e-maxは仮留めには不向き?詳細を知りたいです

相談者: takano483さん (25歳:男性)
投稿日時:2016-02-17 23:01:35
e-maxは仮留めに不向きでできないと聞きました。
詳細を教えて頂きたい。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-02-18 09:45:02
おはようございます。

基本的には仮着はできない事はありません。

しかしその仮留めを外す時にほぼ間違いなくe-maxが割れるか、一見して割れていなくとも、目には見えないクラックが生じてしまいます。


故に「仮着できない」のではなく「仮着はしない」と表現するのが正しいかも知れません。

オールセラミック系統のものではジルコニアは仮着可能です。

4人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-02-18 13:15:02
takano483さん、こんにちは。

e-maxに関するご質問ですね。

>e-maxは仮留めに不向きでできないと聞きました。
>詳細を教えて頂きたい。

お調べしたところ仮着をはずす時に割れることがあるため、仮着を推奨しないということでした。
仮着をはずす器具や力加減で差がでるためかと思います。

当院ではe-maxの適応部位は前歯部としており、仮着を行っていますが仮着をはずすときや、その後の本着(最終的な接着)後も仮着が原因の破折はいままでありません。

治療部位や、治療目的、歯科医師技工士の技術力などによって適応できるクラウンの材質やレベルは変わりますので、医院によって様々な対応があるかもしれません。

ご参考まで

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-02-18 14:00:43
蛇足ですが、、、

e-maxジルプレスという物があり、酸化ジルコニウムのフレームの上にe-maxをプレスして作るため仮着が可能ですが、いわゆるe-maxで作られたクラウンとは違うものと考えます。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2016-02-18 16:38:30
>e-maxは仮留めに不向きでできないと聞きました。

そんなことないですよ、 
うちでは、仮着けで1〜2年歯茎の様子を診て、それから問題なければ最終的に接着することもあります。

当然、割れやすいなどの問題点もあるので管理には神経使いますけどね

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: takano483さん
返信日時:2016-02-18 21:53:12
田中先生・秋馬先生・タカタ先生
お忙しい中、丁寧にご回答して下さいましてありがとうございます。

ジルコニアとe-maxの二つがよく比較対象になっている印象を受けます。
その中で両方の長所と短所を解説している歯科医院のHP等を色々見て調べてみたのですが、e-maxの仮着についての情報はありませんでした。
そこで疑問に思うことが幾つかあります。

@「ジルコニアは仮着出来て、e-maxは仮着を推奨しない」としたらそれはe-maxの短所に当たらないのでしょうか?
ジルコニアとe-maxを比較したとき、個人的にはe-maxの方が優れていると考えていました。

A仮着して作る長所としては、やり直しがきく点だと解釈しています。
一般的にe-maxは仮着を推奨しないという事は、いきなり本着を入れるということですか?
その場合、もし合わなかったらどのような処置がなされるのでしょうか?

Be-maxの強度は400Mpaあるのに、何故割れやすいのでしょうか?

Ce-maxとジルコニアどちらが新しく出た順のセラミックですか?

De-max・ジルコニアについてあまり知られていないだろうと思われる情報をご存じでしたら教えて頂ければ幸いです。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2016-02-19 14:03:06
@
短所というかどうかは微妙な話ですが、それに勝る精度と審美性があると思います。
もちろん技工士さんの技量でジルコニアも相当の審美性も精度もでますが、根本的に違う素材ですし、制作方法も全く異なるので比較するべきは本当に適材適所なのか?という点だと考えております。

A
E-maxは合わせて適合や色など問題がありそうな場合には再製作・または再印象(型採り)となりますが、それはジルコニアも同じと思います。

そもそも仮着したい理由がここではわかりません。

担当医がなぜ装着(仮着)後に何がしかの経過を追いたいために仮着を提言しているのでしょうか?

何か問題が出そうな場合は、一般的にはテンポラリークラウンで経過観察する方が通常と考えます。

B
割れやすいとは思いません。
ジルコニアと比較すれば、当たり前ですが組成が全く違うため数値的には見劣りするかも知れませんが、割れやすいとは思えません。

割れる場合の原因は素材ではなく、その素材に合った作り方であったり咬合の与え方であったりと、別の要因が絡むからでしょう。

C
歯科用としての応用が広まったのはE-Maxが先だったように思います。
素材の開発の時期で言えばどちらも古くから始まっていると思いますのでちょっとわかりません。


D
ある意味余談ですが( ̄ー ̄;

ジルコニアに限ったことではありませんが、そもそも「硬い」といことと「頑丈である」という意味を間違って捉えていらっしゃる方が多いように思えます。

セラミック素材は硬いが故に脆いという性質を持っています。
ここでいう硬いは何かに擦りつけても削れにくいという「表面硬さ」です。
ガラスにキズをつけようとすると、かなり尖った硬い物でなければ大変ですね。
だからガラスを切る道具の先端にはダイヤモンドが使われます。

しかし同じその傷つけられないような素材(例えば木材)でも、ガラスに当ててコンッと叩くとあっさり割れてしまいます。


要はその素材にどんな物性を求めているのかなのですが、この「物性」という言葉が曲者です。

どうも一般の方から聞くと「物性が良い」=「頑丈」と思いたいようなのですが全く意味が違います。

物性にもいろいろなものを指すので、何に使うためにどんな物性を求めるのかが大事なことであり、頑丈というひとくくりの単語で語るには言葉足りなすぎるわけです。

例えば、

> Be-maxの強度は400Mpaあるのに、何故割れやすいのでしょうか?

