EC療法に伴う歯周病の治療について
相談者:
チョッパァさん (30歳:女性)
投稿日時:2015-11-22 15:53:59
乳がんのため、抗がん剤(EC療法)が始まる予定でしたが、入院の一日前にクラウン治療済みの歯茎の腫れが起こりました。
病院に着き、抗がん剤前には口腔内の検査をするということで同じ病院の口腔外科のほうでレントゲンと、実際に口の中を視診してもらったら、
「特に問題はないですね〜」
と言われたので、
「ここの部分の腫れは大丈夫なんですか?急に腫れたんですが」
と尋ねたら
「それは慢性的なものじゃなくて?」
と言われたので、
「はい、一日前に急にです」
と言ったら、
「それじゃぁ抜歯ですねー」
と言われ、
「抜歯の前に歯茎を切開して膿を出しましょう」
と言われ、処置をしてもらいました。
その歯とは別に、歯茎の後ろからベロで押すと慢性的に膿が出る箇所があり、そのことも伝えると、
「それも抜歯」
と言われ、
「前歯を抜くのは抵抗があるので嫌です」
と伝えると、
「じゃぁもし抗がん剤治療中に腫れてくるようなことがあれば抜くからね」
と言われて、前歯はとりあえずは保留ということになりました。
@ もし私が「急に腫れた」ことを言われなければ、そのまま抗がん剤治療開始になっていたと思うのですが、慢性的な腫れと、急性なものでは、どうちがうのですか?
もしかしたら歯周病治療をすれば歯を抜かなくてもいいかもしれないと思い、口腔外科とは別の歯医者さんにかかり、レントゲンや歯石の除去、コンクールのジェルを全体に歯ブラシで塗布、それからもしかしたら抜くことになるかもしれない2本の歯の部分にはペリオフィールを入れてもらい、状態確認のため、一週間後に行くことになっています。
歯医者さんには抗がん剤治療が始まることを伝え、上記の口腔外科でのことも伝えてあり、
「抜くはずの予定の歯は基本的にはここだと抜かず、治療をして様子をみましょう、となるんですが、抗がん剤となると判断が難しい」
と言われました。
A 抗がん剤をしていない状態で歯茎が腫れ、膿んだということは、白血球が下がった場合のリスクは当然高くなるとは思うのですが、どうしても抜かなければいけないでしょうか?
コンクールの洗口液と、ジェル歯磨き粉を購入したので、ホームケアをいつも以上にするつもりですし、必要とあらば次亜塩素酸のマウスウォッシュや、抗がん剤治療中に服用可能ならば、ジスロマックもだしてもらおうかと思っております。
連休明けに口腔外科に抜歯の時間帯を確保するために行き、次の日に抜歯になる予定です。
口腔外科の先生にも歯周病治療を始めたことは伝えます。
抜くか抜かないかは最終的には自分の判断になると思うのですが、Aのようなことをして、菌が十分にコントロール可能なのかちょっとわからないので、他の先生の意見も聞きたくて質問させていただきました。
どうかよろしくお願いします。
病院に着き、抗がん剤前には口腔内の検査をするということで同じ病院の口腔外科のほうでレントゲンと、実際に口の中を視診してもらったら、
「特に問題はないですね〜」
と言われたので、
「ここの部分の腫れは大丈夫なんですか?急に腫れたんですが」
と尋ねたら
「それは慢性的なものじゃなくて?」
と言われたので、
「はい、一日前に急にです」
と言ったら、
「それじゃぁ抜歯ですねー」
と言われ、
「抜歯の前に歯茎を切開して膿を出しましょう」
と言われ、処置をしてもらいました。
その歯とは別に、歯茎の後ろからベロで押すと慢性的に膿が出る箇所があり、そのことも伝えると、
「それも抜歯」
と言われ、
「前歯を抜くのは抵抗があるので嫌です」
と伝えると、
「じゃぁもし抗がん剤治療中に腫れてくるようなことがあれば抜くからね」
と言われて、前歯はとりあえずは保留ということになりました。
@ もし私が「急に腫れた」ことを言われなければ、そのまま抗がん剤治療開始になっていたと思うのですが、慢性的な腫れと、急性なものでは、どうちがうのですか?
