べさせると良いと聞いたことがあり、歯科健診でその事を質問しましたら意味がないと言われてしまいました。
本当に意味は無いのでしょうか。
もし、少しでも効果があるならば、どういった食品がいいのか教えてください。
また、矯正せずに済む方法があるようでしたら、アドバイスいただけますと助かります。
フッ素についてですが、WHOでは歯への塗布は推奨していないと思うのですが、なぜ日本ではこんなに推奨しているのでしょうか。
本当に危険性は無いものなのでしょうか。
よろしくお願い致します。
臼歯と臼歯の間には少し隙間があります。
1歳半の歯科健診で質問したところ、今はどうすることもできないので、生えかわりの時期になったら考えましょうと言われました。
もし、今、親としてできる事があるのでしたら、何でも構いませんので教えていただけますでしょうか。
硬いものを食べさせると良いと聞いたことがあり、歯科健診でその事を質問しましたら意味がないと言われてしまいました。
本当に意味は無いのでしょうか。
もし、少しでも効果があるならば、どういった食品がいいのか教えてください。
また、矯正せずに済む方法があるようでしたら、アドバイスいただけますと助かります。
フッ素についてですが、WHOでは歯への塗布は推奨していないと思うのですが、なぜ日本ではこんなに推奨しているのでしょうか。
本当に危険性は無いものなのでしょうか。
よろしくお願い致します。
回答1
ニコ小児歯科医院(札幌市北区)の堀です。
回答日時:2015-07-03 08:31:26
一般的には2歳半では、歯並び・噛み合わせの良し悪しを評価するには時期が早いと思います。
>もし、今、親としてできる事があるのでしたら、何でも構いませんので教えていただけますでしょうか。
・噛む「回数」が増えるような工夫をする(食材の種類、切る大きさ、調理方法など)
・姿勢を正しくする
・普段から口を閉じて鼻で呼吸するようにする
・口に関する不適切な習慣(指しゃぶりなど)があればやめさせる
などが大切です。
>本当に危険性は無いものなのでしょうか。
用法・容量を間違わなければ危険はありません。
>もし、今、親としてできる事があるのでしたら、何でも構いませんので教えていただけますでしょうか。
・噛む「回数」が増えるような工夫をする(食材の種類、切る大きさ、調理方法など)
・姿勢を正しくする
・普段から口を閉じて鼻で呼吸するようにする
・口に関する不適切な習慣(指しゃぶりなど)があればやめさせる
などが大切です。
>本当に危険性は無いものなのでしょうか。
用法・容量を間違わなければ危険はありません。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2015-07-03 10:44:16
2歳半で体重・身長は平均的でしょうか?
日常生活の姿勢や呼吸(口呼吸になっていない)、食事の仕方(前歯も使って噛み切る食事をしている)、寝方など、生活全般が子どもの正常な成長発育には大切だと言われています。
とくに食事内容は子どもの成長にとって大切です。
よく身体を動かす遊びをして(過度で一部だけを強化するような運動ではなく)、硬いものやパサパサしたようなものでも嫌がることなくよく噛んで食べる子どもであれば、後は上記に書いてあることがちゃんとできていれば歯並びに大きな問題はおきないでしょう。
>硬いものを食べさせると良いと聞いたことがあり
硬いものもよいでしょうが、食物の多様性が必要でしょう。
硬くても数回噛めば丸飲みできるようなものでしたら、お口の関連筋が単調な動きしか行えず成長出来ません。
食事を正しい姿勢でさせることだけでも、お口まわりの筋肉にとってかなりの運動量になります。
食事内容を変えることが難しい場合は、まず食事の時にちゃんとした姿勢で食べるように習慣づけることをさせてはいかがでしょう?
