レントゲンの影の有無と治療方法が2件の歯医者で異なる
相談者:
ちょことろさん (24歳:女性)
投稿日時:2016-03-14 11:04:57
2つの歯医者さんの診断が異なり、迷っています。
片方の歯医者ではレントゲンに黒い影があったのですが、もうひとつの歯医者では写っていませんでした。
これはなぜですか。
長文で申し訳ないのですが、よろしくお願いいたします。
2、3年前から、右上5、6番(どちらも銀歯で、深い虫歯でした)の間を歯ブラシの毛先をいれるように磨いたり先の細いものでつつくと、ずきっと痛みがあり、冷たい水もしみます。
また今はないのですが、半年前は自発痛もありました。
いつも通っていたA歯医者の診断は、
「虫歯はない。
神経深くまで削った歯なので、そのせい。
痛みが強くなるようだったら神経を取らなければならない」
といわれました。
5番と6番どちらがが痛むのかわからなかったのと、痛みがまだ我慢できる範囲でしたので、少し様子をみていました。
半年前に、違うB歯医者に行ったところ、
「レントゲンを見る限り、右上6番に黒い影がある。
前に治療した詰め物の影かもしれないし、虫歯かもしれない。
削ってみないとわからない。
5,6番の間がずきっと痛むのは、銀歯が古くなっているのかもしれない。
歯医者さんに6番を触られた時、ずきっと痛みがあったので、6番が原因だと思う。」
と診断されました。
「次回、右上6番を開けてみましょう。
ただ、レントゲンを見ると、黒い影が非常に神経に近いのでもし神経が見えたら神経を取ることになります。」
と言われました。
その時は6番を治療しようと思ったのですが、しばらくして、もし虫歯でなく詰め物で、削っている内に神経が見えてしまい、神経を取ることになったらもったいないなぁと考えるようになりました。
しみたり、磨くと痛みはありますが一瞬ですし、最近は自発痛もないです。
その歯を治療してもらったA歯医者で黒い影は詰め物なのか聞いてみようとおもい、受診しました。
レントゲンをとってもらったところ、黒い影が写っていませんでした。
診断は前回と一緒でした。
5番と6番の間が痛いと実際につついてみせたら、5番をつついてるように見えるといわれました。
前置きが長くなりすみません。
質問なのですが、なぜ黒い影が写らなかったのでしょうか。
A歯医者は一部だけレントゲンを取りました(口の中に大きい金具?を入れて取る)。
一方、B歯医者は全体の歯を取ったレントゲン(あごをのせて機械が顔の周りを回る)でした。
それが原因でしょうか?
また、治療するべきかも迷っています。
A歯医者では痛みが我慢できなくなるようだったら、神経を取り、今は様子を見ましょう。という診断。
B歯医者さんは銀歯をあけて見ましょうという診断です。
長文で、すみません。よろしくお願いします。
片方の歯医者ではレントゲンに黒い影があったのですが、もうひとつの歯医者では写っていませんでした。
これはなぜですか。
長文で申し訳ないのですが、よろしくお願いいたします。
2、3年前から、右上5、6番(どちらも銀歯で、深い虫歯でした)の間を歯ブラシの毛先をいれるように磨いたり先の細いものでつつくと、ずきっと痛みがあり、冷たい水もしみます。
また今はないのですが、半年前は自発痛もありました。
いつも通っていたA歯医者の診断は、
「虫歯はない。
神経深くまで削った歯なので、そのせい。
痛みが強くなるようだったら神経を取らなければならない」
といわれました。
5番と6番どちらがが痛むのかわからなかったのと、痛みがまだ我慢できる範囲でしたので、少し様子をみていました。
半年前に、違うB歯医者に行ったところ、
「レントゲンを見る限り、右上6番に黒い影がある。
前に治療した詰め物の影かもしれないし、虫歯かもしれない。
削ってみないとわからない。
5,6番の間がずきっと痛むのは、銀歯が古くなっているのかもしれない。
歯医者さんに6番を触られた時、ずきっと痛みがあったので、6番が原因だと思う。」
と診断されました。
「次回、右上6番を開けてみましょう。
ただ、レントゲンを見ると、黒い影が非常に神経に近いのでもし神経が見えたら神経を取ることになります。」
と言われました。
その時は6番を治療しようと思ったのですが、しばらくして、もし虫歯でなく詰め物で、削っている内に神経が見えてしまい、神経を取ることになったらもったいないなぁと考えるようになりました。
しみたり、磨くと痛みはありますが一瞬ですし、最近は自発痛もないです。
その歯を治療してもらったA歯医者で黒い影は詰め物なのか聞いてみようとおもい、受診しました。
レントゲンをとってもらったところ、黒い影が写っていませんでした。
診断は前回と一緒でした。
5番と6番の間が痛いと実際につついてみせたら、5番をつついてるように見えるといわれました。
前置きが長くなりすみません。
質問なのですが、なぜ黒い影が写らなかったのでしょうか。
A歯医者は一部だけレントゲンを取りました(口の中に大きい金具?を入れて取る)。
一方、B歯医者は全体の歯を取ったレントゲン(あごをのせて機械が顔の周りを回る)でした。
それが原因でしょうか?
