怪我でダメージを受けた上前歯５本の今後の治療について
相談者：
ぁぃさん (43歳：女性)
投稿日時：2016-07-10 23:56:26
初めてのご相談です。
今までは虫歯などの治療歴なし。
歯並びも問題なし。
１ヶ月前に怪我で左顔面を強打し上の前歯５本にダメージを受けました。
上の左２番は破損で歯根だけが僅かに残り（しかも本来と位置がずれています）、隣の左１番は脱臼したのを固定しています。
痛みは左１〜３、右の１と２にあり、バイタル検査では左１と３が ノンバイタル。
痛みのあるところも今後の神経のバイタルには不安があります。
そのためブリッジは即決できません。
インプラントには抵抗があるため、何とか左２の歯根を矯正か外科処置で定位置に戻し、差し歯にして様子を見たいと希望しておりますが、神経が死んでいるので意味があるのかも迷いで、、、。
何か良い方法はございますでしょうか。
ご意見をお願いいたします。
今までは虫歯などの治療歴なし。
歯並びも問題なし。
１ヶ月前に怪我で左顔面を強打し上の前歯５本にダメージを受けました。
上の左２番は破損で歯根だけが僅かに残り（しかも本来と位置がずれています）、隣の左１番は脱臼したのを固定しています。
痛みは左１〜３、右の１と２にあり、バイタル検査では左１と３が ノンバイタル。
痛みのあるところも今後の神経のバイタルには不安があります。
そのためブリッジは即決できません。
インプラントには抵抗があるため、何とか左２の歯根を矯正か外科処置で定位置に戻し、差し歯にして様子を見たいと希望しておりますが、神経が死んでいるので意味があるのかも迷いで、、、。
何か良い方法はございますでしょうか。
ご意見をお願いいたします。
回答1
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時：2016-07-11 09:28:04
おはようございます。
顔面を強打して左上２番が折れてしまったようですね、どの程度歯根が残っているかで対応は違ってくると思います。
もし残せる可能性があるならエクストルージョンをすることになりそうです。
歯を折った方 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1546
顔面を強打して左上２番が折れてしまったようですね、どの程度歯根が残っているかで対応は違ってくると思います。
もし残せる可能性があるならエクストルージョンをすることになりそうです。
歯を折った方 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1546
相談者からの返信相談者：
ぁぃさん
返信日時：2016-07-12 05:01:25
小林先生、山田先生、お返事ありがとうございます。
>歯髄の保存可否か抜歯か、、、
抜歯をせずに残せる可能性を伺いに６医院ほどご意見を頂戴しに訪れましたが、骨や歯茎、歯根自体の陥没もありなかなか難しいようで、抜歯をしない方法を考えてくださる先生はその内のお二人だけです。
>エクストルージョンすることに、、、
エクストルージョンするのに、すぐ隣の（左１）が脱臼固定の状態で可能なものでしょうか？
追加質問ですが、左２がもし抜歯となった場合、バイタルが不安定な両端（しかも片方は脱臼して固定している歯で恐らくノンバイタルは確実）を土台に、ブリッジをすることは、将来的に再度処置をしなおす確率は高いのでしょうか？
宜しくお願い致します。
>歯髄の保存可否か抜歯か、、、
抜歯をせずに残せる可能性を伺いに６医院ほどご意見を頂戴しに訪れましたが、骨や歯茎、歯根自体の陥没もありなかなか難しいようで、抜歯をしない方法を考えてくださる先生はその内のお二人だけです。
>エクストルージョンすることに、、、
エクストルージョンするのに、すぐ隣の（左１）が脱臼固定の状態で可能なものでしょうか？
追加質問ですが、左２がもし抜歯となった場合、バイタルが不安定な両端（しかも片方は脱臼して固定している歯で恐らくノンバイタルは確実）を土台に、ブリッジをすることは、将来的に再度処置をしなおす確率は高いのでしょうか？
宜しくお願い致します。
回答3
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時：2016-07-12 08:16:03
ご相談ありがとうございます。
とても困難な状況のようですね。
＞エクストルージョンするのに、すぐ隣の（左１）が脱臼固定の状態で可能なものでしょうか？
可能です。
一般的には、矯正用の小さいインプラントを使う方法もありえるからです。
位置もずれているんであれば矯正治療は重要になりそうです。
外科的な処置は速いという利点はありますが、根の活性化を失ってしまうリスクも伴います。
＞ブリッジをすることは、将来的に再度処置をしなおす確率は高いのでしょうか？
その準備は必要です。
事故が起きたのですから、ふつうの治療とは違い用心する計画が必要です。
＞左２がもし抜歯となった場合、
いろいろ不安定な両端であれば、ブリッジの設計も重要です。