もしかしたら歯周病治療をすれば歯を抜かなくてもいいかもしれないと思い、口腔外科とは別の歯医者さんにかかり、レントゲンや歯石の除去、コンクールのジェルを全体に歯ブラシで塗布、それからもしかしたら抜くことになるかもしれない2本の歯の部分にはペリオフィールを入れてもらい、状態確認のため、一週間後に行くことになっています。
歯医者さんには抗がん剤治療が始まることを伝え、上記の口腔外科でのことも伝えてあり、
「抜くはずの予定の歯は基本的にはここだと抜かず、治療をして様子をみましょう、となるんですが、抗がん剤となると判断が難しい」
と言われました。
A 抗がん剤をしていない状態で歯茎が腫れ、膿んだということは、白血球が下がった場合のリスクは当然高くなるとは思うのですが、どうしても抜かなければいけないでしょうか?
コンクールの洗口液と、ジェル歯磨き粉を購入したので、ホームケアをいつも以上にするつもりですし、必要とあらば次亜塩素酸のマウスウォッシュや、抗がん剤治療中に服用可能ならば、ジスロマックもだしてもらおうかと思っております。
連休明けに口腔外科に抜歯の時間帯を確保するために行き、次の日に抜歯になる予定です。
口腔外科の先生にも歯周病治療を始めたことは伝えます。
抜くか抜かないかは最終的には自分の判断になると思うのですが、Aのようなことをして、菌が十分にコントロール可能なのかちょっとわからないので、他の先生の意見も聞きたくて質問させていただきました。
どうかよろしくお願いします。
[過去のご相談]
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2015-11-23 16:13:14
んんん…
難しいですね…
>口腔外科のほうでレントゲンと、実際に口の中を視診してもらったら、
>「特に問題はないですね〜」
>と言われた
腫れるという事は「何か問題がある」ように思います。
ただそれが歯周病による腫れなのか、それ以外の原因による腫れなのか…
そのあたりを担当の先生とよくディスカッションされてみてはいかがでしょうか?
>どうしても抜かなければいけないでしょうか?
こればかりは実際の担当の歯科医師にしか判断できません。
難しいですね…
>口腔外科のほうでレントゲンと、実際に口の中を視診してもらったら、
>「特に問題はないですね〜」
>と言われた
腫れるという事は「何か問題がある」ように思います。
ただそれが歯周病による腫れなのか、それ以外の原因による腫れなのか…
そのあたりを担当の先生とよくディスカッションされてみてはいかがでしょうか?
>どうしても抜かなければいけないでしょうか?
こればかりは実際の担当の歯科医師にしか判断できません。
相談者からの返信
相談者:
チョッパァさん
返信日時:2015-11-24 13:14:28
こんにちは。
回答ありがとうございました。
今日、口腔外科に行き、歯周病治療を始めたことを伝え、次亜塩素酸のマウスウォッシュと、ジスロマックも使用可能ということで、極力抜きたくない旨を伝え、とりあえず様子を見ることになりました。
今の段階で、口腔外科で切開し、膿を出してもらったこともあり、「そこをあまりいじると・・・」みたいな感じで、「ほかではあまり何もしないでー」みたいなことも言われましたが、口腔外科は一般の歯科と違い、一般の治療となると歯医者さんで、と言われていた上で自分で行動を起こしたのですが、内心「何もしなかったら抜くしかないんだろ!?こちとら抜きたくないから治療始めたんだよ!」とムッとしましたがヽ(`Д´)ノ
抜かない、という判断が正しかったのかどうか正直わかりませんが、できることを徹底的にしながら抗がん剤突入しようと思います。
ちなみに腫れて切開した部分は歯周炎によるもの、とのことでした。
回答ありがとうございました。
今日、口腔外科に行き、歯周病治療を始めたことを伝え、次亜塩素酸のマウスウォッシュと、ジスロマックも使用可能ということで、極力抜きたくない旨を伝え、とりあえず様子を見ることになりました。
今の段階で、口腔外科で切開し、膿を出してもらったこともあり、「そこをあまりいじると・・・」みたいな感じで、「ほかではあまり何もしないでー」みたいなことも言われましたが、口腔外科は一般の歯科と違い、一般の治療となると歯医者さんで、と言われていた上で自分で行動を起こしたのですが、内心「何もしなかったら抜くしかないんだろ!?こちとら抜きたくないから治療始めたんだよ!」とムッとしましたがヽ(`Д´)ノ
