セレッククラウン装着後に痛み、ジルコニアにすれば治るか?

相談者: aa8824さん (45歳:男性)
投稿日時:2015-07-27 21:12:13
こんばんは。
質問させて頂きます、よろしくお願いします。

子どもの頃、デンタルケアを怠っていたせいでほとんどの歯が治療済みです。

見栄えも悪い上に、このままでは歯を失ってしまい健康を害すると思い、上左右1〜5番(10本)・下左右4・5番(4本)をジルコニアセラミックスクラウンにしました。



噛み合わせも悪かったので調整をしながら治療をしました。
(大変満足しました)

噛み合わせが良くなったせいで、左下6番の歯が少し痛む事が、左下6番は15年前にハイブリットインレーで治療してあったですが3分の2程の大きなインレーだったので歯の方が少し割れてしまい、硬いものを多く食べていると痛むことが有ったので思い切ってセラミッククラウンにすることにしました。


近所の歯医者セレッククラウンのキャンペーンをやっていて安かったので治療して頂きました。

初めて行った歯医者で詳しい説明も無く、レントゲンを撮ってすぐに麻酔をして、削って、クラウンを作って、装着して、終わりました(2時間ぐらい)。

7番との歯間が開いていて食べ物がつまる上に冷たい物を飲むとシミる、硬い物を噛むと痛いです。
これってセラッククラウンの接着が悪いのでしょうか?

以前セラミックインレーを入れた時も少しの間、シミていてだんだんシミ無くなったので、このまま我慢していればシミなくなりますか?

色の確認も、フロスで歯間の確認も無く・・・・もう一度、同じ歯医者で見てもらう気になりません。



このまま治らないのであれば、以前治療して頂いた歯医者でジルコニアセラミッククラウンにしようと思いますが、ジルコニアセラミックスクラウンできちんと施術すれば治りますでしょうか?

以前、ジルコニアセラミックを入れた時は、仮歯で様子を見て、クラウンを装着するときも時間をかけてデンタルフロスなどで確認していました。
なので自由診療のセラミック治療は高いだけの事はあると思っていたので残念です。
セレック治療が悪いわけではないと思いますが?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-07-27 22:06:43
セレックジルコニアの違いを挙げるとすれば以下のようになります。

・セレックは即日修復が可能、仮歯をつける必要がないので、仮着セメントによる歯面の汚染がなく、接着強度が上がる。


・強度はジルコニアが約1000メガパスカル セレックは材料によって違いがあるが約150〜400メガパスカルとジルコニアの方が高いので奥歯ブリッジ等はジルコニアでないと出来ない。

ジルコニアは仮着も可能 だだし、通常、ジルコニアの表面は強度100メガパスカルの陶材を盛るので表面強度はセレックの方が強い場合が多い。


・ジルコニアは基本 技工士さんが形態を作り、表面に陶材を盛るので歯科医師と技工士のダブルチェックが可能。
色調もある程度自由に選べる。
セレックも同じ事は可能だか、通常はコンピューター上で設計した物を、修正して色づけする程度なので色調の範囲が限られる。

以上の特徴を考えると、今回の問題点は材料の問題ではないのではないかと思われます。

接着不良の他、かみ合わせが高いとしみることもありますのでそちらのチェックもしていただいては如何でしょうか。

物が詰まるのはかみ合わせの他、隣の歯との接触が弱い場合もあり、その場合は残念ながら再制作しないとならないこともあります。


早く良くなると良いですね。お大事に。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: aa8824さん
返信日時:2015-07-29 16:22:02
三浦先生 明解な回答をありがとうございます。


冷たい物を飲むとシミるのは、接着不良か、クラウンそのものが合っていないのでしょうか?

物が詰まるのは、7番との間がはっきり分かるくらい空いてます。
フロスが何本も通ります)


もう一度セレックで作り直すぐらいなら普通にセラミッククラウンにした方がいいと思っています。
やっぱり技工士さんの手作りのクラウンは芸術品で見栄えも、装着感も良く、まったく痛みも違和感無く生活しています。

今着いてるセレックを外してセラミッククラウンに変えることは可能でしょうか?
また、何かリスクはありますでしょうか?
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: aa8824さん
返信日時:2015-07-31 19:25:50
本日、セレックを入れた歯医者さんで診て頂きました。

右下の6番のセレッククラウン装着後、3週間経ってだんだん痛みがひどくなって来たので診て頂きました。
噛み合わせの確認後に空気を吹きつけて沁みますか?と聞かれたのでハイと答えたら

「神経を抜きましょう」

と言われました。


過去の先生方の回答を見ると、出来るだけ神経は残す治療をされているようなので直ぐに神経を抜くと言われてびっくりしました。
今日のところは沁み止めの薬を塗って頂き1週間後に再診することになりました。

このまま神経を抜いてしまって良いのでしょうか?
出来るだけ抜きたくないので、抜く前に試しておく治療は無いのでしょうか?

今まで治療したジルコニアクラウンでは1本も神経を抜くことは無かったので不安です。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-08-01 00:00:15
クラウン装着後に痛みを感じる原因については、いろいろなことが考えられます。


たとえば

・切削時の刺激により、歯髄炎症が起きている

・切削面が歯髄に近くなり、物理的に刺激を受けやすくなっている

・接着の不良により、刺激がある

等も考えられます。


いずれにせよ神経を抜くというのであればどちらにせよ冠を壊すので、一旦 仮の歯を作っていただき、しばらく様子を見ていただくのも一つの方法かとおもいます。それでもどうしても治まらなければ、その時点で神経を抜くことを考えてもよいのではないでしょうか

痛みが治まれば、そのまま冠を作ることも可能だと思います。その場合、セレックで作ることもジルコニアに変えることも可能でしょう。

早く楽になられるといいですね、お大事に。


追伸 セレックをされる歯科医院もさまざまです、審美重視のところもあれば、価格重視のところもあります。

素材自体も両手に余るくらいの種類がありますし、作成法も何種類もあります。

臼歯でしたら、手間をかければジルコニアと審美性で遜色のないものを作ることも可能ですし、歯を削る量も、ジルコニアと同等ですので今回の原因は、物性によるものではないと思われます。




タイトル セレッククラウン装着後に痛み、ジルコニアにすれば治るか?
質問者 aa8824さん
地域 非公開
年齢 45歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯科治療後の歯の痛み
オールセラミック(陶器の被せ物)
クラウンを被せた後の痛み
ジルコニアクラウン
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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