そのためには、正しく座ることが出来なければいけませんよ。
日常生活の姿勢や呼吸(口呼吸になっていない)、食事の仕方(前歯も使って噛み切る食事をしている)、寝方など、生活全般が子どもの正常な成長発育には大切だと言われています。
とくに食事内容は子どもの成長にとって大切です。
よく身体を動かす遊びをして(過度で一部だけを強化するような運動ではなく)、硬いものやパサパサしたようなものでも嫌がることなくよく噛んで食べる子どもであれば、後は上記に書いてあることがちゃんとできていれば歯並びに大きな問題はおきないでしょう。
>硬いものを食べさせると良いと聞いたことがあり
硬いものもよいでしょうが、食物の多様性が必要でしょう。
硬くても数回噛めば丸飲みできるようなものでしたら、お口の関連筋が単調な動きしか行えず成長出来ません。
食事を正しい姿勢でさせることだけでも、お口まわりの筋肉にとってかなりの運動量になります。
食事内容を変えることが難しい場合は、まず食事の時にちゃんとした姿勢で食べるように習慣づけることをさせてはいかがでしょう?
そのためには、正しく座ることが出来なければいけませんよ。
回答3
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2015-07-03 14:35:23
>硬いものを食べさせると良いと聞いたことがあり、歯科健診でその事を質問しましたら意味がないと言われてしまいました。
極端に咬まむことをしないと歯列不正になるといった症例はあったと思いますが、よく咬めば歯列不正になりにくくなるといったデータはないようです。
意味がないではなくて、根拠に乏しいので意味があるとは言えないということかと思います。
>WHOでは歯への塗布は推奨していないと思うのですが、なぜ日本ではこんなに推奨しているのでしょうか。
日本では水道水にフッ化物を添加していない、歯磨き剤中のフッ化物の濃度がそれほど高くない等の理由からフッ化物の過剰摂取の危険性が低いためとされていたと思います。
極端に咬まむことをしないと歯列不正になるといった症例はあったと思いますが、よく咬めば歯列不正になりにくくなるといったデータはないようです。
意味がないではなくて、根拠に乏しいので意味があるとは言えないということかと思います。
>WHOでは歯への塗布は推奨していないと思うのですが、なぜ日本ではこんなに推奨しているのでしょうか。
日本では水道水にフッ化物を添加していない、歯磨き剤中のフッ化物の濃度がそれほど高くない等の理由からフッ化物の過剰摂取の危険性が低いためとされていたと思います。
回答4
回答5
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2015-07-03 18:38:06
ネーブル さん、こんにちは。
>硬いものを食べさせると良いと聞いたことがあり、歯科健診でその事を質問しましたら意味がないと言われてしまいました。
堀先生やふなちゃん先生の言われるように、食生活に気をつけることは健康な発育に重要だと思いますが、だからと言って、歯並びが良くなることはほとんど期待できないと思います。
しかし、食事の仕方や、悪習壁があると、余計に悪くなるとは思います。
>フッ素についてですが、WHOでは歯への塗布は推奨していないと思うのですが、なぜ日本ではこんなに推奨しているのでしょうか。
>本当に危険性は無いものなのでしょうか。
2歳半時に対して、歯科医院で高濃度のフッ化物の塗布を行うことに対してでしょうか?
私の個人的な見解ですが、日ほんのようにう蝕罹患率の低い国では、3歳未満の乳幼児に対して高濃度のフッ化物の塗布は反対です。
害よりも利益が上回るとは考えられないからです。
>硬いものを食べさせると良いと聞いたことがあり、歯科健診でその事を質問しましたら意味がないと言われてしまいました。
堀先生やふなちゃん先生の言われるように、食生活に気をつけることは健康な発育に重要だと思いますが、だからと言って、歯並びが良くなることはほとんど期待できないと思います。
しかし、食事の仕方や、悪習壁があると、余計に悪くなるとは思います。
>フッ素についてですが、WHOでは歯への塗布は推奨していないと思うのですが、なぜ日本ではこんなに推奨しているのでしょうか。
>本当に危険性は無いものなのでしょうか。
2歳半時に対して、歯科医院で高濃度のフッ化物の塗布を行うことに対してでしょうか?
