インプラントの寿命と挿入による体調不良について
相談者:
Katherineさん (48歳:女性)
投稿日時:2015-08-09 20:51:39
回答1
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2015-08-10 09:25:19
えーーーっと、ですね、インプラントを天然歯で置き換えて、ご自身で何処まで頑張れるのか?ご自身の手入れ、メインテナンスがチャンと出来るのか?を問われているんだ、と気が付いて欲しいんです。
インプラントは特別である、と言う考え方は、まあある程度はあるでしょうが、患者さん方が思われるほど大きな差異があるモノでもなく、基本、口腔内のメインテナンス、感染と力のコントロールでしかなく、それは時々しか関われない歯科医の力の及ぶ所ではなく、患者さん側の頑張り次第なんです。
天然歯の歯周病と虫歯、歯根病変は、決して軽視して良いものではなく、インプラントがどうとか言う前でもっと大きな問題となって来ているんです。
逆に、インプラントに関しては、チャンとした施術行えば、虫歯に成る筈もなく、根尖病変が生じることもなく、残る問題は周囲炎だけ、と言うことになり、歯周病と同じスタンスで取り組まれるのが正しい対策で、それって患者さん次第なんです。
天然歯の手入れ頑張れて、チャンと残せる方はインプラントも長く使えるでしょうし、歯周病、周囲炎でも同じでしょう。
電磁波がどうとかのお話なんでしょうが、まあ創成期であるが故のデマでしょうね。
科学的データが積み重なれば重なるほど消えるでしょう。
まずインプラントに成ると言うことは、何処かの自分の歯が喪失している、と言うことであって、失礼ですがメインテナンスとかに問題があった可能性が高い訳なんです。
そこを勘違い為さって、インプラントにしたら、と言う考え方は、少し違うんですよ、とご理解いただきたいです。
お口の中は一つの世界です。
その世界をどれだけ綺麗に保てるのか?
歯垢プラークには、汚い話でご免なさいですが、大便と同じ程度にバクテリアがいることが分かってます。
それを、チャンと日々綺麗に出来るのか否か、なんです。
ご理解いただけましたら幸いです。
インプラントは特別である、と言う考え方は、まあある程度はあるでしょうが、患者さん方が思われるほど大きな差異があるモノでもなく、基本、口腔内のメインテナンス、感染と力のコントロールでしかなく、それは時々しか関われない歯科医の力の及ぶ所ではなく、患者さん側の頑張り次第なんです。
天然歯の歯周病と虫歯、歯根病変は、決して軽視して良いものではなく、インプラントがどうとか言う前でもっと大きな問題となって来ているんです。
逆に、インプラントに関しては、チャンとした施術行えば、虫歯に成る筈もなく、根尖病変が生じることもなく、残る問題は周囲炎だけ、と言うことになり、歯周病と同じスタンスで取り組まれるのが正しい対策で、それって患者さん次第なんです。
天然歯の手入れ頑張れて、チャンと残せる方はインプラントも長く使えるでしょうし、歯周病、周囲炎でも同じでしょう。
電磁波がどうとかのお話なんでしょうが、まあ創成期であるが故のデマでしょうね。
科学的データが積み重なれば重なるほど消えるでしょう。
まずインプラントに成ると言うことは、何処かの自分の歯が喪失している、と言うことであって、失礼ですがメインテナンスとかに問題があった可能性が高い訳なんです。
そこを勘違い為さって、インプラントにしたら、と言う考え方は、少し違うんですよ、とご理解いただきたいです。
お口の中は一つの世界です。
その世界をどれだけ綺麗に保てるのか?
歯垢プラークには、汚い話でご免なさいですが、大便と同じ程度にバクテリアがいることが分かってます。
それを、チャンと日々綺麗に出来るのか否か、なんです。
ご理解いただけましたら幸いです。
回答2
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2015-08-10 11:01:52
Katherine さん、こんにちは
質問@
インプラントはメンテナンス、個人の手入れ次第で何年も持つと言われているようですが、一般的な寿命というものはあるのでしょうか。
一般的な寿命はありません。
ただ、インプラントも天然歯と同じように考えれば、10代の頃に生えてきた歯を40代で失ったということは、失った原因が取り除かれなければ、インプラントも同じように30年で失うことになるかもしれません。
作り物と考えれば、それより短いのかもしれません。
しかし、生活習慣を改善し、原因を取り除けば、さらに長く維持できる可能性もあります。
質問A
またインプラント周囲炎など感染を起こした時の症状は、口腔内にとどまらず、全身に及ぶこともあるのでしょうか。
歯周病は心臓病や糖尿病などに影響があるとも言われています。
インプラント周囲炎は歯周病とは違いますが、お口の中に炎症があると考えれば、同じような影響があるかもしれません。
質問B
インプラント挿入後に体調不良になりインプラントを除去すると体調が回復したという事例があるようですが、インプラント挿入と体調不良(特に心疾患、脳血管疾患、喘息など)に因果関係はあるのでしょうか。
チタンに対するアレルギーがあれば、皮膚炎や喘息などには影響するかもしれませんが、その他の体調不良に対する因果関係は現在までの研究ではないと考えても良いと思います。
質問@
インプラントはメンテナンス、個人の手入れ次第で何年も持つと言われているようですが、一般的な寿命というものはあるのでしょうか。
一般的な寿命はありません。
ただ、インプラントも天然歯と同じように考えれば、10代の頃に生えてきた歯を40代で失ったということは、失った原因が取り除かれなければ、インプラントも同じように30年で失うことになるかもしれません。
作り物と考えれば、それより短いのかもしれません。
しかし、生活習慣を改善し、原因を取り除けば、さらに長く維持できる可能性もあります。
質問A
またインプラント周囲炎など感染を起こした時の症状は、口腔内にとどまらず、全身に及ぶこともあるのでしょうか。
歯周病は心臓病や糖尿病などに影響があるとも言われています。
インプラント周囲炎は歯周病とは違いますが、お口の中に炎症があると考えれば、同じような影響があるかもしれません。
質問B
インプラント挿入後に体調不良になりインプラントを除去すると体調が回復したという事例があるようですが、インプラント挿入と体調不良(特に心疾患、脳血管疾患、喘息など)に因果関係はあるのでしょうか。
チタンに対するアレルギーがあれば、皮膚炎や喘息などには影響するかもしれませんが、その他の体調不良に対する因果関係は現在までの研究ではないと考えても良いと思います。
タイトル | インプラントの寿命と挿入による体調不良について |
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質問者 | Katherineさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 48歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | インプラント治療法 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。