根管治療後に続く痺れ・違和感の検査結果
相談者:
かずみんさん (45歳:女性)
投稿日時:2015-09-15 15:22:26
以前にもこのサイトでアドバイスして頂き、口腔外科への受診を進められ総合病院へ行ってきました。
受診の内容は、去年の12月に根管治療の為、麻酔をしました。
それから9ヶ月経過しましたが、麻酔が切れてないような痺れが未だに有り、顎も少しだけ痛みが有り、歯には違和感が有ります。
歯医者さんは麻酔の時に神経に少し傷をつけてしまった為の痺れなので時間はかかりますが治りますとの事でしたが、心配で今週になって大きな病院でCT とパノラマと言うレントゲンを撮りました。
その時の先生がくださった内容が以下の通りです。
・右下顎骨内にまだら状の骨硬化像を認めます。
骨破壊などはなく、腫瘍性、炎症性変化は否定と思いますが質的診断には至らず。
・その他撮影範囲内に有意な所見は認めません。
このあとMRI も撮る事になっているのですが、先生の内容では今のところ大きな病気ではないと言う可能性が高と言う意味でしょうか?
宜しくお願いします。
受診の内容は、去年の12月に根管治療の為、麻酔をしました。
それから9ヶ月経過しましたが、麻酔が切れてないような痺れが未だに有り、顎も少しだけ痛みが有り、歯には違和感が有ります。
歯医者さんは麻酔の時に神経に少し傷をつけてしまった為の痺れなので時間はかかりますが治りますとの事でしたが、心配で今週になって大きな病院でCT とパノラマと言うレントゲンを撮りました。
その時の先生がくださった内容が以下の通りです。
・右下顎骨内にまだら状の骨硬化像を認めます。
骨破壊などはなく、腫瘍性、炎症性変化は否定と思いますが質的診断には至らず。
・その他撮影範囲内に有意な所見は認めません。
このあとMRI も撮る事になっているのですが、先生の内容では今のところ大きな病気ではないと言う可能性が高と言う意味でしょうか?
宜しくお願いします。
回答1
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2015-09-15 18:58:02
パノラマは開業医でも通常あるレントゲン写真ですね。
CTは開業医ではなかなか無いレントゲン写真の1つですが、おそらくはこれらのレントゲン写真から、
1;右下顎骨内にまだら状の骨硬化像を認める。
2;骨破壊などはなく、腫瘍性、 炎症性変化は否定と思いますが質的診断には至らず。
3;その他撮影範囲内に有意な所見は認めません。
と診断されたのだと思います。
骨髄炎や腫瘍(癌などを含めて)を疑って画像で確認されたのだと思います。
2番より悪い出来物(癌など)ではなさそうであると画像検査で分かったのだと思います。
このあとMRI も撮る事になっているので、骨髄炎の精査のために撮影になったのではないかと推測されます。
MRI後に同様に診断結果が報告されると思います。
参考までに。
CTは開業医ではなかなか無いレントゲン写真の1つですが、おそらくはこれらのレントゲン写真から、
1;右下顎骨内にまだら状の骨硬化像を認める。
2;骨破壊などはなく、腫瘍性、 炎症性変化は否定と思いますが質的診断には至らず。
3;その他撮影範囲内に有意な所見は認めません。
と診断されたのだと思います。
骨髄炎や腫瘍(癌などを含めて)を疑って画像で確認されたのだと思います。
2番より悪い出来物(癌など)ではなさそうであると画像検査で分かったのだと思います。
このあとMRI も撮る事になっているので、骨髄炎の精査のために撮影になったのではないかと推測されます。
MRI後に同様に診断結果が報告されると思います。
参考までに。
相談者からの返信
相談者:
かずみんさん
返信日時:2015-09-15 19:25:38
相談者からの返信
相談者:
かずみんさん
返信日時:2015-09-16 20:00:29
MRI 撮ってきました。
所見は以下の通りです。
下顎MRI
※右下顎骨内に長径(前後径)2p程の異常信号域を認めます。
内部は不均一でごま塩状にT2高信号と低信号が混在しています。
低信号部はCTで見られる高吸収部に相当するようです。
境界は明瞭です。
下顎骨の膨隆や骨皮質の菲薄化/欠損は認めません。
下顎管が病巣と接する部は若干不整がある様に見えます。
→腫瘍らしくない性状ですが何か良くわかりません。
※CT では骨皮質や歯よりも高吸収で単なる石灰化かどうか不明。過去何らかの治療に伴う異物/沈着物等の可能性はないでしょうか?
以上の所見でした。
過去に通常の歯科治療以外していません。
原因不明と言うことでしょうか?
このあと、歯茎をめくって組織検査することになってます。
担当の先生は悪いものではなさそうといわれてます。
CT やMRI 、パノラマでも特定出来ない事は良く有ることですか?
他に何か考えられますか?
宜しくお願いします。
所見は以下の通りです。
下顎MRI
※右下顎骨内に長径(前後径)2p程の異常信号域を認めます。
内部は不均一でごま塩状にT2高信号と低信号が混在しています。
低信号部はCTで見られる高吸収部に相当するようです。
境界は明瞭です。
下顎骨の膨隆や骨皮質の菲薄化/欠損は認めません。
下顎管が病巣と接する部は若干不整がある様に見えます。
→腫瘍らしくない性状ですが何か良くわかりません。
※CT では骨皮質や歯よりも高吸収で単なる石灰化かどうか不明。過去何らかの治療に伴う異物/沈着物等の可能性はないでしょうか?
以上の所見でした。
過去に通常の歯科治療以外していません。
原因不明と言うことでしょうか?
このあと、歯茎をめくって組織検査することになってます。
担当の先生は悪いものではなさそうといわれてます。
CT やMRI 、パノラマでも特定出来ない事は良く有ることですか?
他に何か考えられますか?
宜しくお願いします。
回答2
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2015-09-16 20:49:54
CT やMRIなどの画像検査での診断は確定診断は出来ません。
画像でおおよそ病名のあたりをつけると考えられると分かりやすいでしょうか?
確定診断は、組織を採って、プレパラートで組織切片を染色して顕微鏡で見て診断することになります。
ですから、病理検査結果が確定診断の病名になります。
画像で良く分からないが、癌のような悪い病気(虫食い状であったりすることは無かったからなど)ではないが、何か出来物なのでしょう。
したがって、次回の組織検査(病理検査)で確定診断になると思いますが、おそらく悪い物ではない可能性が高いと担当の先生は推測されているのではないかと思います。
画像でおおよそ病名のあたりをつけると考えられると分かりやすいでしょうか?
確定診断は、組織を採って、プレパラートで組織切片を染色して顕微鏡で見て診断することになります。
ですから、病理検査結果が確定診断の病名になります。
画像で良く分からないが、癌のような悪い病気(虫食い状であったりすることは無かったからなど)ではないが、何か出来物なのでしょう。
したがって、次回の組織検査(病理検査)で確定診断になると思いますが、おそらく悪い物ではない可能性が高いと担当の先生は推測されているのではないかと思います。
相談者からの返信
相談者:
かずみんさん
返信日時:2015-09-16 21:01:53
加藤先生早い御返答有難うございます。
組織検査の結果も怖いですが、原因をハッキリさせたいので頑張って来ます。
有難うございました。
組織検査の結果も怖いですが、原因をハッキリさせたいので頑張って来ます。
有難うございました。
タイトル | 根管治療後に続く痺れ・違和感の検査結果 |
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質問者 | かずみんさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 45歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯科治療後の歯の痛み 根管治療後の痛み 根管治療関連 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。