歯根破折で抜歯後にインプラントか義歯かで迷い決められない

相談者: エメラルドさん (37歳:女性)
投稿日時:2016-02-22 07:13:59
以前、「歯根破折による抜歯後にインプラントを入れるまでの補綴について」と質問させていただきました。


今通っている歯科医抜歯しようと思うと伝えたところ、入れ歯なら顎の骨が溶けても関係ない(問題ない)し、インプラントをしたいのであってもこのまま置いておいた方が良い時もある(理由は忘れました)と言われて、そういうものなら…とそのままにしています。
ただどうしてもこちらの歯科医への違和感が拭えません…。

先日、インプラント治療を扱っているところでCT等を撮ったところ、左上4番の他に5番も破折しており骨がかなり溶けて無くなっていることが分かりました。

また右上2番の先に嚢胞が見られるとのことでした(左右1,2番の計4本は幼い頃に神経を抜いています)。


インプラント埋入の際は、抜歯後骨の治りが早い何かを入れ、骨の回復を数ヶ月待ってからインプラント、数年後に埋入する場合は骨の形成から始めるので、期間も金額も、体力的にも大変になる、と言われています。

また、今回が初めての抜歯で残存歯も多いため、義歯を入れて周りの歯がダメになっていくのは勿体無いとも言われました。
とは言え、幼い頃に今回の左上4,5左右1,2左下6右下6の神経を抜いています。



ここで迷いました。
診断前は4,5の2本インプラントを入れようと思っていたのですが、右上2番の根管治療を行い、その後前歯もダメになったとき、その都度インプラントを選択していくことになると、経済的に可能なのかと不安になりました。
全くできなくは無いですが、インプラントは一生ものではないと言いますし…。

また、以前友人が義歯にしたとき、義歯の取り外しを繰り返した結果、隣在歯がグラグラになってしまい結局はそれもダメになったそうです。
そういう話を聞くと、インプラントの方がお金はかかっても周りの歯を守れて良いのかとも思います。

しかし、インプラントは周囲炎くらいしかデメリットを聞かないのですが、安全なのでしょうか。
インプラントがダメになったら義歯での対応になるのでしょうか。


情報が多くて混乱している一方、骨の溶け具合を考えても早急に決断しなければならないのだと思います。
纏まりの無い文ですが、何かアドバイスを頂けると助かります。

尚、現在婚約中で2〜3年の間に妊娠を望んでいますが、先にインプラントの埋入だけ済ませることも考えました。
婚約者はこの手の話を散々聞いてウンザリしており、話をすることを拒否し私に任せると言っています(支払いは私の貯金から)


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-02-22 08:01:10
エメラルド さん、こんにちは。

>どうしてもこちらの歯科医への違和感が拭えません…。

そう考えるのでしたら、転院しか無いように思います。


インプラントは一生ものではないと言いますし…。
>インプラントは周囲炎くらいしかデメリットを聞かないのですが、安全なのでしょうか。

インプラント治療は、ちゃんと診査が出来、ルーティンな手順で治療が進めば、殆どの場合、安全な治療方法です。

どのような治療方法もそうですが、一生ものといった治療方法はあり得ませんし、メンテナンスに通い続けなければ、寿命が短縮してしまう可能性が高くなります。


>婚約者はこの手の話を散々聞いてウンザリしており、話をすることを拒否し私に任せると言っています

これからの人生を鑑みると、個人的には、こちらの方が心配です。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-02-22 08:26:17
ご相談ありがとうございます。

抜歯インプラント義歯

どちらもメリット、デメリットがあります。
また別の選択方法もあります。

つまり、どんな物をこれから入れるのか、という選択と、それともう一つなぜ歯や骨が失われてきたのかという原因への治療をするかしないか、という選択の総合的な方法です。

具体的にはどちらがベターかという選択ができ、原因から変えてもう歯や骨が失われないという将来も手に入れる方法です。
どちらを選んだとしても、もし一生ご自分の歯が残れば、もう迷うことは終わりになるはずです。