私の個人的な見解ですが、日ほんのようにう蝕罹患率の低い国では、3歳未満の乳幼児に対して高濃度のフッ化物の塗布は反対です。
害よりも利益が上回るとは考えられないからです。
相談者からの返信
相談者:
ネーブルさん
返信日時:2015-07-04 03:40:37
先生方、お忙しい中、ご回答いただきましてありがとうございました。
アドバイスいただきました内容ですと、特に何かをすると言うよりも、歯並びが悪くなるリスクを減らす事が大切ということなのですね。
子供は、かたいお肉やササミなど嫌がらず食べます。
生の葉物野菜(レタス等)やブロッコリースプラウト等の糸状の繊維は嫌がりますが、これは今の時期だけだと思っていますので、ゆくゆくは好き嫌いなくいろいろな食品・料理を食べてくれると思います。
姿勢も正しいですし、指しゃぶりもしません。
ただ、まだ卒乳しておらず、日中のみ授乳しているのですが、これは歯並びに影響しますでしょうか。
心の安定剤になっているようなので、無理な卒乳は考えていないのですが、心配になってしまいました。
また、今後、第二子の為に伺いたいのですが、下の歯に隙間が無く乳歯が生えてきてしまったのは、育て方に何か問題があったのでしょうか。
離乳食に関しては、時期にあったものを誤嚥に気をつけた大きさと形であげてきたつもりなのですが…。
また、発語が遅かったので、口回りの筋肉の発達が弱くて、歯に隙間が無いのでしょうか。
隙間が無く生えてしまう原因があるようでしたら、教えていただけますと嬉しいです。
小牧先生、フッ素についてなのですが、市の乳幼児健診であたりまえのようにフッ素塗布を勧められました。
最初は虫歯が怖く子供にフッ素塗布をしていただいたのですが、その後調べていく内に怖くなり、1回限りでやめました。
子供の歯医者さんでは、どこも安全と言われるのですが、食品添加物ですら国際的に使用を禁止しているものでも日本では普通に使用されている事を考えると、フッ素にも絶対的な安心感が得られず、子供に塗布してもらうことを躊躇してしまいます。
授乳も虫歯のリスクが上がるのでしょうが、授乳以外の事では今後も虫歯予防は頑張ろうと思っているのですが、フッ素塗布しなくても十分子供の歯を守ることはできますでしょうか。
アドバイスいただきました内容ですと、特に何かをすると言うよりも、歯並びが悪くなるリスクを減らす事が大切ということなのですね。
子供は、かたいお肉やササミなど嫌がらず食べます。
生の葉物野菜(レタス等)やブロッコリースプラウト等の糸状の繊維は嫌がりますが、これは今の時期だけだと思っていますので、ゆくゆくは好き嫌いなくいろいろな食品・料理を食べてくれると思います。
姿勢も正しいですし、指しゃぶりもしません。
ただ、まだ卒乳しておらず、日中のみ授乳しているのですが、これは歯並びに影響しますでしょうか。
心の安定剤になっているようなので、無理な卒乳は考えていないのですが、心配になってしまいました。
また、今後、第二子の為に伺いたいのですが、下の歯に隙間が無く乳歯が生えてきてしまったのは、育て方に何か問題があったのでしょうか。
離乳食に関しては、時期にあったものを誤嚥に気をつけた大きさと形であげてきたつもりなのですが…。
また、発語が遅かったので、口回りの筋肉の発達が弱くて、歯に隙間が無いのでしょうか。
隙間が無く生えてしまう原因があるようでしたら、教えていただけますと嬉しいです。
小牧先生、フッ素についてなのですが、市の乳幼児健診であたりまえのようにフッ素塗布を勧められました。
最初は虫歯が怖く子供にフッ素塗布をしていただいたのですが、その後調べていく内に怖くなり、1回限りでやめました。
子供の歯医者さんでは、どこも安全と言われるのですが、食品添加物ですら国際的に使用を禁止しているものでも日本では普通に使用されている事を考えると、フッ素にも絶対的な安心感が得られず、子供に塗布してもらうことを躊躇してしまいます。
授乳も虫歯のリスクが上がるのでしょうが、授乳以外の事では今後も虫歯予防は頑張ろうと思っているのですが、フッ素塗布しなくても十分子供の歯を守ることはできますでしょうか。
回答6
ニコ小児歯科医院(札幌市北区)の堀です。
回答日時:2015-07-04 06:13:57
>下の歯に隙間が無く乳歯が生えてきてしまったのは、育て方に何か問題があったのでしょうか。
勘違いをされているようですが、乳歯列に隙間ができるのは「顎が成長した結果」であって、「始めから隙間を開けて生えてくる」訳ではありません。
5歳位までに顎が十分に成長して隙間ができれば特に心配はないと考えられます。
