外部吸収で抜歯と診断された前歯。少しでも長持ちする可能性に賭けたい
相談者:
みるくマンさん (21歳:女性)
投稿日時:2016-01-07 15:04:28
こんにちは。
去年の12月の中頃に3年前に抜髄した右の2番目の前歯に痛みのような違和感を覚え近くの歯医者さんに診察にいきました。
結果は
「外部吸収を起こしている。ただ、まだ年齢も年齢だから歯が本当に使いものにならなかった時・周りの歯に影響が出そうになる時が来たら抜歯してインプラントかブリッジをしましょう」
ということでした。
前歯ということもあり非常にショックで受け入れられずセカンドオピニオンで他院さんにも見てもらいました。
そこでも結果は同じでした。
セカンドオピニオンで先生から丁寧に外部吸収とはどういう状態かということと歯が抜ける(グラグラする)のは予測はできないものの、
「簡単に抜けるわけではないから今すぐにというわけではないよ。逆に抜く時が大変(笑)。」
と慰められ心が少し落ち着きました。
あとは、
「歯根膜?が残っている部分を上に引っ張り上げてくるか。でも抜歯は避けられないよ。」
とのことでした
抜くこともショックなのですが、インプラント・ブリッジも長期的な目で見るとどちらも一長一短でどうすれば良いのかと…。
どちらにしてもケアや色んな要因で個人差も大きく何年、年十年持つかは断定できない。
では、持たなくなった後どうなるのかと不安でとても辛いです。
ですが、このサイトやネットを調べているとトライケースとはいえMTAなどがあることを知り、何もしないよりかは少しは長持ちするかもしれないという事に賭けて、少しでもインプラントかブリッジを付ける年齢を遅くしたいと、出来るだけのことをした結果の抜歯だったら今よりかは受け入れられると思い始めました。
ただ、セカンドオピニオンの先生が歯周ポケットの深さを測る器具?を用いて説明してくれた際に
「犬歯側の深さは3oだけど、中切り歯の方は9o」
とおしゃっていたので、MTAや根管治療自体が無理なのでしょうか…?
また、やっぱり何もせず抜歯を待つしかないという場合は柔らかいものでも外部吸収を起こしている歯にはあたらないよう食事した方が良いのでしょうか?
どうか、よろしくお願いいたします。
去年の12月の中頃に3年前に抜髄した右の2番目の前歯に痛みのような違和感を覚え近くの歯医者さんに診察にいきました。
結果は
「外部吸収を起こしている。ただ、まだ年齢も年齢だから歯が本当に使いものにならなかった時・周りの歯に影響が出そうになる時が来たら抜歯してインプラントかブリッジをしましょう」
ということでした。
前歯ということもあり非常にショックで受け入れられずセカンドオピニオンで他院さんにも見てもらいました。
そこでも結果は同じでした。
セカンドオピニオンで先生から丁寧に外部吸収とはどういう状態かということと歯が抜ける(グラグラする)のは予測はできないものの、
「簡単に抜けるわけではないから今すぐにというわけではないよ。逆に抜く時が大変(笑)。」
と慰められ心が少し落ち着きました。
あとは、
「歯根膜?が残っている部分を上に引っ張り上げてくるか。でも抜歯は避けられないよ。」
とのことでした
抜くこともショックなのですが、インプラント・ブリッジも長期的な目で見るとどちらも一長一短でどうすれば良いのかと…。
どちらにしてもケアや色んな要因で個人差も大きく何年、年十年持つかは断定できない。
では、持たなくなった後どうなるのかと不安でとても辛いです。
ですが、このサイトやネットを調べているとトライケースとはいえMTAなどがあることを知り、何もしないよりかは少しは長持ちするかもしれないという事に賭けて、少しでもインプラントかブリッジを付ける年齢を遅くしたいと、出来るだけのことをした結果の抜歯だったら今よりかは受け入れられると思い始めました。
ただ、セカンドオピニオンの先生が歯周ポケットの深さを測る器具?を用いて説明してくれた際に
「犬歯側の深さは3oだけど、中切り歯の方は9o」
とおしゃっていたので、MTAや根管治療自体が無理なのでしょうか…?
