インプラント、1回法か2回法か?(カナダ)

相談者: irebaさん (47歳:女性)
投稿日時:2016-05-11 10:07:04
こんにちは。
以前に前歯差し歯が外れてしまい、エクストルージョンで歯を残せるか相談したものです。

現在カナダ在住です。


結局、カナダで、エクストルージョンの治療ができるかもしれないと言われた歯医者さんは一人いました。

ただ、どの歯医者さんも長く持つことは不可能かもしれないということで、諦めました。


現在インプラントの治療について、調べています。

何箇所か、インプラントをやっている専門医に説明を聞きました。
手順は、

抜歯 -->4カ月待つ-->骨を埋める-->4か月待つ-->インプラント手術-->最終クラウンを装着

という流れでした。
待っている間は、こちらでは、仮歯ではなく、入れ歯とのことでした。


今日伺った歯医者では、1度に、抜歯とインプラントの埋め込みをして、仮歯とのことでした。

いろんなサイトに、1回法より、2回法の方が成功率が高いということで、2回法が良いと思っていました。


今日伺った、歯医者さんがおっしゃるには、

『入れ歯を入れてしまうと、歯茎が縮んでよくないから、即日仮のクラウンを入れる』

とのことでした。

『今はインプラントの2回法は古い方法』

とのことでした。


私としては、失敗がすくなく、前歯なので見た目もきれいに治療できる方を選択したいと思っています。

1回法と2回法の成功率は、やはり2回法の方が良いのでしょうか?
それとも、今は1回法の方が主流になってきているのでしょうか?


ちなみに、2回法でインプラントをする場合、私が普段通っている歯医者に入れ歯を装着するために、抜歯後、そちらの歯医者に再度いかなければ行けません。
そういった手間を考えると、1回法の方が良い気もします。

また、インプラント手術後、最終的なクラウンの装着も、元の普段通っている歯医者に戻って装着してもらうということになるそうです。


日本と多少システムが違うようです。

ご意見いただけると助かります。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-05-11 11:27:20
>私としては、失敗がすくなく、前歯なので見た目もきれいに治療できる方を選択したいと思っています。
>そちらの歯医者に再度いかなければ行けません。
>そういった手間を考える

インプラントの埋入に際し、仮に、患者側が1回法 or 2回法を選択できるものと仮定して、上記の記述は、ireba さんが何を優先したいのか、何か矛盾していませんか。

私だったら、自身で手術の手法云々を心配することよりも、最も信頼が出来る担当医に、その方が最も得意と考える手法をお任せするかと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: irebaさん
返信日時:2016-05-11 11:51:12
小林先生

ご回答ありがとうございます。
確かにおっしゃる通りです。

今まで2年間通っていた歯医者さんでは、これ以上の治療ができないとのことで、専門医を紹介されました。
こちらに来て、治療は、詰め物が外れたくらいで、今の歯医者で治療していただきました。

今回は、専門医を3人紹介されて、その中から話を聞いて選ぶという段階になっています。


私も『信頼できる歯医者』さんは、今まで通っていたところでは治療できないので、調べているところです。

1回法と2回法の違いとリスクなど、聞きたいと思って投稿しました。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-05-11 12:31:44
irebaさん、こんにちは。

前歯インプラント治療に関するご質問ですね。

1回法、2回法についてのご質問内容になっていますが、おそらくは抜歯即時インプラント埋入か、通常のインプラント埋入かという治療方法のことかと思います。


通常のインプラント埋入法
抜歯 -->4カ月〜6カ月待つ-->インプラントを埋入手術-->4カ月〜6カ月待つ-->インプラント二次手術-->印象-->最終クラウンを装着

抜歯即時インプラント埋入法
抜歯と同時にインプラント埋入手術-->4カ月〜6カ月待つ-->インプラント二次手術-->印象-->最終クラウンを装着


歯の状態にもよりますが、インプラントの抜歯即時埋入は抜歯後の骨吸収を防ぐとともに、抜歯後の治癒に適した血液が供給されている状態のためインプラントの骨との結合にも有利になると考えられます。

ですので、可能であれば抜歯即時埋入を選択することが多いです。
施術にあたってはドクターの経験、技術によりますので担当の先生とご相談してください。



また、インプラント治療の1回法、2回法とは以下のようになります。

2回法はインプラント埋入時に骨内のインプラント体のみの埋入手術とし、骨面、インプラント埋入部を歯肉で覆い縫合し、骨結合後に2次手術を行いインプラント体頭部を露出し、アバットメント(土台)と上部構造(クラウン)の印象に進む方法です。

1回法はインプラント埋入時にアバットメント(土台)と一体化したインプラント体の埋入手術を行い、歯肉からアバットメント(土台)が露出した状態で歯肉を縫合し、骨結合後にそのまま上部構造(クラウン)の印象に進む方法です。


通常上顎前歯のインプラント治療であれば、抜歯即時インプラント埋入、通常のインプラント埋入ともに2回法で行います。



>また、インプラント手術後、最終的なクラウンの装着も、元の普段通っている歯医者に戻って装着してもらうということになるそうです。

この歯科医はインプラント埋入という外科処置と、クラウンの作製という補綴処置を別々の歯科医で分担して行っているようですね。

インプラント埋入は最終的なクラウンの位置、形態を考慮して行うので、それぞれの歯科医の間で共通のコミュニケーションがとれていないとトラブルの元になりますし、トラブルになった場合どちらの歯科医の責任になるかなども複雑になる可能性があるので注意してください。


ご参考まで。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: irebaさん
返信日時:2016-05-12 13:24:25
秋馬先生、

ありがとうございます。
1回法、2回法と、抜歯即時インプラント埋入か、通常のインプラント埋入を誤解していました。

ご説明いただいた通りです。


抜歯即時インプラント埋入で、1日で仮歯までできるというのは、あり得ることなのですね。

この専門医は、インプラントの治療だけを行っているようです。
最終的なクラウンもこの専門医が作り、出来上がったクラウンをいつも通っている歯医者に送り、装着してもらうようです。

また、こちらでは、歯医者でも、普通のファミリードクターのようなシステムになっているようです。


通いなれてる歯医者で、たまたまインプラントも治療しているというところも、まれにあるようですが、ほとんどが、インプラント専門医に紹介や、自分で探すなどして、最終的なクラウンの装着は元のファミリーデンティストが診るようです。

私も今回このような治療は初めてなので、戸惑っています。


参考になりました。
ありがとうございます。



タイトル インプラント、1回法か2回法か?(カナダ)
質問者 irebaさん
地域 海外
年齢 47歳
性別 女性
職業 会社員(事務系)
カテゴリ インプラント治療法
カナダ
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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