歯根嚢胞。上顎洞の自己洗浄について

相談者: まきしばさん (26歳:女性)
投稿日時:2015-10-07 23:16:55
数ヶ月前から蓄膿症に似た症状で数ヶ月間近所の耳鼻科に通ったところ、歯根嚢胞の可能性があると診断され大きな病院を紹介されました。

CT検査の結果、奥から二番目、6番の歯が歯根嚢胞になっている可能性があるという診断を受け、数週間前に問題になっている歯を抜歯

上顎洞に穴を開け細胞の検査をしたところほぼ間違いなく歯根嚢胞あると診断されました。

しばらくは膿がの袋?が小さくなるのと骨が太くなるのを待ち、上手く段階を踏めれば摘出手術となるそうです。

現在はチューブのような物も取り除き、月に一度の診察と、注射器のようなもので上顎洞を自己洗浄するように担当医から言われました。



ここで御質問させていただきたいのが、

・自宅での上顎洞の自己洗浄は一般的なのか

と言うことです。


自分で歯茎の小さな穴に針を通すのは怖いですし、今何度か挑戦してはいるのですが、その度に頭にピリッとした頭痛を感じます。

お手数をおかけしますがご返答宜しくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-10-08 11:43:08
上顎洞の自己洗浄につかう器具は針のような形態はしておりますが、先端が丸くなっており歯肉に刺さるようなものではないと思います。

自己洗浄については実施する状況も十分考えられますので、一般的かどうかは別として指示されたように行うのが宜しいと思われます。

不安が大きいようであれば、再度担当医に必要かを確認すべきだと思います。

ご参考になれば。

回答 回答2
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2015-10-08 12:29:00
「現在はチューブのような物も取り除き」ということから、嚢胞の開窓療法を行っているのではないせしょうか。

そのようなときは開窓部の閉鎖を防ぎながらドレーンとしてチューブを挿入したり縫いつけたりするからです。

「しばらくは膿がの袋?が小さくなるのと」ということは開窓療法によって嚢胞が縮小するのを待って、摘出手術に移行するのだと思います。


したがって、私見ではチューブを取ると開窓部が縮小してしまいますので、その部からの嚢胞腔内の洗浄を意図しているのではないでしょうか。

上顎洞洗浄を自宅で行うようにすることは、ないと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まきしばさん
返信日時:2015-10-08 21:51:28
荒木先生、松山先生
ご返答いただきありがとうございます。

荒木先生>

先生のおっしゃる通り、注射器のような形をしたもので針の部分がくの字に曲ったもので、針が直接刺さるというものでは無さそうです。

どうしても自分の手で骨の開けられた空洞へ消毒するという行為が不安でならなかったのですが、少しずつ様子を見つつ実施してみようと思います。


松山先生>

先生のご意見通り、上顎胴の洗浄でなく嚢胞腔内の洗浄をしているのだと思います。
紛らわしいことを言ってしまい申し訳ございません……。

嚢胞腔内を自宅で自己洗浄というのはよくあることなのでしょうか?

穴が塞がらないためにもできれば毎日注射器のようなものの先端を嚢胞腔内へ差し込み消毒するようにと言われているのですが、もし針の先端で嚢胞腔内を突いてしまったら……と不安です。
回答 回答3
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2015-10-09 09:51:56
洗浄針を挿入しずらいということは、嚢胞が縮小して、骨壁も塞がりつつあることを意味しますから、経過良好ということででしょう。

私でしたら、ラバーダムの小片を挿入しておいて、時々来院してもらい、洗浄消毒します。

地方などで通院が大変なときは、自己洗浄を考慮するかもしれません。

多分ミニゥムシリンジというものを渡されたと思いますが、嚢胞壁は、骨で裏打ちされていますので突き破るようなことはないはずです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まきしばさん
返信日時:2015-10-10 00:15:52
松山先生>

ありがとうございます。
今まで大きな病気もしたことがなく初めての事続きで不安に思っていたのですが、松山先生のご意見を聞いて安心できました。

病院は頻繁に通える距離ではないので担当医からも自己洗浄を促されたのだ思います。
少しずつでも慣れるように自己洗浄を続けていたいと思います。

お忙しい中ご意見を頂き本当にありがとうございました。



タイトル 歯根嚢胞。上顎洞の自己洗浄について
質問者 まきしばさん
地域 非公開
年齢 26歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 上顎洞炎(蓄膿症)
根の病気・異常その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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