また、やっぱり何もせず抜歯を待つしかないという場合は柔らかいものでも外部吸収を起こしている歯にはあたらないよう食事した方が良いのでしょうか?
どうか、よろしくお願いいたします。
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2016-01-07 16:44:28
歯根外部吸収は原因不明という事が多く、原因がわからないものに対して何か対策をするというのも難しいものです。
>MTAや根管治療自体が無理なのでしょうか…?
どうでしょうね?
CTを撮影したりすると多少、何らかの方法が考えられるかもしれません。
(骨の再生療法など)
>やっぱり何もせず抜歯を待つしかないという場合は柔らかいものでも外部吸収を起こしている歯にはあたらないよう食事した方が良いのでしょうか?
不要な力はかけないようにした方がよろしいかと思います。
(咬合調整などで、人工的に当らないようにしてしまう場合もありますし…)
>MTAや根管治療自体が無理なのでしょうか…?
どうでしょうね?
CTを撮影したりすると多少、何らかの方法が考えられるかもしれません。
(骨の再生療法など)
>やっぱり何もせず抜歯を待つしかないという場合は柔らかいものでも外部吸収を起こしている歯にはあたらないよう食事した方が良いのでしょうか?
不要な力はかけないようにした方がよろしいかと思います。
(咬合調整などで、人工的に当らないようにしてしまう場合もありますし…)
相談者からの返信
相談者:
みるくマンさん
返信日時:2016-01-08 01:29:13
櫻井先生、ご返答ありがとうござます!
もしかしたら治療法が全くないわけではないかもしれないのですね。
トライケースでも良いので何かできそうなことはないのか明日行く病院で先生とよくお話をさせていただきたいと思います。
初めに外部吸収の診断が下ってから、食べ物はなるだけ交互に両奥歯に入れるよう食べ物を運び、咀嚼のバランスと吸収を起こしている歯に食べ物が触れないように気を使いながら食事をしていましたが、気を遣いながらの食事なかなか疲れるなと感じています。
例え治療ができ吸収の進行が遅めたれたとしても常に歯の事を気にかけらがらの食事を何か月、何年も続けるのは精神的にも体力的にも辛く感じそうです。
噛めなくてもいいから天然歯を残すのか、抜歯して硬いものでない限りは噛めるようインプラントかブリッジにするのかよく考えたいと思います。
ご返答本当にありがとうございました。
もしかしたら治療法が全くないわけではないかもしれないのですね。
トライケースでも良いので何かできそうなことはないのか明日行く病院で先生とよくお話をさせていただきたいと思います。
初めに外部吸収の診断が下ってから、食べ物はなるだけ交互に両奥歯に入れるよう食べ物を運び、咀嚼のバランスと吸収を起こしている歯に食べ物が触れないように気を使いながら食事をしていましたが、気を遣いながらの食事なかなか疲れるなと感じています。
例え治療ができ吸収の進行が遅めたれたとしても常に歯の事を気にかけらがらの食事を何か月、何年も続けるのは精神的にも体力的にも辛く感じそうです。
噛めなくてもいいから天然歯を残すのか、抜歯して硬いものでない限りは噛めるようインプラントかブリッジにするのかよく考えたいと思います。
ご返答本当にありがとうございました。
回答2
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2016-01-08 15:12:37
極初期の段階なら、根管内に水酸化カルシウムを入れて置いたりしますが、おそらく、今からは、難しいように思います。
回答1
>(骨の再生療法など)
破歯細胞が歯根を食べて、その部分に骨芽細胞が骨を作っていく営み(歯根が骨に置き換えられる)が進行している状態の中で、どのように骨を再生させるのかは大変興味あります。
回答1
>(骨の再生療法など)
破歯細胞が歯根を食べて、その部分に骨芽細胞が骨を作っていく営み(歯根が骨に置き換えられる)が進行している状態の中で、どのように骨を再生させるのかは大変興味あります。
相談者からの返信
相談者:
みるくマンさん
返信日時:2016-01-08 16:24:31
藤森先生ご返答とありがとうございます!
