[写真あり] 矯正予定、歯肉が下がっている八重歯
相談者:
omame3さん (30歳:女性)
投稿日時:2016-08-20 22:50:25
質問を読んで頂いて、ありがとうございます。
現在、歯科矯正をする為に幾つかの医院で相談をさせていただいており、そこで気になった事を質問させていただきたいと思います。
現在の状況は、右上3番がひどい八重歯で、全く噛み合わせに参加できておらず、右上1番の後ろに、2番が重なっています。
顎が小さい為、4本抜歯での矯正になると、どちらの医院でも言われています。
また、右上3番の犬歯がかなり歯肉が上がってしまっているので、犬歯を抜歯しての矯正になると2つの医院で提案されました。
私自身、かなり歯肉のことは気になっていたので、3番抜歯は諦めていたのですが、今日相談をさせて頂いた医院では、3番は抜かずに4番を抜歯して、5番の方へ後退させれば歯肉も、少し戻るとの御意見でした。
ただ今まで、歯列矯正をすると逆に歯肉が下がってしまうイメージだったので、歯肉の下がっている歯を矯正した場合、歯肉はどうなるのか、実際に歯科医の先生方は、どのようなケースが多いと感じてらっしゃるのかお伺いしたく、質問させて頂きました。
また、歯肉が下がっている歯を動かすとぐらつきなどが出てしまわないか心配です。
先生方の御意見を頂いければ、幸いです。
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現在、歯科矯正をする為に幾つかの医院で相談をさせていただいており、そこで気になった事を質問させていただきたいと思います。
現在の状況は、右上3番がひどい八重歯で、全く噛み合わせに参加できておらず、右上1番の後ろに、2番が重なっています。
顎が小さい為、4本抜歯での矯正になると、どちらの医院でも言われています。
また、右上3番の犬歯がかなり歯肉が上がってしまっているので、犬歯を抜歯しての矯正になると2つの医院で提案されました。
私自身、かなり歯肉のことは気になっていたので、3番抜歯は諦めていたのですが、今日相談をさせて頂いた医院では、3番は抜かずに4番を抜歯して、5番の方へ後退させれば歯肉も、少し戻るとの御意見でした。
ただ今まで、歯列矯正をすると逆に歯肉が下がってしまうイメージだったので、歯肉の下がっている歯を矯正した場合、歯肉はどうなるのか、実際に歯科医の先生方は、どのようなケースが多いと感じてらっしゃるのかお伺いしたく、質問させて頂きました。
また、歯肉が下がっている歯を動かすとぐらつきなどが出てしまわないか心配です。
先生方の御意見を頂いければ、幸いです。
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回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2016-08-21 01:08:18
こんばんは。
八重歯で歯肉の退縮があるため犬歯を移動させた場合どうなるかとのことですが、そもそも歯肉が退縮したのはオーバーブラッシングが原因なので歯磨圧を適切にしないことには解決にはなりません。
omame3さんの場合犬歯がアーチからはみ出しているため普通に磨いていても他の歯に比べて歯ブラシがが強くあたっているので歯肉も他と比べて擦ってしまったのです。
一度鏡をじっくり見て歯肉のすり減り方と歯ブラシの当たり方を比べてみてください、強く当たっているところの歯肉がすり減っているのに気づくと思います。
ちなみにその前の側切歯は内側に生えているため歯ブラシがほとんど当たりません、ですから歯肉がすり減っていないのです、しかし全体的にはかなりのオーバーブラッシングだと思います。
おそらく歯を大事にしたいと思うあまり一生懸命歯磨きをなさっているのではないでしょうか、歯を大事にしたいと思っている女性に多いタイプのオーバーブラッシングだと思います。
根本的な解決方法は歯磨き技術の習得です、つまり歯や歯肉を傷つけることなく歯をきれいに磨けるようになることです。
オーバーブラッシング http://www.yamadashika.jp/prevent08.html
著しい歯肉の退縮 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=676
矯正するにあたって犬歯を残した場合どうなるか心配なさっているようですが動揺することはないと思います。
矯正治療で犬歯を歯列内に誘導すれば歯ブラシが強く当たらなくなってくるので今までのようにすり減り続けることはないと思います、しかし歯磨圧を減らさないことには多かれ少なかれ歯肉の退縮は起きると思います。
写真からうかがえることは全体的にはかなりの力の入れすぎがあって歯肉の退縮が認められます、できたら歯磨きのことを熟知した歯科医や歯科衛生士に歯磨き指導を受けられるのがいいと思います。
毛先磨き http://www.yamadashika.jp/prevent08.html#kesaki
八重歯で歯肉の退縮があるため犬歯を移動させた場合どうなるかとのことですが、そもそも歯肉が退縮したのはオーバーブラッシングが原因なので歯磨圧を適切にしないことには解決にはなりません。
omame3さんの場合犬歯がアーチからはみ出しているため普通に磨いていても他の歯に比べて歯ブラシがが強くあたっているので歯肉も他と比べて擦ってしまったのです。
一度鏡をじっくり見て歯肉のすり減り方と歯ブラシの当たり方を比べてみてください、強く当たっているところの歯肉がすり減っているのに気づくと思います。
ちなみにその前の側切歯は内側に生えているため歯ブラシがほとんど当たりません、ですから歯肉がすり減っていないのです、しかし全体的にはかなりのオーバーブラッシングだと思います。
おそらく歯を大事にしたいと思うあまり一生懸命歯磨きをなさっているのではないでしょうか、歯を大事にしたいと思っている女性に多いタイプのオーバーブラッシングだと思います。