数値から何の強度かは私は推測できますが、一般の方はこれが圧縮強度試験の事なのか曲げ強度試験の結果なのかは考えませんよね。
それで当たり前だと思います。

だとするとその特性による適材適所を考えて提供するのが歯科医療の側であり、かなり硬い材料を使ったからといって長持ちするわけではありません。

逆に硬いが故に咬合を破壊してしまうケースもありますので、一概に頑丈であればよいというようにはならないでしょう。

何事もバランスかと思っています。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2016-02-19 15:25:44
>@「ジルコニアは仮着出来て、e-maxは仮着を推奨しない」としたらそれはe-maxの短所に当たらないのでしょうか?
>ジルコニアとe-maxを比較したとき、個人的にはe-maxの方が優れていると考えていました。

どちらもいいですよ。
ただ、ジルコニアの最も透明なものでさえも、e.maxにその透明感が届かないので、審美的に仕上げる目的で言えばe.maxに軍配が上がります


>A仮着して作る長所としては、やり直しがきく点だと解釈しています。
>一般的にe-maxは仮着を推奨しないという事は、いきなり本着を入れるということですか?
>その場合、もし合わなかったらどのような処置がなされるのでしょうか?

ぶっ壊してやり直しです


>Be-maxの強度は400Mpaあるのに、何故割れやすいのでしょうか?

その強度は最初だけです。
3年も経てば強度は半分です

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2016-02-19 16:13:08
>@「ジルコニアは仮着出来て、e-maxは仮着を推奨しない」としたらそれはe-maxの短所に当たらないのでしょうか?
>ジルコニアとe-maxを比較したとき、個人的にはe-maxの方が優れていると考えていました。

e-maxの仮着を推奨しないということははっきりした文面では存在しないと思います。
作製する側が破折のトラブルを未然に防ぐために言っているのではないでしょうか。
また、ジルコニアでも破折することもあります。


>A仮着して作る長所としては、やり直しがきく点だと解釈しています。
>一般的にe-maxは仮着を推奨しないという事は、いきなり本着を入れるということですか?
>その場合、もし合わなかったらどのような処置がなされるのでしょうか?

当院では自由診療クラウンは通常仮着していますが、ほとんどの場合そのまま本着(最終的な接着)になります。
海外や遠方からいらしていて、治療期間に余裕が無い場合は仮着なしで本着(最終的な接着)することもあります。
基本的に仮着時にクラウンが合うように形やかみ合わせを調整します。
万が一本着後に不具合が発生した場合、お口の中(口腔内)で調整できればそのまま調整します。出来ない場合は壊してはずして再度つくりなおします。


>Be-maxの強度は400Mpaあるのに、何故割れやすいのでしょうか?

当院では特に割れやすいというイメージはありませんが、以下のことが考えられます。

e-maxクラウンは、歯ぐきぎわ(マージン部)の厚みが、ジルコニアクラウンよりも薄くて良いという指示になっています。
この差が一つ原因として考えられます。
同じような厚さになるように作成すれば、解消されることかもしれません。

また、e-maxはニケイ酸リチウムを使用したガラスセラミックスと呼ばれる素材です。
ガラスであるため強度はあるものの、衝撃に弱い傾向があります。
これは仮着を除去するときに使用する器具と力加減で解消できます。


>Ce-maxとジルコニアどちらが新しく出た順のセラミックですか?

おそらくジルコニアフレームが1998年頃、e-maxが2008年頃のようです。
ただしe-maxはその祖先となるキャスタブルセラミックスのエンプレスが1980年代に出ています。
また、双方とも年々新しい種類が出てきています。


>De-max・ジルコニアについてあまり知られていないだろうと思われる情報をご存じでしたら教えて頂ければ幸いです。

e-maxといっても以下のように種類が結構あります。

IPS e.max プレス ステイン法
IPS e.max プレス カットバック法   
IPS e.max プレス レイヤリング法
IPS e.max キャド ステイン法
IPS e.max キャド カットバック法
IPS e.max キャド レイヤリング法

詳細は割愛しますが、それぞれの特徴がありますが一般的は歯科医院では知られていないかもしれません。

ジルコニアに関しては、プレスは無くキャドのみですがe-maxと同様に製作方法があるだけではなく、メーカーによる違いもあり、最近ではやや透明感のある素材の違うものも出てきています。

一般の歯科医院ではメーカーによる違いなども意識していないことが多いかと思います。

ご参考まで




タイトル e-maxは仮留めには不向き?詳細を知りたいです
質問者 takano483さん
地域 非公開
年齢 25歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ オールセラミック(陶器の被せ物)
クラウン(差し歯・被せ)その他
補綴関連
材料・機材関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

Total total
今日 今日
昨日 昨日