また、治療するべきかも迷っています。
A歯医者では痛みが我慢できなくなるようだったら、神経を取り、今は様子を見ましょう。という診断。
B歯医者さんは銀歯をあけて見ましょうという診断です。
長文で、すみません。よろしくお願いします。
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-03-14 11:26:53
こんにちは。
レントゲン写真は影絵ですから撮影方向によって写ってくる内容が異なります。
口蓋が深い方の場合デンタル写真ではある一定の方向に取れやすい場合がありますからお口の中に何も入れずに撮影できるパノラマ写真とは異なった方向の影絵に写ることはよくあります。
今回の場合、症状を改善したいならば金属を除去してもしかしたら2次ウ蝕になっている部分を綺麗に除去して再度薬物で殺菌して型どりしてしばらく仮封剤で仮に詰めてその後、仮封をとって殺菌して何らかの刺激のあるセメントで最終修復物を合着するという弱って刺激に敏感になっている歯にとっては割と大変な治療が必要になるでしょう(とはいえこの一連は通常の虫歯治療です)
深い虫歯の再治療の場合は、神経が治療に耐えられない場合もありますし、治療の際中に神経が露髄することも十分考えられます。
ですからあまり気にせずどんどん治療を進めていく歯科医院でされるよりも時間をかけて神経を出来るだけ温存する方法を採用してくれている歯科医院で治療を受けられたほうがよいような気がします。
神経を取ってしまうと歯は枯れ木状態になってしまうのでまだお若いですからできるだけ神経を温存してくれる歯科医院を探して虫歯の再治療を受けられることをお勧めします。
レントゲン写真は影絵ですから撮影方向によって写ってくる内容が異なります。
口蓋が深い方の場合デンタル写真ではある一定の方向に取れやすい場合がありますからお口の中に何も入れずに撮影できるパノラマ写真とは異なった方向の影絵に写ることはよくあります。
今回の場合、症状を改善したいならば金属を除去してもしかしたら2次ウ蝕になっている部分を綺麗に除去して再度薬物で殺菌して型どりしてしばらく仮封剤で仮に詰めてその後、仮封をとって殺菌して何らかの刺激のあるセメントで最終修復物を合着するという弱って刺激に敏感になっている歯にとっては割と大変な治療が必要になるでしょう(とはいえこの一連は通常の虫歯治療です)
深い虫歯の再治療の場合は、神経が治療に耐えられない場合もありますし、治療の際中に神経が露髄することも十分考えられます。
ですからあまり気にせずどんどん治療を進めていく歯科医院でされるよりも時間をかけて神経を出来るだけ温存する方法を採用してくれている歯科医院で治療を受けられたほうがよいような気がします。
神経を取ってしまうと歯は枯れ木状態になってしまうのでまだお若いですからできるだけ神経を温存してくれる歯科医院を探して虫歯の再治療を受けられることをお勧めします。
回答2
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2016-03-14 12:55:32
ちょことろ さん、こんにちは
>質問なのですが、なぜ黒い影が写らなかったのでしょうか。
>A歯医者は一部だけレントゲンを取りました(口の中に大きい金具?を入れて取る)。
>一方、B歯医者は全体の歯を取ったレントゲン(あごをのせて機械が顔の周りを回る)でした。それが原因でしょうか?
B歯科医院で撮ったレントゲンはおそらくパノラマと言われるのもで、歯の中の虫歯を診断するには向かない撮影方法です。
パノラマで怪しいと思えば、デンタルを撮って確認するのが基本的だと思います。
パノラマだけで虫歯を診断するのは多くの場合誤りと考えても良いと思います。
A歯科医院で撮ったレントゲンはおそらくデンタルというものでしょう。
こちらの方が正確な診断ができると思います。
ただし、デンタルでも少し角度を変えるだけで、黒い影が映ったり映らなかったりすることもあります。
1枚だけで診断できない場合は、角度を変えて数枚撮影するとよりはっきりとわかることもあります。
>また、治療するべきかも迷っています。
>A歯医者では痛みが我慢できなくなるようだったら、神経を取り、今は様子を見ましょう。という診断。
>B歯医者さんは銀歯をあけて見ましょうという診断です。
どちらの方法も悪くないと思いますが、もし私なら、A歯科医院で角度を変えてもう数枚のレントゲンを撮ってもらい、それでも診断がつかなかったら、銀歯を開けて診てもらうというようにお願いすると思います。
>質問なのですが、なぜ黒い影が写らなかったのでしょうか。
>A歯医者は一部だけレントゲンを取りました(口の中に大きい金具?を入れて取る)。
>一方、B歯医者は全体の歯を取ったレントゲン(あごをのせて機械が顔の周りを回る)でした。それが原因でしょうか?