根本的な解決方法は歯磨き技術の習得です、つまり歯や歯肉を傷つけることなく歯をきれいに磨けるようになることです。
オーバーブラッシング http://www.yamadashika.jp/prevent08.html
著しい歯肉の退縮 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=676
矯正するにあたって犬歯を残した場合どうなるか心配なさっているようですが動揺することはないと思います。
矯正治療で犬歯を歯列内に誘導すれば歯ブラシが強く当たらなくなってくるので今までのようにすり減り続けることはないと思います、しかし歯磨圧を減らさないことには多かれ少なかれ歯肉の退縮は起きると思います。
写真からうかがえることは全体的にはかなりの力の入れすぎがあって歯肉の退縮が認められます、できたら歯磨きのことを熟知した歯科医や歯科衛生士に歯磨き指導を受けられるのがいいと思います。
毛先磨き http://www.yamadashika.jp/prevent08.html#kesaki
相談者からの返信
相談者:
omame3さん
返信日時:2016-08-21 10:54:42
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-08-21 11:14:10
こんにちは。
矯正治療を行えば犬歯は骨上に入ってきますから歯茎のラインもかなり戻ってくる場合が多いですよ。
もちろん、反対側と同じラインには戻る事はありませんが八重歯が歯列に収まってくれることでお口も閉じやすくなりますから、口唇ラインも変わってくれ犬歯の歯茎ラインがあまり目立たなくなることも想像できます。
ただ、現実には担当医にしっかり予測してもらわないとこの写真1枚では確かな回答はまったく期待出来ないと思われておくとよいでしょう。
最終的に出来るだけ左右対称を目指されるのでしたら犬歯を歯列に引き込むことを目指してもらったほうがよいようにも思います。
しっかり精密検査の結果を持っている担当の歯科医にお尋ねになってくださいね。
>@矯正で、更に歯肉が下がってしまう事がないか
骨が基準でそこからの歯茎の位置ということになりますから骨をしっかりつけておけば歯茎はこれ以上下がらないのが普通だと思います。
>A矯正で移動した事により、ぐらつきが出てきたりしまわないか
ぐらつきですか?矯正治療中と矯正後2年間はぐらつきますよ。
ぐらついてくれないと歯は動かせません(骨の改造を行うわけですから)その後、歯列が安定すると骨が正常にリモデリング(毎日毎日作り変えられる生理活動)を獲得できるように咬合が安定するはずですからまったくぐらつくことはなくなるでしょう。
犬歯の歯根で見えているところ(露出しているところ)は歯根のごく僅かです。
犬歯の歯根はとても長いので。
Bこれほど歯肉が下がっている犬歯でも残す価値があるのか
残す価値は大きいと考えますが正しいことは実際に診断した歯科医にしかわかりません。
そのために精密な検査を行うはずです。
オーバーブラッシングは歯がガタガタだと局所的にブラシ圧が強くなりますから条件が悪いのである程度しょうがないですよね。
綺麗な歯列になれば歯磨きの難易度は低くなります。
矯正治療期間は大変ですけど頑張ってください。
矯正治療を行えば犬歯は骨上に入ってきますから歯茎のラインもかなり戻ってくる場合が多いですよ。
もちろん、反対側と同じラインには戻る事はありませんが八重歯が歯列に収まってくれることでお口も閉じやすくなりますから、口唇ラインも変わってくれ犬歯の歯茎ラインがあまり目立たなくなることも想像できます。
ただ、現実には担当医にしっかり予測してもらわないとこの写真1枚では確かな回答はまったく期待出来ないと思われておくとよいでしょう。
最終的に出来るだけ左右対称を目指されるのでしたら犬歯を歯列に引き込むことを目指してもらったほうがよいようにも思います。
しっかり精密検査の結果を持っている担当の歯科医にお尋ねになってくださいね。
>@矯正で、更に歯肉が下がってしまう事がないか
骨が基準でそこからの歯茎の位置ということになりますから骨をしっかりつけておけば歯茎はこれ以上下がらないのが普通だと思います。
>A矯正で移動した事により、ぐらつきが出てきたりしまわないか
ぐらつきですか?矯正治療中と矯正後2年間はぐらつきますよ。
ぐらついてくれないと歯は動かせません(骨の改造を行うわけですから)その後、歯列が安定すると骨が正常にリモデリング(毎日毎日作り変えられる生理活動)を獲得できるように咬合が安定するはずですからまったくぐらつくことはなくなるでしょう。
犬歯の歯根で見えているところ(露出しているところ)は歯根のごく僅かです。
犬歯の歯根はとても長いので。
Bこれほど歯肉が下がっている犬歯でも残す価値があるのか
残す価値は大きいと考えますが正しいことは実際に診断した歯科医にしかわかりません。
そのために精密な検査を行うはずです。
オーバーブラッシングは歯がガタガタだと局所的にブラシ圧が強くなりますから条件が悪いのである程度しょうがないですよね。
綺麗な歯列になれば歯磨きの難易度は低くなります。
矯正治療期間は大変ですけど頑張ってください。
相談者からの返信
相談者:
omame3さん
返信日時:2016-08-22 08:09:16
タイトル | [写真あり] 矯正予定、歯肉が下がっている八重歯 |
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質問者 | omame3さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 その他(写真あり) 歯茎が下がった(歯肉退縮) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。