最新の削らない虫歯治療について

相談者: てえちゃんさん (46歳:女性)
投稿日時:2016-04-09 00:28:50
最新の削らない虫歯治療で、カリソルブとドックベストセメントとゆう治療法があるのを、ネットで知ったのですが、どちらがいいとされていますか?

扱っている医院が少ないですし、両方を扱っている所も少ないですので、どちらかに絞って、歯科探ししないといけませんが、自分で調べてもどっちがいいかわからないので、アドバイス宜しくお願い致します。

MI治療も、同時に知りたいです。

宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-04-09 02:09:42
カリソルブは日本では発売中止になっているように思います。
ドッグベストセメントには否定的な歯科医もいると思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-04-09 12:03:51
>どちらがいいとされていますか?

個人的にはどちらもいいと思いません。

これら「薬剤を使った虫歯治療のコンセプト」に疑問を感じます。

実際にどのような処置が行われているのか知る由もありませんが、

 虫歯の状態がしっかり見えない(わからない)
 だから削り残しや削りすぎになる
 それであれば、わざと削らないようにして薬剤を使って菌を殺す
 しかし薬剤の効果は不確実
 うまくいくこともあるが、失敗することも多々ある
 うまくいけば良いが、失敗すれば神経取りになる
 当院に逃げてくる患者さんは基本的に後者

というのが、過去に僕の診てきた「薬剤を使った虫歯治療」です。

なので、個人的にはうまくいくか、いかないかは「運」ではないかと考えます。


歯科治療において、患者さんはうまくいかなかった場合、転院されることが多いように思いますので、「薬剤を使った虫歯治療をする先生」は「うまくいったケース」は残り、自信をもって「薬剤治療を勧める」のでしょうが、「うまくいかなかったケース」を診る事は少ないと思います。
(これは僕にも言えることですが)


なので、個人的には少なくとも一番最初の「虫歯の状態をしっかり見る」のが重要ではないかと考えます。

そのためには裸眼での観察ではなく、マイクロスコープや強拡大ルーペの使用が前提となります。


>MI治療も、同時に知りたいです。

MIとはただ単に「小さく削る事」ではありません。

(1)口腔内細菌叢の改善
(2)患者教育
(3)エナメル質および象牙質の非う窩性病変の再石灰化
(4)う窩性病変への最小の外科的介入
(5)不良修復物の修理

この5つが達成されて初めて「MI」と言えます。


したがって、虫歯はマイクロスコープや強拡大ルーペを使い、必要最小限の削りでしっかり治療し、その後、歯科衛生士によって予防メインテナンスを継続して行ってくれる歯医者さんを探されるのがよろしいのではないでしょうか。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-04-09 14:31:15
>最新の削らない虫歯治療で、カリソルブとドックベストセメントとゆう治療法があるのを、ネットで知ったのですが、どちらがいいとされていますか?

結構(10年以上?)前からありますよ。
あまり普及してませんね

広まらない理由としては

1.効果がそれほどない
2.術式が難しい、もしくは適応できるケースが少ない
3.採算があわない

などが考えられますが、上記の方法は保険外なので3の可能性はありませんので、1もしくは2ということになるかと思います。


>MI治療も、同時に知りたいです。

健全な歯質をできるだけ除去しないのがMIですので、カリソフブは罹患歯質のみを除去できるまさにMI、ドックベストはさらにすごくて罹患歯質を残しても大丈夫というMIを超えた考え方かと思いますが、両者とも罹患歯質の残存による再発を多くの歯科医師が懸念しているようです。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: てえちゃんさん
返信日時:2016-04-09 17:53:15
お三方の先生方、有難うございました。

自分自身、小さい頃に、初めて歯科に行った際、歯科治療が怖過ぎて、歯科の先生に怒鳴られた経験から、歯科に行けなくなり、その間に虫歯が進行し過ぎて、口の中がギンギラギンになってしまってるので、子供達には、負担が少なく済む様に、今の、なるべく削らない治療とゆうのは、すばらしいなと思っています。

死ぬまで、自分の歯で、健康に過ごさせたいですもんね。

有難うございました。

矯正虫歯治療ホワイトニングについて、まだ調べ中ですので、又、質問させて頂きますので、宜しくお願いします。



タイトル 最新の削らない虫歯治療について
質問者 てえちゃんさん
地域 非公開
年齢 46歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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