今日診ていただいたところ藤森先生がおっしゃるようにだいぶ進行している為処置はできないということでした。
左1、2番は他院で奥歯の根管治療をしている間に神経まで達していたようで約1年前に抜髄しています。
そして、今回右1番も抜髄するしかないようで前歯の両1、2番、左奥歯1本の合計5本神経がない歯になりました。
自分の今までの行い故の抜髄なので反省しています。
歯磨きは指導していただき気を付けているので歯周病にはなっていませんでした。
先生とよく話し合って救えない歯に悩むよりも今救える歯(虫歯が数本あるので)を救うことを優先に治療をしていくことになりました。
「抜歯をした後の処置はインプラントが一番良いのだけれど、前歯は4本神経がない状態なので後々のことを考えると(インプラントは動かせないから)ブリッジの方が良いのかもしれない」
と次回までに方法をいくつか考えていただけるようになりました。
ただ、神経がない歯だとはいえこのサイトで無髄歯は根管治療がうまくできてケアもしっかりできていたら長く保つこともできるかもしれないという文章を拝見したことと、親知らずは4本あるので保っているいる間に夢物語かもしれませんが医学が進歩(神経移植など)していくかもしれないことを考えると無髄歯でも大きく削ることはもったいないのかなとも感じています。
病気をしたり、事故などに合わなければ70代までは生きていたいと思いますので残りの歯を健康に保っていくよう努力をしたいと思います。
ご返答本当にありがとうございました。
今日診ていただいたところ藤森先生がおっしゃるようにだいぶ進行している為処置はできないということでした。
左1、2番は他院で奥歯の根管治療をしている間に神経まで達していたようで約1年前に抜髄しています。
そして、今回右1番も抜髄するしかないようで前歯の両1、2番、左奥歯1本の合計5本神経がない歯になりました。
自分の今までの行い故の抜髄なので反省しています。
歯磨きは指導していただき気を付けているので歯周病にはなっていませんでした。
先生とよく話し合って救えない歯に悩むよりも今救える歯(虫歯が数本あるので)を救うことを優先に治療をしていくことになりました。
「抜歯をした後の処置はインプラントが一番良いのだけれど、前歯は4本神経がない状態なので後々のことを考えると(インプラントは動かせないから)ブリッジの方が良いのかもしれない」
と次回までに方法をいくつか考えていただけるようになりました。
ただ、神経がない歯だとはいえこのサイトで無髄歯は根管治療がうまくできてケアもしっかりできていたら長く保つこともできるかもしれないという文章を拝見したことと、親知らずは4本あるので保っているいる間に夢物語かもしれませんが医学が進歩(神経移植など)していくかもしれないことを考えると無髄歯でも大きく削ることはもったいないのかなとも感じています。
病気をしたり、事故などに合わなければ70代までは生きていたいと思いますので残りの歯を健康に保っていくよう努力をしたいと思います。
ご返答本当にありがとうございました。
回答3
回答4
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2016-01-08 18:42:10
みるくマン さん、こんばんは。
>ただ、セカンドオピニオンの先生が歯周ポケットの深さを測る器具?を用いて説明してくれた際に「犬歯側の深さは3oだけど、中切り歯の方は9o」とおしゃっていたので、
基本的には外部吸収だけではポケットは深くならないので、診断に少し疑問を感じます。
>ただ、セカンドオピニオンの先生が歯周ポケットの深さを測る器具?を用いて説明してくれた際に「犬歯側の深さは3oだけど、中切り歯の方は9o」とおしゃっていたので、
基本的には外部吸収だけではポケットは深くならないので、診断に少し疑問を感じます。
回答5
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2016-01-08 19:30:35
相談者からの返信
相談者:
みるくマンさん
返信日時:2016-01-09 12:22:41
ご返答ありがとうございます!
→櫻井先生
臨床研究の募集があったようですし、早く一般人でも払える値段で移植が治療法として確立してくれればなと思います!
