金パラの種類について

相談者: カレーカレーさん (30歳:女性)
投稿日時:2015-07-11 18:36:24
金パラには、メーカーによって、種類が「第1種・第2種共用」と「第2種」のみがあったのですが、どのような違いがありますか?

教えて下さい。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-07-11 19:58:35
金パラにありましたっけ?


銀合金なら下記のサイトの一番下に書いてあります。

* http://www.yamakin-gold.co.jp/prdct_dental/alloy/silvera01.html#silver01_1

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-07-11 22:54:29
普通は第一種はインレークラウン用。
第二種はブリッジクラスプ用途なのですが、今一番一般的に使われている金銀パラジウム合金の商品は「第一種第二種共用」がほとんどではないでしょうか。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: カレーカレーさん
返信日時:2015-07-11 23:09:17
返信ありがとうございます

田中先生に質問ですが、私は今度、銀歯クラウン)になる歯があり、被せる金パラを医師に尋ねたところ、GCのキャストウェルM.C.と言われました。

GCのキャストウェルM.C.は、「第2種」と書いてありました。


クラウンを第2種であるキャストウェルM.C.で作ることは、普通あるのでしょうか?
第2種であれば、ブリッジクラスプしか作れないのでしょうか?

宜しくお願いします
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2015-07-12 00:14:39
知らなかった・・・

うちにあるパラ見てみたら「第1種・第2種共用」と「第2種」の2種類ありました。

シルバーは材料屋さんが「1種にしますか2種にしますか」と必ず聞いてくるんですが、パラは聞かれたことがなかったんでてっきりみな同じだと思ってました。

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回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2015-07-12 00:42:52
キャストウェルも用途は「インレークラウンクラスプブリッジなど」となっているはずです。

基本的に素材として保険適用となる物は全部商品名まで指定されていますので、何を使って作っていただいてもそうそう違いはありません。

何十年か前に比べ、今の健保適用の金銀パラジウム合金の金の含有量は12%しか入っていません。色々な意味で少ないと思います。

故に素材が気になる場合には自由診療での治療をお勧めいたします。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: カレーカレーさん
返信日時:2015-07-12 09:05:37
先生方、ご回答ありがとうございました
大変参考になりました

つまり、「第2種」の金パラでクラウンインレーを作っても、問題はないということですよね?


もう、1つ質問があります
GCのキャストウェルM.C.は、インレーやクラウンを作るのにメジャーなメーカーなのでしょうか?
うちでも、キャストウェルM.C.でクラウンやインレーを作ってる、とかありましたら教えて下さい
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2015-07-12 10:13:59
キャストウエルMCは日本で最大級の歯科メーカーGC社が販売している保険用の12パーセント金銀パラジウム合金です。

現在GC社が販売している保健用金銀パラジウム合金はキャストウエルMCのみです、そのため、市場ではかなりのシェアがあり、当院でも使用しています。


一種と二種の違いは、組成的には一種がインジウム等を加え、変色性を抑えているのに対し、二種は銅を加え、粘りを出していると言う違いがあります。

適応は一種がクラウン ブリッジ インレー等、二種はそれに加えクラスプ コア等です。


いずれにせよ、代用合金ですので、田中先生が仰るように、気になるのであれば、保険外の素材をお勧めします。

代用合金という名称は、戦後、学会は金合金を推奨したけれど、政府に余裕がなかったので、なるべき速く金合金を使えるようにし、その間の代用として20パーセント金銀パラジウム合金がつかうよう学会の同意が為されたことによります。

実際は金合金にするどころか、金の含有量が12パーセントになって今に至ります。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: カレーカレーさん
返信日時:2015-07-13 18:06:09
返信 ありがとうございます


そこで三浦先生に質問ですが、GCのキャストウェルMCを「当院でも使用している」とのことですが、インレークラウンを作る際にも、使用されていますか?

また、キャストウェルMCは、クラウンやインレーを作る際において、最もよく、使われる金パラなのでしょうか?


ご回答のほど宜しくお願い致します
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2015-07-13 23:03:34
第二種はいわばオールマイティの金銀パラジウム合金ですので、クラスプ等だけでなく、インレー クラウンにも使えます。

そのためもあって第一種を使わず、第二種の金銀パラジウムだけを使っている歯科医師技工士がほほとんどです。
またメーカーも第二種の物だけを作っているところが多く、そのなかで、キャストウエルは多くのシェアーを持っているという事です。

実際はメーカー間の差はそれほど無いとは思いますが最大級のメーカーが作っているというブランドの安心感、があって使われているのでしょう。


物性で言うと金銀パラジウムの種類間の差より、金合金や、セラミックとの差の方が大きいと思います。

もちろん、それを使う、歯科医師や技工士の技術が優れていると言う前提の元です。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: カレーカレーさん
返信日時:2015-07-19 11:27:36
先生方、ご回答ありがとうございました

とても参考になりました。



タイトル 金パラの種類について
質問者 カレーカレーさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 材料・機材関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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