それによりお悩みの下記も解決するかもしれません。

>その都度インプラントを選択していくことになると、経済的に可能なのかと不安になりました。

>義歯の取り外しを繰り返した結果、隣在歯がグラグラになってしまい結局はそれもダメになったそうです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: エメラルドさん
返信日時:2016-02-25 07:21:17
小林先生、さがら先生、ご返信ありがとうございます。

抜歯後の補綴方法は様々あり、どれを選択しても使い方によっては予後が異なるのだというのが分かります。
また、どれを選択しても、後悔するかしないかは後にならないと分からないのだなと思います。


今は、抜歯後半年程でインプラント埋入までできるならやり、妊活(妊娠・出産後)に上物を取り付け、そのタイミングが合わないようなら義歯かな…と考えています。


インプラントについて少し質問させてください。

1. 骨に埋入したあと上物が壊れてしまい、骨と癒着したインプラントだけが残った場合など、インプラントの後に義歯を選択は可能なのでしょうか?(通常は逆だと聞きます)
インプラントの後に取れる選択肢というのはあるのでしょうか?


2.長い時間インプラントをつけていて、顎の骨に負担は無いのでしょうか?
私は食いしばりの癖があるのではないかと自身で感じており、いずれ顎の骨が折れたりしないのかと思いました。


取り留めが無い質問になってしまいましたが、どうぞよろしくお願いします。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-02-25 07:38:15
>骨と癒着したインプラントだけが残った場合など、インプラントの後に義歯を選択は可能なのでしょうか?

インプラント体にアタッチメントを装着したオーバーデンチャーなら、よく在りますね。


>長い時間インプラントをつけていて、顎の骨に負担は無いのでしょうか?

経時的なことは心配ないかと思いますが、「私は食いしばりの癖があるのではないかと自身で感じて」いるのでしたら、是正指導を受けておくことが望ましいように思います。

* 参考になる過去ログ

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2016-02-25 08:06:06
おはようございます。

>「左上4番破折の疑いがあり、抜歯後は入れ歯を勧められている

個人的には接着再植法をお勧めいたします。うまく行けば入れ歯やインプラントで悩むことはなくなります。

接着再植法 http://yamadashika.jugem.jp/?search=%C0%DC%C3%E5%BA%C6%BF%A2%CB%A1&x=0&y=0

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: エメラルドさん
返信日時:2016-02-28 09:56:28
小林先生、ご回答ありがとうございます。

インプラントの後に義歯装着というのも可能なのですね。
アタッチメント義歯ではなく、保険適用の義歯などもできるのでしょうか?


先日インプラントの説明を受けた医院で、インプラント埋入後の数年間は仮歯ではなく義歯を装着することは可能か聞いたところ、可能だが、私の場合はクラスプ犬歯にかかって見えると言われました。

現在かかっている歯科医は義歯の場合犬歯にかからないよう、後ろの5,6番にクラスプをかけると話しており(当時は5番が折れてるとは思っていませんでした)その旨話したところ、その設計も可能だが義歯がグラついて安定しないと言われました。
何れにせよ、4,5番欠損時の義歯はクラスプが見えるのでしょうか?



今回破折した歯も含め抜髄歯は計8本あり、その内4本がど真ん中の前歯です。全てインプラントで補う場合、費用が高額になるため、インプラント治療はあまり現実的では無いのではないか、そんなに何本もインプラントを入れると手入れが大変ではないかと不安もあり、「金具(クラスプ)が見えず審美面が良く、耐久性も比較的長いのでインプラント」と考えていましたが、歯の治療以外にも生活費はかかりますし、果たしてそれでインプラントに踏み切るべきか迷っています。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: エメラルドさん
返信日時:2016-02-28 10:05:08
山田先生、ご回答ありがとうございます。

歯科医より歯根破折の話を聞いた際、その後の処置として接着療法も上げられました。
が、その後接着療法の話を聞くと噛めないし予後が不良であることから、止められました。

他の歯科でも話を聞いたのですが、自牙をかなり削っているため接着療法は難しいだろうこと、CTを撮った際2箇所破折箇所が認められたのもあり、接着療法は選択肢から外しております。



タイトル 歯根破折で抜歯後にインプラントか義歯かで迷い決められない
質問者 エメラルドさん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯のひび割れ、破折で抜く予定
インプラント治療法
部分入れ歯 その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい