初期虫歯を治療せずに様子見はありですか?
相談者:
だるまさんがころんださん (35歳:女性)
投稿日時:2015-10-30 23:32:17
いつも参考にさせて頂いております。
初期虫歯を放置、様子見をして良いのかを教えて頂きたく、投稿させて頂きました。
現在、半年に1度歯科検診を受けておりまして、半年前の検診で初期の虫歯が発見されました。
治療するのかと思いましたが、このまま進まない可能性もあるので半年後に様子を見ましょうと言われ放置状態で、先日検診の際に虫歯が大きくなっていたいのでこのまま定期的に見ていきましょうと言われました。
私としては、虫歯が大きくなると治療も大変になるので早く治したいのですが、今は昔のようにすぐ削らないほうが良いと言う治療に変わってきていると言われました。
現在35歳ですが、虫歯があまりなく、歯の質も丈夫だと言われました。
このまま放置し、ひどくならない可能性もあるのでしょうか?
アドバイスよろしくお願いします。
初期虫歯を放置、様子見をして良いのかを教えて頂きたく、投稿させて頂きました。
現在、半年に1度歯科検診を受けておりまして、半年前の検診で初期の虫歯が発見されました。
治療するのかと思いましたが、このまま進まない可能性もあるので半年後に様子を見ましょうと言われ放置状態で、先日検診の際に虫歯が大きくなっていたいのでこのまま定期的に見ていきましょうと言われました。
私としては、虫歯が大きくなると治療も大変になるので早く治したいのですが、今は昔のようにすぐ削らないほうが良いと言う治療に変わってきていると言われました。
現在35歳ですが、虫歯があまりなく、歯の質も丈夫だと言われました。
このまま放置し、ひどくならない可能性もあるのでしょうか?
アドバイスよろしくお願いします。
[過去のご相談]
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2015-10-31 08:00:14
だるまさんがころんだ さん、こんにちは。
基本的なことになりますが、放置と、定期的な経過観察とは、意味合いが全く異なります。
https://www.google.co.jp/search?q=%95%FA%92u%81@%8Co%89%DF%8A%CF%8E@&btnG=%8E%95%89%C8%91%8A%92k%82%F0%8C%9F%8D%F5&hl=ja&as_sitesearch=www2.ha-channel-88.com&ie=Shift_JIS&oe=Shift_JIS&gws_rd=ssl
基本的なことになりますが、放置と、定期的な経過観察とは、意味合いが全く異なります。
https://www.google.co.jp/search?q=%95%FA%92u%81@%8Co%89%DF%8A%CF%8E@&btnG=%8E%95%89%C8%91%8A%92k%82%F0%8C%9F%8D%F5&hl=ja&as_sitesearch=www2.ha-channel-88.com&ie=Shift_JIS&oe=Shift_JIS&gws_rd=ssl
回答2
回答日時:2015-10-31 12:03:03
小林先生の仰る通り、放置と経過観察は全く異なりますね。
経過観察といっても「次回は○ヶ月後にむし歯が大きくなっていないか見てみましょう」と言われているだけではたぶんなくて、お手入れの仕方なども日頃から指導を受けられていることと思います。
概念的なお話になりますが、むし歯の治療には外国の教科書だと「外科的治療」と「非外科的治療」に分類をされていて、「外科的治療」が広くむし歯治療のイメージになっている、いわゆる「削る・詰める」治療のことです。
ただこれはやはり、天然の歯質を削って人工物を接着したりして代用するだけですので、何年か後に駄目になります。
そういった前提がありますので、むし歯の進行を出来るだけ抑える、治療する時期を支障のない範囲で遅らせるのが「非外科的治療」で、具体的には歯磨き指導、フッ化物の応用、定期的なチェック、などが挙げられます。
ですのでだるまさんがころんださんは、概念的に言えば放置されている訳ではなくて非外科的な治療を受けておられる状況ですので安心して下さい。
それと、「痛くなった時、何か困った時にしか来院してくれない患者さん」に対しては、外科的治療を優先することになります。
ある意味では非外科的治療は定期的に受診されている患者さんだけが受けられる特権のようなものとも言えると思いますよ。
日本の歯科保険医療制度においてむし歯治療は、基本的に削らないと診療報酬が上がらないシステムになっていますし、歯学部でも私の頃は 非外科的〜 という概念自体教わっていませんでしたので、だるまさんがころんださんは良い環境で受診出来ているのではないかと思いますよ。
お大事になさって下さい。
経過観察といっても「次回は○ヶ月後にむし歯が大きくなっていないか見てみましょう」と言われているだけではたぶんなくて、お手入れの仕方なども日頃から指導を受けられていることと思います。
概念的なお話になりますが、むし歯の治療には外国の教科書だと「外科的治療」と「非外科的治療」に分類をされていて、「外科的治療」が広くむし歯治療のイメージになっている、いわゆる「削る・詰める」治療のことです。
ただこれはやはり、天然の歯質を削って人工物を接着したりして代用するだけですので、何年か後に駄目になります。
そういった前提がありますので、むし歯の進行を出来るだけ抑える、治療する時期を支障のない範囲で遅らせるのが「非外科的治療」で、具体的には歯磨き指導、フッ化物の応用、定期的なチェック、などが挙げられます。
ですのでだるまさんがころんださんは、概念的に言えば放置されている訳ではなくて非外科的な治療を受けておられる状況ですので安心して下さい。
それと、「痛くなった時、何か困った時にしか来院してくれない患者さん」に対しては、外科的治療を優先することになります。
ある意味では非外科的治療は定期的に受診されている患者さんだけが受けられる特権のようなものとも言えると思いますよ。
日本の歯科保険医療制度においてむし歯治療は、基本的に削らないと診療報酬が上がらないシステムになっていますし、歯学部でも私の頃は 非外科的〜 という概念自体教わっていませんでしたので、だるまさんがころんださんは良い環境で受診出来ているのではないかと思いますよ。
お大事になさって下さい。
相談者からの返信
相談者:
だるまさんがころんださん
返信日時:2015-10-31 22:34:41
タイトル | 初期虫歯を治療せずに様子見はありですか? |
---|---|
質問者 | だるまさんがころんださん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 35歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 虫歯治療 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。