妊娠中のアマルガム除去について

相談者: わたのこさん (33歳:女性)
投稿日時:2015-08-01 18:43:45
いつもお世話になっております。

銀のかぶせものアマルガムについて質問します。

現在妊娠6か月で歯科検診にいったところ、右上の歯の被せてある銀が一部とれて穴があいており、白いつめもので治すといわました。

銀のかぶせものがアマルガムか不安になり聞いたところ、アマルガムでした。

妊娠中不安なら、穴があいた一部とれたところだけ白いつめものをし、残っている銀のアマルガムはそのままで出産後治してもよいし、今回アマルガムもとって全部を白いつめものに治すか決めてくださいと言われました。

アマルガムを削ってはずすときに、水銀が蒸気化したりリスクをともないますか?

アマルガムはさわらず一部残しておいたり、今後妊娠中などにとれたりする方が体に影響ありますか?

一部とれたものは3、4か月以内にとれたと思われ自分ではわからず飲み込んでたら胎児に影響ありますか?


色々不安になりどの治療がいいのかわかりません。
ご回答よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-08-01 19:22:16
妊娠中のお母さんはとても不安になるのも良く分かります

アマルガムは不確かですが百年以上前から使われている材料です。
また水俣病はアマルガムに使われている無機水銀ではなくて有機水銀が原因です。

銀、水銀という金属アレルギーがなければそこまで気になさる必要はないと思います。
中に虫歯がありその深さによっては早めに治療した方が、良い場合もあると思います

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-08-02 00:57:21
日本保存歯科学会のアマルガム使用に関する検討委員会によりますと、「胎児へのリスクを考慮し妊娠中の不用意な除去は控える」となっております。

http://www.ousda.jp/cmsdesigner/data/entry/saisin_news/saisin_news.03922.00000002.pdf


むし歯の程度によりますが、あえて今治療する必要がないのなら、前者の方法をとり出産後に治療されたほうが良いかと思います。

柴田先生のおっしゃるように、アマルガムは歯科用の治療材料として、膨張性、殺菌性を持つ特異的なもので、海外では現在も使用されております。
100年間口腔内て機能したという記録もあります。

特に問題なければ除去する必要性はないと思います。

お大事に。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: わたのこさん
返信日時:2015-08-02 07:17:17
ご回答いただきありがとうございます。

虫歯の程度によると思いますが、一部とれているところはつめたほうがよいとしか言われおらず虫歯の程度はわかりません。

アマルガムも安定期でも胎児に影響があるのでしょうか?

後者の場合、アマルガムを削ってはずすときに水銀が蒸気化や体に影響あるのでしょうか?

前者の場合、残した一部が剥がれることや徐々に溶けて体内に入ることや飲み込んでも体に影響ないでしょうか?

とれた部分は妊娠初期に飲みこんでいる可能性もあります。


再度の質問申し訳ございません。
早急に治療法を決めなければならず迷っています。
よろしくお願いいたします。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2015-08-02 22:22:49
日本保存歯科学会が問題点として挙げているのは、除去時の水銀蒸気であって、固形物は安定しているとあります。

詳しくは前記のサイトをご覧ください。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: わたのこさん
返信日時:2015-08-03 00:39:46
ご回答ありがとうございます。

前記のサイトがうまく見れず再度質問してしまい申し訳ございません。

固形物を万が一飲み込んでも大丈夫ということで、剥がすのが危ないという認識でよいでしょうか。。

私が心配なのは、

@今剥がすときにアマルガムが体内に入る場合と、残しておいて飲みこむリスクはどちらが強いか?

A前者の一部残しておいたのが、妊娠中後期8から10か月に剥がれた場合治療できるのか?
妊娠6か月に治すのとリスクは同じでしょうか?


度々の質問申し訳ございません。
先生方のご意見何卒宜しくお願い致します。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2015-08-03 14:32:31
1 固まったアマルガムは安定しているので飲み込んでも大丈夫 
それでも心配でしたら除去するときにはラバーダム等をかければ飲み込みません。
問題は除去するときの水銀蒸気。 
と言うような趣旨のことが書いてあります。

2 むし歯がひどくないのであれば、剥がれたらとりあえず、ざんかん的にセメントを詰めればいいのではないでしょうか。


ネットの件ですが、日本保存歯科学会のアマルガム使用に関する検討委員会で検索すると出てくると思います。

グーグルでは一番最初に出てきました。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: わたのこさん
返信日時:2015-08-03 14:42:47
ご回答ありがとうございます。

ネット無事に見れましたありがとうございます。


先生のご回答の1ですが、除去するときにラバーダムをすれば飲み込まないのでしょうか?
今の歯医者はラバーダムはありません。

水銀蒸気を吸わなければ大丈夫なのでしょうか?
どうしたら吸わない状態で治療できるのですか?