B歯科医院で撮ったレントゲンはおそらくパノラマと言われるのもで、歯の中の虫歯を診断するには向かない撮影方法です。
パノラマで怪しいと思えば、デンタルを撮って確認するのが基本的だと思います。
パノラマだけで虫歯を診断するのは多くの場合誤りと考えても良いと思います。
A歯科医院で撮ったレントゲンはおそらくデンタルというものでしょう。
こちらの方が正確な診断ができると思います。
ただし、デンタルでも少し角度を変えるだけで、黒い影が映ったり映らなかったりすることもあります。
1枚だけで診断できない場合は、角度を変えて数枚撮影するとよりはっきりとわかることもあります。
>また、治療するべきかも迷っています。
>A歯医者では痛みが我慢できなくなるようだったら、神経を取り、今は様子を見ましょう。という診断。
>B歯医者さんは銀歯をあけて見ましょうという診断です。
どちらの方法も悪くないと思いますが、もし私なら、A歯科医院で角度を変えてもう数枚のレントゲンを撮ってもらい、それでも診断がつかなかったら、銀歯を開けて診てもらうというようにお願いすると思います。
相談者からの返信
相談者:
ちょことろさん
返信日時:2016-03-14 17:30:17
船橋先生、お忙しい中ご回答いただきありがとうございました。
又、長文にもかかわらず目を通してもらいありがとうございました。
レントゲンの種類によって、写りが異なることがあるんですね。
どちらを信じればいいのか悩みますね。
先生のおっしゃるように、神経はなるべく残していきたいなと考えています。
どうもありがとうございました。
又、長文にもかかわらず目を通してもらいありがとうございました。
レントゲンの種類によって、写りが異なることがあるんですね。
どちらを信じればいいのか悩みますね。
先生のおっしゃるように、神経はなるべく残していきたいなと考えています。
どうもありがとうございました。
相談者からの返信
相談者:
ちょことろさん
返信日時:2016-03-14 17:41:32
小牧令二先生、お忙しい中ご回答いただきありがとうございます。
又、長文にもかかわらず目を通してもらいありがとうございました。
B歯科医院のHPをみたところ、デジタルレントゲンと書いてありました。
これはパノラマ?なんでしょうか。
デンタルのほうが虫歯診断に向いているのですね。
パノラマの方が画像がきれいだったので、反対かと思っておりました。
A歯科医院では、「虫歯ではない、異常はないよ」と言われているので、更に角度を変えて、レントゲンを撮ってくださいというのはなかなか言い辛いところです。
ほかの医院では影が写っていたので、と言えたらいいのですが・・・。なるべく先生に気を悪くしてほしくないのですが、どのように言ったらいいなどありますか?
又、長文にもかかわらず目を通してもらいありがとうございました。
B歯科医院のHPをみたところ、デジタルレントゲンと書いてありました。
これはパノラマ?なんでしょうか。
デンタルのほうが虫歯診断に向いているのですね。
パノラマの方が画像がきれいだったので、反対かと思っておりました。
A歯科医院では、「虫歯ではない、異常はないよ」と言われているので、更に角度を変えて、レントゲンを撮ってくださいというのはなかなか言い辛いところです。
ほかの医院では影が写っていたので、と言えたらいいのですが・・・。なるべく先生に気を悪くしてほしくないのですが、どのように言ったらいいなどありますか?
回答3
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2016-03-14 17:54:48
ちょことろ さん、こんにちは。
デンタルもパノラマもどちらも、デジタルとアナログがあります。
B歯科医院はデジタルのパノラマで撮影したということではないでしょうか。
気を悪くするかどうかは先生のキャラクター次第ですからね。
私なら率直にありのままを話します。
デンタルもパノラマもどちらも、デジタルとアナログがあります。
B歯科医院はデジタルのパノラマで撮影したということではないでしょうか。
気を悪くするかどうかは先生のキャラクター次第ですからね。
私なら率直にありのままを話します。
相談者からの返信
相談者:
ちょことろさん
返信日時:2016-03-14 18:22:23
小牧先生、度々の回答どうもありがとうございます。
デジタルとアナログがあるんですね
。勉強になりました。
そうですね、結局のところ、先生次第になりますよね。
どうもありがとうございました。
デジタルとアナログがあるんですね
。勉強になりました。
そうですね、結局のところ、先生次第になりますよね。
どうもありがとうございました。
タイトル | レントゲンの影の有無と治療方法が2件の歯医者で異なる |
---|---|
質問者 | ちょことろさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 24歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 その他(歯科治療関連) レントゲン写真 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。