ただ、断然インプラント派の先生がブリッジにするかどっちが良いのかなと悩んでらっしゃるので(残り3本の無髄歯の事で悩まれているようでした)そこはちゃんとお話をして決めようと思います。
→小牧先生
おはようございます。
セカンドオピニオンで行った先生ではなくより安心納得できる先生にお会いできたのでそちらの先生のところに通院することにしました。
「歯周病になっていませんでした」の書き方が悪かったです。
「進行していませんでした」です。
2年前に少し歯茎が腫れていたのと下奥歯の事で他院に通院していた際に今回9mmの歯のポケットだけが6mmで「軽度の歯周病でしょう」ということでした(あとは2と3でした)治療はせず歯ブラシ指導とスケーリングだけ。
5mmには低下はしました。
ですが、1年近く通っていたころで反対側の前歯2本を抜髄。
初診時から前歯も治療してもらえていたら助かったのではないか…となんだか不信感がぬぐえず(そもそも自分に責任があるのは十分承知していますが)地元の歯医者さんの方に通っていました。
最後の治療が3ヵ月前なのですがその時はまだ5mmでした。
そして今回違和感が出て地元に通院するのは大変だったこともありこっちの歯医者さんに見てもらった結果が外部吸収でした。
なので感染性?外部吸収になってポケットがより深くなったのではと思っています。
今から通院する先生は早めの抜歯のスタンスです。
そして言われたことは
「抜髄の治療を見る限りはそんなに悪い治療をされているわけではないから、抜髄をする時には感染があったのかもしれないね」
です。
そして、そもそも外部吸収は何故起きるの?ではなく神経があれば外部吸収は起こらないのだから、これ以上神経を抜く口内環境をつくらないことが大事だと先生に少し怒られました…。
今まで定期検診(学校ではなく自主的に)やフッ素塗布などしたことがなかったので、今回の治療が終わった後が重要だとを私も抜歯することになってやっと痛いほど分かりました。
これから長い人生なるだけ自分の歯で噛めるよう維持を頑張りたいと思います。
→櫻井先生
臨床研究の募集があったようですし、早く一般人でも払える値段で移植が治療法として確立してくれればなと思います!
ただ、断然インプラント派の先生がブリッジにするかどっちが良いのかなと悩んでらっしゃるので(残り3本の無髄歯の事で悩まれているようでした)そこはちゃんとお話をして決めようと思います。
→小牧先生
おはようございます。
セカンドオピニオンで行った先生ではなくより安心納得できる先生にお会いできたのでそちらの先生のところに通院することにしました。
「歯周病になっていませんでした」の書き方が悪かったです。
「進行していませんでした」です。
2年前に少し歯茎が腫れていたのと下奥歯の事で他院に通院していた際に今回9mmの歯のポケットだけが6mmで「軽度の歯周病でしょう」ということでした(あとは2と3でした)治療はせず歯ブラシ指導とスケーリングだけ。
5mmには低下はしました。
ですが、1年近く通っていたころで反対側の前歯2本を抜髄。
初診時から前歯も治療してもらえていたら助かったのではないか…となんだか不信感がぬぐえず(そもそも自分に責任があるのは十分承知していますが)地元の歯医者さんの方に通っていました。
最後の治療が3ヵ月前なのですがその時はまだ5mmでした。
そして今回違和感が出て地元に通院するのは大変だったこともありこっちの歯医者さんに見てもらった結果が外部吸収でした。
なので感染性?外部吸収になってポケットがより深くなったのではと思っています。
今から通院する先生は早めの抜歯のスタンスです。
そして言われたことは
「抜髄の治療を見る限りはそんなに悪い治療をされているわけではないから、抜髄をする時には感染があったのかもしれないね」
です。
そして、そもそも外部吸収は何故起きるの?ではなく神経があれば外部吸収は起こらないのだから、これ以上神経を抜く口内環境をつくらないことが大事だと先生に少し怒られました…。
今まで定期検診(学校ではなく自主的に)やフッ素塗布などしたことがなかったので、今回の治療が終わった後が重要だとを私も抜歯することになってやっと痛いほど分かりました。
これから長い人生なるだけ自分の歯で噛めるよう維持を頑張りたいと思います。
タイトル | 外部吸収で抜歯と診断された前歯。少しでも長持ちする可能性に賭けたい |
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質問者 | みるくマンさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 21歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療法 根の病気・異常その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。