ご回答の2ですが、とれたら白いつめものをするで大丈夫でしょうか?
産科の先生からは7か月までに治療は終わるよういわれてますが、後期に臨月とかでも白いつめものなどしたり虫歯治療しても大丈夫なのでしょうか?

いつ剥がれるわかりませんが、今は残ってるのも外れそうならアマルガムも除去してよいのでしょうか?



何度も申し訳ございません。
宜しくお願い致します。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2015-08-03 21:33:40
ラバーダムをすれば物理的に飲み込みません

全く吸わないことは難しいですが、口腔外バキュームを併用すると、蒸気ですから、吸引されると思います。

酷いむし歯でなければ、あえて今 除去を伴う治療はしない方が良いと思います。

取れたら、ざんかん的な詰め物をしておけば数ヶ月は大丈夫だと思います。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: わたのこさん
返信日時:2015-08-03 21:47:33
ご回答ありがとうございます。

今通ってるとこが、ラバーダムなく、吸い込むバキュームだけだと思いますので少し不安ですね。
粉塵が体内に入るよりアマルガムのかたまりを飲み込んだほうがリスクは少ないし、残ってる一部は治療をしないほうがよいのですね。

ざんかん的なつめものとは、白いつめものな事でしょうか?
妊娠後期に治療しても胎児に影響はないのでしょうか?

後期でも治療できるなら、穴があいてるとこだけ白いつめものをするのが一番よいですか??


何度も申し訳ございません。
宜しくお願いします。
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2015-08-03 21:53:21
ざんかん的な詰め物の例としては、アイオノマーセメントのようなある程度強度のあるセメントが上げられます。

妊娠中に痛む可能性が高いほど、むし歯が酷ければ、治療はされたほうがいいかと思います。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: わたのこさん
返信日時:2015-08-05 06:38:07
ありがとうございます。

アイオノマーセメントとは白いつめものでしょうか。
今痛みはありません。
とれてないところは残したとして、途中痛みがでたら臨月でも応急措置になるのでしょうか?
もし虫歯が神経まで進行したらこわいですが。

一部とれてるとこは白いつめものをしたほうがよいですよね?

多少残っているラバーダムを吸い込む危険はありますか???

産後治療するにしても、授乳中でもアマルガム除去できますか???

授乳中できないとなると時間があいてしまいとれたり虫歯も心配です。

何度も申し訳ございません。
宜しくお願いします。
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2015-08-05 08:30:04
アイオノマーセメントは、歯に詰める為のセメントのうちの一つです。
色は各種あります。

ネットではどの位の、むし歯なのか解りませんので、取れる可能性が高いかどうかを含め、大学病院保存科等で見ていただいたら如何でしょうか。
大学病院でしたら、希望されればラバーダムを使っていただけると思います。
ラバーダムは ゴムですから吸い込むことはありません。

どの位、治療期間を空けても良いかも、大学病院で判断してくださると思います。

おだいじに。
 

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: わたのこさん
返信日時:2015-08-05 09:10:26
ありがとうございます。

ラバーダムがなくて処理はやはり危険ですか?

とれたところもつめるとき多少アマルガムは残ってるものでしょうか?

あと授乳中もアマルガム除去しても影響ないですか?
妊娠後期や授乳中に虫歯麻酔治療も大丈夫でしょうか?


四点質問します。

最後ご回答いただけるとありがたいです。
今から治療をどうするか決めなければなりません。

忙しところ申し訳ございません。
宜しくお願いします。
回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2015-08-05 12:03:04
実際私の口の中にもアマルガムありますが、私からするとあまり気にしなくていい程度のものに感じます。


ラバーダムがなくて処理はやはり危険ですか?

危険と煽る歯科医師もいます、気になればそういうことをおっしゃる歯科医院で治療をされればいいと思います。

我々のような普通の歯科医院では、アマルガム除去でラバーもしませんしそのまま削って外します。


>とれたところもつめるとき多少アマルガムは残ってるものでしょうか?