抜かない、という判断が正しかったのかどうか正直わかりませんが、できることを徹底的にしながら抗がん剤突入しようと思います。
ちなみに腫れて切開した部分は歯周炎によるもの、とのことでした。
回答2
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2015-11-24 14:09:18
チョッパァさん、こんにちは
どうやらなかなか難しい状況のようですね。
実際に拝見していないので推測で回答させていただきます。
乳がんの抗がん剤治療(化学療法)を控えて口腔内の状況に問題が起きたということですね。
まず、ご理解いただきたいのは口腔内にはどんなにきれいにしている人でも常に細菌が常在しています。
それが、歯に感染を起こせば虫歯になりますし、歯周組織に感染を起こせば歯周炎になります。
ただ、みなさん虫歯がない人や歯周病がない人は口腔内あるいは全身の免疫能によって、細菌が感染するのを防ぐ防御能力があるからです。
ただ、今回抗がん剤という免疫を抑えるような働きがある治療を行うと当然のことながら歯周病などにはなりやすくなりますし、現在明らかな歯周病がなくても、抗がん剤治療をすることで歯周病になってしまうこともあります。
そして一度歯周病になるとそれに抵抗する能力も低くなっていることから、治すのもなかなか困難になってしまいます。
ですから、抗がん剤治療や放射線治療の前には疑わしいものは抜歯をして歯周病にならないように予防をすることがあります。
ただ、当然のことながら歯はなくなりますし、抗がん剤治療が終了してからその部分の補綴治療を行わなければなりません。
切開をするくらいですから、状態はあまり良いとは言えないように思います。
口腔外科の先生はそのあたりのことを考えて抜歯と言う選択をしたのかもしれません。
チョッパァさんがこのことを理解し、それでも歯を残したいというお考えであれば、それなりの努力が必要だと思います。
よく考えて治療を選択してください。
参考になれば幸いです。
どうやらなかなか難しい状況のようですね。
実際に拝見していないので推測で回答させていただきます。
乳がんの抗がん剤治療(化学療法)を控えて口腔内の状況に問題が起きたということですね。
まず、ご理解いただきたいのは口腔内にはどんなにきれいにしている人でも常に細菌が常在しています。
それが、歯に感染を起こせば虫歯になりますし、歯周組織に感染を起こせば歯周炎になります。
ただ、みなさん虫歯がない人や歯周病がない人は口腔内あるいは全身の免疫能によって、細菌が感染するのを防ぐ防御能力があるからです。
ただ、今回抗がん剤という免疫を抑えるような働きがある治療を行うと当然のことながら歯周病などにはなりやすくなりますし、現在明らかな歯周病がなくても、抗がん剤治療をすることで歯周病になってしまうこともあります。
そして一度歯周病になるとそれに抵抗する能力も低くなっていることから、治すのもなかなか困難になってしまいます。
ですから、抗がん剤治療や放射線治療の前には疑わしいものは抜歯をして歯周病にならないように予防をすることがあります。
ただ、当然のことながら歯はなくなりますし、抗がん剤治療が終了してからその部分の補綴治療を行わなければなりません。
切開をするくらいですから、状態はあまり良いとは言えないように思います。
口腔外科の先生はそのあたりのことを考えて抜歯と言う選択をしたのかもしれません。
チョッパァさんがこのことを理解し、それでも歯を残したいというお考えであれば、それなりの努力が必要だと思います。
よく考えて治療を選択してください。
参考になれば幸いです。
相談者からの返信
相談者:
チョッパァさん
返信日時:2015-11-24 14:58:22
タイトル | EC療法に伴う歯周病の治療について |
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質問者 | チョッパァさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯周病で抜けた・抜く予定 癌(抗がん剤服用中) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。