奥歯上下7本インプラントが早期に摩耗し、前歯が当たり咀嚼できない

相談者: アンポンチンさん (77歳:男性)
投稿日時:2015-12-09 20:42:02
奥歯上下7本インプラントした後短期間ですり減り租借ができない。
ハイブリッシセラミッククラウンは摩耗うが早いのでしょうか。

ネットで調べると奥歯には適さない感じがします。
ハイブリットセラミックレジン(プラスチック)という説もあります、正しいですか。


奥歯がすり減って顎関節症になり痛みが強くて困っています。
更に歯医者からは打つ手がないとの回答です。

ハイブリットセラミックではなくセラミックス(陶器)のクラウンに変更すれば摩耗は少なくなりますか、回答ください。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-12-09 20:55:34
ハイブリットセラミックではなくセラミックス(陶器)のクラウンに変更すれば摩耗は少なくなりますか、

セラミック磨耗しにくいですが割れる可能性が高くなります。

金属冠が磨耗や割れに対しては強いです。



ご参考まで・・・

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-12-10 08:26:04
ご相談ありがとうございます。

ハイブリットセラミックレジン(プラスチック)という説もあります、正しいですか

そのとおりです。
ただし、レジンの仲間でもその中で最強です。


奥歯がすり減って顎関節症になり痛みが強くて困っています。
>更に歯医者からは打つ手がないとの回答です。

「奥歯がすり減って」という原因がはっきりしていれば、対策は減った分を修繕すれば良いかもしれません。



>ハイブリットセラミックではなくセラミックス(陶器)のクラウンに変更すれば摩耗は少なくなりますか、

そのとおりです。
しかし、噛み合わせのバランスが悪いと欠けたり割れたりする事があります。

さらに強いセラミックもあり割れる事はほとんどない材料もあります。
しかし、噛み合わせのバランスが悪いと、インプラントが折れます。



結論から言えば、インプラントが無事のようですから、噛む部分を全部「ハイブリッシセラミッククラウン」で作り直す事をお勧めします。
それなら、インプラントでまた快適に食事ができて、インプラントは折れる事無く長持ちして、インプラント治療は大成功だったと言えます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: アンポンチンさん
返信日時:2015-12-11 20:06:50
インプラントそのものには全く問題なく完成度が高いと思います。

最大の問題はハイブリットセラミックスは摩耗が早いことです。
施術後3か月から摩耗を感じて5か月後には奥歯が完全に磨り減り上下の前歯が当たり咀嚼できない。

奥歯のインプラント7本とさし歯1本計8本は主体的に噛む歯なのでハイブリットセラミックスでは耐摩耗性に欠けているのではないかと思います。

施実完了後5か月で3本のカブセ物を新しく交換したが更に5か月後に再度すり減り現在に至っている。


専門家のご意見を頂きたくお願い申し上げます。
回答 回答3
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2015-12-11 20:44:47
それぞれの考え方があるでしょうが、私はインプラントに限らず、臼歯部の咬合面を被覆するクラウンに、ハイブリッドセラミッククラウンを使用したことはありません。

当然のことながら摩耗が生じるからです。


良く砥石に例えて説明するのですが、砥石は相手を研磨できるが、自身もすり減るはずですというと、大方の人は納得してくれます。


そのお年で、多数のインプラントを埋入できたということは、しっかりした顎と歯をお持ちのはずで、これに反して、マイナス要件としてブラキシズムがあるはずです。

これにより摩耗が進んだのでしょうが、これといった対策は思いつかないというか、難しいものです。



インプラントの臼歯部クラウンは金属でしかしないと言い切る人がいるくらいです。

歯の自然色を希望される人には、ジルコニア単味か、ポーセレン築盛したものを用いますが、破折に悩まされることが多いものです。


顎関節症とのことですが、私は他院で施術されたインプラントを50本近く見ることが出来ましたが、すべて咬みあわせの低いものばかりでした。
ただし自分自身でも咬みあわせが低くならざるを得ないケースも多々ありますので、その辺りはブログに書いたりしています。
もちろん患者さんにも伝えてはいます。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2015-12-12 09:39:25
>最大の問題はハイブリットセラミックスは摩耗が早いことです
>ハイブリットセラミックスでは耐摩耗性に欠けているのではないかと思います

僕は松山先生と違い、インプラント上部構造ハイブリッドセラミックスを使う事があります。

そして、すり減りの問題が出る人と、出ない人と、傾向がはっきり分かれます。

歯ぎしり、食いしばり、TCHがある方に限ってすり減りが起こり、そういった傾向が無い方にはほとんどすり減りが観察されません。
(松山先生の書かれているブラキシズムがこれにあたります)


つまり、ハイブリッドセラミックスに問題があるのではなく、患者さん自身に問題があると考えます。


対策としては

 1  アンポンチン さん自身で「力のコントロール」をする
   (TCH是正には取り組まれたほうがよろしいかと思います)

 2 一時的にマウスピースを装着して経過観察をする
   (長期間の使用はお勧めしません)

 3 すり減らない材料に替える
   (その代わり、顎関節などにダメージが及ぶ可能性があります)


個人的には患者さん自身の努力が一番重要な気がしますが…。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: アンポンチンさん
返信日時:2015-12-12 17:49:25
いろいろと回答ありがとうございました。

しかし納得できないものがあります。
施術完了後3か月でかみ合わせが低くなっているのを感じて前歯が当たるので検査のたびに前歯を削って調整していました。
更にかみ合わせが低くなったので3本のかぶせ物を交換しました。

同時にマウスピースを夜だけ使い始めました。
その後5から6か月で常に前歯どうしが当たり咀嚼できない。

医師は日中も歯ぎしりしているのではないか、昼もマウスピースを使えとの指示で現在使用しているが、歯ぎしりや食いしばり、などは、ないと感じている。

更にマウスピースの状況を見ても食いしばりなど圧力をかけた様子はありません。


歯の磨耗速度は前回と同じように感じています。
臼歯クラウンは金属しかないと言い切る医師がいるそうですが、この方は咬み合わせが低くなるので金属クラウンだけを使うということでしょうか。

最後の手段として金属クラウンを使うよう考えます。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2015-12-12 17:57:34
>、歯ぎしりや食いしばり、などは、ないと感じている。
>更にマウスピースの状況を見ても食いしばりなど圧力をかけた様子はありません。

歯ぎしり食いしばりではなく、TCHはありませんか?


>検査のたびに前歯を削って調整していました、

これはいかがなものかと思いますが…。


>この方は咬み合わせが低くなるので金属クラウンだけを使うということでしょうか、

担当の先生に直接聞かれたほうがよろしいかと思います。
(おそらくそうだと言う回答になるとは思いますが…)




タイトル 奥歯上下7本インプラントが早期に摩耗し、前歯が当たり咀嚼できない
質問者 アンポンチンさん
地域 茨城
年齢 77歳
性別 男性
職業 無職
カテゴリ ハイブリッドセラミッククラウン
インプラントに関するトラブル
噛み合わせに関するトラブル
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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