顕微鏡下で動画で撮影してもらい、術後に見せてもらえば分かりやすいと思いますよ。

ただし銀イオンがしみ込んだ場所まで削ろうとなると、ケースによっては神経を除去する必要も出てくると思います。


>あと授乳中もアマルガム除去しても影響ないですか?

授乳中のリスクをゼロにしたければ治療は避けた方がいいでしょう。

またリスクを極端に減らしたければ削らず、歯ごと抜いた方がリスクを極端に減らせます。


妊娠後期や授乳中に虫歯麻酔治療も大丈夫でしょうか?

妊娠後期・授乳中に限らず、麻酔のリスクはどの患者さんでも同じだけあります。

また麻酔液に関しては、胎児・乳幼児には殆ど気にしなくていいものだと思いますがゼロではありません。



個人的に思えるのは、そこまでネットで不安因子を取りこんだのであれば、不安を煽った歯科医院で治療するか、歯を抜くかの2択しかない気がします。

その方が安心出来るかと思います。


ネットの一部の内容は私には不安ビジネスにも思える内容です。
(特に医療は知識のない人の健康の不安をあおれば、それに釣られて患者さんは集まりますからね)


先にも書いたように、わたのこさんの不安を解消するには2択しかないと思いますよ。


おだいじに

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: わたのこさん
返信日時:2015-08-05 12:09:30
ご回答ありがとうございます。

2択というのは一部穴のあいたとこだけなおすか、すべてのとってなおすかですよね?

ラバーダムなく妊娠中アマルガム除去は大丈夫ということでしょうか?

半分とれてるものはとれやすく、とけだしたりするのでしょうか?
虫歯になったりしないとよいのですが。


度々申し訳ございません。
宜しくお願いいたします。
回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2015-08-05 13:18:37
>2択というのは一部穴のあいたとこだけなおすか、すべてのとってなおすかですよね?

>個人的に思えるのは、そこまでネットで不安因子を取りこんだのであれば、不安を煽った歯科医院で治療するか、歯を抜くかの2択しかない気がします。

その方が安心できると思いますよ。


ラバーダムなく妊娠中アマルガム除去は大丈夫ということでしょうか?

治療に際して100%大丈夫とは言えませんので、わたのこさんがリスクが気になれば、普通の歯科医院よりネットでアマルガムの害のことを書いている歯科医院で相談してみてください。

今の所普通の歯科医院であればラバーなしに削ってしまうことが殆どですし、アマルガムを頻繁に外している歯科医師も害は感じていないと思います。

ただし、30年後アマルガム除去がどんな見解になっているかは分かりません。


>半分とれてるものはとれやすく、とけだしたりするのでしょうか?
虫歯になったりしないとよいのですが。

半分取れていれば更に半分取れることもあるでしょう。


虫歯に関しては1か月程度では大きく進行するようなことはありませんが、実際今の状態で既に虫歯があるかどうかは見てみないとなんとも言えませんからネットで色々聞くより実際早目に診てもらってください。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: わたのこさん
返信日時:2015-08-05 21:03:33
先生方沢山の質問にお答え頂きありがとうございます。


受診し相談しました。

一部とれたとこだけを治してもらいましたが、きれいにアマルガムがとれたわけでなく、穴のところを磨いたら?下にアマルガムの層があり削らず上に白いつめものをしました。
妊娠中なのでアマルガム除去はやめました。

アマルガムのうえにレジンをつめて大丈夫なのでしょうか???

通常やる処置ですか?

とりあえずの治療は終わりましたので様子見です。
回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2015-08-06 09:06:18
今の所ベターな処置だと思いますよ。

落ち着くまであまり気にせず生活された方がいいと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: わたのこさん
返信日時:2015-08-06 09:16:41
ご回答頂きありがとうございます。

アマルガムのうえにレジンはよくある処置なのですね?!
それがわかってよかったです。


あまり気にせず、ちゃんと歯磨きをし、今の状態を維持したいと思います。
いくつもの質問にお答え頂きありがとうございます。



タイトル 妊娠中のアマルガム除去について
質問者 わたのこさん
地域 非公開
年齢 33歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ アマルガム
妊娠中の歯科治療
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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