勘違いをされているようですが、乳歯列に隙間ができるのは「顎が成長した結果」であって、「始めから隙間を開けて生えてくる」訳ではありません。
5歳位までに顎が十分に成長して隙間ができれば特に心配はないと考えられます。
回答7
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2015-07-04 11:35:48
>ただ、まだ卒乳しておらず、日中のみ授乳しているのですが、これは歯並びに影響しますでしょうか。
2歳半のお子さんにとって、授乳が精神的にどの程度影響するかは専門家ではないので良くわかりませんが、私の専門の歯科の分野だけで言えば、歯並びには影響することもあると思います。
また、虫歯のリスクも高くなると思います。
>また、今後、第二子の為に伺いたいのですが、下の歯に隙間が無く乳歯が生えてきてしまったのは、育て方に何か問題があったのでしょうか。
はっきりとは言えませんが、育て方の問題よりも、他の要素のほうが大きいように思います。
>フッ素についてなのですが、市の乳幼児健診であたりまえのようにフッ素塗布を勧められました。
>最初は虫歯が怖く子供にフッ素塗布をしていただいたのですが、その後調べていく内に怖くなり、1回限りでやめました。
それほど神経質になることはないと思います。
>子供の歯医者さんでは、どこも安全と言われるのですが、食品添加物ですら国際的に使用を禁止しているものでも日本では普通に使用されている事を考えると、フッ素にも絶対的な安心感が得られず、子供に塗布してもらうことを躊躇してしまいます。
私が言っていることは3歳未満の乳幼児に対しては、注意が必要ということで、3歳未満でもフッ化物の使用は勧めます。
3歳以上になればもっと積極的に使用すべきだと思いますし、6歳以上はお年寄りまでじゃんじゃん使うべきだと思います。
>授乳も虫歯のリスクが上がるのでしょうが、授乳以外の事では今後も虫歯予防は頑張ろうと思っているのですが、フッ素塗布しなくても十分子供の歯を守ることはできますでしょうか。
2歳半のお子さんにとって、授乳のリスクは結構高いと思いますので、守ることができるかどうかはわかりませんが、フッ化物歯材を積極的に使用し、食生活に気をつけることが大切だと思います。
2歳半のお子さんにとって、授乳が精神的にどの程度影響するかは専門家ではないので良くわかりませんが、私の専門の歯科の分野だけで言えば、歯並びには影響することもあると思います。
また、虫歯のリスクも高くなると思います。
>また、今後、第二子の為に伺いたいのですが、下の歯に隙間が無く乳歯が生えてきてしまったのは、育て方に何か問題があったのでしょうか。
はっきりとは言えませんが、育て方の問題よりも、他の要素のほうが大きいように思います。
>フッ素についてなのですが、市の乳幼児健診であたりまえのようにフッ素塗布を勧められました。
>最初は虫歯が怖く子供にフッ素塗布をしていただいたのですが、その後調べていく内に怖くなり、1回限りでやめました。
それほど神経質になることはないと思います。
>子供の歯医者さんでは、どこも安全と言われるのですが、食品添加物ですら国際的に使用を禁止しているものでも日本では普通に使用されている事を考えると、フッ素にも絶対的な安心感が得られず、子供に塗布してもらうことを躊躇してしまいます。
私が言っていることは3歳未満の乳幼児に対しては、注意が必要ということで、3歳未満でもフッ化物の使用は勧めます。
3歳以上になればもっと積極的に使用すべきだと思いますし、6歳以上はお年寄りまでじゃんじゃん使うべきだと思います。
>授乳も虫歯のリスクが上がるのでしょうが、授乳以外の事では今後も虫歯予防は頑張ろうと思っているのですが、フッ素塗布しなくても十分子供の歯を守ることはできますでしょうか。
2歳半のお子さんにとって、授乳のリスクは結構高いと思いますので、守ることができるかどうかはわかりませんが、フッ化物歯材を積極的に使用し、食生活に気をつけることが大切だと思います。
相談者からの返信
相談者:
ネーブルさん
返信日時:2015-07-04 13:10:49
タイトル | 2歳半、下前歯に全く隙間が無い。フッ素の危険性について |
---|---|
質問者 | ネーブルさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 35歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
フッ素 子供の歯並び 子供の虫歯予防 歯並び(歯ならび)その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。