歯根嚢胞が悪化、抗生剤を服用中の授乳について
相談者:
みにぃさん (33歳:女性)
投稿日時:2016-01-08 20:22:31
こんばんは。
以前からこちらのサイトを参考にさせていただいています。
上の歯が左3番から右3番まで6本差し歯で、歯根嚢胞があり、右上2番の歯根嚢胞が悪化し、目の下まで腫れてしまいました。
今日、歯医者を受診したら、口腔外科のある総合病院に紹介状を書いてもらい、アモキシシリンという抗菌剤を処方してもらい、飲んでいます。
生後5ヶ月の子供がおり、授乳中で、服用中は断乳するように言われましたが、WHOのリストで母乳と両立できることを確認し、授乳しています。
薬も心配ではありますが、歯根嚢胞が顔が腫れるまで悪化した状態は、母乳にまで菌が入ってしまうのか心配で、やはり断乳するべきか悩んでいます。
今まで完全母乳できて、子供が哺乳瓶でミルクをうまく飲めなくなってしまったのもあり、母乳を継続したいのですが、歯根嚢胞は母乳に悪い影響があるのでしょうか?
以前からこちらのサイトを参考にさせていただいています。
上の歯が左3番から右3番まで6本差し歯で、歯根嚢胞があり、右上2番の歯根嚢胞が悪化し、目の下まで腫れてしまいました。
今日、歯医者を受診したら、口腔外科のある総合病院に紹介状を書いてもらい、アモキシシリンという抗菌剤を処方してもらい、飲んでいます。
生後5ヶ月の子供がおり、授乳中で、服用中は断乳するように言われましたが、WHOのリストで母乳と両立できることを確認し、授乳しています。
薬も心配ではありますが、歯根嚢胞が顔が腫れるまで悪化した状態は、母乳にまで菌が入ってしまうのか心配で、やはり断乳するべきか悩んでいます。
今まで完全母乳できて、子供が哺乳瓶でミルクをうまく飲めなくなってしまったのもあり、母乳を継続したいのですが、歯根嚢胞は母乳に悪い影響があるのでしょうか?
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2016-01-08 21:43:45
みにぃ さん、こんにちは。
>服用中は断乳するように言われましたが、WHOのリストで母乳と両立できることを確認し、授乳しています。
WHOのリストというのにどのような表記があるかは知りませんが、アモキシシリンの添付文書に、「授乳中の婦人への投与は避けることが望ましいが,やむを得ず投与する場合は,授乳を避けさせること。[母乳中へ移行することが報告されている。]」と記載がある以上、処方時の指導に従うことを勧めます。
http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00059870.pdf
>服用中は断乳するように言われましたが、WHOのリストで母乳と両立できることを確認し、授乳しています。
WHOのリストというのにどのような表記があるかは知りませんが、アモキシシリンの添付文書に、「授乳中の婦人への投与は避けることが望ましいが,やむを得ず投与する場合は,授乳を避けさせること。[母乳中へ移行することが報告されている。]」と記載がある以上、処方時の指導に従うことを勧めます。
http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00059870.pdf
回答2
アンドウ歯科クリニック(世田谷区世田谷)の安藤です。
回答日時:2016-01-09 00:49:30
みにぃさん、こんばんは。
母乳は、抗体や白血球などに富み、簡単に細菌が侵入できるような環境ではありません。
ですので、歯根のう胞だけでは無く、その他の全身性感染症(ウィルス性・細菌性)でも、多くの場合は授乳の中断は必ずしも必要ないと考えられています。
お子様が生まれてから5か月の間、「今日は少しノドが痛いな」とか「風邪っぽいな」という時でも授乳された事はなかったでしょうか?
それでも子供は健康でいられるのと同じことで、歯根のう胞の細菌で授乳に注意が必要なものは現在のところ知られていません。
「アモキシシリンを授乳中に使用する場合はどのような事に注意が必要か」ですが、少量ながらもアモキシシリンは母乳に移行するため、
1.赤ちゃんがアモキシシリンに対してアレルギーを起こすことがある
2.アモキシシリンの影響により、赤ちゃんの腸内細菌に変化を生じて下痢などの消化器症状を呈する事がある
という点に注意が必要となります。
アモキシシリンを使用するかしないか、断乳が必要かどうか、などの判断は微妙な判断ですので、個々のケースによって判断が異なります。よって、実際に診察をしてみない限りは判断できません。
まずは、処方を受けた先生の指導に従うのが一番ですが、もしも赤ちゃんがどうしてもミルクを飲まない場合は、アモキシシリンを飲みながら授乳するのか、それともアモキシシリンを飲まないのかという判断を迫られるのかと思います。
これについても、しっかりと担当の先生とご相談いただく必要があると思います。
早く歯根のう胞が良くなると良いですね。
お大事になさってください。
母乳は、抗体や白血球などに富み、簡単に細菌が侵入できるような環境ではありません。
ですので、歯根のう胞だけでは無く、その他の全身性感染症(ウィルス性・細菌性)でも、多くの場合は授乳の中断は必ずしも必要ないと考えられています。
お子様が生まれてから5か月の間、「今日は少しノドが痛いな」とか「風邪っぽいな」という時でも授乳された事はなかったでしょうか?
それでも子供は健康でいられるのと同じことで、歯根のう胞の細菌で授乳に注意が必要なものは現在のところ知られていません。
「アモキシシリンを授乳中に使用する場合はどのような事に注意が必要か」ですが、少量ながらもアモキシシリンは母乳に移行するため、
1.赤ちゃんがアモキシシリンに対してアレルギーを起こすことがある
2.アモキシシリンの影響により、赤ちゃんの腸内細菌に変化を生じて下痢などの消化器症状を呈する事がある
という点に注意が必要となります。
アモキシシリンを使用するかしないか、断乳が必要かどうか、などの判断は微妙な判断ですので、個々のケースによって判断が異なります。よって、実際に診察をしてみない限りは判断できません。
まずは、処方を受けた先生の指導に従うのが一番ですが、もしも赤ちゃんがどうしてもミルクを飲まない場合は、アモキシシリンを飲みながら授乳するのか、それともアモキシシリンを飲まないのかという判断を迫られるのかと思います。
これについても、しっかりと担当の先生とご相談いただく必要があると思います。
早く歯根のう胞が良くなると良いですね。
お大事になさってください。
タイトル | 歯根嚢胞が悪化、抗生剤を服用中の授乳について |
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質問者 | みにぃさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 33歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抗生剤(抗生物質)・化膿止め 授乳中の歯科治療 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。