固定式部分入れ歯というブリッジに似た方法があり、その中でもとくにブリッジの支えを両側の歯を使わず片側だけを使う方法が有力です。
両側が健康な場合も片側だけで固定する固定式部分入れ歯は、ヨーロッパでは長期間成功するため第一選択肢です。
今回、両端の歯が不安定な場合はとくに段階的な第一歩としても有効かもしれません。
検査・診断が必要でしょう。
とても困難な状況のようですね。
＞エクストルージョンするのに、すぐ隣の（左１）が脱臼固定の状態で可能なものでしょうか？
可能です。
一般的には、矯正用の小さいインプラントを使う方法もありえるからです。
位置もずれているんであれば矯正治療は重要になりそうです。
外科的な処置は速いという利点はありますが、根の活性化を失ってしまうリスクも伴います。
＞ブリッジをすることは、将来的に再度処置をしなおす確率は高いのでしょうか？
その準備は必要です。
事故が起きたのですから、ふつうの治療とは違い用心する計画が必要です。
＞左２がもし抜歯となった場合、
いろいろ不安定な両端であれば、ブリッジの設計も重要です。
固定式部分入れ歯というブリッジに似た方法があり、その中でもとくにブリッジの支えを両側の歯を使わず片側だけを使う方法が有力です。
両側が健康な場合も片側だけで固定する固定式部分入れ歯は、ヨーロッパでは長期間成功するため第一選択肢です。
今回、両端の歯が不安定な場合はとくに段階的な第一歩としても有効かもしれません。
検査・診断が必要でしょう。
回答4山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時：2016-07-12 09:31:17
おはようございます。
＞エクストルージョンするのに、すぐ隣の（左１）が脱臼固定の状態で可能なものでしょうか？
診察してみないことには何とも言えませんが、固定源を増やせば可能かもしれません。
＞、バイタルが不安定な両端（しかも片方は脱臼して固定している歯で恐らくノンバイタルは確実）を土台に、ブリッジをすることは、将来的に再度処置をしなおす確率は高いのでしょうか？
骨植がしっかりして根管治療がうまくできていればそれほど心配はないと思いますが、結局治療それぞれの工程が必要にして十分できていてほしいと思います。
＞エクストルージョンするのに、すぐ隣の（左１）が脱臼固定の状態で可能なものでしょうか？
診察してみないことには何とも言えませんが、固定源を増やせば可能かもしれません。
＞、バイタルが不安定な両端（しかも片方は脱臼して固定している歯で恐らくノンバイタルは確実）を土台に、ブリッジをすることは、将来的に再度処置をしなおす確率は高いのでしょうか？
骨植がしっかりして根管治療がうまくできていればそれほど心配はないと思いますが、結局治療それぞれの工程が必要にして十分できていてほしいと思います。
回答5
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時：2016-07-12 12:37:37
エクスントルージョンは有効な手段の一つですが、加えて、上の前歯のケースには、意図的再植（抜歯→１８０°回転→再植）が非常に役立つ場合があります。
バイタル/ノンバイタルは、あまり信頼し過ぎないようにされたら良いと思いますよ。
バイタル/ノンバイタルは、あまり信頼し過ぎないようにされたら良いと思いますよ。
相談者からの返信相談者：
ぁぃさん
返信日時：2016-07-12 19:24:29
さがら先生、山田先生、藤森先生。
ご回答ありがとうございます。
色んな方法が有ることがわかり、安心致しました。
まずは「自分のもの」を生かすことを最優先に、治療とケアをしていきたいと思います。
また疑問がわきましたらご質問させていただくかもしれません。
まずはありがとうございました。
（まだ「解決」には至りませんので、このまま置かせていただきます。）
ご回答ありがとうございます。
色んな方法が有ることがわかり、安心致しました。
まずは「自分のもの」を生かすことを最優先に、治療とケアをしていきたいと思います。
また疑問がわきましたらご質問させていただくかもしれません。
まずはありがとうございました。
（まだ「解決」には至りませんので、このまま置かせていただきます。）
相談者からの返信相談者：
ぁぃさん
返信日時：2016-07-13 06:46:00
気になることがあり、ご質問させていただきます。
ある先生からの治療計画の説明で
@エクストルージョンして経過を待ち
A再生の為の外科処置を行い
B回復を待って被せものの処置。
というご提案をいだきました。
再生手術にエムドゲインゲルの使用を提示されているのですが、、、
治療症例を目の当たりにされている歯科医の先生方からご覧になって、その効果性やその後の経過はいかがでしょうか。
※美容業界ではコラーゲンも、安全性や効果性を考慮し、動物由来から魚由来に切り替わって久しいのですが、歯の再生医療においては今もこの素材がベストでしょうか。
また再生の手術は必須でしょうか。
もちろん外傷のため歯茎も骨も後退はしています。
率直なご意見を頂戴できるとありがたいです。
宜しくお願い致します。
ある先生からの治療計画の説明で
@エクストルージョンして経過を待ち
A再生の為の外科処置を行い
B回復を待って被せものの処置。
というご提案をいだきました。
再生手術にエムドゲインゲルの使用を提示されているのですが、、、
治療症例を目の当たりにされている歯科医の先生方からご覧になって、その効果性やその後の経過はいかがでしょうか。
※美容業界ではコラーゲンも、安全性や効果性を考慮し、動物由来から魚由来に切り替わって久しいのですが、歯の再生医療においては今もこの素材がベストでしょうか。
また再生の手術は必須でしょうか。
もちろん外傷のため歯茎も骨も後退はしています。
率直なご意見を頂戴できるとありがたいです。
宜しくお願い致します。
回答6小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時：2016-07-13 07:37:35
抜歯をしない方法を考えてくださる先生がお二方いらっしゃるとのことですが、その一方の先生からの提案なのでしたら、他方の先生に相談なさってみるのも一法かもしれません。
ただ、少なくとも４人もの歯科医師が、抜歯が相当と判断しているのでしたら、過度な期待は禁物かと思います。
ただ、少なくとも４人もの歯科医師が、抜歯が相当と判断しているのでしたら、過度な期待は禁物かと思います。
相談者からの返信相談者：
ぁぃさん
返信日時：2016-07-14 12:10:22
小林先生、ご回答ありがとうございます。
何とか可能性にかけて、前向きに取り組んでいきたいと思います。
ありがとうございました。
何とか可能性にかけて、前向きに取り組んでいきたいと思います。
ありがとうございました。
回答7藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時：2016-07-14 12:28:15
＞再生の為の外科処置
何の再生なのでしょうかね？
何の再生なのでしょうかね？
相談者からの返信相談者：
ぁぃさん
返信日時：2016-07-15 07:50:01
>藤森先生
再生については
@エクストルージョンして経過を待ち
A再生の為の外科処置を行い
B回復を待って被せものの処置。
上記Aの行程で、牛骨の移植をし、さらにエムドゲインゲルを使用して、骨と歯茎の再生を図るというご提案でした。
ただしCTから歯根の内側にエナメル質の破片が入っていることがわかり、恐らく事故当時に入り込んだもので、感染源になっていると懸念があります。
ちなみに別の医院ではCTからの第一所見で、折れて食い込んでいる左２歯の外側に骨が見られないため、外科処置はしますが回復については試してみないとわからない、とのことでした。
回答３でさがら先生がおっしゃってましたが、私自身としてもまず外科処置よりエクストルージョンをしてからの方が、再生に関しては経過が良いような印象を持っております。
再生に関しては、先生方のご意見がうかがえるとありがたいです。
再生については
@エクストルージョンして経過を待ち
A再生の為の外科処置を行い
B回復を待って被せものの処置。
上記Aの行程で、牛骨の移植をし、さらにエムドゲインゲルを使用して、骨と歯茎の再生を図るというご提案でした。
ただしCTから歯根の内側にエナメル質の破片が入っていることがわかり、恐らく事故当時に入り込んだもので、感染源になっていると懸念があります。
ちなみに別の医院ではCTからの第一所見で、折れて食い込んでいる左２歯の外側に骨が見られないため、外科処置はしますが回復については試してみないとわからない、とのことでした。
回答３でさがら先生がおっしゃってましたが、私自身としてもまず外科処置よりエクストルージョンをしてからの方が、再生に関しては経過が良いような印象を持っております。
再生に関しては、先生方のご意見がうかがえるとありがたいです。
回答8藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時：2016-07-15 14:42:55
今、どのような状況で、これからどのような治療になるのか、、の推測が出来ません。
すみません。
すみません。
相談者からの返信相談者：
ぁぃさん
返信日時：2016-07-16 09:14:03
| タイトル | 怪我でダメージを受けた上前歯５本の今後の治療について |
|---|---|
| 質問者 | ぁぃさん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 43歳 |
| 性別 | 女性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
歯が割れた・折れた・欠けた 補綴関連 歯をぶつけた(歯の打撲・外傷) |
| 回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
